「気づいたらMicrosoft Teamsがインストールされている…」
「アンインストールしても、また勝手にインストールされる…」
「Teamsを使わないのに、なぜ勝手にインストールされるの?」
Wordやxcelを使っているだけなのに、いつの間にかMicrosoft Teamsがインストールされていて、困っている方は多いのではないでしょうか。
しかも、アンインストールしても何度も復活するという厄介な現象に悩まされている方もいるはずです。
この記事では、Microsoft Teamsが勝手にインストールされる原因と、完全に防止する方法を詳しく解説します。
Windows 10、Windows 11それぞれの対処法を、初心者の方にもわかりやすく説明していきます。
- Microsoft Teamsが勝手にインストールされる3つの原因
- Teamsが勝手にインストールされないようにする方法
- 【方法1】Teams Machine-Wide Installerをアンインストール(最も重要)
- 手順
- 重要な注意点
- 【方法2】Office Deployment Toolでインストールから除外
- 手順
- XMLファイルの例
- 【方法3】Microsoft 365 Apps管理センターで設定
- 手順
- 【方法4】グループポリシーで制御(企業・組織向け)
- Teamsのインストールを防止するグループポリシー
- Teamsの自動起動を防止するグループポリシー
- 【方法5】レジストリで制御(上級者向け)
- 重要な注意事項
- Teamsのインストールを防止するレジストリ設定
- Teamsの自動起動を防止するレジストリ設定
- 【方法6】Windows 11の個人用Teamsの自動インストールを防止
- タスクバーのチャットアイコンを無効化
- グループポリシーで制御(Windows 11 Pro以上)
- レジストリで制御(上級者向け)
- 既にインストールされた個人用Teamsを削除する方法
- Microsoft 365の更新後にTeamsが再インストールされる場合
- 会社のPCでTeamsが勝手にインストールされる場合
- よくある質問
- まとめ
- 参考情報
Microsoft Teamsが勝手にインストールされる3つの原因

Microsoft Teamsが勝手にインストールされる現象は、Microsoftの仕様によるものです。
主な原因は以下の3つです。
原因1: Microsoft 365/Office 365と同時インストール
Microsoft 365(旧Office 365)をインストールすると、Teamsが自動的に含まれます。
これは2019年2月頃(バージョン1902)から始まった仕様です。
Word、Excel、PowerPointだけを使いたい場合でも、Microsoft 365のインストール時にTeamsが一緒にインストールされます。
これは、MicrosoftがビジネスコミュニケーションツールとしてTeamsを普及させるための戦略です。
Microsoft Teamsとは?基本的な使い方の記事でも解説していますが、Teamsはリモートワークやオンライン会議に便利なツールです。
しかし、使わない人にとっては不要なアプリとなってしまいます。
インストールされるタイミング:
- Microsoft 365の新規インストール時
- Microsoft 365の更新時
- Officeアプリの修復時
原因2: Teams Machine-Wide Installerによる自動再インストール
Microsoft 365をインストールすると、「Teams Machine-Wide Installer」というプログラムも一緒にインストールされます。
このプログラムは、Teamsが削除された場合に、次回ユーザーがWindowsにログインしたときに自動的にTeamsを再インストールする役割を持っています。
そのため、Teamsだけをアンインストールしても、PC再起動後やログイン後に自動的にTeamsが復活してしまうのです。
Teams Machine-Wide Installerの役割:
- Teamsクライアントが削除されたことを検知
- ユーザーがログインしたタイミングで自動再インストール
- ユーザーごとに個別のTeamsクライアントをインストール
この仕組みについては、Microsoft Teamsがアンインストールできない原因と対処法の記事でも詳しく解説しています。
原因3: Windows 11の個人用Teams(プリインストール)
Windows 11では、個人用のMicrosoft Teamsが標準機能として搭載されています。
これは、職場や学校向けのTeamsとは別のアプリです。
Windows 11のインストール時や、Windows Updateの後に、自動的にインストールされることがあります。
タスクバーに表示される「チャット」アイコンから起動すると、個人用Teamsがインストールされます。
個人用Teamsの自動インストールシナリオ:
- タスクバーのチャットアイコンをクリック
- Windows 11の既定タスクによる自動インストール(ランダムなタイミング)
- ユーザーの初回ログイン時(プロビジョニングパッケージから)
Teamsが勝手にインストールされないようにする方法
Teamsが勝手にインストールされるのを防ぐには、原因に応じた対処が必要です。
以下、効果的な方法を順番に説明します。
【方法1】Teams Machine-Wide Installerをアンインストール(最も重要)
既にTeamsがインストールされている場合、まずTeamsとTeams Machine-Wide Installerの両方をアンインストールする必要があります。
この方法は、Microsoft Teamsのアンインストール方法の記事でも詳しく解説していますが、ここでも簡単に説明します。
手順
- タスクバーのTeamsアイコンを右クリック
- 「終了」を選択してTeamsを完全に終了
- Windowsキー + I を押して「設定」を開く
- 「アプリ」→「アプリと機能」(Windows 11では「インストールされているアプリ」)を開く
- 検索ボックスに「teams」と入力
- 「Microsoft Teams」または「Microsoft Teams Classic」を見つけてアンインストール
- 同じ画面で「Teams Machine-Wide Installer」も探してアンインストール(これが最重要)
- PCを再起動
重要な注意点
- Teams Machine-Wide Installerをアンインストールしない限り、Teamsは何度でも復活します
- Outlook、Word、Excelなど他のMicrosoft 365アプリが起動している場合、アンインストールできないことがあります
- すべてのMicrosoft 365アプリを終了してからアンインストールしてください
【方法2】Office Deployment Toolでインストールから除外
新規にMicrosoft 365をインストールする場合、Office Deployment Tool(ODT)を使用してTeamsをインストールから除外できます。
この方法は、企業や組織で複数のPCにOfficeを展開する場合に特に有効です。
手順
- Office Deployment Toolを公式サイトからダウンロード
- またはOffice Customization Toolにアクセス(より簡単)
- Microsoft 365管理者アカウントでサインイン
- 「Device Configuration」→「Office Customization Tool」を選択
- 「Apps」セクションで「Teams」のチェックを外す
- カスタマイズした設定ファイル(XMLファイル)を保存
- このXMLファイルを使ってOfficeをインストール
XMLファイルの例
<Configuration>
<Add OfficeClientEdition="64">
<Product ID="O365ProPlusRetail">
<Language ID="ja-jp" />
<ExcludeApp ID="Teams" />
</Product>
</Add>
</Configuration>
このXMLファイルを使用してOfficeをインストールすると、Teamsはインストールされません。
【方法3】Microsoft 365 Apps管理センターで設定
Microsoft 365管理者は、管理センターから組織全体でTeamsの自動インストールを無効化できます。
手順
- Microsoft 365 Apps管理センターにアクセス
- Microsoft 365管理者アカウントでサインイン
- 「Customization」→「Device Configuration」→「Modern Apps Settings」を選択
- 「Microsoft Teams (work or school)」を選択
- 「Enable automatic installation of new Microsoft Teams」のチェックを外す
- 変更を保存
この設定により、組織内のすべてのユーザーに対して、Teamsの自動インストールが無効化されます。
【方法4】グループポリシーで制御(企業・組織向け)
企業や組織で複数のPCを管理している場合、グループポリシーを使用してTeamsのインストールを制御できます。
この方法は、Windows Proエディション以上で使用可能です。
Teamsのインストールを防止するグループポリシー
- Windowsキー + R を押して「ファイル名を指定して実行」を開く
gpedit.mscと入力して「OK」をクリック- 以下のパスに移動
コンピューターの構成 > ポリシー > 管理用テンプレート > Microsoft Office 2016 (マシン) > 更新
- 「Officeの新規インストールまたは更新時にMicrosoft Teamsをインストールしない」ポリシーを探す
- ポリシーをダブルクリックして開く
- 「有効」を選択
- 「OK」をクリック
- PCを再起動
Teamsの自動起動を防止するグループポリシー
Teamsがインストールされても自動起動しないようにするには、別のポリシーを設定します。
- グループポリシーエディターを開く
- 以下のパスに移動
ユーザーの構成 > ポリシー > 管理用テンプレート > Microsoft Teams
- 「インストール後にMicrosoft Teamsが自動的に起動しないようにする」ポリシーを有効にする
【方法5】レジストリで制御(上級者向け)
グループポリシーが使用できない場合、レジストリを直接編集してTeamsのインストールを防止できます。
重要な注意事項
レジストリの誤操作は、Windowsシステムに深刻な問題を引き起こす可能性があります。
作業前に必ずレジストリのバックアップを取ることを強くお勧めします。
Teamsのインストールを防止するレジストリ設定
- Windowsキー + R を押して「ファイル名を指定して実行」を開く
regeditと入力して「OK」をクリック- ユーザーアカウント制御の確認が表示されたら「はい」をクリック
- 以下のパスに移動
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Office\16.0\common\officeupdate
- 右側のペインで右クリック→「新規」→「DWORD(32ビット)値」を選択
- 名前を
preventteamsinstallに設定 - 作成した値をダブルクリックし、値のデータを
1に設定 - レジストリエディターを閉じる
- PCを再起動
Teamsの自動起動を防止するレジストリ設定
- レジストリエディターを開く
- 以下のパスに移動
HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Office\16.0\Teams
※このキーが存在しない場合は、手動で作成してください。
- 右側のペインで右クリック→「新規」→「DWORD(32ビット)値」を選択
- 名前を
PreventFirstLaunchAfterInstallに設定 - 作成した値をダブルクリックし、値のデータを
1に設定 - レジストリエディターを閉じる
- PCを再起動
【方法6】Windows 11の個人用Teamsの自動インストールを防止
Windows 11で個人用Teamsの自動インストールを防止するには、以下の方法があります。
タスクバーのチャットアイコンを無効化
- タスクバーの空白部分を右クリック
- 「タスクバーの設定」を選択
- 「タスクバー項目」セクションを探す
- 「チャット」のスイッチをオフにする
この設定により、タスクバーからチャットアイコンが削除され、誤ってクリックすることでのTeamsインストールを防げます。
グループポリシーで制御(Windows 11 Pro以上)
- Windowsキー + R を押して
gpedit.mscを実行 - 以下のパスに移動
コンピューターの構成 > 管理用テンプレート > Windowsコンポーネント > チャット
- 「タスクバーのチャットアイコンを無効にする」ポリシーを有効化
レジストリで制御(上級者向け)
- レジストリエディターを開く
- 以下のパスに移動
HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Communications
- 右側のペインで右クリック→「新規」→「DWORD(32ビット)値」を選択
- 名前を
ConfigureChatAutoInstallに設定 - 値のデータを
0に設定
既にインストールされた個人用Teamsを削除する方法
既にWindows 11の個人用Teamsがインストールされている場合、PowerShellで削除できます。
手順
- Windowsキー + X を押して「Windows PowerShell(管理者)」を選択
- 以下のコマンドを実行してアンインストール
Get-AppxPackage -Name MicrosoftTeams | Remove-AppxPackage
- プロビジョニングパッケージも削除
Get-AppxProvisionedPackage -Online | Where-Object {$_.DisplayName -eq "MicrosoftTeams"} | Remove-AppxProvisionedPackage -Online
これにより、個人用Teamsとそのプロビジョニングパッケージが削除され、新規ユーザーにも自動インストールされなくなります。
Microsoft 365の更新後にTeamsが再インストールされる場合

Microsoft 365のアップデート時に、Teamsが再度インストールされることがあります。
これを防ぐには、以下の対策が有効です。
対策1: グループポリシーまたはレジストリ設定を維持
グループポリシーやレジストリでTeamsのインストールを防止する設定を行っている場合、これらの設定は更新後も維持されます。
定期的に設定が有効になっているか確認してください。
対策2: Teams Machine-Wide Installerの自動インストールを防止
Microsoft 365の更新時に、Teams Machine-Wide Installerも再インストールされることがあります。
レジストリで preventteamsinstall を設定している場合、この自動再インストールも防げます。
対策3: Microsoft 365 Apps管理センターの設定を確認
組織で使用している場合、Microsoft 365 Apps管理センターの設定が変更されていないか定期的に確認してください。
更新により設定がリセットされることは通常ありませんが、念のため確認することをお勧めします。
会社のPCでTeamsが勝手にインストールされる場合
会社から支給されたPCの場合、IT部門がグループポリシーでTeamsの自動インストールを設定している可能性があります。
確認すべきこと
組織のポリシーを確認
IT部門に問い合わせて、Teamsの使用が必須かどうか確認してください。
多くの企業では、Teamsをコミュニケーションツールとして標準採用しています。
勝手に設定を変更しない
会社のPCの場合、許可なくグループポリシーやレジストリを変更すると、セキュリティポリシー違反となる可能性があります。
必ずIT部門の承認を得てから変更してください。
自動起動だけを無効化する
Teamsのインストール自体が必須の場合でも、自動起動を無効化することは通常許可されています。
詳しくは、Microsoft Teams勝手に起動を止める方法の記事をご覧ください。
よくある質問
Q1: Teamsをアンインストールしても安全ですか?
Microsoft 365の他のアプリ(Word、Excel、PowerPointなど)は、Teamsをアンインストールしても正常に動作します。
ただし、会社でTeamsを使用している場合は、IT部門に確認してから削除してください。
Q2: Teams Machine-Wide Installerが見つかりません
Microsoft 365のインストール方法によっては、Teams Machine-Wide Installerがインストールされていない場合があります。
その場合は、Teamsだけをアンインストールすれば問題ありません。
Q3: アンインストール後、どのくらいでTeamsが復活しますか?
Teams Machine-Wide Installerが残っている場合、次回ユーザーがWindowsにログインしたタイミングでTeamsが再インストールされます。
通常、ログイン後数分以内にインストールが開始されます。
Q4: 個人用TeamsとTeams for businessの違いは?
個人用TeamsはWindows 11に標準搭載されているもので、個人用Microsoftアカウントでサインインします。
Teams for business(職場や学校向けTeams)は、Microsoft 365のビジネスアカウントでサインインします。
これらは別のアプリであり、それぞれ個別に管理する必要があります。
Q5: Teamsが必要になった場合、再インストールできますか?
はい、いつでも再インストールできます。
Microsoft Teams公式ダウンロードページからダウンロードしてインストールしてください。
Q6: グループポリシーが使えない場合はどうすればいいですか?
Windows Homeエディションではグループポリシーが使用できません。
その場合は、レジストリを直接編集するか、Office Deployment Toolを使用してTeamsを除外した状態でOfficeをインストールしてください。
Q7: Officeを修復するとTeamsもインストールされますか?
はい、Officeのオンライン修復を実行すると、Teamsも再インストールされます。
これを防ぐには、事前にレジストリで preventteamsinstall を設定しておく必要があります。
まとめ
Microsoft Teamsが勝手にインストールされる現象は、Microsoftの仕様によるものです。
しかし、適切な設定を行うことで、自動インストールを防ぐことができます。
重要なポイント:
- Teams本体だけでなく、Teams Machine-Wide Installerも必ずアンインストールする
- 新規インストール時は、Office Deployment Toolで除外する
- 企業・組織では、グループポリシーまたはMicrosoft 365 Apps管理センターで制御する
- Windows 11の個人用Teamsは、タスクバーのチャットアイコンを無効化する
最も確実な方法は、以下の組み合わせです。
- Teams本体とTeams Machine-Wide Installerの両方をアンインストール
- レジストリで
preventteamsinstallを設定 - Windows 11の場合、タスクバーのチャットアイコンを無効化
会社のPCの場合は、必ずIT部門に確認してから設定を変更してください。
個人のPCの場合は、上記の方法でTeamsの自動インストールを完全に防止できます。
Teamsを使わない環境では、自動インストールを防ぐことで、ストレージの節約とPCの起動速度の向上が期待できます。
最終更新日:2026年2月16日

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