パソコンのキーボードで文字を入力していると、記号の入力方法に迷うことがあります。
「?」や「!」などの基本的な記号から、「~」や「_」などの特殊な記号まで、どのキーを押せば入力できるのかわからない場合も多いでしょう。
本記事では、キーボードでの記号の入力方法を初心者にもわかりやすく解説します。
よく使う記号の一覧表や、特殊記号の入力テクニックまで詳しく紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
キーボードの記号入力の基本

入力モードの確認
記号を入力する前に、まず入力モードを確認する必要があります。
画面右下のタスクバーに「あ」または「A」と表示されているアイコンが入力モードを示しています。
「あ」と表示されている場合は「ひらがなモード(全角入力)」です。
「A」と表示されている場合は「半角英数モード(直接入力)」です。
入力モードの切り替えは、キーボードの「半角/全角」キーを押すだけです。
このキーはキーボードの左上、数字の「1」キーの左側にあります。
記号入力の3つの方法
キーボードで記号を入力する方法は、主に3つあります。
- キーボードに印字されている記号をそのまま入力する方法があります。
- 読み方を入力して変換する方法があります。
- IMEパッドを使って一覧から選ぶ方法があります。
それぞれの方法を順番に説明していきます。
よく使う記号の入力方法
まずは、文章作成でよく使う基本的な記号の入力方法を紹介します。
句読点(、。)
句読点は、文章を書く際に最もよく使う記号です。
「、」(読点)は「れ」のキーを押します。
「。」(句点)は「る」のキーを押します。
ローマ字入力の場合、日本語入力モード(「あ」表示)で上記のキーを押すだけです。
疑問符と感嘆符(?!)
疑問符と感嘆符は、文末に付ける記号です。
「?」(疑問符)は「め」のキーとShiftキーを同時に押します。
「!」(感嘆符)は「ぬ」のキーとShiftキーを同時に押します。
Shiftキーは、キーボードの左右両端にある大きなキーです。
中黒(・)
中黒は、並列する語を区切る際に使います。
「・」(中黒)は「そ」のキーを押します。
「そ」のキーには「/」も印字されていますが、日本語入力モードでは「・」が入力されます。
長音符(ー)
長音符は、カタカナ語で音を伸ばす際に使います。
「ー」(長音符)は「ほ」のキーを押します。
日本語入力モードで「ほ」のキーを押すと「ー」が入力されます。
括弧(かっこ)の入力方法
括弧には様々な種類があります。
丸括弧()
「(」(開き括弧)は数字の「8」のキーとShiftキーを同時に押します。
「)」(閉じ括弧)は数字の「9」のキーとShiftキーを同時に押します。
メールやメッセージでよく使う基本的な括弧です。
角括弧[]と鉤括弧「」
「[」(角括弧の開き)は「む」のキーを押します。
「]」(角括弧の閉じ)は「め」のキーを押します。
「「」(鉤括弧)を使いたい場合は、読み方を入力します。
「かぎかっこ」と入力してスペースキーで変換すると「「」」が出てきます。
その他の括弧
様々な種類の括弧を使いたい場合は、読みから変換できます。
「かっこ」と入力してスペースキーで変換します。
変換候補に()、[]、{}、【】、〈〉など、様々な括弧が表示されます。
Shiftキーとの組み合わせで入力できる記号
キーボードのキーには、複数の記号が印字されています。
Shiftキーと組み合わせることで、上段に印字されている記号を入力できます。
数字キー上段の記号
数字キーの上段には、様々な記号が印字されています。
「!」は「1」のキーとShiftキーを同時に押します。
「”」は「2」のキーとShiftキーを同時に押します。
「#」は「3」のキーとShiftキーを同時に押します。
「$」は「4」のキーとShiftキーを同時に押します。
「%」は「5」のキーとShiftキーを同時に押します。
「&」は「6」のキーとShiftキーを同時に押します。
「’」は「7」のキーとShiftキーを同時に押します。
「(」は「8」のキーとShiftキーを同時に押します。
「)」は「9」のキーとShiftキーを同時に押します。
ひらがなキー上段の記号
ひらがなが印字されているキーにも、記号が割り当てられています。
「=」は「ほ」のキーとShiftキーを同時に押します(半角英数モード時)。
「~」は「へ」のキーとShiftキーを同時に押します(半角英数モード時)。
「|」は「ろ」のキーとShiftキーを同時に押します(半角英数モード時)。
特殊な記号の入力方法
キーボードに印字されていない記号や、入力方法がわかりにくい記号もあります。
チルダ(~)
チルダは、URLやファイル名でよく使われる記号です。
半角英数モード(「A」表示)にします。
Shiftキーを押しながら「へ」のキーを押します。
これで「~」(半角のチルダ)が入力できます。
全角のチルダ「~」を入力したい場合は、「から」と入力して変換するか、日本語入力モードでShiftキー+「へ」キーを押します。
アンダーバー(_)
アンダーバーは、メールアドレスやプログラミングでよく使います。
半角英数モード(「A」表示)にします。
Shiftキーを押しながら「ろ」のキーを押します。
これで「_」(アンダーバー)が入力できます。
アットマーク(@)
アットマークは、メールアドレスに必須の記号です。
「@」は「{」のキーを押します。
日本語入力モードでも半角英数モードでも、同じキーで入力できます。
スラッシュとバックスラッシュ(/ \)
「/」(スラッシュ)は「め」のキーを押します(半角英数モード時)。
「\」(バックスラッシュ)は「ろ」のキーを押します(半角英数モード時)。
日本語配列キーボードでは、バックスラッシュを入力すると「¥」(円記号)が表示されることがあります。
コロンとセミコロン(: ;)
「:」(コロン)は「け」のキーを押します(半角英数モード時)。
「;」(セミコロン)は「れ」のキーを押します(半角英数モード時)。
プログラミングでよく使われる記号です。
読みから変換して記号を入力する方法

記号の読み方がわかれば、簡単に入力できます。
「きごう」で一括変換
きご
日本語入力モードで「きごう」と入力してスペースキーを押します。
変換候補に様々な記号が表示されます。
この方法は、記号の読み方がわからない時に便利です。
一度使った記号は、次回から変換候補の上位に表示されるようになります。
具体的な読みで絞り込む
記号の読み方がわかっている場合は、それを入力すると効率的です。
「やじるし」と入力すると、→、←、↑、↓などの矢印記号が表示されます。
「まる」と入力すると、○、●、◎などの丸記号が表示されます。
「さんかく」と入力すると、△、▲、▽、▼などの三角記号が表示されます。
「しかく」と入力すると、□、■、◇、◆などの四角記号が表示されます。
「ほし」と入力すると、☆、★などの星記号が表示されます。
「はーと」と入力すると、♡、♥などのハート記号が表示されます。
その他の変換例
「かけ」または「かける」と入力すると、×(乗算記号)が表示されます。
「わる」と入力すると、÷(除算記号)が表示されます。
「ぷらす」と入力すると、+(加算記号)が表示されます。
「まいなす」と入力すると、-(減算記号)が表示されます。
「いこーる」と入力すると、=(等号)が表示されます。
「おなじ」または「くりかえし」と入力すると、々(同の字点)が表示されます。
IMEパッドで記号を入力する方法
読み方がわからない記号や、探すのが大変な記号は、IMEパッドを使うと便利です。
IMEパッドの起動方法
画面右下のタスクバーにある「あ」または「A」のアイコンを右クリックします。
メニューから「IMEパッド」を選択します。
または、「きごう」と入力してF5キーを押すと、IMEパッドが起動します。
文字一覧から選ぶ
IMEパッドが開いたら、左側のメニューから「文字一覧」を選択します。
「文字カテゴリ」で「シフトJIS」をクリックすると、「記号」のフォルダがあります。
「記号」フォルダをクリックすると、右側に記号の一覧が表示されます。
入力したい記号をクリックして、Enterキーを押せば確定されます。
カテゴリ別の記号
IMEパッドでは、記号がカテゴリ別に整理されています。
「ギリシャ文字」のカテゴリには、α、β、γなどが含まれます。
「単位記号」のカテゴリには、℃、℉、㎏、㎞などが含まれます。
「数学記号」のカテゴリには、≒、≠、≦、≧などが含まれます。
「罫線」のカテゴリには、─、│、┌、┐などが含まれます。
手書きで探す
読み方もわからず、どのカテゴリにあるかもわからない記号は、手書き機能が便利です。
IMEパッドの左側メニューから「手書き」を選択します。
マウスで枠内に記号を書きます。
右側に候補が表示されるので、該当する記号をクリックします。
特殊文字の入力方法(Windows)
Windowsでは、Altキーとテンキーを使った特殊文字の入力もできます。
Altコードの使い方
NumLock(ナムロック)をオンにします。
Altキーを押しながら、テンキーで数字を入力します。
Altキーを離すと、対応する文字が入力されます。
例えば、Alt + 0169で©(著作権記号)が入力できます。
注意点
ノートパソコンの場合、テンキーが内蔵されている機種では、Fn + NumLockキーでテンキーを有効にする必要があります。
テンキーがない機種では、外付けテンキーを使用するか、別の方法で入力してください。
文字コード表を使う方法
Windowsには「文字コード表」という便利なツールがあります。
文字コード表の起動
Windowsの検索ボックスに「文字コード表」と入力します。
検索結果から「文字コード表(アプリ)」を選択します。
または、「charmap」と入力して検索しても起動できます。
使い方
文字コード表が開くと、選択したフォントで使用可能な文字の一覧が表示されます。
使いたい記号をダブルクリックすると、下の「コピーする文字」欄に追加されます。
「コピー」ボタンをクリックして、文書に貼り付けます。
Mac での記号入力方法

Macでの記号入力方法も、基本的にはWindowsと似ています。
基本的な記号
日本語入力モードでの記号入力は、Windowsとほぼ同じです。
Shiftキーとの組み合わせも、同様に機能します。
特殊記号
Macでは、Optionキーを使った特殊記号の入力ができます。
Option + 8で「•」が入力できます。
Option + Gで「©」が入力できます。
文字ビューアの使用
上部メニューバーの入力メニュー(「A」や「あ」のアイコン)をクリックします。
「文字ビューアを表示」を選択します。
文字ビューアでは、絵文字や数学記号、通貨記号などがジャンル別に探せます。
よく使う記号の一覧表
ここでは、よく使う記号と入力方法を一覧表でまとめます。
基本的な記号
「、」(読点):「れ」キー
「。」(句点):「る」キー
「・」(中黒):「そ」キー
「ー」(長音):「ほ」キー
「?」(疑問符):Shift + 「め」キー
「!」(感嘆符):Shift + 「ぬ」キー
括弧類
「(」:Shift + 「8」キー
「)」:Shift + 「9」キー
「[」:「む」キー
「]」:「め」キー
「{」:Shift + 「む」キー(半角英数モード)
「}」:Shift + 「め」キー(半角英数モード)
数学記号
「+」:Shift + 「れ」キー(半角英数モード)
「-」:「ほ」キー(半角英数モード)
「×」:「かけ」で変換
「÷」:「わる」で変換
「=」:Shift + 「ほ」キー(半角英数モード)
通貨記号
「¥」:「ろ」キー(半角英数モード)
「$」:Shift + 「4」キー
「€」:「ゆーろ」で変換
「£」:「ぽんど」で変換
その他の記号
「@」:「{」キー
「#」:Shift + 「3」キー
「&」:Shift + 「6」キー
「%」:Shift + 「5」キー
「*」:Shift + 「け」キー(半角英数モード)
「~」:Shift + 「へ」キー(半角英数モード)
「_」:Shift + 「ろ」キー(半角英数モード)
「/」:「め」キー(半角英数モード)
「\」:「ろ」キー(半角英数モード)
記号入力のコツとテクニック
記号入力をスムーズに行うためのコツを紹介します。
よく使う記号は単語登録
頻繁に使う記号は、単語登録しておくと便利です。
例えば、「×」(乗算記号)を「か」で登録しておくと、「か」と入力するだけで変換候補に表示されます。
自分の名前に特殊な記号が含まれる場合も、登録しておくと入力が楽になります。
IMEの学習機能を活用
一度変換した記号は、IMEが学習して次回から上位に表示されるようになります。
最初は探すのに時間がかかっても、使っているうちに入力が早くなります。
キーボードを見ずに入力する
記号の位置を覚えて、キーボードを見ずに入力できるようになると、作業効率が大幅に向上します。
タッチタイピングと合わせて練習すると、より効果的です。
トラブルシューティング
記号入力でよくあるトラブルと解決方法を紹介します。
記号が入力できない
入力モードを確認してください。
半角英数モードと日本語入力モードでは、入力できる記号が異なります。
NumLockがオフになっている可能性があります。
NumLockをオンにしてから、もう一度試してください。
違う記号が入力される
キーボードの配列が異なる可能性があります。
日本語配列(JIS配列)と英語配列(US配列)では、記号の位置が異なります。
かな入力モードとローマ字入力モードでも、一部の記号の入力方法が変わります。
Alt + カタカナひらがなローマ字キーで切り替えられます。
Shiftキーを押しても記号が入力されない
Shiftキーが正常に機能していない可能性があります。
左右どちらのShiftキーでも試してみてください。
キーボードの設定を確認してください。
Windowsの設定から「時刻と言語」→「言語」→「日本語」→「オプション」でキーボードの設定を確認できます。
記号入力の練習方法
記号入力に慣れるための練習方法を紹介します。
基本記号から始める
まずは、句読点(、。)や疑問符(?)、感嘆符(!)など、文章でよく使う基本的な記号から覚えましょう。
毎日の文章入力で意識的に使うことで、自然と身につきます。
入力方法を声に出す
「Shift + 8で(」と声に出しながら入力すると、記憶に残りやすくなります。
手と口を同時に使うことで、脳の複数の領域が活性化されます。
タイピング練習サイトを活用
記号入力に対応したタイピング練習サイトやソフトを使うのも効果的です。
ゲーム感覚で楽しみながら練習できます。
まとめ
キーボードでの記号入力方法について解説しました。
記号入力には、キーボードから直接入力する方法、読みから変換する方法、IMEパッドを使う方法の3つがあります。
よく使う記号は、Shiftキーとの組み合わせで入力できます。
句読点や疑問符、感嘆符、括弧などは、特定のキーで入力可能です。
特殊な記号は、読みから変換するのが簡単です。
「きごう」と入力してスペースキーを押すと、様々な記号が表示されます。
IMEパッドを使えば、読み方がわからない記号も一覧から選べます。
文字一覧や手書き機能を活用しましょう。
記号の位置を覚えることで、入力スピードが向上します。
よく使う記号は単語登録しておくと、さらに効率的です。
最初は時間がかかっても、繰り返し使っているうちに自然と覚えられます。
この記事を参考に、記号入力をマスターしてください。


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