Teamsを消したのに、再起動したらまた出てきた……そんな経験はありませんか?
実は「Microsoft Teams本体だけ削除した」という状態では、Windowsを再起動するたびに自動的に復活してしまいます。
これはTeamsの設計上の仕様で、特定のプログラムが裏でTeamsを監視・再インストールしているためです。
この記事では、なぜTeamsが復活するのかを解説したうえで、OSとインストール環境に応じた完全アンインストールの手順を詳しく説明します。
なぜTeamsを消しても復活するのか

Teamsが何度消えても戻ってくる原因は、主に3つあります。
①「Teams Machine-Wide Installer」が残っている
Microsoft Teamsには、本体アプリとは別に「Teams Machine-Wide Installer(チームス マシンワイドインストーラー)」という裏方プログラムが存在します。
このプログラムは、PC全体にTeamsをインストールするための仕組みで、Teams本体が削除されると自動的に再インストールするよう動作します。
Teams本体だけを消してもすぐ復活するのは、この Machine-Wide Installer が生き残っているためです。
②Office(Microsoft 365)の更新が自動でTeamsを再インストールする
Microsoft 365(旧 Office 365)をインストールしているPCでは、Officeのアップデートと同時にTeamsも自動的に再インストールされる仕組みになっています。
一度きれいに削除しても、次のOffice更新のタイミングで復活するケースはこのパターンです。
③Windows 11のタスクバー「チャット」機能がTeamsを呼び出す
Windows 11には、タスクバーに「チャット」アイコンが標準で表示されます。
このアイコンをクリックするとTeamsが自動インストールされるため、アンインストール後に誤ってクリックすると即復活します。
事前確認:自分の環境を把握しよう
解決方法はインストール環境によって異なります。まず以下を確認してください。
| 確認項目 | 確認方法 |
|---|---|
| Windowsのバージョン | スタート → 設定 → システム → バージョン情報 |
| Officeのインストール有無 | スタート → 設定 → アプリ で「Microsoft 365」を検索 |
| Teams Machine-Wide Installerの有無 | スタート → 設定 → アプリ で「Teams Machine-Wide Installer」を検索 |
【方法1】Teams本体 + Machine-Wide Installer を両方削除する(最重要)
Teamsを完全に削除する基本手順です。まずここから始めてください。
まず、Teamsを完全に終了させます。
タスクバーの右側にあるTeamsアイコンを右クリックし、「終了」または「Teamsを閉じる」を選択してください。
次に、アプリの一覧を開きます。
Windows 11の場合:
- スタート → 設定 → アプリ → インストールされているアプリ
Windows 10の場合:
- スタート → 設定 → アプリ → アプリと機能
一覧の検索ボックスに「Teams」と入力すると、以下のアプリが表示されます。
- Microsoft Teams
- Teams Machine-Wide Installer(表示されない場合もある)
この2つを順番にアンインストールしてください。
Microsoft Teams → Teams Machine-Wide Installer の順が推奨です。
アンインストール完了後、PCを再起動してTeamsが復活しないことを確認します。
注意: コントロールパネル(プログラムのアンインストール)から行う場合も、同様に両方を削除する必要があります。
【方法2】スタートアップを無効にする(起動を抑制する)
アンインストールせず「起動させたくないだけ」という場合や、アンインストール後の念押しとして有効です。
スタートアップを無効にすることで、Windows起動時にTeamsが自動で立ち上がるのを防げます。
タスクマネージャーから設定する手順:
Ctrl + Shift + Escでタスクマネージャーを開く- 「スタートアップ」タブをクリック
- 「Microsoft Teams」を右クリック → 「無効にする」
設定アプリから設定する手順(Windows 11):
- スタート → 設定 → アプリ → スタートアップ
- 「Microsoft Teams」をオフにする
スタートアップ管理の詳しい使い方はWindows 11のスタートアップ設定方法|起動時に自動で起動するアプリ管理ガイドでも解説しています。
【方法3】Windows 11のタスクバー「チャット」をオフにする
Windows 11専用の対処法です。
タスクバーに表示されている「チャット(吹き出しアイコン)」をオフにすることで、誤クリックによるTeamsの自動インストールを防げます。
- スタート → 設定 → 個人用設定 → タスクバー
- 「チャット」をオフにする
これでタスクバーからチャットアイコンが消え、誤ってTeamsが再インストールされるのを防げます。
【方法4】Microsoft 365(Office)経由での再インストールを防ぐ
Microsoft 365を使っている場合、Officeの更新によってTeamsが自動再インストールされることがあります。
個人・家庭向けの対応:
設定 → Windows Update → 詳細オプションにある「Microsoftから更新プログラムを受け取る」をオフにします。
これによりOfficeの自動更新が制限され、Teams再インストールを抑制できます。
ただし、Officeのセキュリティ更新も止まるリスクがあるため、定期的な手動更新を忘れずに行ってください。
企業・法人向けの対応:
グループポリシーまたはOffice展開ツールを使って、TeamsのインストールをXML設定で除外する方法が確実です。
設定方法はMicrosoft Officeを完全削除!アンインストールの全方法とトラブル解決ガイドも参考にしてください。
よくある質問
Q. Teams Machine-Wide Installerが一覧に表示されない場合は?
新しいMicrosoft Teams(2024年以降のバージョン)ではMachine-Wide Installerが存在しないケースもあります。
その場合は、「Microsoft Teams(個人用)」「Microsoft Teams(職場・学校用)」の両方がないか確認し、あるものをすべてアンインストールしてください。
Q. アンインストールしてもOffice(Word、Excelなど)は使えますか?
はい、問題なく使えます。
TeamsはOfficeとは別のアプリなので、Teamsを削除してもWord・Excel・Outlookなどへの影響はありません。
Q. Copilotも勝手にインストールされているのですが…
CopilotもTeamsと同様、Microsoftが自動インストールするアプリです。
対処法はCopilotが勝手に入ってる!削除・無効化する方法と今後の対策を完全解説で詳しく解説しています。
まとめ
Microsoft Teamsが削除しても復活する原因は「Teams Machine-Wide Installer」の残存、Office更新による自動再インストール、Windows 11のチャット機能の3つです。
Teams本体と Machine-Wide Installer の両方をアンインストールするのが、最も効果的な完全削除方法です。
スタートアップの無効化や Windows 11のチャットオフと組み合わせることで、復活のリスクをほぼゼロにできます。

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