「かごめかごめみたいに味方が取り囲んで守るのって、バスケ的にアリなの?」――「姫様拷問の時間です。」2期を見ていてふと湧いた疑問です。
この記事で、バスケ初心者なりに調べてみた結果をまとめます。
きっかけは姫様拷問2期のバスケシーン
「姫様拷問の時間です。」は、魔王軍に捕まった姫様が拷問される……というコメディアニメ。
拷問といっても全然痛くないやつです。むしろ羨ましいやつ。
2期のあるシーンで、姫様がボールを持ち、仲間たちが姫様の周りをぐるっと取り囲んで守るという場面が出てきます。
かごめかごめよろしく、人間の壁を作っているわけです。
「これって反則じゃないの…?」と気になってしまったので、バスケ初心者なりに調べてみました。
まずバスケの反則って何種類あるの?
調べてみてびっくりしたんですが、バスケの反則には大きく2種類あります。
- ファウル:選手同士の身体の接触による反則
- バイオレーション:ボールの扱い方や時間制限に関する反則
ファウルは「相手を押した」「引っ張った」などの接触系。
バイオレーションは「規定のステップ数を超えて歩いた(トラベリング)」「ダブルドリブル」などのルール違反です。
※トラベリングは現在「ゼロステップルール」があり、ボールをキャッチした瞬間の足を0歩目として、そこからさらに2歩まで歩けます(JBA、2018年4月改正)。
今回の「囲む」プレーはどちらに関係してくるのか、引き続き調べてみました。
「囲む」プレーはスクリーンと呼ばれる正式な戦術
調べてみると、味方が壁になって相手ディフェンスを邪魔する戦術は「スクリーン」または「スクリーンプレー」という名前の、バスケの基本戦術でした。
仲間の選手がディフェンスの進路に立ちはだかることで、ボール保持者が自由にプレーできる空間を作り出す
要するに、ちゃんとルールブックに存在するプレーなんです。驚きました。
仲間が壁役として機能する選手のことは「スクリーナー」と呼ぶそうです。
掃除用品にありそうな名前ですね。
じゃあ何でもアリなの?「イリーガルスクリーン」というファウルがある
ただし、スクリーンには厳格なルールがあります。
正しく実施しないと「イリーガルスクリーン」というファウルを取られてしまいます。
合法なスクリーンの条件
- 両足を床に着けて静止していること
- 相手ディフェンスの見えない位置(背後など)でかける場合は、相手から1歩以上の距離を取ること
- 上半身や肘だけで壁を作らないこと
イリーガルスクリーンになるケース
| やってしまいがちなNG行動 | 判定 |
|---|---|
| 動きながら相手の進路を塞ぐ | イリーガルスクリーン |
| 肘を張り出して壁を作る | イリーガルスクリーン |
| 密着しすぎて相手が避けられない | イリーガルスクリーン |
| 両足を着けて静止している | 合法なスクリーン ✅ |
つまり止まって壁になるのはOK、動きながら囲むのはNGというイメージです。
姫様のシーンに当てはめると?
改めて整理すると、姫様のシーンは以下の状況でした。
- 姫様がボールを持っている(オフェンス側)
- 仲間が姫様の周囲を取り囲んで守っている
この場合、仲間たちが静止して壁を作っているだけなら、スクリーンプレーとして合法です。
一方で、円形に囲ったまま一緒に移動していたととしたら、それは完全にイリーガルスクリーンのファウルです。
調べてみてわかったこと
バスケ初心者の私が今回の疑問から学んだことをまとめると、こんな感じです。
- 複数人で1人を囲むプレーは「スクリーン」という正式な戦術
- 止まって壁を作るのはOK、動きながら囲むのはイリーガルスクリーンでファウル
- 相手ディフェンスの見えない位置では1歩以上の距離が必要
- バスケのルールは想像以上に細かくて奥深い
アニメのワンシーンひとつでここまで調べることになるとは思いませんでしたが、知れば知るほどバスケって戦術的なスポーツなんだなと感じました。
「姫様拷問の時間です。」、まだ見ていない方はぜひ。
たった一試合で笑いどころありすぎなコメディ。
まとめ
バスケで味方が仲間を取り囲んで守る「スクリーンプレー」は、両足を着けて静止している状態であれば合法な戦術です。
一方で、動きながら囲んだり、密着しすぎたりすると「イリーガルスクリーン」というファウルになります。
囲んで動き回っていたとしたら、それはほぼ確実に反則です。
バスケって奥深いですね。これをきっかけに少し興味が湧いてきました。
参考情報源:

コメント