アニメの種類を徹底解説!対象層・放送形式・ジャンルまとめ

「アニメ」と一口に言っても、その種類は実に多彩です。
子ども向けから大人向けまで、テレビ放送から配信専用まで、バトルものからラブコメまで、分類の切り口はさまざまあります。
この記事では、アニメを「対象読者層別」「放送・配信形式別」「ストーリージャンル別」の3つの切り口から整理して解説します。


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対象読者層別の分類

アニメの多くは、原作漫画が掲載される雑誌の読者層をもとに分類されています。
「少年向け」「少女向け」「青年向け」「女性向け」の4種類が基本です。

少年向けアニメ(ショウネン)

主に小学生〜中学生の男子を対象にした作品です。
バトル・冒険・友情・成長をテーマにした作品が多く、週刊少年ジャンプや週刊少年マガジンなどの少年漫画誌を原作とする作品が中心です。

代表作:「ONE PIECE」「鬼滅の刃」「僕のヒーローアカデミア」「NARUTO」

ただし、実際には中高生や成人にも広く人気があり、「少年向け」という分類はあくまで対象として想定された層を示すものです。

少女向けアニメ(ショウジョ)

主に小学生〜中学生の女子を対象にした作品です。
恋愛・友情・魔法少女などをテーマにした作品が多く、りぼんやなかよしなどの少女漫画誌を原作とする作品が代表的です。

代表作:「美少女戦士セーラームーン」「カードキャプターさくら」「プリキュアシリーズ」「君に届け」

青年向けアニメ(セイネン)

主に高校生〜20代以上の男性を対象にした作品です。
少年漫画と比較して表現の自由度が高く、社会問題・心理描写・哲学的テーマを扱う作品も多くなっています。
ビッグコミックやヤングジャンプなどの青年漫画誌を原作とする作品が中心です。

代表作:「進撃の巨人」「BERSERK」「東京喰種」「アオアシ」

女性向けアニメ(ジョセイ)

主に成人女性を対象にした作品です。
恋愛をリアルに描く作品や、BL(ボーイズラブ)作品などもこのカテゴリに含まれます。

代表作:「テラスハウス」「フルーツバスケット」「ヲタクに恋は難しい」


放送・配信形式別の分類

アニメはどのような形で視聴者に届けられるかによっても分類できます。
主な形式は「テレビアニメ」「劇場版アニメ」「OVA」「ONA」の4種類です。

テレビアニメ(TVアニメ)

地上波・BS・CS・深夜枠などで放送されるアニメです。
1話あたりおよそ20〜25分で構成され、1クール(約3か月・全12〜13話)で1シーズンとなる形式が現在の主流です。
スポンサーの意向や放送コードに沿った制作が求められるため、表現に一定の制約があります。

深夜アニメは1990年代後半から増加し、大人向けの複雑なテーマを扱う作品の発表の場として定着しました。

劇場版アニメ(アニメ映画)

映画館で公開されるアニメです。
テレビアニメの続編・総集編として作られるものと、スタジオジブリ作品のようなオリジナル劇場作品の2種類があります。
制作に十分な時間と予算をかけられるため、映像・音楽の品質が高い作品が多く、興行収入として収益を得るビジネスモデルです。

代表作(オリジナル):「千と千尋の神隠し」「君の名は。」「すずめの戸締まり」
代表作(テレビの続編):「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」「名探偵コナン」シリーズ

OVA(オリジナル・ビデオ・アニメーション)

テレビ放送も劇場公開も行わず、DVD・Blu-rayなどのパッケージソフト販売を主な流通経路とするアニメです。
1983年に世界初のOVAである「ダロス」(押井守監督)が発売され、1980〜90年代にかけて全盛期を迎えました。

放送コードに縛られないため表現の自由度が高く、テレビでは放送しにくい内容や、コアなファン向けのスピンオフ・番外編として使われることが多いです。
2000年代以降は深夜アニメや配信サービスの台頭により、OVAの数は減少傾向にあります。

OVAの主な使われ方:

  • テレビシリーズの番外編・スペシャル
  • 原作の未アニメ化エピソードの補完
  • 表現の制約が少ない独自作品

ONA(オリジナル・ネット・アニメーション)

NetflixやAmazon Prime Video、YouTubeなどのインターネット配信プラットフォームでのみ公開されるアニメです。
OVAのネット版ともいえる位置づけで、2010年代以降に急増しました。

NETFLIXがアニメ制作に多額の投資をするようになったことで、高予算のONA作品も登場しています。

代表作:「サイバーパンク: エッジランナーズ」(Netflix)、「攻殻機動隊 SAC_2045」(Netflix)


ストーリージャンル別の分類

テーマやストーリーの内容による分類です。
複数のジャンルをまたぐ作品も多く、あくまで傾向を示す分類です。

ジャンル特徴代表作
バトル・アクション戦闘・能力バトルが中心「DRAGON BALL」「呪術廻戦」
ファンタジー異世界・魔法など架空の世界が舞台「フルーツバスケット」「FAIRY TAIL」
異世界転生主人公が異世界に転生・召喚される「転生したらスライムだった件」「Re:ゼロ」
恋愛・ラブコメ恋愛を中心にコメディ要素を含む「かぐや様は告らせたい?」「五等分の花嫁」
スポーツスポーツを題材に成長・競争を描く「ハイキュー!!」「黒子のバスケ」
SF宇宙・ロボット・未来技術などが題材「機動戦士ガンダム」「新世紀エヴァンゲリオン」
ホラー・サスペンス恐怖・謎・心理描写が中心「東京喰種」「進撃の巨人」
日常系特別な事件がなく、キャラの日常を描く「けいおん!」「ゆるキャン△」
ギャグ・コメディ笑いを中心とした作品「銀魂」「はたらく細胞」
魔法少女変身能力を持つ少女が活躍する「プリキュア」「魔法少女まどか☆マギカ」

まとめ

アニメの分類は「誰に向けて作られたか(対象層)」「どうやって届けられるか(放送形式)」「どんな内容か(ジャンル)」の3軸で整理すると理解しやすくなります。

実際の作品は複数のジャンルをまたぐことも多く、たとえば「少年向け・テレビアニメ・バトルとファンタジーの複合ジャンル」のように組み合わせて説明されることも珍しくありません。
作品を探すときの参考にしてみてください。


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