「Teamsのアカウントを削除したいけど、どこから操作すればいいかわからない」という疑問をお持ちではないでしょうか。
Teamsのアカウント削除は、個人用・職場用・学校用で手順が異なり、Microsoftアカウント全体の削除と混同しやすい点も注意が必要です。
この記事では、アカウントの種類別に削除・削除に近い操作の手順をわかりやすく解説します。
最初に知っておくべき重要なこと

TeamsアカウントはMicrosoftアカウントと一体
Microsoft公式サポートによると、Teams単体のアカウントを独立して削除することはできません。
Teamsアカウントは、関連付けられたMicrosoftアカウント全体と同一のため、「Teamsアカウントのみ削除」という操作は存在しません(Microsoft公式サポート「Microsoft Teamsからアカウントをサインアウトまたは削除する」)。
目的に応じて、以下の3つの操作を使い分けることが重要です。
| 操作 | 内容 | 影響範囲 |
|---|---|---|
| サインアウト | デバイスからログアウトする | Teamsのみ。他のMicrosoft製品には影響なし |
| デバイスからアカウントを削除 | そのPCやスマホから認証情報を消す | Windows設定や端末のアカウント管理に影響する場合あり |
| Microsoftアカウントを完全削除 | アカウント自体をすべて消す | OneDrive・Outlook・Xbox等すべてのMicrosoftサービスが失われる |
職場・学校アカウントはIT管理者が管理している
会社や学校から付与された職場・学校用アカウントは、自分では完全に削除できない場合があります。
アカウントの管理はIT管理者が担っているため、完全な削除が必要な場合は管理者への連絡が必要です(Microsoft Learn「Sign out of Microsoft Teams」)。
サインアウトの方法
アカウントをデバイスから削除する前に、まずはサインアウトで十分かどうかを確認しましょう。
デスクトップアプリ(Windows・Mac共通)
- Teamsを開き、右上または左上のプロフィール画像(アイコン)をクリックする
- 「サインアウト」を選択する
スマートフォン(iPhone・Android共通)
- Teamsを開き、左上のプロフィールアイコンをタップする
- 「設定」をタップする
- 画面下部の「サインアウト」をタップする
Webブラウザ
- ブラウザでTeamsを開き、右上のプロフィール画像をクリックする
- 「サインアウト」を選択する
デバイスからアカウントを削除する方法
サインアウトしてもアカウント情報が残り続ける場合や、共有PCから完全にアカウントを消したい場合に有効です。
Windows(個人用Microsoftアカウント)
- スタートボタンを右クリックして「設定」を開く
- 「アカウント」→「メールとアカウント」の順にクリックする
- 削除したいアカウントを選択する
- 「削除」をクリックする
注意: WindowsのサインインにMicrosoftアカウントを使用している場合、このアカウントは削除できません。その場合は先にローカルアカウントへ切り替える必要があります。
Windows(職場または学校アカウント)
- スタートボタンを右クリックして「設定」を開く
- 「アカウント」→「職場または学校へのアクセス」の順にクリックする
- 削除したいアカウントを選択する
- 「切断」をクリックして手順に従う
職場・学校アカウントの完全な削除はIT管理者の権限が必要な場合があります。
「切断」後も問題が解決しない場合は管理者に問い合わせましょう。
Mac(職場または学校アカウント)
- Finderを開き、アプリケーション → ユーティリティ → キーチェーンアクセスを開く
- 削除したいアカウントを右クリックする
- 「(アカウント名)を削除」を選択する
スマートフォン(Android)
- Teamsアプリを開く
- 左上のプロフィールアイコン→「設定」をタップする
- 削除したいアカウントをタップする
- 「削除」または「サインアウト」を選択する
うまくいかない場合は、端末の「設定」→「アプリ」→「Microsoft Teams」→「ストレージ」→「キャッシュをクリア」も合わせて試してみてください。
Teamsのサインイン画面に残ったアカウント履歴を消す方法(Windows)
Teamsを起動したときに「アカウントを選択して続行する」と表示され、不要なアカウントが残っている場合の手順です。
方法1:資格情報マネージャーから削除する
- Teamsを完全に終了する(タスクバーのアイコンを右クリックして「終了」)
- スタートの検索ボックスに「資格情報マネージャー」と入力して開く
- 「Windowsの資格情報」タブを開く
- 「MicrosoftOffice」や「Teams」に関連する資格情報を展開して「削除」をクリックする
- PCを再起動してTeamsを起動し、アカウント履歴が消えているか確認する
方法2:Windowsの設定からアカウントを切断する
- 「設定」→「アカウント」→「メールとアカウント」で不要なアカウントを削除する
- 「設定」→「アカウント」→「職場または学校へのアクセス」で不要なアカウントを切断する
- Teamsを再起動して確認する
Microsoftアカウント自体を完全に削除する方法
Teams含むすべてのMicrosoftサービス(OneDrive・Outlook・Xbox等)を完全に削除したい場合のみ行う操作です。
元に戻すことはできないため、慎重に判断してください。
削除前に確認すること
- OneDriveに保存したファイルのバックアップを取ったか
- Outlook・Hotmailのメール・連絡先のバックアップを取ったか
- Xboxゲームの購入履歴や実績が失われることを理解しているか
- Teamsのチャット・会議ログ・ファイルが閲覧できなくなることを理解しているか
- WindowsのサインインにMicrosoftアカウントを使っていないか
削除手順
- Microsoftアカウント削除ページにアクセスする
- 削除したいアカウントでサインインする
- 本人確認(メールへのセキュリティコード送信など)を完了する
- 削除前の確認事項を確認し、すべてにチェックを入れる
- 「アカウントを削除する」をクリックする
重要: 削除設定後、60日以内に同じアカウントでサインインするとキャンセルされます。完全な削除は60日後です(Microsoft公式サポート)。
目的別:どの操作を選ぶべきか
| やりたいこと | 推奨する操作 |
|---|---|
| 一時的にTeamsを使わない | サインアウト |
| 共有PCから自分のアカウント情報を消したい | デバイスからアカウントを削除 |
| サインイン画面から不要なアカウント履歴を消したい | 資格情報マネージャーから削除 |
| 退職・転職などで職場アカウントを使わなくなった | 「職場または学校へのアクセス」から切断(または管理者に依頼) |
| Microsoftのすべてのサービスを完全にやめたい | Microsoftアカウントの完全削除 |
| Teamsだけをアンインストールしたい | アプリのアンインストール(アカウントは残る) |
まとめ
Microsoft TeamsのアカウントはMicrosoftアカウントと一体であるため、Teams単独での削除はできない仕様です。
目的に応じた操作を選ぶことが重要で、多くの場合は「サインアウト」または「デバイスからアカウントを削除」で十分対応できます。
職場・学校アカウントを完全に削除したい場合は、IT管理者への確認が必要なケースもある点に注意してください。
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