iPhoneのiOSをアップデートしようとしたとき、「アップデートを要求しました」という表示のまましばらく動かない…という経験はありませんか?
「要求した覚えがない」「これは正常なの?」と不安になる人も多いメッセージです。
この記事では、「アップデートを要求しました」の意味から、進まないときの原因と対処法までわかりやすく解説します。
「アップデートを要求しました」の意味
「アップデートを要求しました」は、iOSのアップデート処理の一番最初の段階を示すメッセージです。
iOSのアップデートは、以下の順番で進んでいきます。
- アップデートを要求しました(←ここ)
- ダウンロード中
- アップデートを準備中
- 今すぐインストール
つまり、AppleのサーバーにiOSアップデートファイルのダウンロードを要求している状態です。
この段階ではまだファイルのダウンロードは始まっておらず、サーバーとの接続を確立しようとしています。
「要求した覚えがない」場合も正常なことがある
自動アップデートの設定がオンになっていると、ユーザーが操作しなくてもシステムが自動的にダウンロードのリクエストを行うことがあります。
身に覚えがなくてもこのメッセージが表示されるのは正常な動作の場合が多いです(Appleコミュニティより)。
「アップデートを要求しました」のまま進まない原因
通常はしばらく待つと次の「ダウンロード中」に進みますが、長時間このまま動かない場合は以下の原因が考えられます。
原因1: Appleのサーバーが混雑している
新しいiOSがリリースされた直後は、多くのユーザーが同時にアップデートを試みます。
そのため、Appleのサーバーに接続しにくくなり、「アップデートを要求しました」のまま進まないことがあります。
時間をおいてから再試行するだけで解決するケースも多いです。
原因2: Wi-Fiの接続が不安定
ネットワーク接続が不安定だと、Appleのサーバーへの接続が途切れてしまいダウンロードが始まりません。
Wi-Fiルーターの近くに移動する、Wi-Fiを切断して再接続するといった操作が有効です。
原因3: ストレージの空き容量が不足している
iOSのアップデートには一定の空き容量が必要です。
容量が不足していると、ダウンロード自体が開始できず、「アップデートを要求しました」のまま止まってしまいます。
大規模なアップデート(メジャーバージョンアップ)では15GB程度、小規模な修正アップデートでは200MB〜500MB程度の空き容量が必要です。
原因4: iPhoneの一時的な不具合
iPhoneのシステムに一時的なエラーが発生していることで、アップデート処理が止まっているケースもあります。
再起動で解消することが多いです。
原因5: ダウンロード済みのアップデートファイルが破損している
一度ダウンロードを試みて中断するなどした場合、ファイルが破損してうまく再開できないことがあります。
この場合はファイルを削除してから再ダウンロードします。
進まないときの対処法
対処法1: しばらく待ってみる
サーバーが混雑しているだけの場合は、時間をおくだけで自然に次の段階へ進みます。
特に新しいiOSのリリース直後は数時間待ってから再試行するのが有効です。
対処法2: Wi-Fiを切断して再接続する
現在接続中のWi-Fiをいったん切断し、再接続してからアップデートを再試行してください。
機内モードを使ったリセット方法(手軽にできます):
- コントロールセンターを開く
- 機内モードをONにする
- 10秒ほど待ってからOFFに戻す
- Wi-Fiに再接続してアップデートを再試行する
対処法3: iPhoneを再起動する
iPhoneの一時的な不具合は再起動で解消することが多いです。
機種別の再起動方法は以下の通りです。
iPhone X / 11 / 12 / 13 / 14 / 15以降:
音量ボタン(上または下)とサイドボタンを同時に長押しし、「スライドして電源オフ」が表示されたらスライドして電源を切る。その後サイドボタンを長押しして再起動する。
iPhone SE(第2世代以降)/ iPhone 8:
音量ボタンを素早く押してから(音量大→音量小の順)、Appleロゴが表示されるまでサイドボタンを長押しする。
対処法4: ストレージの空き容量を確保する
ストレージ不足が原因の場合は不要なデータを削除して空き容量を増やします。
ストレージの確認方法:
「設定」→「一般」→「iPhoneストレージ」
不要なアプリ・写真・動画を削除するか、iCloudなどのクラウドサービスに移して容量を確保しましょう。
対処法5: ダウンロード済みアップデートファイルを削除する
一度ダウンロードしたアップデートファイルが破損している場合は削除して再ダウンロードします。
削除の手順:
- 「設定」→「一般」→「iPhoneストレージ」を開く
- 下にスクロールしてiOSアップデートファイルを探してタップする
- 「アップデートを削除」をタップして削除する
- 「設定」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」から改めてダウンロードを開始する
対処法6: ネットワーク設定をリセットする
Wi-Fi関連の設定に問題がある場合、ネットワーク設定全体をリセットすることで解決することがあります。
注意: この操作を行うと保存済みのWi-Fiパスワードがすべて削除されます。再接続時にパスワードの再入力が必要になります。
リセットの手順:
「設定」→「一般」→「転送またはiPhoneをリセット」→「リセット」→「ネットワーク設定をリセット」
対処法7: パソコン(iTunesまたはFinder)経由でアップデートする
上記の方法で改善しない場合は、パソコンに接続してアップデートする方法が有効です。
Wi-Fi経由でうまくいかないケースでも、有線接続による方法で解決することがあります。
手順:
- iPhoneをUSBケーブルでパソコンに接続する
- iPhoneのロックを解除して「このコンピューターを信頼しますか?」に「信頼」をタップする
- Mac(macOS Catalina以降)はFinderを開く / Windows・古いMacはiTunesを開く
- 接続されたiPhoneを選択し「アップデートを確認」または「更新」をクリックする
まとめ
「アップデートを要求しました」は、iOSアップデートの最初の段階でAppleのサーバーへ接続しようとしている状態を示すメッセージです。
ユーザーが操作した覚えがない場合でも、自動アップデートの設定によって表示されることがあります。
しばらく待っても進まない場合は、Appleサーバーの混雑・Wi-Fiの不安定・ストレージ不足・iPhoneの一時的な不具合が主な原因です。
まずは「時間をおく」「Wi-Fiを切断して再接続」「再起動」の3つを順番に試してみてください。
それでも解決しない場合は、ダウンロードファイルの削除やパソコン経由のアップデートを試してみましょう。
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