アメノウズメとは?どんな神様?

神話・歴史・伝承

どうも、ちょげ(@chogetarou)です。

アメノウズメは、古事記や日本書紀に登場する神です。

このアメノウズメは、どのような神様なのでしょうか?

「アメノウズメについて知りたい」
「アメノウズメはなんの神様?」
「アメノウズメの神話を知りたい」
という人に向けて、アメノウズメを解説します。

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アメノウズメとは

アメノウズメ(天鈿女、天宇受賣命)は、芸能の神で、猿女氏の祖神です。

名前の意味

アメノウズメ(天鈿女)の名前の意味は、「髪飾りをした女」です。

「アメノ(天)」は高天原の神につくことがある名称です。

ウズ(鈿)」には、「かんざし」、「メ(女)」は女性という意味があります。

なので、アメノウズメの名前の意味は、「髪飾りをした女」です。

名前の解釈については、諸説あります。

アメノウズメは、神を祭る儀式で髪飾りをした女性の神格化だともされています。

なんのかみ?

アメノウズメ(天宇受賣命、天鈿女)は、芸能」の神です。

アメノウズメは、元々は神事の芸(神楽など)に関する神でした。

そこから様々な芸能の神となります。

ご利益

アメノウズメの神社には、芸能上達のご利益があります。

アメノウズメの夫は、サルタビコです。

アメノウズメは、結婚後、サルタビコの名を頂き、猿女を名乗ります。

神話

アメノウズメは、神話では、天岩戸隠れと天孫降臨に登場します。

天岩戸隠れ

アマテラスの弟スサノオは、高天原でやりたい放題に過ごした。

高天原を治めるアマテラスは、スサノオの暴挙を止めることができなかった。

ある日、スサノオは、機織りの女を死なせてしまった。

アマテラスは、とうとうスサノオの蛮行に耐えられなくなり、天岩戸に引きこもってしまった。

アマテラスが引きこもったことで、太陽が出なくなり、神々は困り果てた。

オモイカネは、アマテラスを天岩戸から引っ張り出す作戦を考えた。

オモイカネの作戦で、まず、アメノウズメが天岩戸の前で踊り始めました。

アメノウズメは、次第に高揚していき、その踊りも激しくなっていった。

アメノウズメの衣服がはだけ始め、彼女の乳房と女陰があらわになったが、彼女は踊り続けた。

神々は、アメノウズメのあまりに卑猥な踊りを見て、大笑いや叫声をあげ盛り上がった。

神々の声を聞いたアマテラスは、外の様子が気になり、天岩戸を少し開けた。

その瞬間、近くに控えていたアメノタヂカラオが天岩戸をどかし、アマテラスを引っ張り出した。

アメノウズメとアメノタヂカラオの活躍で、アマテラスは、天岩戸からでることになった。

天孫降臨

天孫ニニギは、地上に降り立つことになります。

地上に降りる途中、ニニギの前にサルタビコが現れます。

ニニギに付き従っていたアメノウズメは、突然現れたサルタビコ(猿田彦)に対応します。

そして、サルタビコがニニギを先導することになります。

その後、先導し終えたサルタビコはニニギたちと別れ、アメノウズメはニニギの命でサルタビコに仕えます。

まとめ

アメノウズメ(天鈿女、天宇受賣命)は、芸能の神で、猿女君とも呼ばれます。

アメノウズメは、天岩戸隠れと天孫降臨に登場し、天岩戸隠れでは大活躍します。

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