Nintendo Switchの画面をノートパソコンに映したいと考えたことはないでしょうか。
「HDMIケーブルを繋げばいいのでは?」と思いがちですが、実はそう単純ではありません。
この記事では、Switchの画面をノートパソコンに映す正しい方法と必要な機材、注意点を詳しく解説します。
HDMIケーブルだけでは映らない理由
「HDMIポートがあるから繋げば映るはず」と考える方が多いのですが、これは残念ながら間違いです。
ノートパソコンのHDMI端子は、パソコンの画面を外部モニターに「出力」するための端子です。
SwitchもHDMI出力専用なので、両者を繋いでも「出力同士」がぶつかるだけで、映像のやり取りができません。
また、USBケーブルで繋いでも同様にNGです。
SwitchのUSB端子は充電やコントローラー接続に使うもので、映像出力には対応していません。
Switchの画面をノートパソコンに映すには、キャプチャーボードという専用機材が必須になります。
必要な機材
接続に必要な機材は次の4つです。
- Nintendo Switch本体(通常モデルまたは有機ELモデル)
- Switchのドック
- HDMIケーブル(1本)
- キャプチャーボード(外付けUSB接続タイプ)
また、パソコン側にはキャプチャーソフトのインストールが必要です。
無料で使えるOBS Studio公式サイトが定番です。
Switch Liteは非対応
Switch LiteはHDMI出力機能を持たないため、どの方法でもノートパソコンへの映像出力はできません。
必ず通常のNintendo Switch(または有機ELモデル)を使用してください。
おすすめキャプチャーボード
ノートパソコンにはUSB接続タイプの外付けキャプチャーボードが向いています。
分解や取り付けが不要で、USB端子に差すだけで使えます。
| 製品名 | 接続方式 | 最大解像度 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| Elgato Game Capture Neo | USB | 1080p/60fps | 設定が簡単で初心者向け |
| AVerMedia GC553 | USB 3.1 | 4K/30fps | 高画質・パススルー対応 |
| Elgato HD60 X | USB 3.0 | 4K/60fps | 配信・録画どちらにも対応 |
価格は安価な製品で3,000〜5,000円程度、高性能なものだと20,000円以上になります。
ゲームプレイや軽い録画が目的なら、エントリーモデルで十分です。
接続の手順
機材の接続
- SwitchをドックにセットしてTVモードに切り替える
- ドックのHDMI OUT端子とキャプチャーボードをHDMIケーブルで繋ぐ
- キャプチャーボードとノートパソコンをUSBケーブルで繋ぐ
この3ステップが基本の接続です。
Switchをドックに差し込まないとTVモードにならないため、ドックは必ず使用してください。
OBS Studioの設定
- OBS Studio公式サイトからソフトをダウンロードしてインストールする
- OBS Studioを起動し、「ソース」パネルの「+」ボタンをクリックする
- 「映像キャプチャデバイス」を選択し、任意の名前(例:Nintendo Switch)を付けてOKをクリックする
- 「デバイス」のドロップダウンメニューからキャプチャーボードを選択する
- Switchの画面がOBSのプレビューに表示されれば接続完了
遅延について
キャプチャーボードを使う方法では、映像処理の関係で数秒程度の遅延が発生します。
この遅延はパソコンの性能やキャプチャーボードの品質によって変わります。
遅延が気になる場合は、パススルー機能を搭載したキャプチャーボードを使うのが有効です。
パススルーとは、Switchの映像をそのままテレビやモニターにも出力する機能のことで、遅延のない映像でゲームをプレイしつつ、PCには録画・配信用の映像を送ることができます。
アクションゲームや対戦ゲームをノートPCの画面でプレイしたい場合は、遅延の少ない製品を選ぶか、パススルー対応機材の導入を検討してください。
注意点
ノートパソコンの容量を確認する
OBS Studioのインストールに加え、録画ファイルが大容量になることがあります。
ストレージに余裕がない状態では動作が不安定になるため、事前に空き容量を確保しておきましょう。
長時間プレイ時の発熱に注意
Switchをドックに差して長時間プレイすると、Switch本体が熱を持ちやすくなります。
定期的に休憩を取り、通気を確保した状態で使用してください。
音声の出力先を確認する
Switchのイヤホン端子にヘッドホンを差したままにすると、HDMI経由の音声が出力されなくなります。
キャプチャーボード使用時は、ヘッドホンをSwitchではなくPCに接続するか、モニターのヘッドホン端子に繋ぐようにしてください。
まとめ
SwitchをノートPCに映すには、HDMIの直接接続ではなくキャプチャーボードを経由した接続が必要です。
必要な機材(Switch・ドック・HDMIケーブル・キャプチャーボード)を揃え、OBS Studioで映像を取り込む流れが基本の手順となります。
Switch Liteには対応していない点、ゲームプレイ時の遅延が発生する点はあらかじめ把握しておきましょう。
ゲーム実況や録画にも挑戦したい方は、キャプチャーボードがあれば一通りの環境が整います。
参考情報源:


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