どうも、ちょげ(@chogetarou)です。
日本の歴史書といったら、よく「古事記」と「日本書紀」と言われています。
どっちも歴史書なんですが、読んだことない人からしたら同じように思えてしまいます。
一体何が違うのでしょうか?
どこ向けか

違いはどこに向けて書かれているかです。
「古事記」は日本国内に向けてかれていて、「日本書紀」は外国に向けて書かれています。
それにともなって内容も異なっています。
古事記は神話が多く、天皇が神々の子孫であることを強調して書かれています。
当時の日本国民に向けて、天皇の権威を伝えようとしたのです
これに対して「日本書紀」は、神話が少なく、大和政権の話を多く書いています。
というのも、日本書紀は外国に向けて「日本の支配体制はすごいぞ」と伝えようとしていたのです。
まとめ
古事記は日本、日本書紀は外国に向けて書かれています。
それにともなって、内容も変わっています。
つまり、古事記と日本書紀は目的がそもそもの「違い」になります。
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