ゲームを購入してすぐ遊びたいのに、ダウンロードが終わらなくてイライラした経験はありませんか。
Switchのダウンロード速度が遅い原因のほとんどは、通信環境の設定で改善できます。
この記事では、原因の確認方法から即効性の高い対処法まで、順番に解説します。
まず通信速度を確認しよう

対処法を試す前に、今の通信速度を把握しておくと原因が絞り込みやすくなります。
Switchのホーム画面から「設定」→「インターネット」→「接続テスト」を選ぶと、ダウンロード速度(Mbps)が表示されます。
結果の目安は以下のとおりです。
| 測定結果 | 判定 | 状況 |
|---|---|---|
| 50〜100Mbps以上 | 良好 | 通信速度は問題なし |
| 10〜50Mbps | 普通 | 大容量ゲームは時間がかかる |
| 10Mbps未満 | 要改善 | ダウンロードが遅い原因になる可能性が高い |
10Mbps未満が出ている場合は、通信環境の改善が急務です。
50Mbps以上出ているのに遅い場合は、Switch本体や設定側の問題が考えられます。
ダウンロードが遅い主な原因
Switchのダウンロード速度が遅くなる原因は、大きく3つに分類されます。
1. 通信環境の問題
- Wi-Fiルーターとの距離が遠い
- 2.4GHz帯に接続している(混雑しやすい)
- 他の機器が同じWi-Fiを使用している
- ルーター自体が古い・性能が低い
2. Switch本体の状態
- ゲームを起動したままダウンロードしている
- 本体ストレージの空き容量が少ない
- 電源が切れてダウンロードが止まっている
3. サーバー・外部要因
- 任天堂のサーバーがメンテナンス中または混雑している
- 夜間〜深夜などの回線混雑時間帯
対処法8選
1. スリープモードでダウンロードする
Switchでゲームを起動したままダウンロードを行うと、本体の処理が分散されて速度が落ちます。
HOME画面に戻り、そのままスリープ状態でダウンロードするのが最速の方法です。
ゲームやアプリを一切起動せず、充電しながらスリープにしておくのが理想的な状態です。
2. Wi-Fiを5GHz帯に切り替える
家庭用Wi-Fiルーターには、2.4GHzと5GHzの2種類の電波があります。
| 周波数帯 | 特徴 |
|---|---|
| 2.4GHz | 壁を越えやすいが干渉を受けやすく遅い |
| 5GHz | 速いが距離が短め・障害物に弱い |
近距離でSwitchを使うなら、5GHz帯への切り替えが有効です。
ルーターのSSID(ネットワーク名)に「5G」や「A」と付いているものが5GHz帯です。
設定方法は「設定」→「インターネット」→「インターネット設定」→該当のSSIDを選択します。
3. ルーターとSwitchを近づける
任天堂の公式サポートによると、Wi-Fi接続時はSwitchとルーターを2〜3m以内に置くことを推奨しています(Nintendo サポート「インターネット接続」)。
距離が離れるほど電波が弱まり、速度が低下します。
ダウンロード中は、できるだけルーターの近くにSwitchを置くようにしましょう。
また、電子レンジやコードレス電話など、2.4GHz帯と同じ周波数を使う機器もWi-Fiの妨げになります。
4. Switch本体とルーターを再起動する
一時的な通信の不安定さは、再起動で解消できることがあります。
- Switchの電源ボタンを長押し→「電源オプション」→「再起動」を選ぶ
- Wi-Fiルーターとモデム(ONU)の電源ケーブルを抜く
- 30秒待ってからモデムの電源を入れ、ランプが安定したらルーターの電源を入れる
- Switchの電源を入れてダウンロードを再開する
ルーターとモデムが一体型の機器の場合は、まとめて再起動して構いません。
5. 他の機器のWi-Fi接続を切る
スマートフォン・PC・タブレットなど、他の機器が同じWi-Fiに接続していると、回線の帯域を奪い合う形になります。
ダウンロード中はSwitch以外の機器を一時的にWi-Fiから切断するか、動画視聴や大容量通信を控えると効果的です。
6. DNSサーバーをGoogleのものに変更する
DNSサーバー(Domain Name System)とは、URLをIPアドレスに変換するサーバーのことです。
プロバイダーのDNSが遅い場合、Googleの公開DNSに変更すると速度が改善することがあります。
設定手順は以下のとおりです。
- 「設定」→「インターネット」→「インターネット設定」を開く
- 接続中のネットワークを選択→「設定の変更」をタップ
- 「DNS設定」を「自動」から「手動」に変更する
- プライマリDNSに「8.8.8.8」を入力
- セカンダリDNSに「8.8.4.4」を入力して保存
- Switchを再起動して変更を反映させる
7. MTU値を1500に変更する
MTU(Maximum Transmission Unit、最大転送単位)は、1回の通信で送受信できるデータの最大サイズを指します。
SwitchのデフォルトMTU値は1400ですが、1500に変更することで通信効率が上がるケースがあります(Nintendo Life「Switch Download Speed Guide」)。
設定手順は以下のとおりです。
- 「設定」→「インターネット」→「インターネット設定」を開く
- 接続中のネットワークを選択→「設定の変更」をタップ
- 「MTU」の項目を1400から「1500」に変更する
- 保存してSwitchを再起動する
環境によっては効果がない場合もありますが、試してみる価値はあります。
8. 有線LANで接続する(最も効果的)
どの方法を試しても改善しない場合、有線LAN接続が最も根本的な解決策です。
Wi-Fiと異なり、電波干渉や距離の影響を受けないため通信が安定します。
モデル別の有線接続方法:
| モデル | 接続方法 |
|---|---|
| 通常モデル(HAC-001) | ドックにUSB-LAN変換アダプターを接続 |
| 有機ELモデル(HEG-001) | ドックにLANポートが内蔵されているため変換アダプター不要 |
| Switchライト(HDH-001) | USB-LAN変換アダプター+USBハブを使用 |
※通常モデルは「Nintendo Switch対応」と明記されたLANアダプターを選んでください。
対処法の優先順位まとめ
時間をかけずに効果を確認したい場合、以下の順番で試すのがおすすめです。
| 順番 | 対処法 | 難易度 | 効果 |
|---|---|---|---|
| 1 | スリープモードでダウンロード | ★☆☆ | 高 |
| 2 | Switch・ルーターの再起動 | ★☆☆ | 中〜高 |
| 3 | ルーターとの距離を縮める | ★☆☆ | 中 |
| 4 | 5GHz帯に切り替える | ★★☆ | 中〜高 |
| 5 | 他の機器の接続を切る | ★☆☆ | 中 |
| 6 | DNS変更(8.8.8.8) | ★★☆ | 中 |
| 7 | MTU値を1500に変更 | ★★☆ | 中 |
| 8 | 有線LANで接続する | ★★★ | 高 |
まとめ
Switchのダウンロードが遅い場合、多くはWi-Fiの通信環境が原因です。
まずはスリープモードでのダウンロードと再起動を試し、それでも改善しなければDNS変更やMTU調整、有線接続へと段階的に試していきましょう。
Switchのオンラインプレイやソフト管理について詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。
参考情報源:


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