「t.me」で始まるリンクを見たことがありますか?
これは、メッセージングアプリ「Telegram(テレグラム)」の短縮URL形式で、ユーザー、グループ、チャンネル、ボットへ直接アクセスできる便利なリンクです。
この記事では、t.meリンクとは何か、その使い方、作成方法、ビジネスでの活用法、そしてセキュリティ上の注意点まで、包括的に解説します。
t.meリンクとは

基本的な説明
t.meリンクは、Telegramというメッセージングアプリの短縮URL形式です。
通常、以下のような形式で表されます。
基本形式
https://t.me/ユーザー名
例えば、ユーザー名が「example_user」の場合、t.meリンクは以下のようになります。
https://t.me/example_user
このリンクをクリックすると、Telegramアプリが起動し、該当するユーザー、グループ、チャンネル、またはボットに直接アクセスできます。
Telegramとは
Telegramは、ロシア出身の起業家パヴェル・ドゥロフとニコライ・ドゥロフ兄弟によって開発されたメッセージングアプリです。
2025年2月時点で、月間アクティブユーザー数は10億人を超えており、世界中で広く利用されています。
Telegramの主な特徴
- 強力な暗号化によるセキュリティ
- クラウドベースでデバイス間の同期が可能
- 最大200,000人まで参加できる大規模グループ
- 2GBまでのファイル共有が可能
- ボット機能による自動化
日本ではLINEが主流ですが、世界的にはTelegramは非常に人気のあるメッセージングアプリです。
特にロシアや旧ソ連圏の国では最も使われているアプリとされています。
t.meリンクの種類
t.meリンクには、用途に応じていくつかの種類があります。
1. 個人プロフィールリンク
https://t.me/ユーザー名
個人のTelegramアカウントへの直接リンクです。
このリンクをクリックすると、該当ユーザーとのチャットが開きます。
2. グループ招待リンク
https://t.me/joinchat/招待コード
または
https://t.me/+招待コード
グループへの招待用リンクです。
プライベートグループの場合、このタイプのリンクが使用されます。
3. 公開グループ/チャンネルリンク
https://t.me/グループ名またはチャンネル名
公開されているグループやチャンネルへの直接リンクです。
4. ボットリンク
https://t.me/ボット名
Telegramボット(自動化されたアカウント)へのリンクです。
5. メッセージ付きリンク
https://t.me/ユーザー名?text=メッセージ内容
リンクをクリックすると、チャットの入力欄に事前に指定したメッセージが自動入力されます。
他のドメイン形式
t.me以外にも、以下のドメインが使用されることがあります。
- telegram.me(古い形式)
- telegram.dog
- ユーザー名.t.me(サブドメイン形式)
これらはすべてTelegramの公式ドメインですが、現在は主に「t.me」が使用されています。
t.meリンクの作成方法
個人プロフィールリンクの作成
個人のt.meリンクを作成するには、まずTelegramでユーザー名を設定する必要があります。
設定手順(スマートフォンアプリ)
- Telegramアプリを開く
- 「設定」をタップ
- 右上の「編集」をタップ
- 「ユーザー名」をタップ
- 希望するユーザー名を入力(5文字以上、a-z、0-9、アンダースコア使用可能)
- 下部に表示される青いリンクが自分のt.meリンク
例
ユーザー名を「myusername」と設定した場合、リンクは以下のようになります。
https://t.me/myusername
ユーザー名設定の注意点
- 最低5文字必要
- 英数字(a-z、0-9)とアンダースコア(_)のみ使用可能
- 大文字・小文字は区別されない(Telegramは設定した大文字小文字を記憶)
- 既に使用されているユーザー名は使用不可
- ユーザー名を設定すると、グローバル検索で見つけられるようになる
グループ/チャンネルリンクの作成
公開グループ/チャンネルの場合
- グループまたはチャンネルを作成
- グループ/チャンネルの設定画面を開く
- 「編集」をタップ
- 「リンク」または「ユーザー名」の項目で希望する名前を入力
- 保存
これにより、https://t.me/グループ名という形式のリンクが作成されます。
プライベートグループ/チャンネルの場合
プライベートグループやチャンネルの場合、招待リンクを作成します。
- グループまたはチャンネルの情報ページを開く
- 「招待リンク」または「メンバーを追加」をタップ
- Telegramが自動的に招待リンクを生成
- リンクをコピーして共有
招待リンクの高度な設定
- 有効期限の設定(例:1日後にリンクが無効になる)
- メンバー数の制限(例:最初の10人のみ有効)
- 複数の招待リンクを作成可能
メッセージ付きリンクの作成
事前にメッセージが入力された状態でチャットを開くリンクも作成できます。
形式
https://t.me/ユーザー名?text=送信したいメッセージ
例
https://t.me/support_bot?text=お問い合わせ内容を入力してください
このリンクをクリックすると、チャットの入力欄に「お問い合わせ内容を入力してください」と自動的に入力されます。
注意点
- URLエンコードが必要(スペースは%20に変換など)
- Telegram Premium会員は、ビジネスアカウント機能で視覚的にリンクを作成可能
t.meリンクの使い方
リンクの共有方法
t.meリンクは通常のURLと同じように、さまざまな方法で共有できます。
1. SNSのプロフィール欄に掲載
- Instagram、X(旧Twitter)、Facebookなどのプロフィール欄
- LinkedInのプロフィール
2. ウェブサイトに埋め込み
- 企業サイトの「お問い合わせ」ページ
- 個人ブログのサイドバー
- ランディングページのCTA(Call To Action)ボタン
3. メールに記載
- メール署名
- ニュースレター
- プロモーションメール
4. QRコードに変換
Telegramアプリ内でQRコードを生成できます。
- リンク共有画面でQRコードアイコンをタップ
- QRコードが生成される
- スクリーンショットで保存
- 名刺、ポスター、チラシなどに印刷
5. 他のメッセージングアプリで共有
- LINE、WhatsApp、Facebook Messengerなど
リンクをクリックしたときの動作
t.meリンクをクリックしたときの動作は、デバイスとTelegramの状態によって異なります。
Telegramアプリがインストールされている場合
- リンクをクリック
- Telegramアプリが自動的に起動
- 該当するユーザー/グループ/チャンネル/ボットが表示される
Telegramアプリがインストールされていない場合
- リンクをクリック
- Telegram Webが開く(ログインが必要)
- または、アプリのダウンロードページに誘導される
スマートフォンの場合
- 「Send Message」(メッセージを送る)ボタンが表示される
- Telegram Webにログインしている場合、「Open in Web」(Webで開く)ボタンも表示される
ビジネスでの活用方法
t.meリンクは、ビジネスでの顧客コミュニケーションにも効果的に活用できます。
カスタマーサポート
活用例
- ウェブサイトに「Telegramでお問い合わせ」ボタンを設置
- クリックするとサポートボットまたは担当者とのチャットが開く
- 迅速な対応により顧客満足度が向上
メリット
- メールや電話よりも気軽に問い合わせできる
- リアルタイムでのコミュニケーションが可能
- ファイル共有が容易(最大2GB)
マーケティング
活用例
- SNSキャンペーンでTelegramチャンネルへの登録を促進
- メールマーケティングでt.meリンクを掲載
- 広告からTelegramグループへ誘導
メリット
- 電話番号を共有せずに顧客とつながれる
- メッセージウィンドウの制限がない(いつでも再コンタクト可能)
- 無料でメッセージ送信可能(SMS費用の削減)
コミュニティ構築
活用例
- ブランドの公式Telegramチャンネルを作成
- 限定情報やクーポンを配信
- ファンコミュニティとの直接的なエンゲージメント
メリット
- 最大200,000人の大規模コミュニティが構築可能
- リアルタイムでのフィードバック収集
- ブランドロイヤリティの向上
商品・サービスの販売
活用例
- Telegramボットを使った自動販売システム
- 決済機能と連携した商品販売
- 予約システムの構築
メリット
- チャットベースで購入体験をスムーズにできる
- ボットによる自動化で24時間対応可能
- 決済機能が統合可能
セキュリティ上の注意点
t.meリンクは便利ですが、セキュリティリスクも存在します。
フィッシング詐欺のリスク
危険なリンクの特徴
- ランダムな文字列が多い
https://t.me/ab1cd2ef3gh4ij5kl6mn7op8
通常のユーザー名は意味のある文字列であることが多いため、ランダムな文字列は不審
- ログインを要求するページに誘導
Telegramのリンクをクリックしてパスワード入力を求められることは通常ありません。
これはフィッシングサイトの可能性が高い - 法外な利益を約束
「無料でお金がもらえる」「独占特典」などの文言には注意
安全にリンクを使用するための対策
1. リンクの送信元を確認
- 知らない人から送られてきたリンクは慎重に
- 公式アカウントかどうか確認(青いチェックマーク)
2. リンクの形式をチェック
- 正しいドメイン(t.me、telegram.me)か確認
- 不自然なスペルや記号がないか確認
3. 不審な場合はクリックしない
- 少しでも怪しいと感じたらクリックしない
- 公式サイトから直接アクセスする
4. Telegramアプリを最新版に保持
- セキュリティアップデートを適用
- 公式アプリストアからダウンロード
5. 二段階認証を有効化
Telegramの設定で二段階認証を有効にすることで、アカウントのセキュリティを強化できます。
t.meリンクのメリット
電話番号を共有せずに連絡できる
t.meリンクを使用することで、電話番号を公開せずにTelegramで連絡を受けられます。
これはプライバシー保護の観点から非常に重要です。
ワンクリックでアクセス可能
ユーザーはリンクをクリックするだけで、すぐにチャット、グループ、チャンネル、またはボットにアクセスできます。
検索する手間がなく、ユーザーエクスペリエンスが向上します。
複数のプラットフォームで共有可能
t.meリンクは通常のURLなので、以下のように幅広く活用できます。
- ウェブサイト
- SNS
- メール
- 印刷物(QRコード化)
- 動画説明欄
- ブログ記事
プロフェッショナルな印象
カスタマイズしたt.meリンク(例:https://t.me/mybusiness)は、ブランドとして覚えやすく、プロフェッショナルな印象を与えます。
マーケティングツールとして活用可能
- リンクごとに異なるメッセージを設定できる
- どのチャネルから流入したか追跡可能(URLパラメータを追加)
- A/Bテストに利用可能
よくある質問
t.meリンクは無料で使えますか?
はい、t.meリンクの作成と使用は完全に無料です。
Telegramアカウントがあれば誰でも作成できます。
ユーザー名は後から変更できますか?
はい、いつでも変更できます。
ただし、変更すると以前のユーザー名は他の人が取得できるようになり、古いt.meリンクは機能しなくなります。
ユーザー名を削除できますか?
はい、設定でユーザー名を空欄にして保存すれば削除できます。
削除すると、t.meリンク経由でのアクセスはできなくなりますが、既存のチャットには影響しません。
招待リンクに有効期限は設定できますか?
はい、プライベートグループやチャンネルの招待リンクには、有効期限やメンバー数制限を設定できます。
t.meリンクをクリックすると相手に自分の電話番号がわかりますか?
いいえ、t.meリンク経由で連絡しても、プライバシー設定で許可していない限り、相手に電話番号は表示されません。
まとめ
t.meリンクは、Telegramへの直接アクセスを可能にする短縮URL形式で、個人からビジネスまで幅広く活用できる便利なツールです。
主なポイント
- 電話番号を共有せずに連絡を受けられる
- ユーザー、グループ、チャンネル、ボットへの直接リンクを作成可能
- ウェブサイト、SNS、メールなど多様な場所で共有できる
- ビジネスのカスタマーサポートやマーケティングに効果的
- フィッシング詐欺には注意が必要
t.meリンクを効果的に活用することで、Telegramをより便利に、そしてビジネスにも役立てることができます。
ただし、セキュリティにも十分注意し、不審なリンクはクリックしないようにしましょう。
参考情報
この記事は、以下の公式および信頼できる情報源を参照して作成しました。
- Telegram公式FAQ
- Telegram Deep Links – 公式ドキュメント
- Telegram Link Generator – Respond.io
- How to create a Telegram link – SleekFlow
- Understanding Telegram URLs – Botcake
- Telegram Link Generator – Umnico
- JinaCoin Research – Telegramリンク作成方法
最終更新日:2025年2月4日

コメント