[古事記]「国うみ」のあらすじ

神話・歴史・伝承
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あらすじ

イザナキとイザナミは、偉い神様に国を作るように命じられます。

2人は偉い神に天の沼矛(あまのぬぼこ)という矛を渡され、国海を始めます。

まず、2人は天の沼矛で海をぐるぐるとかき混ぜまず。

すると、国土が固まっていき「オノゴロ島」ができました。

その後、2人はオノゴロ島に宮殿を作り、その中で国うみを再開します。

今度は、2人が契りを交わすことで国を生もうとするのですが、失敗してしまいます。

国うみは続けられるのかと2人は不安に思います。

ここで、偉い神が2人に助言をしました。

この助言に従い国うみを再開すると、ちゃんとした国が生まれるようになります。

そして、いくつもの国が生まれ、今の日本列島ができました。

小話

2人が最初の契りを課した時に失敗したのは、契りの最初の声かけを女性のイザナミからしたせいだとされています。

偉い神さまが男性のイザナキから声をかけるようにという助言をし、イザナキから声をかけるようにしたことで国うみはうまく行きます。

これは、「男が女をリードする」という考えから来ていたと言われています。

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