「Microsoft Teams Classic(クラシック)」をアンインストールしたいけれど、やり方がわからない、あるいはうまく削除できないと悩んでいませんか?
この記事では、Windows・Macそれぞれの手順と、アンインストール後に残るキャッシュの削除方法まで、順を追って解説します。
Microsoft Teams クラシックとは
Microsoft Teams Classic(クラシック)は、2024年以前から提供されていた旧バージョンのMicrosoft Teamsです。
Microsoftは2024年以降、新しいTeamsクライアントへの移行を段階的に進めており、クラシック版は現在サポート終了済みとなっています(Microsoft公式ドキュメントより)。
新しいTeamsをインストールすると、一定期間後にクラシック版が自動的にアンインストールされる仕組みになっています。
ただし、環境や設定によっては自動アンインストールが行われない場合があるため、本記事では手動での削除手順を解説します。
Teamsのバージョン確認方法
アンインストール前に、どのバージョンが入っているか確認しましょう。
「スタート」→「設定」→「アプリ」→「インストールされているアプリ」の検索欄に teams と入力すると、インストール済みのTeams関連アプリが一覧表示されます。
| アプリ名 | 説明 |
|---|---|
| Microsoft Teams Classic | 旧バージョン(削除対象) |
| Teams Machine-Wide Installer | 組織展開用インストーラー(ある場合は削除必要) |
| Microsoft Teams | 新しいTeams(残してOK) |
【Windows】Teams クラシックのアンインストール手順
事前準備
アンインストール前に以下を確認してください。
- Teamsクラシックを完全に終了する(タスクバーのTeamsアイコンを右クリックし「ウィンドウを閉じる」)
- OutlookやWordなどの他のMicrosoft製品も閉じておく(残留ファイルの削除時に必要)
手順①:設定画面からアンインストールする(最もシンプルな方法)
- スタートボタンを右クリックし「インストールされているアプリ」を選択する
- 検索欄に
teamsと入力して絞り込む - 「Microsoft Teams Classic」 の右側にある「…」をクリックする
- 「アンインストール」をクリックする
- 確認ダイアログが表示されたら再度「アンインストール」をクリックする
- 「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」→「はい」を選択する
「Teams Machine-Wide Installer」も表示されている場合は、同様の手順で削除してください。
両方を削除しないと、再起動後にクラシックTeamsが再インストールされる場合があります。
手順②:コマンドライン(winget)でアンインストールする
コマンド操作に慣れている方は、以下の方法でも削除できます。
- スタートメニューで「PowerShell」または「コマンドプロンプト」を検索する
- 「管理者として実行」を選択する
- 以下のコマンドを入力してEnterを押す
winget uninstall --id Microsoft.Teams.Classic
コマンドが正常に完了すれば、クラシックTeamsは削除されます(Windows Central「How to uninstall Microsoft Teams from Windows 11」より)。
【Windows】キャッシュ・残留ファイルの削除手順
アンインストールしただけでは、設定ファイルやキャッシュが残っている場合があります。
完全に削除したい場合は、以下の手順でフォルダを削除してください。
Windows キー + Rを押して「ファイル名を指定して実行」を開く%AppData%\Microsoftと入力して「OK」をクリックする- 表示されたフォルダ内の 「Teams」フォルダを削除する
- 再度
Windows キー + Rを押し、%LocalAppData%\Microsoftと入力して「OK」をクリックする - こちらも 「Teams」フォルダを削除する
注意: 手順実行前に、OutlookやWordなどのMicrosoft製品をすべて終了させておかないと、Teamsフォルダを削除できない場合があります(広島大学メディアセンター公式サポートページより)。
【Mac】Teams クラシックのアンインストール手順
Finderからの削除(基本手順)
- Finderを開き「アプリケーション」フォルダに移動する
- 「Microsoft Teams Classic」 を探す
- アプリをゴミ箱にドラッグする、またはCtrlクリックで「ゴミ箱に移動」を選択する
- ゴミ箱を空にする
ターミナルからの完全削除
Finderからの削除だけでは、キャッシュや設定ファイルが残ることがあります。
ターミナルから以下のコマンドを実行すると、クラシックTeamsとそのキャッシュを一括削除できます。
sudo rm -rf /Applications/Microsoft\ Teams\ classic.app
rm -rf ~/Library/Application\ Support/Microsoft/Teams
最初のコマンド実行時にMacのパスワードを求められます。入力してEnterを押してください。
アンインストールできないときの対処法
Teamsが起動したままになっている
アンインストールの最も多い失敗原因は、Teamsがバックグラウンドで動いたままになっていることです。
- タスクバー右下の通知領域にTeamsアイコンが表示されていないか確認する
- アイコンがある場合は右クリックして「終了」または「ウィンドウを閉じる」を選択する
- タスクマネージャー(Ctrl+Shift+Esc)を開き、Teams関連のプロセスをすべて終了させる
管理者権限が必要と表示される
組織(会社・学校)のIT管理者がTeamsを展開している環境では、ユーザー権限のみではアンインストールできない場合があります。
IT管理者に依頼するか、管理者アカウントで作業を行ってください。
アンインストール後もアイコンが残っている(Windows 11)
Windows 11の一部バージョンでは、Teamsをアンインストールしてもタスクバーの「チャット」アイコンが残ることがあります。
タスクバーを右クリック→「タスクバーの設定」→「チャット」のトグルをオフにすることで非表示にできます。
アンインストール後にクラシックTeamsが再インストールされる
「Teams Machine-Wide Installer」が残っていると、再起動後にクラシックTeamsが自動的に再インストールされることがあります。
「設定」→「アプリ」から「Teams Machine-Wide Installer」も合わせて削除してください(Microsoft公式サポートページより)。
アンインストール後に新しいTeamsを使う方法
クラシックTeamsを削除した後、新しいTeamsをインストール・利用できます。
インストール方法
- Microsoft Teams 公式ダウンロードページにアクセスする
- 「Windows用のMicrosoft Teamsをダウンロードする」をクリックする
- ダウンロードしたインストーラーを実行してインストールを完了させる
または、wingetコマンドでインストールすることもできます。
winget install --id Microsoft.Teams
新しいTeamsへの移行前に確認すること
- チャットの履歴は新しいTeamsでも引き継がれます
- 会議の予定はOutlookカレンダーと同期されているため、基本的に引き継がれます
- ファイルはSharePointやOneDriveに保存されているため、削除されません
まとめ
Microsoft Teams Classicのアンインストールは、Windowsなら「設定」→「アプリ」から「Microsoft Teams Classic」を削除、Macなら「アプリケーション」フォルダからゴミ箱に移動する手順で完了します。
「Teams Machine-Wide Installer」が残っていると再インストールされてしまうため、合わせて削除するのがポイントです。
アンインストール後はMicrosoft Teams 公式ダウンロードページから新しいTeamsをインストールして、最新の環境に移行しましょう。
参考情報源:

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