どうも、ちょげ(@chogetarou)です。
この記事では、古事記と日本書紀の神話に関する違いについて解説します。
違い
古事記と日本書紀の違いは、量と内容です。
量
まず、「古事記」と「日本書紀」では、神話の量が圧倒的に違います。
古事記は全体の3分の1を神話が占めています。
これに対して、日本書紀は全体の8分の1しか神話がありません。
日本書紀では、神話ではなく、天皇の系譜や歴史について多く書かれています。
内容

神話自体の内容も違っています。
日本書紀は、神話内容をいくつか省いています。
例えば、「因幡の白兎」や「オオクニヌシ」のような「出雲神話」は、ほとんどカットされています。
いくつか神話が記されていないのは、ヤマト政権の支配の強さを外国に伝えるためです。
ヤマト政権が負けていた話、苦戦していた話なんかは、支配体制を印象付けられないので、わざとなくしたのです。
まとめ
「記紀」の神話は、その量と内容が違っています。
古事記の方が神話を多く記していて、日本書紀は支配体制の強さが分かるような神話だけにしています。
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