「会議が始まったら急にマイクが聞こえなかった」「自分の声が相手に届いているか不安」という経験はありませんか。
Microsoft Teamsには、会議の前にマイク・スピーカー・カメラの動作を一人でチェックできる「テスト通話」機能が搭載されています。
この記事では、テスト通話の手順から確認できる内容、よくあるトラブルの対処法まで詳しく解説します。
Teamsの音声テスト(テスト通話)とは
テスト通話とは、実際に誰かと通話することなく、自分のマイク・スピーカー・カメラ・ネットワークの動作を確認できる機能です。
Microsoft公式サポートによると、テスト通話では「短いメッセージを録音して再生することで、自分の声が正しく相手に届くかを確認できる」としています(Microsoftサポート「通話設定を管理する」)。
テスト終了後に表示される結果画面では、以下の4項目が緑のチェックマーク付きで表示されれば正常です。
| 確認項目 | 内容 |
|---|---|
| マイク | 音声を正しく入力できているか |
| スピーカー | 音声を正しく出力できているか |
| カメラ | 映像を正しく認識できているか |
| ネットワーク | 接続品質に問題がないか |
なお、テスト通話で録音した音声はテスト終了後すぐに削除されます。Microsoftが保持・使用することはありません。
テスト通話の対応環境
テスト通話が利用できるのは以下の環境です。
- Windows版デスクトップアプリ:利用可能
- Mac版デスクトップアプリ:利用可能
- Webブラウザ版:利用不可
- スマートフォン・タブレット版:利用不可
- 無料版Teams(個人向け):利用不可(法人・学校向けアカウントが必要)
左側のナビゲーションに「チーム」タブが表示されているアカウントが法人向けです。
個人向けの無料版では「テスト通話を開始」ボタンが表示されないため注意してください(Microsoft Q&Aフォーラム)。
テスト通話の手順(設定画面から)
ステップ1:設定画面を開く
- Teamsを起動する
- 画面右上のプロフィールアイコン横にある「…(設定など)」をクリックする
- 表示されたメニューから「設定」をクリックする
ステップ2:デバイス設定を確認する
- 設定画面の左メニューから「デバイス」をクリックする
- スピーカー・マイク・カメラのドロップダウンで、使用したいデバイスが正しく選択されているか確認する
- ヘッドセットや外部マイクを使う場合は、ここで切り替えておく
ステップ3:テスト通話を開始する
- デバイス設定画面の「テスト通話を開始」ボタンをクリックする
- テスト通話画面が開き、自動で音声案内が流れる
ステップ4:案内に従って音声を録音する
テスト通話中の流れは以下のとおりです。
- 「通話の品質をテストするには、ビーという音の後に短いメッセージを録音します。録音したメッセージが再生されます」という音声案内が流れる
- ポーンという音が鳴ったら、マイクに向かって話す(約10〜16秒以内)
- 再度ポーンという音が鳴り、録音した声が再生される
- 自分の声が聞こえれば、マイクとスピーカーの両方が正常に動作している
ステップ5:結果を確認して閉じる
音声が再生された後、「マイク・スピーカー・カメラ・ネットワーク」の結果が表示されます。
すべてに緑のチェックマークがついていれば問題ありません。
確認が終わったら「閉じる」をクリックして通話画面を閉じましょう。
会議参加画面からも音声テストができる
会議に参加するときの「事前参加画面」(カメラやマイクのプレビューが表示される画面)でも、音声テストができます。
事前参加画面に表示される「テスト呼び出しを行う」ボタンをクリックすると、同様のテスト通話が始まります(Microsoftサポート「会議でオーディオ設定を管理する」)。
重要な会議の直前に確認したい場合は、この方法が手軽です。
テスト通話でよくあるトラブルと対処法
音声案内が聞こえない(スピーカーに問題がある可能性)
デバイス設定でスピーカーが正しく選択されているか確認します。
外部スピーカーやヘッドセットを使っている場合、Windowsのサウンド設定でも「既定のデバイス」が合っているか確認しましょう。
録音した声が再生されない・音が小さい(マイクに問題がある可能性)
以下の点を順番に確認します。
- デバイス設定でマイクが正しいデバイスに設定されているか確認する
- Teamsのマイクアイコンに斜線が入っていないか(ミュート状態になっていないか)確認する
- Windowsの設定→「プライバシー」→「マイク」でTeamsのマイク使用が許可されているか確認する
- マイクを一度抜き差しして再接続してみる
- Bluetoothマイクの場合は充電状態と接続状態を確認する
カメラが認識されない
デバイス設定でカメラのドロップダウンを確認します。
複数のカメラが接続されている場合は、使用したいカメラに切り替えましょう。
カメラのドライバーが古い場合、デバイスマネージャーからアップデートすることで改善する場合があります。
「テスト通話を開始」ボタンが表示されない
個人向けの無料版Teamsを使用している可能性があります。
法人・学校向けアカウントでサインインしているか確認しましょう。
また、Webブラウザ版ではテスト通話機能が使えないため、デスクトップアプリ版をインストールしてください。
テスト通話を活用するタイミング
| 場面 | 活用のポイント |
|---|---|
| 重要な商談・社外会議の前 | 当日のトラブルを防ぐために前日や当日朝に実施する |
| 新しいヘッドセット・マイクを購入したとき | デバイスが正しく認識されているか確認する |
| 久しぶりにTeamsを使うとき | 設定が変わっていないか念のために確認する |
| マイクや音声に不安を感じたとき | 即座に原因を特定するために使う |
まとめ
Teamsの音声テスト(テスト通話)は、設定画面の「デバイス」→「テスト通話を開始」から1人で手軽に実施できます。
マイク・スピーカー・カメラ・ネットワークの4項目を確認でき、特に重要な会議の前には必ず実施しておくことをおすすめします。
テスト通話はWindowsおよびMacのデスクトップアプリでのみ利用可能で、Webブラウザ版と個人向け無料版では使用できない点に注意してください。
参考情報源:


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