「今持っているカシオの電子辞書で韓国語の勉強がしたい」
「韓国語のコンテンツを追加するにはどうすればいい?」
「そもそも自分の機種は追加に対応しているの?」
こんな疑問を持っている方に向けて、カシオの電子辞書EX-word(エクスワード)シリーズへの韓国語追加コンテンツについて、対応機種・収録内容・追加手順を詳しく解説します。
カシオ電子辞書の韓国語コンテンツ追加 概要
カシオのEX-wordシリーズは、購入時に収録されていないコンテンツを後から追加する「コンテンツプラス」機能に対応しています。
韓国語の辞書・参考書を含む追加コンテンツが用意されているため、英語や日本語モデルを持っている人でも韓国語を使えるようにすることが可能です。
ただし、追加の方法と対応シリーズが機種によって異なります。
まず自分の電子辞書のシリーズを確認することが最初のステップです。
【重要】追加方法は機種のシリーズで変わる
追加コンテンツの方式は、お使いの電子辞書のシリーズによって以下のように分かれます。
| シリーズ | 追加方法 |
|---|---|
| XD-SX / SV / SRシリーズ | ダウンロード版(インターネットから購入・転送) |
| XD-Z / G / Y / K / U / N / D / B / Aシリーズ | データカード版またはCD-ROM版 |
注意:データカード版・CD-ROM版は生産終了しています。
中古市場では流通していることがありますが、新品での購入はできません。
機種のシリーズはEX-wordの型番(例:XD-SR7600の「SR」の部分)で確認できます。
型番は電子辞書の背面または本体底部のシールに記載されています。
ダウンロード版 追加コンテンツ(XD-SX / SV / SRシリーズ)
現行の主流シリーズであるXD-SX / SV / SRシリーズでは、インターネット経由でコンテンツを購入・転送するダウンロード版に対応しています。
利用できる韓国語コンテンツ一覧
カシオの公式サイト(2025年3月現在)で提供されている韓国語関連のダウンロード版追加コンテンツは以下のとおりです。
| コンテンツ名 | 出版社 | 収録語数・内容 | 音声 |
|---|---|---|---|
| 韓日辞典 | 小学館 | 約110,000語 / 約65,000用例 / 図表約170点 | ネイティブ音声 約11,000語 |
| 日韓辞典 | 小学館 | — | あり |
| 文法中心 ゼロから始める韓国語 | 三修社 | 全10課 | 約600項目 |
| 口が覚える韓国語 | 三修社 | 600例文 | 600例文分 |
韓日辞典〈小学館〉は『朝鮮語辞典』の改訂新版で、政治・経済・文化・ITなどの新語を積極的に採用した内容です。
すべての見出し語に発音記号が付き、最重要語にはカタカナ発音も記載されているため、ハングルに不慣れな学習者にも使いやすい構成です。
口が覚える韓国語〈三修社〉は、文法は学んだが会話が苦手という人向けの口慣らし教材です。
文法項目ごとに10例文を繰り返して学ぶ方式で、音声も全例文分収録されています。
各コンテンツの価格はCASIO Educational Storeで確認してください(価格は変動することがあります)。
追加コンテンツの購入・転送手順
必要なもの:
- XD-SX / SV / SRシリーズのEX-word本体
- Windowsパソコン(macOSは非対応)
- USBケーブル(CB-20USB等)またはUSB-ACアダプター付属ケーブル
- CASIOアカウント(CASIO ID)
- クレジットカードなどの決済手段
STEP 1:専用ソフト「CASIO Educational Library」をインストールする
カシオ公式サポートページから専用ソフトをダウンロードし、Windowsパソコンにインストールします。
STEP 2:CASIO IDを取得する
CASIO IDをまだ持っていない場合は取得します。
すでに持っている場合はこの手順を省略できます。
STEP 3:電子辞書を専用ソフトに登録する
「CASIO Educational Library」に、お使いの電子辞書を製品登録します。
USBケーブルで電子辞書とパソコンを接続した状態で行います。
STEP 4:コンテンツを購入・登録する
CASIO Educational Library上からCASIO Educational Storeにアクセスし、目的の韓国語コンテンツを購入します。
シリアルカード(コンビニ等で販売されていた物理カード)をお持ちの場合は、シリアルコードを入力して登録することも可能です。
STEP 5:コンテンツを電子辞書に転送する
購入・登録したコンテンツを、接続した電子辞書に転送します。
内蔵メモリーに空きが不足している場合は、別売のmicroSDHCメモリーカードに転送することも可能です。
STEP 6:転送したコンテンツを使う
電子辞書のホーム画面から転送したコンテンツにアクセスします。
インストール直後から利用できます。
Wi-Fi接続(XD-SXシリーズのみ)
XD-SXシリーズでは、Wi-Fi接続によるコンテンツ転送にも対応しています。
USB接続なしで電子辞書単体からWi-Fiを使ってコンテンツを追加できます。
手順の詳細はカシオ公式サポートページを参照してください。
韓国語専用モデルという選択肢
韓国語を本格的に学ぶなら、最初から韓国語コンテンツを多数搭載した専用モデルを選ぶ方法もあります。
XD-SR7600(韓国語モデル)
韓国語専用モデルのXD-SR7600は、韓国語9コンテンツを含む合計72コンテンツを収録しています。
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 収録コンテンツ | 72コンテンツ(韓国語9コンテンツ含む) |
| ディスプレイ | 5.7型タッチパネル(5.2型 864×480ドット TFTカラー液晶) |
| キーボード | 2ボル式ハングル入力対応 |
| 手書き入力 | 対応(ハングル文字も手書き検索可能) |
| バッテリー | 単3形アルカリ乾電池2本、最長約130時間 |
| 本体サイズ | 幅157.5×高さ18.4×奥行101.0mm |
| 質量 | 約285g(電池込み) |
| 内蔵メモリー | 約200MB |
| 追加コンテンツ | コンテンツプラス対応(ダウンロード版) |
韓日辞典・日韓辞典・韓韓辞典(Dong-a)のほか、発音学習・会話表現・文法参考書なども標準搭載されており、学習から実務まで幅広く対応した構成です。
ハングルキーは2ボル式(子音と母音を組み合わせて入力する方式)が採用され、スマートフォンでの韓国語入力と同じ感覚で使えます。
XD-CV760(コンパクト韓国語モデル)
よりシンプルで持ち運びしやすいコンパクトモデルがXD-CV760です。
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 収録コンテンツ | 30コンテンツ(韓国語4コンテンツ含む) |
| 本体サイズ | 幅108.5×奥行87.0×高さ19.0mm(閉時) |
| キーボード | 2ボル式ハングル入力対応 |
| 英単語発音 | ネイティブ発音 約1.5万語収録 |
旅行や出張での携帯用途に向いた小型モデルです。
コンテンツ数はXD-SR7600より少ないですが、韓国語4コンテンツと基本的な英語・日本語辞書を搭載しています。
注意点:カシオは電子辞書の新規開発を中止
2025年2月、カシオは電子辞書の新規開発を中止することを発表しました(Impress Watch、2025年2月17日報道)。
市場の縮小を理由に、既存製品の生産・営業体制を大幅に縮小するとのことで、撤退ではなく「市場規模に合わせた生産を続ける」としています。
現時点では既存モデルの生産と追加コンテンツの販売は継続されていますが、今後のラインアップ拡充は見込みにくい状況です。
追加コンテンツが引き続き購入できる期間についても不透明なため、必要なコンテンツは早めに入手することをおすすめします。
最新の製品・コンテンツ情報はカシオ公式サイト(電子辞書)で確認してください。
自分の機種が対応しているか確認する方法
追加コンテンツが利用できるかは、型番で確認できます。
- 電子辞書の背面または底部シールで型番を確認する
- カシオ公式サポートページで対応シリーズを照合する
- ダウンロード版(XD-SX/SV/SR)か、データカード版対応機種かを判断する
データカード版のみ対応している旧シリーズ(XD-Z / G等)の場合、新品での追加コンテンツ購入はできません。
中古のmicroSDカードや、既にデータが入ったカードの流通品を探す方法のみとなります。
なお、スマートフォンでの韓国語学習を検討している場合は、iPhoneのユーザー辞書機能やAndroidのユーザー辞書機能も補助的な選択肢として活用できます。
まとめ
カシオEX-wordへの韓国語コンテンツ追加のポイントをまとめます。
- XD-SX / SV / SRシリーズはダウンロード版で追加可能。CASIO Educational LibraryとWindowsパソコンが必要
- 旧シリーズ(XD-Z / G等)用のデータカード版・CD-ROM版は生産終了
- ダウンロード版の韓国語コンテンツは「韓日辞典〈小学館〉」「日韓辞典」「ゼロから始める韓国語」「口が覚える韓国語」などがある
- 韓国語専用モデルはXD-SR7600(72コンテンツ)とXD-CV760(30コンテンツ)の2機種
- 2025年2月にカシオが新規開発中止を発表。既存製品は継続生産中
既存の電子辞書を持っている人は、まず型番を確認してダウンロード版に対応しているかをチェックすることから始めましょう。
韓国語学習に特化した一台を求めるなら、最初からXD-SR7600を選ぶのが最も充実した構成になります。
参考情報源:
- カシオ公式「EX-word 追加コンテンツ」(casio.com)
- カシオ公式「追加コンテンツ(ダウンロード版)ご利用の流れ」(support.casio.jp、2025年4月4日更新)
- カシオ公式「ダウンロード版 追加コンテンツ ラインアップ(言語)」(casio.com)
- カシオ公式「XD-SR7600 製品ページ」(casio.jp)
- Impress Watch「カシオ、電子辞書の新規開発中止」(2025年2月17日)


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