アスモデウスとは?どんな悪魔?

神話・歴史・伝承

どうも、ちょげ(@chogetarou)です。

「アスモデウスはどんな悪魔なの?」
「アスモデウスについて知りたい」
「アスモデウスは、何を司っている?」
という人に向けて、この記事では、悪魔アスモデウスについて解説します。

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アスモデウスとは

アスモデウスは、キリスト教やユダヤ教の「色欲(情欲)」の悪魔で、ソロモン72柱の悪魔のひとりです。

また、アスモデウスは、『トビト記』や『ソロモン王の遺言』などに登場します。

名前の意味

アスモデウスの名前の意味は、「激怒(あるいは情欲)の悪魔」です。

アスモデウスの名前は、アエーシュマ・デーヴァ(aēšma-daēva)が語源です。

このアエーシュマ・デーヴァ(aēšma-daēva)は、「激怒(あるいは情欲)の悪魔」を意味しています。

なので、アスモデウスの名前の原義は、「激怒(あるいは情欲)の悪魔」だと考えられます。

アスモデウスの名前は、「破壊」を意味するという説もあります。

姿(見た目)

デウスの見た目には、次のような特徴があります。

  • 「羊」「人間」「牛」の3つの頭を持つ
  • 鶏の足
  • ヘビの尾
  • ドラゴンに乗っている
  • 王冠、軍旗、槍などを持つ

アスモデウスの姿は禍々しく、持ち物は王のようなものです。

また、アスモデウスの頭は、口から火を吐くとされています。

『トビト記』

ラファエル

『トビト記』で、アスモデウスは、サラという女性に取り憑き、彼女が嫁いだ7人の夫を殺します。

サラは、トビトの息子トビアと結婚することになります。

トビアは、サラとの初夜に、大天使ラファエルの助言に従い、香を焚き、魚の内臓(心臓や肝臓)をいぶします。

アスモデウスは、魚をいぶした煙で追い払われ、逃げた先でラファエルに捕まり幽閉されます。

天使の階級

アスモデウスが天使の時の階級は、ケルビム(智天使)です。

一説では、アスモデウスは、元々は天使で、堕落して悪魔になったとされています。

その説では、アスモデウスの天使時代の階級は、ケルビム(智天使)だとされています。

ケルビム(智天使)は天使の上から2番目の階級で、アスモデウスはかなり強い悪魔です。

まとめ

アスモデウスは、キリスト教やユダヤ教の「色欲(情欲)」の悪魔で、ソロモン72柱の悪魔のひとりです。

また、アスモデウスは、『トビト記』や『ソロモン王の遺言』などに登場します。

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