釣りをテーマにしたアニメは、1980年代の昭和名作から2022年の最新作まで、実は意外と多くの作品が存在します。 釣り好きの方はもちろん、日常系アニメや青春アニメが好きな方にも楽しめる作品がそろっているので、ぜひ参考にしてみてください。
釣りアニメ一覧
1. 釣りキチ三平(1980年)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送期間 | 1980年4月7日〜1982年6月28日 |
| 話数 | 全109話 |
| 放送局 | フジテレビ系 |
| 制作会社 | 日本アニメーション |
| 原作 | 矢口高雄(週刊少年マガジン連載) |
釣りアニメの原点にして頂点とも言える昭和の名作です。 東北の山村に暮らす天才釣り少年・三平三平(みひらさんぺい)が、海・川・湖を問わず全国各地の大物に挑む冒険譚を描いています。
釣りの技術解説や自然描写が丁寧で、釣り入門書としても機能する内容です。 原作の単行本は累計発行部数5,000万部を突破しており、釣り漫画の金字塔として今も多くのファンに愛されています。
2. スーパーフィッシング グランダー武蔵(1997年)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送期間 | 1997年4月2日〜1997年9月24日 |
| 話数 | 全25話 |
| 放送局 | テレビ東京系 |
| 制作会社 | 日本アニメーション |
| 原作 | てしろぎたかし(月刊コロコロコミック連載) |
90年代のバス釣りブームを牽引した、子ども向け熱血釣りアニメです。 都会から田舎に引っ越してきた小学生・風間武蔵が、釣りの天才「ミラクル・ジム」と出会い、ルアーフィッシングの才能を開花させていきます。
釣りをスポーツバトルとして描くスタイルが特徴的で、主人公の必殺技「グランダーウェーブ」や「スパイラルキャスト」はとくに印象的です。 作中のルアーはプロアングラーの村田基氏が監修し、バンダイから商品化されました。
3. グランダー武蔵RV(1998年)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送期間 | 1998年4月4日〜1998年12月26日 |
| 話数 | 全39話 |
| 放送局 | テレビ東京系 |
| 制作会社 | 日本アニメーション |
グランダー武蔵の続編です。 今度は「伝説の7つのルアー・レジェンダー」を集めてGマスター(グランダーの頂点に立つ称号)を目指す冒険活劇が展開されます。
前作よりもスケールが大きくなり、武蔵たちの釣りバトルが世界規模へと広がっていきます。 全39話と前作より話数が多く、ストーリーもより濃密になっています。
4. 釣りバカ日誌(2002年)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送期間 | 2002年11月2日〜2003年9月13日 |
| 話数 | 全36話 |
| 放送局 | テレビ朝日系 |
| 制作会社 | 東映アニメーション |
| 原作 | やまさき十三・北見けんいち(ビッグコミックオリジナル連載) |
国民的釣り漫画をアニメ化した作品です。 万年ヒラ社員のサラリーマン・浜崎伝助(通称ハマちゃん)が、会社の社長と知らずに釣り仲間になってしまうという人情コメディです。
実写映画シリーズでも長年親しまれてきた原作をアニメ化しており、釣りの楽しさをほのぼのとした笑いを交えながら描いています。 大人が気軽に楽しめる、数少ない社会人・家族向けの釣りアニメです。
5. 爆釣バーハンター(2003年)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送期間 | 2003年 |
| 放送局 | テレビ東京系 |
| 原作 | 同名の体感ゲーム |
バーコードを読み込んで「バーソウル」と呼ばれる仮想の魚を釣り上げる体感ゲームをアニメ化した作品です。 釣り好きの少年・立津手トッタが父の遺品のロッドを手に、バーコード釣りの世界「爆釣」に飛び込んでいきます。
他の釣りアニメとは一線を画す、ゲーム連動型のユニークなコンセプトが特徴です。
6. つり球(2012年)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送期間 | 2012年4月〜6月 |
| 話数 | 全12話 |
| 放送局 | フジテレビ「ノイタミナ」枠 |
| 制作会社 | A-1 Pictures |
| 監督 | 中村健治 |
「SF(青春フィッシング)」をキャッチコピーに掲げた、アニメオリジナル作品です。 舞台は湘南・江の島。コミュニケーションが苦手な高校生・ユキ、自称宇宙人のハル、生粋の地元っ子・夏樹、謎のインド人・アキラという個性豊かな4人が釣りを通じて成長していきます。
釣りを入り口に、人間関係の再構築と地球規模の謎が絡み合うSF展開が話題を呼んだ作品です。 音楽にフジファブリックを起用し、ED曲にはさよならポニーテールが「空も飛べるはず」をカバーするなど、音楽面でも注目されました。
7. 放課後ていぼう日誌(2020年)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送期間 | 2020年4月〜9月(コロナ禍のため中断・再開) |
| 話数 | 全12話 |
| 放送局 | AT-Xほか |
| 制作会社 | 動画工房 |
| 原作 | 小坂泰之(ヤングチャンピオン烈連載) |
「ゆるキャン△の釣り版」とも評される、女子高生日常系部活アニメです。
生き物が苦手なインドア派の鶴木陽渚が、熊本・芦北町の海辺に引っ越し、半ば強制的に「ていぼう部」へ入部。釣りの魅力に少しずつ惹かれていく過程を丁寧に描いています。
釣り道具の解説、魚の捌き方、漁業ルールまで盛り込まれており、釣り初心者の入門書としても評価が高い作品です。 原作コミックは電子書籍を含む累計100万部を突破しており(2021年11月時点)、実写ドラマ化もされています。
8. スローループ(2022年)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送期間 | 2022年1月7日〜3月25日 |
| 話数 | 全12話 |
| 放送局 | AT-Xほか |
| 制作会社 | CONNECT |
| 原作 | うちのまいこ(まんがタイムきららフォワード連載) |
フライフィッシングという珍しい釣りスタイルに特化した、家族の絆をテーマにした日常系アニメです。 亡き父から教わったフライフィッシングを嗜む海凪ひよりと、母の再婚相手の娘・小春が出会い、義姉妹として共に成長していく物語です。
キャッチコピーは「釣り糸(ライン)が結ぶ、家族の環(ループ)」。 舞台の一部は神奈川県横須賀市がモデルとなっており、フライフィッシング専門店「ハーミット」(水道橋)も作中に登場します。
9. ネガポジアングラー(2024年)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送期間 | 2024年10月3日〜2024年12月19日 |
| 話数 | 全12話 |
| 放送局 | AT-X・TOKYO MXほか |
| 制作会社 | NUT |
| 原作 | ネガグラプロジェクト(オリジナル) |
| 監督 | 上村泰 |
余命2年の宣告と多額の借金を抱えた大学生・佐々木常宏が、釣りと人との繋がりを通して人生を見つめ直していくヒューマンストーリーです。 借金取りに追われて海へ転落したところを、釣り好きの少女ハナとその仲間に助けられたことがきっかけで、常宏は初めて釣りと向き合うことになります。
ゆるい日常系ではなく、主人公が抱える重いバックグラウンドと釣りの「生の実感」を絡めた硬派な作風が特徴です。 主人公の声を岩中睦樹、ヒロインのハナをファイルーズあいが担当し、OP/EDには Van de Shop・96猫が参加しています。
作品タイプ別おすすめ
本格的な釣りを楽しみたい人向け
釣りキチ三平がおすすめです。 渓流釣り・海釣り・フライフィッシングなどあらゆる釣りを網羅しており、釣り技術の解説も充実しています。
日常系・癒しアニメが好きな人向け
放課後ていぼう日誌またはスローループがおすすめです。 ゆったりした雰囲気のなかで釣りの魅力を学べます。前者は海釣り全般、後者はフライフィッシングに特化しています。
個性的な設定を楽しみたい人向け
つり球がおすすめです。 宇宙人・インド人・コミュ障の高校生が江ノ島で地球を救うという、唯一無二のSF×釣りの組み合わせを楽しめます。
感動的なヒューマンドラマを求める人向け
ネガポジアングラーがおすすめです。 釣りをスポーツや趣味としてではなく、人生の再出発の契機として描いており、ドラマ性の強い作品を求める大人のアニメファンに刺さる内容です。
子どもと一緒に見たい人向け
グランダー武蔵シリーズがおすすめです。 必殺技・ライバルとの熱い勝負など、少年漫画的なカタルシスを釣りで表現しており、親子でも楽しめる内容です。
まとめ
釣りアニメは昭和の名作から令和の最新作まで、全9作品が制作されています。 釣りの本格的な描写を重視するかどうか、主人公の年齢層、日常系かアクション系かなど、好みに合わせて選んでみてください。 それぞれの作品が「釣り」を軸に、人間関係や成長、家族の絆など異なるテーマを描いており、釣りに詳しくない方でも十分に楽しめます。
参考情報源:
- 日本アニメーション公式「釣りキチ三平」
- 日本アニメーション公式「スーパーフィッシング グランダー武蔵」
- 日本アニメーション公式「グランダー武蔵RV」
- 東映アニメーション公式「釣りバカ日誌」
- TVアニメ「つり球」公式サイト
- TVアニメ「放課後ていぼう日誌」公式サイト
- TVアニメ「スローループ」公式サイト
- TVアニメ「ネガポジアングラー」公式サイト
- Wikipedia「釣りキチ三平」「スーパーフィッシング グランダー武蔵」「つり球」「放課後ていぼう日誌」「スローループ」「釣りバカ日誌」「ネガポジアングラー」(各記事)

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