Microsoft Teamsが重い・遅い時の完全対策ガイド|軽くする設定から根本解決まで

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「Teamsの起動に時間がかかりすぎる」
「会議中に画面が固まる、カクカクする」
「画面共有すると動作が重くなってPC全体が遅くなる」
「チャットの送信が遅い、メッセージが表示されない」

Microsoft Teamsを使っていて、こんな悩みを抱えていませんか?

リモートワークが当たり前になった今、Teamsは業務に欠かせないツールです。
しかし、動作が重いと業務効率が大幅に低下し、ストレスも溜まります。

この記事では、Teamsが重い・遅い原因を詳しく分析し、すぐに試せる対処法から根本的な解決方法まで、段階的に解説します。

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  1. Microsoft Teamsが重い・遅いとは? 具体的な症状
    1. よくある症状
  2. Teamsが重くなる主な原因
    1. Teamsアプリ自体の問題
    2. PC環境の問題
    3. ネットワーク環境の問題
  3. 今すぐ試せる!Teamsを軽くする5つの基本対策
    1. 1. Teamsアプリの完全再起動
    2. 2. PCの再起動
    3. 3. 不要なアプリケーションを閉じる
    4. 4. ブラウザ版Teamsの使用
    5. 5. 会議中のビデオをオフにする
  4. キャッシュクリアでTeamsを高速化(最も効果的)
    1. Windowsでキャッシュをクリアする方法
    2. Macでキャッシュをクリアする方法
  5. Teamsの設定を最適化する
    1. GPUハードウェアアクセラレーションを無効化
    2. 自動起動を無効化
    3. 通知設定の最適化
  6. ネットワーク環境を改善する
    1. インターネット接続速度を確認
    2. VPNをオフにして確認
    3. DNSサーバーを変更
  7. PC環境を最適化する
    1. メモリ使用状況の確認
    2. 4K/UHDモニター使用時の対策
    3. グラフィックドライバーの更新
  8. Windows資格情報をクリア(高度な対処法)
  9. Teamsアプリの再インストール(最終手段)
    1. Windowsでの再インストール
    2. Macでの再インストール
  10. 長期的な予防策と定期メンテナンス
    1. 月1回のキャッシュクリア
    2. 不要なチームやチャネルから退出
    3. Teamsアプリを最新版に保持
    4. PCのメンテナンス
  11. IT管理者向けの対策
    1. Microsoft 365ネットワーク接続の最適化
    2. ポリシーによる機能制限
    3. 推奨PC仕様の策定
  12. よくある質問(FAQ)
    1. Q: キャッシュを削除してもデータは失われませんか?
    2. Q: GPUハードウェアアクセラレーションは無効にすべきですか?
    3. Q: Teamsはどれくらいのメモリを使いますか?
    4. Q: ブラウザ版とデスクトップアプリ版、どちらが軽いですか?
    5. Q: なぜTeamsは他のチャットアプリより重いのですか?
    6. Q: 4Kモニターを使っていますが、解像度を下げたくありません
    7. Q: VPN使用時にTeamsが重いのですが、解決方法はありますか?
    8. Q: Teamsの自動起動を無効にしても、勝手に起動します
  13. まとめ

Microsoft Teamsが重い・遅いとは? 具体的な症状

まず、「Teamsが重い」とはどのような状態を指すのか、具体的な症状を確認しましょう。

よくある症状

起動・ログイン時の遅さ

  • Teamsアプリの起動に1分以上かかる
  • ログイン後、チャット一覧が表示されるまで時間がかかる
  • 起動中に「応答なし」と表示される
  • Windows起動時にTeamsが立ち上がると、PC全体が重くなる

操作時の遅さ

  • チャットや通話の切り替えに時間がかかる
  • メッセージを送信してから表示されるまで遅延がある
  • ファイルのプレビュー表示が遅い
  • 検索結果の表示に時間がかかる

会議中の問題

  • ビデオ会議中に映像がカクカクする
  • 音声が途切れる、遅延する
  • 画面共有すると動作が重くなる
  • 会議中にTeamsが落ちる、フリーズする
  • 複数人の会議で特に重くなる

システム全体への影響

  • Teamsを起動すると他のアプリも遅くなる
  • CPUやメモリの使用率が異常に高い
  • PCのファンがうるさく回り続ける
  • バッテリーの消耗が激しい

Teamsが重くなる主な原因

Teamsが重くなる原因は、大きく分けて以下の3つに分類できます。

Teamsアプリ自体の問題

キャッシュの蓄積

Teamsは動作を高速化するために、チャット履歴、画像、ファイルのプレビューなどを一時ファイル(キャッシュ)として保存します。

このキャッシュが蓄積されると、逆に動作が重くなります。

特徴:

  • 長期間Teamsを使っていると発生しやすい
  • 数GB単位でキャッシュが溜まることもある
  • 定期的なクリアが必要

GPUハードウェアアクセラレーションの問題

GPUハードウェアアクセラレーションは、グラフィックス処理をGPU(グラフィックボード)に任せることで、アプリの動作を高速化する機能です。

しかし、一部のPCでは、この機能が逆にシステムに負荷をかけ、Teamsの動作を遅くすることがあります。

特に影響を受けやすい環境:

  • 古いグラフィックドライバー
  • 統合型GPU(Intel HD Graphics、AMD Radeonなど)
  • ノートPC

アーキテクチャの問題(構造的な重さ)

現在のTeamsは、内部でEdgeベースの「WebView2」というエンジンを使用しています。

これは、アプリの中でブラウザを1つ起動しているような状態です。

なぜ重いのか:

  • ブラウザエンジンは本質的にメモリを多く消費する
  • Web技術(HTML/CSS/JavaScript)で作られている
  • デスクトップアプリとしては非効率な設計

PC環境の問題

メモリ(RAM)不足

Teamsは非常にメモリを消費するアプリです。

典型的なメモリ使用量:

  • 待機状態: 300MB〜800MB
  • 会議中(ビデオなし): 500MB〜1GB
  • 会議中(ビデオ・画面共有): 1GB〜2GB以上

メモリ不足のサイン:

  • PCのメモリが4GB以下
  • 他のアプリ(Chrome、Excelなど)も同時に使用
  • タスクマネージャーでメモリ使用率が90%以上

CPU性能不足

古いCPUや低性能なCPUでは、Teamsの処理が追いつきません。

影響を受けやすいCPU:

  • Intel Celeron、Pentium
  • 5年以上前のCore i3、i5
  • デュアルコア以下のCPU

ストレージの問題

ハードディスク(HDD)は読み書き速度が遅く、Teamsのキャッシュ読み込みに時間がかかります。

SSDとHDDの差:

  • SSD: 高速読み書き、Teamsの起動も速い
  • HDD: 読み書きが遅い、起動に時間がかかる

4K・UHDモニターの使用

4KモニターやUltra HDモニターを使用していると、Teamsのビデオ会議中に動作が重くなることがあります。

理由:

  • 高解像度の画面描画に多くのリソースが必要
  • ドッキングステーション経由だとさらに負荷増加
  • GPUの処理能力が不足

ネットワーク環境の問題

インターネット接続の速度・安定性

Teamsはクラウドベースのサービスなので、ネットワーク環境に大きく依存します。

推奨帯域幅:

  • 音声通話: 上り・下り各30kbps
  • ビデオ通話(720p): 上り・下り各1.2Mbps
  • ビデオ通話(1080p): 上り・下り各2.5Mbps
  • 画面共有: 上り・下り各1.5Mbps

社内ネットワークの制限

企業のネットワーク環境では、以下の要因で遅くなることがあります:

  • ファイアウォールの制限
  • プロキシサーバーの負荷
  • 帯域幅の制限
  • 多数のユーザーが同時接続

VPN使用時の遅延

VPN経由でTeamsを使用すると、通信が遅くなることがあります:

  • VPNサーバーの負荷
  • 暗号化・復号化の処理時間
  • VPNとTeamsの相性問題

今すぐ試せる!Teamsを軽くする5つの基本対策

まず、5分以内でできる基本的な対策から試してみましょう。

1. Teamsアプリの完全再起動

Teamsを一度完全に終了させて再起動することで、メモリがリセットされ動作が改善することがあります。

手順:

  1. 画面右下の通知領域(タスクバー右端)の「^」をクリック
  2. Teamsアイコンを右クリック
  3. 「終了」または「Quit」を選択
  4. Teamsアプリを再起動

ポイント:
ウィンドウの×ボタンで閉じても、Teamsはバックグラウンドで動作し続けます。
必ず上記の手順で完全に終了させてください。

2. PCの再起動

PC全体を再起動することで、メモリやCPUリソースがリセットされます。

手順:

  1. 開いているファイルやアプリをすべて保存して閉じる
  2. Windowsの場合: スタートメニュー→電源→再起動
  3. Macの場合: Appleメニュー→再起動

3. 不要なアプリケーションを閉じる

Teamsと同時に多くのアプリを起動していると、メモリとCPUが不足します。

閉じるべきアプリ:

  • 使っていないChromeタブ
  • バックグラウンドで動作している重いアプリ
  • 複数のOfficeアプリ(Word、Excel、PowerPointなど)

4. ブラウザ版Teamsの使用

デスクトップアプリが重い場合、一時的にブラウザ版を使うことで動作が改善することがあります。

手順:

  1. ブラウザ(Edge、Chromeなど)を開く
  2. https://teams.microsoft.comにアクセス
  3. Microsoftアカウントでサインイン

メリット:

  • アプリのキャッシュ問題を回避できる
  • ブラウザのリソース管理が効率的
  • 軽量な動作

デメリット:

  • 一部機能が制限される
  • 通知が遅れる場合がある

5. 会議中のビデオをオフにする

ビデオ会議中は、カメラのオン・オフを調整するだけで大幅に負荷を軽減できます。

手順:

  • 自分のビデオをオフ: 会議コントロールで「カメラをオフにする」をクリック
  • 他の参加者のビデオをオフ: 「その他の操作」→「受信ビデオをオフにする」

キャッシュクリアでTeamsを高速化(最も効果的)

キャッシュクリアは、Teamsが重い時に最も効果的な対処法です。

Windowsでキャッシュをクリアする方法

手順:

  1. Teamsアプリを完全に終了(上記の手順を参照)
  2. タスクマネージャー(Ctrl + Shift + Esc)でTeamsプロセスが残っていないか確認
  3. Windows + Rを押して「ファイル名を指定して実行」を開く
  4. 以下を入力してEnter:
   %appdata%\Microsoft\Teams
  1. Teamsフォルダが開く
  2. 以下のフォルダをフォルダごと削除:
  • Cache
  • blob_storage
  • databases
  • GPUcache
  • IndexedDB
  • Local Storage
  • tmp
  1. 次にWindows + Rを押して以下を入力してEnter:
   %localappdata%\Microsoft\Teams
  1. 同様に上記のフォルダを削除
  2. Teamsアプリを再起動してサインイン

注意:

  • キャッシュを削除してもチャット履歴やファイルは失われません
  • すべてクラウドに保存されています
  • 再サインイン時にデータが再同期されます

Macでキャッシュをクリアする方法

手順:

  1. Teamsアプリを完全に終了
  2. Finderを開く
  3. メニューバーで「移動」→「フォルダへ移動」
  4. 以下を入力してEnter:
   ~/Library/Application Support/Microsoft/Teams
  1. 以下のフォルダを削除:
  • Cache
  • blob_storage
  • databases
  • GPUcache
  • IndexedDB
  • Local Storage
  • tmp
  1. Teamsアプリを再起動してサインイン

Teamsの設定を最適化する

Teamsの設定を変更することで、動作を軽くできます。

GPUハードウェアアクセラレーションを無効化

GPUハードウェアアクセラレーションを無効にすることで、動作が改善する場合があります。

Teamsクラシック版(旧Teams)の手順:

  1. Teamsアプリを起動
  2. 画面右上の「…」(設定その他)をクリック
  3. 「設定」を選択
  4. 左メニューから「一般」を選択
  5. 「GPUハードウェアアクセラレータを無効にする」にチェックを入れる
  6. Teamsアプリを再起動

新Teams版の注意:
新しいTeams(2023年以降)では、この設定が削除または移動されている場合があります。
設定画面に表示されない場合は、この手順はスキップしてください。

自動起動を無効化

PC起動時にTeamsが自動的に起動すると、システム全体が重くなります。

手順:

  1. Teamsアプリを起動
  2. 画面右上の「…」→「設定」
  3. 左メニューから「一般」を選択
  4. 「アプリケーションを自動的に開始する」のチェックを外す

または、Windowsのスタートアップから無効化:

  1. Ctrl + Shift + Escでタスクマネージャーを開く
  2. 「スタートアップ」タブを選択
  3. 「Microsoft Teams」を右クリック→「無効にする」

通知設定の最適化

不要な通知を減らすことで、バックグラウンドでの処理を軽減できます。

手順:

  1. Teamsアプリで「設定」を開く
  2. 「通知」を選択
  3. 不要な通知をオフにする
  4. 特に「すべてのアクティビティ」ではなく「重要な項目のみ」に変更

ネットワーク環境を改善する

Teamsの動作が遅い原因がネットワークにある場合の対処法です。

インターネット接続速度を確認

まず、インターネット接続速度が十分か確認しましょう。

確認方法:

  1. SpeedtestFast.comにアクセス
  2. 速度テストを実行
  3. ビデオ会議に必要な帯域幅(1.2Mbps〜2.5Mbps)があるか確認

改善方法:

  • Wi-FiではなくLANケーブルで有線接続
  • Wi-Fiルーターの近くで使用
  • ルーターを再起動
  • 他のデバイスの通信を一時停止(動画ストリーミングなど)

VPNをオフにして確認

VPN経由での接続が遅い場合、一時的にVPNをオフにして改善するか確認します。

注意:
会社のセキュリティポリシーでVPNが必須の場合は、IT部門に相談してください。

DNSサーバーを変更

DNSサーバーを変更することで、接続速度が改善することがあります。

Google Public DNSに変更:

  1. コントロールパネル→ネットワークとインターネット→ネットワーク接続
  2. 使用している接続を右クリック→「プロパイティ」
  3. 「インターネットプロトコルバージョン4(TCP/IPv4)」を選択→「プロパティ」
  4. 「次のDNSサーバーのアドレスを使う」を選択
  5. 優先DNSサーバー: 8.8.8.8
  6. 代替DNSサーバー: 8.8.4.4
  7. OK→PCを再起動

PC環境を最適化する

PC自体の環境を改善することで、Teamsの動作を軽くします。

メモリ使用状況の確認

手順:

  1. Ctrl + Shift + Escでタスクマネージャーを開く
  2. 「パフォーマンス」タブ→「メモリ」を確認
  3. メモリ使用率が常時90%以上なら、メモリ不足

対処法:

  • 不要なアプリを閉じる
  • メモリを増設する(8GB以上推奨)
  • メモリを多く使うアプリ(Chrome、Excelなど)を最小限に

4K/UHDモニター使用時の対策

4Kモニターを使用している場合、以下の対策を試してください。

Microsoft公式推奨の対策:

  1. 使っていないアプリやブラウザタブを閉じる
  2. 会議中に自分のビデオをオフにする
  3. 受信ビデオをオフにする
  4. GPUハードウェアアクセラレーションを無効化
  5. モニターの解像度を1920×1080に変更
  6. USB-Cではなく、HDMI/DVIで接続
  7. 全画面表示をオフにする

グラフィックドライバーの更新

古いグラフィックドライバーは、Teamsの動作に悪影響を与えます。

更新方法:

  1. デバイスマネージャーを開く
  2. 「ディスプレイアダプター」を展開
  3. グラフィックカードを右クリック→「ドライバーの更新」
  4. 「ドライバーを自動的に検索」を選択

または、メーカーサイトから:

Windows資格情報をクリア(高度な対処法)

Windows資格情報が破損していると、Teamsの動作が不安定になることがあります。

手順:

  1. Windows + Rを押して「control」と入力してEnter
  2. コントロールパネルが開く
  3. 「ユーザーアカウント」をクリック
  4. 「資格情報マネージャー」をクリック
  5. 「Windows資格情報」タブを選択
  6. Microsoft Teams関連の資格情報を探す
  7. 見つかった場合、クリックして展開→「削除」
  8. Teamsアプリを再起動してサインイン

注意:
削除後に再サインインが必要になる場合があるため、アカウント情報を控えておいてください。

Teamsアプリの再インストール(最終手段)

上記の方法で改善しない場合、Teamsアプリを完全に再インストールします。

Windowsでの再インストール

手順:

  1. Teamsアプリを完全に終了
  2. スタートメニュー→設定→アプリ→インストールされているアプリ
  3. 「Microsoft Teams」を探してクリック
  4. 「アンインストール」をクリック
  5. 確認画面で再度「アンインストール」
  6. UAC(ユーザーアカウント制御)で「はい」
  7. アンインストール完了後、以下のフォルダも削除:
  • %appdata%\Microsoft\Teams
  • %localappdata%\Microsoft\Teams
  1. PC再起動
  2. Microsoft Teams ダウンロードから最新版をダウンロード
  3. インストーラーを実行
  4. サインインして動作確認

Macでの再インストール

手順:

  1. Teamsアプリを完全に終了
  2. Finderで「アプリケーション」フォルダを開く
  3. 「Microsoft Teams」をゴミ箱にドラッグ
  4. ゴミ箱を空にする
  5. 以下のフォルダも削除:
  • ~/Library/Application Support/Microsoft/Teams
  1. Microsoft Teams ダウンロードから最新版をダウンロード
  2. .dmgファイルを開いてインストール
  3. サインインして動作確認

長期的な予防策と定期メンテナンス

Teamsを快適に使い続けるための定期的なメンテナンス方法です。

月1回のキャッシュクリア

キャッシュは自動的に削除されないため、月に1回程度の定期的なクリアがおすすめです。

不要なチームやチャネルから退出

参加しているチーム数が多いと、同期処理に負荷がかかります。

手順:

  1. 不要になったチームを確認
  2. チームを右クリック→「チームから脱退」

Teamsアプリを最新版に保持

Teamsは自動更新されますが、手動で確認することもできます。

手順:

  1. Teamsアプリで「…」→「更新プログラムの確認」
  2. 利用可能な更新があればインストール

PCのメンテナンス

定期的に実施すべきこと:

  • Windowsアップデートの適用
  • グラフィックドライバーの更新
  • ディスクのクリーンアップ
  • 不要なファイルの削除

IT管理者向けの対策

組織全体でTeamsのパフォーマンスを改善するための対策です。

Microsoft 365ネットワーク接続の最適化

Teamsのトラフィックを最適化することで、組織全体のパフォーマンスが向上します。

推奨事項:

  • Microsoft 365エンドポイントへの直接接続を許可
  • プロキシやVPNをバイパス
  • ローカルインターネットブレークアウトの実装
  • Microsoft Azure Peering Serviceの利用検討

ポリシーによる機能制限

不要な機能を制限することで、負荷を軽減できます。

PowerShellでの設定例:

# 会議録画を無効化
Set-CsTeamsMeetingPolicy -Identity Global -AllowCloudRecording $false

# 匿名参加を制限
Set-CsTeamsMeetingPolicy -Identity Global -AllowAnonymousUsersToJoinMeeting $false

推奨PC仕様の策定

推奨スペック:

  • CPU: Intel Core i5(第8世代以降)またはAMD Ryzen 5以降
  • メモリ: 8GB以上(推奨16GB)
  • ストレージ: SSD
  • ネットワーク: 有線LAN推奨

よくある質問(FAQ)

Q: キャッシュを削除してもデータは失われませんか?

A: はい、安全です。チャット履歴、ファイル、会議録画などはすべてMicrosoft のクラウドサーバーに保存されています。ローカルのキャッシュを削除しても、これらのデータは失われません。再サインイン後に再度同期されます。

Q: GPUハードウェアアクセラレーションは無効にすべきですか?

A: 一概には言えません。最新のグラフィックカードと最新のドライバーを使用している場合、有効にすることでパフォーマンスが向上します。しかし、古いGPUや統合型GPUの場合、無効にした方が動作が安定することがあります。両方試して比較することをおすすめします。

Q: Teamsはどれくらいのメモリを使いますか?

A: 待機状態で300MB〜800MB、ビデオ会議中は1GB〜2GB以上使用することがあります。複数の会議に参加していたり、多くのチャットを開いていると、さらに増加します。PCのメモリが4GB以下の場合、明らかに不足します。

Q: ブラウザ版とデスクトップアプリ版、どちらが軽いですか?

A: 一般的にはブラウザ版の方が軽く動作することが多いです。ただし、ブラウザ版では一部の機能(バックグラウンド通知、システムとの統合など)が制限されます。デスクトップアプリが重い場合、ブラウザ版を試してみる価値はあります。

Q: なぜTeamsは他のチャットアプリより重いのですか?

A: Teamsは単なるチャットアプリではなく、ビデオ会議、ファイル共有、アプリ統合など多機能なコラボレーションツールです。また、Web技術(WebView2)をベースに作られているため、デスクトップアプリとしては本質的に重い構造になっています。

Q: 4Kモニターを使っていますが、解像度を下げたくありません

A: 解像度を変更せずにできる対策として、以下を試してください:

  • 会議中のビデオをオフにする
  • 受信ビデオをオフにする
  • 全画面表示を使用しない
  • HDMI/DVIケーブルで接続(USB-Cドックを避ける)
  • グラフィックドライバーを最新に更新

Q: VPN使用時にTeamsが重いのですが、解決方法はありますか?

A: VPN使用時の遅延は避けられないことが多いですが、以下の対策を試してください:

  • VPN接続先を近くのサーバーに変更
  • スプリットトンネリング(TeamsトラフィックのみVPNをバイパス)を有効化
  • IT部門にTeamsトラフィックの最適化を依頼
    会社のポリシーによってはVPNなしでの使用が認められないため、IT部門と相談してください。

Q: Teamsの自動起動を無効にしても、勝手に起動します

A: Windows 11では、タスクバーにTeamsチャットが統合されている場合があります。これは別の機能なので、以下の手順で無効化してください:

  1. タスクバーを右クリック
  2. 「タスクバーの設定」を選択
  3. 「チャット」をオフにする

まとめ

Microsoft Teamsが重い・遅い問題を解決するには、段階的なアプローチが効果的です。

今すぐ試すべき基本対策:

  1. Teamsアプリの完全再起動
  2. PCの再起動
  3. 不要なアプリケーションを閉じる
  4. ブラウザ版Teamsの使用
  5. 会議中のビデオをオフ

最も効果的な対処法:

  1. キャッシュクリア(Windows・Mac)
  2. GPUハードウェアアクセラレーションの無効化
  3. 自動起動の無効化
  4. 通知設定の最適化

ネットワーク環境の改善:

  1. 有線LAN接続に変更
  2. VPNを一時的にオフ
  3. DNSサーバーの変更
  4. 帯域幅の確認

PC環境の最適化:

  1. メモリ使用状況の確認と増設
  2. 4K/UHDモニター使用時の対策
  3. グラフィックドライバーの更新
  4. SSDへの換装

高度な対処法:

  1. Windows資格情報のクリア
  2. Teamsアプリの再インストール

定期メンテナンス:

  1. 月1回のキャッシュクリア
  2. 不要なチーム・チャネルからの退出
  3. Teamsアプリを最新版に保持

解決しない場合:

  • ブラウザ版Teamsを常用する
  • IT部門に相談(企業環境の場合)
  • PCのハードウェアアップグレードを検討

Microsoft Teamsの基本的な使い方については、Microsoft Teamsとは?完全解説の記事も参考にしてください。

また、その他のトラブルについては、Microsoft Teamsにログインできない場合の対処法もご覧ください。

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