「Notionカレンダーで毎週のタスクや定期的な予定を繰り返し登録したいけど、方法がわからない」と困っていませんか?
この記事では、Notionカレンダーで繰り返しタスク・イベントを設定する3つの方法を、初心者でもわかるように詳しく解説します。
Notionカレンダーの繰り返し機能について

実は、Notionカレンダーアプリ自体には、繰り返しイベントを直接作成する機能がありません。
しかし、Notionデータベースの機能やGoogleカレンダー連携を活用することで、繰り返しタスク・イベントを実現できます。
繰り返し設定を実現する3つの方法
- データベーステンプレートの繰り返し機能:2022年11月に実装された公式機能
- 繰り返しオートメーション:2025年2月に追加された最新機能
- Googleカレンダー連携:Googleカレンダーの繰り返し機能を利用
それぞれの方法にメリット・デメリットがあるので、用途に応じて使い分けましょう。
方法1:データベーステンプレートの繰り返し機能
最もシンプルで使いやすい方法が、データベーステンプレートの繰り返し機能です。
この方法のメリット
設定が簡単で、初心者でもすぐに使えます。
無料プラン(Freeプラン)でも利用できます。
毎日、毎週、毎月など、基本的な繰り返しパターンに対応しています。
この方法のデメリット
一度に1ページしか作成されません(大量のページを一括作成できません)。
繰り返し回数や終了日を指定できません(無限に繰り返されます)。
停止したい場合は、手動で繰り返し設定をオフにする必要があります。
設定手順
ステップ1:データベースを作成またはカレンダービューを用意
- Notionでデータベースページを作成します(すでにある場合はスキップ)。
- データベースに日付プロパティを追加します。
- カレンダービューを追加します(「ビューを追加」→「カレンダー」)。
- カレンダービューの日付プロパティを、作成した日付プロパティに設定します。
ステップ2:テンプレートを作成
- データベース右上の「新規」ボタンの横にある「∨」(下向き矢印)をクリックします。
- ドロップダウンメニューから「+新規テンプレート」を選択します。
- テンプレートのタイトルと内容を入力します。
例:「毎日の日記」「週次レポート」「月次ミーティング議事録」など
- プロパティを設定します。
重要:日付プロパティには、特定の日付ではなく「今日」または「今」を選択してください。
「今日」を選択すると、タスクが作成された日の日付(時刻なし)が自動入力されます。
「今」を選択すると、タスクが作成された日時(時刻あり)が自動入力されます。
この設定により、繰り返し実行されるたびに正しい日付が自動的に入力されます。
- 他のプロパティ(ステータス、タグ、優先度など)も必要に応じて設定します。
- テンプレート内容(本文)を入力します。
例:チェックリスト、質問項目、フォーマットなど
ステップ3:繰り返し設定を行う
- データベース右上の「新規」ボタンの横にある「∨」をクリックします。
- 作成したテンプレートの右側にある「⋮」(3つの点)をクリックします。
- 「繰り返し」を選択します。
- 繰り返しの頻度を設定します。
繰り返しパターンの選択肢
- 毎日:毎日同じ時刻に作成
- 平日のみ:月曜日〜金曜日のみ作成
- 毎週:指定した曜日に作成(複数の曜日を選択可能)
- 毎月:指定した日(例:毎月1日、15日など)に作成
- 毎年:指定した月日に作成
- 繰り返しを実行する時刻を設定します。
例:毎日午前9時、毎週月曜日の午前8時など
- 「保存」をクリックします。
ステップ4:繰り返し設定の確認
- 「新規」ボタンの横の「∨」を再度クリックします。
- 繰り返し設定をしたテンプレートの左側に、矢印マーク(↻)が表示されていれば成功です。
- 設定した時刻になると、自動的に新しいページが作成されます。
繰り返し設定の停止・編集方法
- 「新規」ボタンの横の「∨」→テンプレートの「⋮」をクリックします。
- 「繰り返し」を選択します。
- 設定を変更するか、「繰り返しをオフにする」を選択して停止します。
方法2:繰り返しオートメーション(2025年新機能)
2025年2月に追加された最新機能で、より柔軟な繰り返し設定が可能になりました。
この方法のメリット
繰り返し実行の条件を細かく設定できます。
複数のアクション(ページ追加、プロパティ編集、通知送信など)を組み合わせられます。
終了条件を設定できます(例:10回実行したら停止)。
この方法のデメリット
有料プラン(Plus、Business、Enterpriseプラン)が必要です。
設定がやや複雑で、初心者には難しい場合があります。
設定手順
ステップ1:オートメーション画面を開く
- データベースページを開きます。
- 右上の「⚡」(雷マーク)アイコンをクリックします。
- 「+新規オートメーションを追加」を選択します。
ステップ2:トリガー(きっかけ)を設定
- トリガー一覧から「毎日」「毎週」「毎月」など、定期実行トリガーを選択します。
- 実行頻度を詳細に設定します。
設定例
- 毎日午前9時
- 毎週月曜日・水曜日・金曜日の午前8時
- 毎月1日と15日の午前10時
- 2週間ごとの月曜日
- 必要に応じて、実行条件(フィルター)を追加します。
例:特定のステータスのページのみ対象にする
ステップ3:アクション(実行内容)を設定
- 「アクションを追加」をクリックします。
- 実行したいアクションを選択します。
主なアクション
- ページを追加:指定したデータベースに新規ページを作成
- ページを編集:既存ページのプロパティを変更
- 通知を送信:指定したユーザーにNotion内通知を送る
- Slack通知を送信:Slackチャンネルに通知を送る
- メールを送信:Gmailからメールを送る
- アクションの詳細を設定します。
「ページを追加」の場合の設定例
- 追加先データベースを選択
- タイトルを設定(固定テキストまたは日付メンション)
- 日付プロパティに「今日」を設定
- その他のプロパティ(ステータス、タグなど)を設定
- 複数のアクションを追加することも可能です。
例:ページを作成して、同時に担当者に通知を送る
ステップ4:終了条件を設定(オプション)
- 「終了条件を追加」をクリックします。
- 終了条件を選択します。
終了条件の例
- 指定回数実行後に停止(例:10回実行したら停止)
- 特定の日付以降は実行しない
- 終了条件を設定しない場合は、無限に繰り返されます。
ステップ5:オートメーションを保存
- オートメーションにわかりやすい名前を付けます。
例:「毎日の日記ページ自動作成」「週次レポート生成」
- 「保存」または「オンにする」をクリックします。
- オートメーション一覧に追加され、設定した時刻に自動実行されます。
オートメーションの編集・停止方法
- データベース右上の「⚡」アイコンをクリックします。
- 編集または停止したいオートメーションを選択します。
- 「編集」で設定を変更、「オフにする」で一時停止、「削除」で完全に削除できます。
方法3:Googleカレンダー連携
Googleカレンダーの繰り返し機能を利用して、Notionカレンダーに表示させる方法です。
この方法のメリット
Googleカレンダーの強力な繰り返し機能をそのまま使えます。
繰り返し回数や終了日を細かく設定できます。
Notionとは別に、Googleカレンダーでも確認できます。
この方法のデメリット
Googleカレンダーで作成したイベントは、Notionデータベースには直接追加されません(閲覧のみ)。
Notionデータベースのプロパティ(ステータス、タグなど)は使えません。
Notionデータベースで作成したイベントに変換する場合、手動でコピーする必要があります。
設定手順
ステップ1:Googleカレンダーで繰り返しイベントを作成
- Googleカレンダーを開きます(https://calendar.google.com/)。
- 作成したい日時をクリックして、イベント作成画面を開きます。
- イベントのタイトルと詳細を入力します。
- 「繰り返さない」をクリックして、繰り返し設定画面を開きます。
- 繰り返しパターンを選択します。
Googleカレンダーの繰り返しオプション
- 毎日
- 平日(月〜金)
- 毎週(曜日を選択可能)
- 毎月(日付または曜日を指定)
- 毎年
- カスタム(独自の繰り返しパターンを作成)
- 終了条件を設定します。
- 終了日を指定しない(無期限)
- 指定した日付まで
- 指定回数繰り返したら終了
- 「保存」をクリックします。
ステップ2:Notionカレンダーと連携
- Notionカレンダーアプリを開きます。
- 右上のアカウントアイコンまたは設定アイコンをクリックします。
- 「Googleカレンダーを接続」または「カレンダーを追加」を選択します。
- Googleアカウントでログインして、カレンダーへのアクセスを許可します。
- 同期したいGoogleカレンダーを選択します。
- Notionカレンダーに、Googleカレンダーのイベントが表示されます。
Googleカレンダーで作成した繰り返しイベントも自動的に表示されます。
ステップ3:Notionデータベースにコピー(オプション)
Googleカレンダーのイベントは閲覧のみですが、Notionデータベースに追加したい場合は以下の手順でコピーします。
- Notionカレンダーで、Googleカレンダーのイベントをクリックします。
- イベント詳細画面で「複製」または「コピー」オプションを探します。
- コピー先のデータベースを選択します。
- 新しいNotionページが作成され、Notionデータベースのプロパティを編集できるようになります。
この方法は手動なので、定期的に繰り返す必要がある場合は、方法1または方法2の方が効率的です。
3つの方法の比較

| 項目 | テンプレート繰り返し | 繰り返しオートメーション | Googleカレンダー連携 |
|---|---|---|---|
| 料金プラン | 無料プランでもOK | 有料プラン必須 | 無料プランでもOK |
| 設定難易度 | 簡単 | やや難しい | 簡単 |
| 繰り返しパターン | 基本的なパターン | 柔軟に設定可能 | 非常に柔軟 |
| 終了条件 | 設定不可 | 設定可能 | 設定可能 |
| Notionプロパティ | 使える | 使える | 使えない(コピーすれば可) |
| 複数アクション | 不可 | 可能 | 不可 |
| 通知機能 | なし | あり | Googleカレンダーの通知のみ |
用途別おすすめの方法
毎日の習慣・ルーティンタスク
おすすめ:テンプレート繰り返し(方法1)
シンプルで設定が簡単です。
毎日同じ時刻に自動作成されるので、忘れずに実行できます。
例:毎朝の日記、毎日の運動記録、毎晩の振り返り
週次・月次の定期タスク
おすすめ:テンプレート繰り返し(方法1)または繰り返しオートメーション(方法2)
週次ミーティングの議事録、月次レポート、隔週の振り返りなどに最適です。
有料プランを使っている場合は、オートメーションで通知も同時に送れます。
プロジェクトの期限管理
おすすめ:Googleカレンダー連携(方法3)
終了日を設定できるので、プロジェクト期間中のみ繰り返すタスクに向いています。
例:プロジェクト期間中の毎週の進捗確認(3ヶ月間のみ)
複雑な条件の繰り返しタスク
おすすめ:繰り返しオートメーション(方法2)
特定の条件を満たした場合のみ実行、複数のアクションを組み合わせるなど、高度な自動化が可能です。
例:期限切れタスクの自動リマインダー、ステータス変更時の自動通知
繰り返しタスクの活用例
個人利用
毎日の習慣トラッカー
- 毎朝6時に「今日の習慣チェックリスト」を自動作成
- 運動、読書、日記などをチェックボックスで管理
週次レビュー
- 毎週日曜日の午後8時に「週次振り返り」ページを自動作成
- 1週間の達成・反省・来週の目標を記録
月次目標管理
- 毎月1日の午前9時に「今月の目標」ページを自動作成
- 月初に目標を設定し、月末に達成度を確認
チーム・仕事利用
定例ミーティング議事録
- 毎週月曜日の午前9時に「週次ミーティング議事録」を自動作成
- 議事録テンプレートで、記録漏れを防止
日次スタンドアップ
- 毎朝8時に「今日のタスク」ページを自動作成
- チームメンバー全員が当日のタスクを記入
月次レポート
- 毎月最終営業日に「月次レポート」ページを自動作成
- 成果、課題、来月の計画を記録
学習・勉強管理
毎日の学習記録
- 毎日午後7時に「今日の学習記録」を自動作成
- 学習時間、内容、理解度を記録
試験対策スケジュール
- 試験1ヶ月前から、毎日「試験対策タスク」を自動作成
- 日ごとの学習範囲を管理
よくある質問
繰り返しタスクを途中で停止できますか
はい、できます。
テンプレート繰り返し(方法1)の場合、テンプレートの繰り返し設定をオフにします。
繰り返しオートメーション(方法2)の場合、オートメーションをオフまたは削除します。
過去に作成されたページも一緒に削除されますか
いいえ、繰り返し設定を停止しても、すでに作成されたページは削除されません。
今後の自動作成が停止されるだけです。
繰り返しの時刻を変更できますか
はい、変更できます。
テンプレートまたはオートメーションの設定画面を開いて、時刻を変更してください。
変更後、次回から新しい時刻で作成されます。
1つのデータベースに複数の繰り返しタスクを設定できますか
はい、できます。
複数のテンプレートを作成して、それぞれに異なる繰り返し設定を行えます。
例:毎日の日記テンプレート、毎週の振り返りテンプレート、毎月の目標テンプレート
繰り返しタスクに通知を追加できますか
テンプレート繰り返し(方法1)の場合、自動通知機能はありません。
ただし、作成されたページに手動でリマインダーを設定することは可能です。
繰り返しオートメーション(方法2)の場合、「通知を送信」アクションを追加することで、自動通知が可能です。
特定の日だけスキップできますか
テンプレート繰り返しでは、自動的にスキップする機能はありません。
作成されたページを手動で削除する必要があります。
繰り返しオートメーションでは、フィルター条件を設定することで、特定の条件下ではページを作成しないようにできます。
繰り返し設定がうまく動かない場合は
以下を確認してください。
日付プロパティに「今日」または「今」を設定しているか確認します。
特定の日付を入力していると、同じ日付のページが繰り返し作成されます。
繰り返しの時刻設定を確認します。
設定した時刻が過ぎているか確認してください。
オートメーションの場合、有料プランを契約しているか確認します。
データベースの編集権限があるか確認します。
トラブルシューティング
繰り返しタスクが作成されない
原因と解決方法
繰り返し設定がオフになっている。
→ テンプレート設定を確認して、繰り返しがオンになっているか確認してください。
設定した時刻がまだ来ていない。
→ 次回の実行予定時刻を確認してください。
有料プランが必要な機能を無料プランで使おうとしている。
→ 繰り返しオートメーションは有料プラン限定です。無料プランの場合は、テンプレート繰り返しを使用してください。
データベースへのアクセス権限がない。
→ データベースの編集権限を確認してください。
カレンダービューに表示されない
原因と解決方法
日付プロパティが正しく設定されていない。
→ カレンダービューの設定で、正しい日付プロパティが選択されているか確認してください。
「今日」または「今」以外の日付が設定されている。
→ テンプレートの日付プロパティを「今日」または「今」に変更してください。
フィルターで非表示になっている。
→ カレンダービューのフィルター設定を確認してください。
同じ日付のページが大量に作成される
原因と解決方法
日付プロパティに固定日付を入力している。
→ 「今日」または「今」に変更してください。
繰り返し設定が重複している。
→ 複数のテンプレートまたはオートメーションで同じ設定をしていないか確認してください。
Googleカレンダーのイベントが表示されない
原因と解決方法
Googleカレンダーと連携していない。
→ Notionカレンダーの設定で、Googleカレンダーを接続してください。
同期するカレンダーが選択されていない。
→ 設定で、表示したいGoogleカレンダーが選択されているか確認してください。
同期に時間がかかっている。
→ 数分待ってから、再度確認してください。
まとめ
Notionカレンダーで繰り返しタスク・イベントを設定する方法を3つ紹介しました。
方法1:データベーステンプレートの繰り返し機能
- 無料プランでも使える
- 設定が簡単
- 基本的な繰り返しパターンに最適
方法2:繰り返しオートメーション(2025年新機能)
- 有料プラン限定
- 柔軟な設定が可能
- 複数アクションの組み合わせができる
方法3:Googleカレンダー連携
- 無料プランでも使える
- 終了条件を細かく設定できる
- 閲覧のみ(Notionプロパティは使えない)
用途に応じて最適な方法を選んで、Notionカレンダーで効率的なタスク管理を実現しましょう。
毎日の習慣化、定期的な業務、プロジェクト管理など、繰り返しタスク機能を活用することで、作業の自動化と効率化が大幅に向上します。
まずはシンプルなテンプレート繰り返しから始めて、慣れてきたら高度なオートメーション機能にチャレンジしてみてください。


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