Microsoft Teams 投票機能(Polls)の使い方|会議中もチャットでも簡単にアンケート

「会議中にパッと意見を集めたい」「チームの都合をまとめて確認したい」――そんな場面で活躍するのが、Microsoft Teamsの投票機能「Polls(ポールズ)」だ。
このアプリを使えば、リアルタイムで参加者の意見を可視化でき、会議の進行がぐっとスムーズになる。
この記事では、PollsアプリをTeamsで使う方法を会議中・チャットそれぞれのパターンで解説する。


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Teamsの投票機能とは?「Polls」アプリの基本

Teamsの投票機能は「Polls(ポールズ)」というアプリが担っている。
PollsはMicrosoft Formsをベースに作られており、Teams内から離れることなく投票を作成・実施・集計できるのが最大のメリットだ。

もともとは「Formsアプリ」として提供されていたが、現在は「Polls」という名称の独立したアプリに移行している。
以前のFormsアプリで作成した投票も引き続きアクセスできるが、今後の作成はPollsアプリを使うことが推奨されている。

Pollsの主な特徴は以下のとおりだ。

会議参加者全員がリアルタイムで回答でき、結果をその場で共有できる。
匿名での回答も設定できるため、率直な意見を集めやすい。
投票結果はExcelファイルにエクスポートでき、会議後の分析にも活用できる。
会議前に投票を準備しておき、適切なタイミングで起動するという使い方もできる。


投票の種類|5つのフォーマットを使い分けよう

Pollsアプリでは、目的に合わせて5種類の投票フォーマットから選択できる。

1. 複数選択投票

最もスタンダードな形式で、質問と最大12個の選択肢を設定できる。
「複数回答」をオンにすれば、参加者が複数の選択肢を選べるようにもなる。
「次の会議の日程、都合のいい日を選んでください」といった場面でよく使われる。

2. 複数選択クイズ

選択肢の中に「正解」を設定できる形式。
研修や勉強会で理解度を確認したいときや、チームビルディングのクイズ大会などに適している。

3. 評価投票

参加者が項目を5段階で評価する形式で、シンボルを「星」「数値」「いいね」「笑顔」「ハート」などから選べる。
「今日のプレゼン、満足度を星で評価してください」といった使い方ができる。

4. ランキング投票

参加者がアイテムを1位〜5位に並べ替えて回答する形式。
優先度の高い議題を決めたり、施策の重要度をチームで確認したりするときに便利だ。

5. Word Cloud Poll(ワードクラウド投票)

自由記述で回答を集め、多く出た単語を大きく表示するワードクラウド形式。
アイデア出しや感想を集めるオープンエンドな設問に向いている。
※Microsoft 365サブスクライバー向けに順次提供中のため、環境によっては未表示の場合がある。


会議中にPollsで投票を実施する方法

事前に投票を準備する手順

スムーズに投票を進めたいなら、会議前に準備しておくのがおすすめだ。

  1. Teamsのカレンダーから、投票を使う予定の会議を開く
  2. 会議詳細画面の「+タブの追加」をクリックする
  3. 検索ボックスで「Polls」を検索して選択し、「追加」をクリックする
  4. 新しい投票」をクリックして投票の種類を選ぶ
  5. 質問と選択肢を入力し、「下書きとして保存」をクリックする

「回答者の名前を記録する」にチェックを入れると、誰が何を選んだか確認できる。
匿名にしたい場合はチェックを外せばよい。
共同発表者にも編集を許可したい場合は、「共同発表者が下書きを編集することを許可する」にチェックを入れよう。

会議中に投票を起動する手順

  1. 会議に参加し、右上のメニューバーまたは「Polls」タブをクリックする
  2. 準備済みの投票の「起動」をクリックする
  3. 参加者全員の画面に投票のポップアップが表示され、回答が始まる
  4. LIVEの赤いバッジが点灯している間は、リアルタイムで回答状況を確認できる

起動した投票を閉じるには、「投票を閉じる」をクリックする。
閉じた投票はCLOSEDのバッジが付き、新たな回答は受け付けなくなる。

会議中にアドホック(即席)投票をする手順

準備なしで会議中にその場で投票を作ることもできる。

  1. 会議中に「Polls」パネルを開く
  2. +新しい投票」をクリックする
  3. 投票の種類を選んで質問と選択肢を入力し、「今すぐ起動」をクリックする

モバイルデバイスの場合は、会議画面の「その他」タブをタップし、「ポーリング」を選んで「新規作成」をタップする流れになる。

投票結果を確認・エクスポートする

会議中もリアルタイムで結果が更新されるため、回答状況を随時確認できる。
集計結果をExcelに書き出したい場合は、Polls画面の「結果をエクスポート」をクリックすれば、回答内容・回答時間・ユーザー情報(匿名の場合はなし)が記載されたExcelファイルをダウンロードできる。

会議終了後も、会議のチャット画面上部の「Polls」タブから結果を確認できる。
また、forms.microsoft.com のMicrosoft Formsページからも投票結果を閲覧可能だ。


チャット・チャンネルでPollsを使う方法

投票はオンライン会議中だけでなく、チャットやチャンネルでも使える。
「来週の懇親会の場所、希望を教えて」といった日常的な確認事項に活用できる。

チャット・チャンネルでの投票作成手順

  1. 投票を送りたいチャットまたはチャンネルを開く
  2. メッセージ入力ボックスの下にある「」(アクションとアプリ)をクリックする
  3. 一覧から「Polls」を選択する(表示されない場合は「アプリとアクションを検索する」から検索する)
  4. 質問と選択肢を入力する(選択肢は最大10個まで追加できる)
  5. 必要に応じて投票の期限を設定する
  6. 次へ」でプレビューを確認し、「送信」をクリックする

送信すると、チャット上に投票カードが表示される。
参加者はカードで選択肢を選んで「投票の送信」を押せば完了だ。
回答後は投票カードに集計結果がリアルタイムで更新される。

投票結果の詳細を確認したい場合は、投票カードの「その他」をクリックすると、Microsoft FormsのWeb画面に移行して詳細な分析を確認できる。


PollsとFormsの使い分け

Teamsでアンケートや投票を実施する方法は、PollsアプリとMicrosoft Formsの2通りがある。
それぞれの適した用途は異なるので、目的に合わせて使い分けよう。

Pollsアプリが向いているケースは、シンプルな選択式の即時投票・クイズ・評価・ランキングなど、会議中のリアルタイム意見収集が目的の場合だ。
Teams内で完結でき、操作も直感的でわかりやすい。

Microsoft Formsが向いているケースは、複数の質問を組み合わせたアンケートや、自由回答・条件分岐が必要な本格的な調査の場合だ。
チャンネルで「@forms」と入力すると、Formsのアンケート作成画面を呼び出せる。


よくある質問と注意点

投票はゲスト(外部ユーザー)も参加できる?

会議招待が転送されて参加している外部ユーザーも、会議中またはチャットウィンドウの投票通知から回答できる。
ゲスト全員への通知は順次展開中のため、環境によっては対応状況が異なる場合がある。

投票を作成・編集できるのは誰?

会議の開催者と発表者が作成・起動できる。
チャットやチャンネルの投票は参加者も作成できるのが特徴で、Zoomの投票機能(主催者・共同ホストのみ)より広い権限が与えられている。

Pollsアプリが表示されない場合は?

メッセージ入力欄の「+」からアプリ一覧を開き、「アプリとアクションを検索する」で「Polls」を検索して追加すれば使えるようになる。
組織のIT管理者によってアプリの利用が制限されている場合は、管理者に確認が必要だ。


まとめ

Microsoft TeamsのPollsアプリを使えば、会議中のリアルタイム投票からチャットでの日常的なアンケートまで、幅広いシーンで意見収集が手軽にできる。
複数選択・クイズ・評価・ランキング・ワードクラウドの5種類を使い分けることで、目的に合った投票が実現する。
会議前に投票を準備しておく「事前作成→起動」の流れを覚えておくと、本番の会議がよりスムーズに進むはずだ。
結果のExcelエクスポートも活用して、チームの意思決定や振り返りに役立ててほしい。


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