「Viberって何?」
「LINEとどう違うの?」
「海外の友達と無料で通話できるアプリを探している」
このような疑問や
ニーズをお持ちではないでしょうか。
Viber(バイバー)は、楽天グループが提供する無料通話・メッセージアプリです。
世界193カ国で10億人以上にダウンロードされており、グローバルに広く使われています。
この記事では、Viberの基本から使い方、LINEとの違い、楽天ポイントとの連携方法まで、初めての方でもわかるよう丁寧に解説します。
Viberとは
Viberは、インターネット回線を使った無料通話とメッセージができるアプリケーションです。
正式名称は「Rakuten Viber」で、2014年から楽天グループの一員となっています。
開発の歴史
Viberは2010年12月、イスラエルのテルアビブで誕生しました。
当初はiPhone向けアプリとして開発され、その後Android、Windows、macOSなど様々なプラットフォームに対応を広げました。
主な歴史的マイルストーン:
2010年12月:iPhone(iOS)版リリース
2011年7月:Android版リリース
2012年12月:ステッカー(スタンプ)機能追加
2013年5月:デスクトップ版(Windows/macOS)リリース
2014年2月:楽天グループが買収(約9億ドル)
2014年9月:ビデオ通話機能追加
2016年11月:パブリックアカウント機能開始
2018年2月:コミュニティ機能追加
2023年5月:Viber Plus(プレミアムサービス)開始
現在の運営体制
2014年に楽天グループが買収して以降、「Rakuten Viber」として運営されています。
楽天による買収金額は約9億ドル(当時のレートで約900億円)で、楽天にとって当時最大規模の海外企業買収となりました。
現在は楽天の完全子会社として、東京、ロンドン、パリなど世界各地にオフィスを構えています。
ユーザー数
Viberの総ダウンロード数は10億人以上に達しています。
2020年時点での月間アクティブユーザー数は約2億6000万人とされています。
国別では、インド、アメリカ、ロシア、ウクライナ、フィリピンなどで特に多くのユーザーを抱えています。
ヨーロッパ、中東、アジア、中南米など、世界中で幅広く利用されているグローバルなアプリです。
一方、日本国内では認知度が高くありません。
2014年の調査では、日本のスマートフォンユーザーにおけるViberの利用率は3.4%でした。
同時期のLINEの利用率が61.5%であることを考えると、日本ではLINEが圧倒的に普及しています。
Viberの主な機能
Viberには、コミュニケーションを便利にする様々な機能が搭載されています。
無料通話機能
Viber同士であれば、音声通話が完全無料で利用できます。
インターネット回線(Wi-Fiまたはモバイルデータ通信)を使用するため、通話料金はかかりません。
Viberの音声通話は、独自の回線技術により音質がクリアだと評価されています。
国際電話も無料で利用できるため、海外の友人や家族との通話に適しています。
ビデオ通話機能
音声通話だけでなく、ビデオ通話も無料で利用できます。
通話中に音声通話からビデオ通話へ、またはビデオ通話から音声通話へ自由に切り替えることも可能です。
複数人でのグループビデオ通話にも対応しており、家族や友人との集まり、ビジネスミーティングなどに活用できます。
デスクトップ版では画面共有機能も利用でき、プレゼンテーションや資料の共有に便利です。
メッセージ機能
テキストメッセージの送受信はもちろん、写真、動画、音声メッセージ、ファイルなど様々な形式のデータを共有できます。
ステッカー(スタンプ)機能も充実しており、有料・無料のステッカーをステッカーマーケットからダウンロードできます。
自分でオリジナルのステッカーを作成することも可能です。
手書きのイラストを描いて送信する「落書き機能」も搭載されています。
Viber Out(有料通話サービス)
Viber Outは、Viberを使っていない相手の固定電話や携帯電話にも通話できる有料サービスです。
通常の国際電話と比較して非常に安価な料金で利用できます。
例えば、日本の固定電話への通話は1分あたり約2円から、携帯電話への通話は約10円から利用できます。
これは通常の国際電話料金と比べると大幅に安価です。
Viber Outの料金体系は2種類あります:
従量制:
必要な金額をチャージして、使った分だけ消費します。
不定期に通話する場合に適しています。
月額プラン:
月額5.99ドル(約800円)で、特定の国への固定電話・携帯電話への通話が無制限になります。
頻繁に特定の国へ通話する場合にお得です。
グループチャット
最大250人まで参加できるグループチャットを作成できます。
家族、友人、仕事仲間など、様々なグループでのコミュニケーションに活用できます。
グループ内では、管理者が参加者の権限を設定したり、メッセージの削除などの管理を行えます。
コミュニティ機能
2018年に追加されたコミュニティ機能は、無制限の人数が参加できる大規模なグループです。
趣味や興味に基づいたコミュニティに参加したり、自分でコミュニティを作成したりできます。
コミュニティには公開設定と非公開設定があり、管理者は投稿やコメントの管理、メンバーの承認などを行えます。
セキュリティ機能
Viberは、すべての通話とメッセージにエンドツーエンド暗号化を採用しています。
これにより、送信者と受信者以外は内容を読むことができません。
さらに以下のセキュリティ機能があります:
シークレットチャット:
メッセージを一定時間後に自動削除する機能です。
タイマーを設定することで、メッセージが相手に表示されてから指定時間後に自動的に削除されます。
非表示チャット:
特定の会話を隠してPINで保護できる機能です。
プライベートな会話を他人の目から守れます。
既読オフ機能:
自分の既読マークや相手の既読マークを表示しないようにできます。
その他の便利機能
スマート通知:
複数のメッセージを1つの通知にまとめる機能です。
通知の数を減らし、煩わしさを軽減できます。
メッセージ削除:
送信後のメッセージを削除できます。
誤送信した場合や、書き直したい場合に便利です。
チャット履歴の転送:
端末を変更する際、チャット履歴を新しい端末に転送できます。
iOS間、Android間での転送に対応しています。
Viberの使い方
Viberの基本的な使い方を、登録から通話、メッセージ送信まで順に説明します。
アプリのダウンロードとインストール
まず、お使いのデバイスに合わせてViberアプリをダウンロードします。
スマートフォン:
- iPhone:App Storeで「Viber」を検索してダウンロード
- Android:Google Playストアで「Viber」を検索してダウンロード
パソコン:
- Windows/macOS/Linux:Viber公式サイト(viber.com)からダウンロード
アカウント登録
アプリをインストールしたら、アカウント登録を行います。
- アプリを起動して「今すぐ始める」をタップ
- 居住国を確認
- 電話番号を入力して「次へ」をタップ
- 「これはあなたの電話番号ですか?」で「はい」をタップ
- SMSに届いた6桁の認証コードを入力
- 名前(ニックネーム可)、生年月日、メールアドレスを入力
- 「完了」をタップ
電話番号の認証にはSMSが使われるため、SMSを受信できる電話番号が必要です。
楽天会員IDとの連携を求められた場合、連携すると楽天ポイントが貯まるようになります。
連携しない場合は「連携しない」を選択できます。
連絡先の追加
Viberは電話帳(連絡先)と自動的に同期します。
電話帳に登録されている相手がViberを使用している場合、自動的にViberの連絡先に表示されます。
電話帳へのアクセスを許可するかどうかは、初回起動時に選択できます。
通話のかけ方
Viberユーザーへの無料通話:
- 画面下部の「通話」をタップ
- 連絡先から相手を選択
- 音声通話アイコンまたはビデオ通話アイコンをタップ
非Viberユーザーへの通話(Viber Out):
- 画面下部の「通話」をタップ
- 「ダイヤルパッドを開く」をタップ
- 電話番号を入力
- 発信ボタンをタップ
Viber Outを利用する場合は、事前にクレジット(通話料金)をチャージする必要があります。
メッセージの送り方
- 画面下部の「連絡先」をタップ
- メッセージを送りたい相手を選択
- 「無料メッセージ」をタップ
- メッセージを入力
- 送信ボタンをタップ
写真やビデオを送る場合は、メッセージ入力欄の横にあるカメラアイコンやギャラリーアイコンをタップします。
ステッカーを送る場合は、ステッカーアイコンをタップしてステッカーを選択します。
LINEとViberの違い
日本ではLINEが圧倒的に普及していますが、ViberとLINEにはどのような違いがあるのでしょうか。
通話機能の違い
Viber:
Viber Outを使えば、Viberを使っていない相手の固定電話や携帯電話にも低料金で通話できます。
これは大きなアドバンテージです。
LINE:
LINE同士でしか無料通話ができません。
LINEを使っていない相手に電話をかける場合は、通常の電話回線を使う必要があります。
音質の違い
Viberは独自の回線技術を使用しており、通話音質がクリアだと評価されています。
特に国際通話での音質の良さが特徴です。
LINEも音質は良好ですが、接続環境によっては音声が途切れることがあります。
利用者数の違い
日本:
LINEが圧倒的で、月間アクティブユーザー数は約9,300万人です。
Viberの日本国内利用率は数%程度と推定されます。
世界:
Viberは世界193カ国で使われており、グローバルではLINEよりも広く普及しています。
特にヨーロッパ、中東、一部のアジア諸国で人気があります。
楽天との連携
Viberは楽天グループのサービスのため、楽天会員IDと連携すると以下のメリットがあります:
楽天ポイントが貯まる
楽天銀行からViberの連絡先へ送金できる
楽天の各種サービスとの連携が可能
LINEにはこのような楽天サービスとの連携機能はありません。
代わりに、LINE Pay、LINE MUSIC、LINE漫画など、LINE独自のサービスが充実しています。
その他の違い
既読機能:
両方とも既読機能がありますが、Viberには「既読オフ機能」があり、既読マークを非表示にできます。
デスクトップ版:
Viber、LINEともにデスクトップ版がありますが、Viberのデスクトップ版は画面共有機能が充実しています。
コミュニティ機能:
Viberのコミュニティは無制限の人数が参加できますが、LINEのオープンチャットは最大5,000人までです。
楽天ポイントとの連携
Viberと楽天会員IDを連携すると、楽天ポイントを貯めたり使ったりできます。
連携方法
- Viberアプリを開く
- 「その他」→「設定」をタップ
- 「楽天会員ID連携」を選択
- 楽天会員IDでログイン
- 連携を承認
ポイントの貯め方
楽天会員IDと連携すると、以下の方法でポイントが貯まります:
Viber Outで通話する
楽天のキャンペーンに参加する
Viberを通じて楽天サービスを利用する
具体的なポイント付与率は時期やキャンペーンによって変動するため、楽天の公式サイトで最新情報を確認してください。
楽天銀行からの送金
楽天銀行の口座を持っている場合、Viberの連絡先へ直接送金することができます。
これは、楽天グループならではの便利な機能です。
Viberの注意点
Viberを使う上で知っておきたい注意点をまとめます。
データ通信量
Viberはインターネット回線を使用するため、Wi-Fi環境以外で使用するとモバイルデータ通信量を消費します。
通話やビデオ通話は特にデータ通信量が多くなります。
データ通信量に制限がある料金プランの場合は、Wi-Fi環境での使用を推奨します。
ただし、Viberの通話やメッセージは比較的データ通信量が少ないと言われており、通常の使用であればそれほど気にする必要はありません。
電話帳情報の扱い
Viberは、端末の電話帳に登録されている連絡先の名前や電話番号をViberのサーバーへ送信します。
これにより、どの連絡先がViberを使用しているかを判別しています。
この情報は暗号化されて送信され、第三者に提供されることはないとViber側は表明しています。
ただし、プライバシーに敏感な方は、電話帳へのアクセスを許可しないという選択も可能です。
日本国内での認知度
日本ではLINEが圧倒的に普及しているため、Viberを使っている人を見つけるのが難しい場合があります。
主に海外の友人や家族との連絡用として使うことになるでしょう。
ただし、Viber Outを使えば非Viberユーザーとも低料金で通話できるため、国際電話用のツールとしても活用できます。
複数端末での利用
Viberは、スマートフォン1台とパソコン(またはタブレット)最大5台で同時にログインできます。
ただし、スマートフォンは1台のみです。
複数のスマートフォンで同じアカウントを使うことはできません。
Viberをおすすめする人
Viberは以下のような方に特におすすめです:
海外に友人や家族がいる方:
Viberユーザー同士なら無料で国際通話ができます。
音質もクリアで、長時間の通話に向いています。
国際電話を頻繁にかける方:
Viber Outを使えば、非Viberユーザーとも低料金で国際電話ができます。
通常の国際電話と比べて大幅にコストを削減できます。
楽天サービスをよく使う方:
楽天会員IDと連携すると楽天ポイントが貯まるため、楽天経済圏を利用している方にメリットがあります。
プライバシーを重視する方:
エンドツーエンド暗号化、シークレットチャット、非表示チャットなど、プライバシー保護機能が充実しています。
ビジネス用途で使いたい方:
デスクトップ版の画面共有機能や、ビジネスアカウント機能が利用できます。
パソコンとスマートフォンを同期して使えるため、業務効率が向上します。
まとめ
Viber(バイバー)は、楽天グループが提供する世界的に人気の無料通話・メッセージアプリです。
主な特徴は以下の通りです:
Viberユーザー同士なら音声通話・ビデオ通話が完全無料
Viber Outで非ユーザーとも低料金で通話可能
世界193カ国で10億人以上が利用
エンドツーエンド暗号化でセキュリティが高い
楽天会員IDと連携すると楽天ポイントが貯まる
デスクトップ版では画面共有機能が使える
コミュニティ機能で無制限の人数とグループ活動ができる
LINEとの主な違いは以下です:
Viber Outで非ユーザーとも通話可能(LINEは不可)
グローバル展開が広い(LINEは主にアジア)
楽天サービスとの連携が可能
日本国内の利用率はLINEが圧倒的に高い
日本国内ではLINEが主流ですが、海外の友人や家族との連絡、国際電話の利用、楽天ポイントの活用などを考えると、Viberも非常に便利なツールです。
特に、Viber Outは国際電話を頻繁にかける方にとって大きなコスト削減になります。
無料で利用できるアプリですので、海外との連絡手段の1つとして、ぜひ試してみてください。
参考情報
この記事は、以下の信頼できる情報源を参考に作成しました。
最終更新日: 2025年2月7日

コメント