「iPadを買ったけど、使い方がよくわからない…」
「iPhoneは使えるけど、iPadは画面が大きくて操作が違う?」
「もっと便利にiPadを活用したい」
そんな悩みを抱えていませんか?
iPadは、タブレット端末の中でも特に人気が高く、動画視聴、読書、イラスト制作、ビジネス作業など、幅広い用途に使える便利なデバイスです。
しかし、紙の説明書が付属していないため、初めて使う人にとっては「どうやって使えばいいの?」と戸惑うこともあるでしょう。
この記事では、iPadを初めて使う方でもすぐに理解できるよう、電源の入れ方から基本操作、iPad特有の便利な機能まで、わかりやすく徹底解説します。
iPhoneユーザーの方にも、iPadならではの機能をしっかり説明します。
この記事を読めば、iPadの基本をマスターし、仕事や趣味で最大限に活用できるようになります。
iPadとは

基本情報
iPad(アイパッド)は、Apple社が開発・販売するタブレット型コンピューターです。
iPhoneより大きな画面を持ち、パソコンとスマートフォンの中間的な位置づけのデバイスです。
開発元: Apple Inc.(アップル)
OS: iPadOS(アイパッドオーエス)
特徴: 大画面、マルチタスク対応、Apple Pencil対応(多くのモデル)
iPadの魅力
1. 大画面で快適
iPhoneより大きな画面で、動画視聴、読書、ウェブ閲覧が快適です。
2. マルチタスク機能
Split View(スプリットビュー)で2つのアプリを同時に表示できます。
3. Apple Pencil対応
多くのモデルでApple Pencilが使え、手書きメモやイラスト制作ができます。
4. キーボード接続可能
別売りのキーボードを接続すれば、パソコンのように使えます。
5. 持ち運びやすい
ノートパソコンより軽量で、カバンに入れて持ち運びやすいです。
6. iPhoneとの連携
AirDropやiCloudで、iPhoneとシームレスにデータを共有できます。
iPadとiPhoneの違い
画面サイズ:
- iPhone: 約4.7〜6.7インチ
- iPad: 約8.3〜12.9インチ
主な違い:
- iPadは画面が大きく、マルチタスクに適している
- iPadは電話機能がない(一部モデルで通話アプリは使用可能)
- iPadのキーボードはデフォルトでPC風の配列
- iPadはApple Pencil対応モデルが多い
最新モデル(2026年2月現在)
主なモデル:
- iPad Pro(12.9インチ / 11インチ)
- iPad Air
- iPad(第10世代)
- iPad mini
注意: モデルによって一部の機能や操作方法が異なる場合がありますが、基本的な使い方は共通しています。
iPadの各部名称
iPadを使う前に、各部の名称を覚えましょう。
本体の主要部分
トップボタン(電源ボタン):
- 場所: 本体の上部または右側面(モデルによる)
- 機能: 画面のオン/オフ、電源のオン/オフ、スクリーンショット
音量ボタン:
- 場所: 本体の右側面または上部
- 機能: 音量の上げ下げ
ホームボタン(旧モデルのみ):
- 場所: 画面下部の丸いボタン
- 機能: ホーム画面に戻る、指紋認証(Touch ID)
- 注意: iPad Pro(2018年以降)、iPad Air(第4世代以降)、iPad mini(第6世代以降)はホームボタンがありません
Lightning/USB-Cポート:
- 場所: 本体の下部
- 機能: 充電、データ転送
- 注意: 機種によってLightningまたはUSB-Cポート
カメラ:
- 場所: 本体の背面と前面
- 機能: 写真・動画の撮影、ビデオ通話
スピーカーとマイク:
- 場所: 本体の側面や上下
- 機能: 音声の出力と入力
画面の各部
ステータスバー:
- 場所: 画面最上部
- 表示: 時刻、バッテリー残量、Wi-Fi接続状況など
ホーム画面:
- 場所: アプリアイコンが並んでいる画面
- 機能: アプリの起動、ウィジェットの表示
Dock:
- 場所: ホーム画面の最下部
- 機能: よく使うアプリを固定表示
ホームバー(ホームボタンなしモデル):
- 場所: 画面の最下部に表示される白い横線
- 機能: ホーム画面に戻る、マルチタスク表示
電源の入れ方と切り方
電源を入れる
方法1: トップボタンを長押し
- iPadの上部または右側面にあるトップボタン(電源ボタン)を長押し
- Appleのロゴ(りんごマーク)が表示される
- 数秒待つ
- ロック画面が表示される
方法2: 充電器に接続
- 電源が切れている状態でケーブルを接続
- 自動的に電源が入る
- Appleのロゴが表示される
画面をつける(スリープ解除)
電源が入っている状態で画面を点灯させる方法です。
方法1: トップボタンを1回押す
最も簡単な方法です。
方法2: 画面をタップ
画面を軽くタップするだけで点灯します。
方法3: iPadを持ち上げる
「手前に傾けてスリープ解除」機能がオンの場合、iPadを持ち上げるだけで画面が点灯します。
画面を消す(スリープ)
方法1: トップボタンを1回押す
最も基本的な方法です。
方法2: 自動スリープ
一定時間操作しないと、自動的に画面が消えます(初期設定は2〜5分)。
注意: iPadは使用後に電源を切る必要はありません。
スリープ状態にしておけば、バッテリーの消費を抑えつつ、すぐに使用を再開できます。
電源を切る
ホームボタンがある機種:
- トップボタンを長押し
- 「スライドで電源オフ」が表示される
- スライダーを右にスライド
- 数秒待つと電源が切れる
ホームボタンがない機種:
- トップボタンと音量ボタン(上または下)を同時に長押し
- 「スライドで電源オフ」が表示される
- スライダーを右にスライド
- 数秒待つと電源が切れる
設定アプリから電源を切る:
- 「設定」アプリを開く
- 「一般」をタップ
- 下にスクロールして「システム終了」をタップ
- 「スライドで電源オフ」が表示される
- スライダーを右にスライド
基本操作(タッチジェスチャー)
iPadは画面をタッチして操作します。
iPhoneと基本的に同じですが、大画面を活かした操作もあります。
タップ
操作方法:
画面を指で1回軽くたたく
用途:
- アプリを開く
- ボタンを押す
- 文字を入力
- リンクをクリック
ダブルタップ
操作方法:
画面を指で素早く2回たたく
用途:
- 文章の一単語を選択
- 画像やウェブページを拡大
- 地図アプリで拡大
トリプルタップ(3回タップ)
操作方法:
画面を指で素早く3回たたく
用途:
- 文章の一段落を選択
ロングタップ(長押し)
操作方法:
画面を指で押したまま1〜2秒待つ
用途:
- アプリを移動・削除する
- コンテキストメニューを表示
- テキストの選択開始
スワイプ
操作方法:
画面を指で滑らせる(なぞる)
用途:
- ページをスクロール
- 画面を切り替え
- ホーム画面に戻る(ホームバーを上にスワイプ)
- アプリを切り替え
iPad特有のスワイプ:
- 4本指で左右スワイプ: アプリを素早く切り替え
- 画面下部から上にスワイプ: Dock表示
- 画面右上から下にスワイプ: コントロールセンター表示
ピンチアウト(拡大)
操作方法:
2本の指を画面に置き、指を広げる
用途:
- 写真や地図を拡大
- ウェブページを拡大
ピンチイン(縮小)
操作方法:
2本の指を画面に置き、指をつまむように狭める
用途:
- 写真や地図を縮小
- ウェブページを縮小
- キーボードをフリック入力に切り替え(キーボード上で)
ドラッグ
操作方法:
画面を指で押したまま移動する
用途:
- アプリアイコンを移動
- スライダーを調整
- 地図を移動
- テキストの選択範囲を調整
ロック画面とホーム画面

ロック画面
ロック画面とは:
iPadを起動したときに最初に表示される画面です。
セキュリティのため、ロックを解除しないと中身を見ることができません。
ロック画面に表示されるもの:
- 現在の時刻と日付
- 通知(メッセージ、着信、アプリからのお知らせ)
- 壁紙
ロック画面の解除方法
Touch ID搭載機種(ホームボタンあり):
- ホームボタンに指を置く
- 指紋認証が行われる
- 自動的にホーム画面が表示される
Face ID搭載機種(一部のiPad Pro):
- iPadを顔の前に持ってくる
- 画面を見つめる
- 自動的に顔認証が行われる
- 画面下部のホームバーを上にスワイプ
- ホーム画面が表示される
パスコードで解除:
- 画面をタップまたはトップボタンを押す
- 「パスコードを入力」と表示される
- 6桁(または4桁)のパスコードを入力
- ホーム画面が表示される
ホーム画面
ホーム画面とは:
アプリのアイコンが並んでいる画面です。
ここからすべてのアプリを起動できます。
ホーム画面の構成:
- アプリアイコン: タップするとアプリが開く
- ウィジェット: 天気やカレンダーなど、情報を一目で確認できる
- Dock: 画面下部に固定されたアプリ
- ページインジケーター: 現在どのページにいるかを示す点
ホーム画面の切り替え:
左右にスワイプすると、別のページに移動できます。
ホーム画面に戻る方法:
ホームボタンあり:
ホームボタンを1回押す
ホームボタンなし:
画面下部のホームバーを上にスワイプ
画面の向きの切り替え
iPadは、画面の向きを縦向きと横向きに自動で切り替えられます。
これはiPadの大きな特徴の一つです。
自動回転
デフォルト設定:
iPadを回転させると、画面も自動的に回転します。
用途:
- 動画視聴: 横向きで視聴
- 読書: 縦向きで読む
- ウェブ閲覧: 好みの向きで閲覧
画面の向きを固定する
方法:
- 画面右上から下にスワイプしてコントロールセンターを開く
- 「画面縦向きのロック」アイコン(鍵と矢印)をタップ
- アイコンが赤くなれば、画面の向きが固定される
解除:
同じアイコンをもう一度タップすると、自動回転に戻ります。
通知センターとコントロールセンター
通知センター
通知センターとは:
アプリからの通知(メッセージ、メール、ニュースなど)を一覧で確認できる場所です。
開き方:
画面上部中央から下にスワイプ
使い方:
- 通知をタップ: その通知のアプリが開く
- 通知を左にスワイプ: オプションメニュー表示(消去、設定など)
- 「×」をタップ: すべての通知を消去
コントロールセンター
コントロールセンターとは:
Wi-Fi、Bluetooth、画面の明るさ、音量など、よく使う設定を素早く変更できる場所です。
開き方:
画面右上から下にスワイプ
主な機能:
- Wi-Fi、Bluetooth、機内モードのオン/オフ
- 画面の明るさ調整
- 音量調整
- 画面の向きのロック/ロック解除
- 画面録画
- タイマー、計算機、カメラへのショートカット
閉じ方:
画面をタップ、またはホームバーを上にスワイプ
文字入力の基本
iPadの文字入力は、iPhoneと少し異なります。
キーボードの表示
文字入力が必要な場所(検索ボックス、メッセージ入力欄など)をタップすると、自動的にキーボードが表示されます。
iPadのキーボードの種類
1. 標準キーボード(QWERTY配列):
パソコンと同じ配列のキーボードです。
iPadのデフォルトはこの形式です。
2. フリック入力キーボード:
iPhoneと同じ、「あ・か・さ・た・な」配列のキーボードです。
標準キーボードをピンチイン(2本指でつまむ)すると、フリック入力に切り替わります。
3. 分割キーボード:
キーボードを左右に分割して、親指で入力しやすくします。
4. フローティングキーボード:
小さなキーボードを画面上の好きな位置に移動できます。
5. 音声入力:
マイクボタンをタップして話すと、音声が文字に変換されます。
キーボードの切り替え方法
QWERTYキーボード ⇔ フリック入力:
- QWERTY → フリック: キーボード上で2本指でピンチイン(つまむ)
- フリック → QWERTY: キーボード上で2本指でピンチアウト(広げる)
分割キーボード:
- キーボードの右下にあるキーボードアイコンを長押し
- 「分割」をタップ
- キーボードが左右に分割される
フローティングキーボード:
- キーボードの右下にあるキーボードアイコンを長押し
- 「フローティング」をタップ
- 小さなキーボードが表示され、ドラッグで移動できる
通常キーボードに戻す:
- キーボードの右下にあるキーボードアイコンを長押し
- 「固定」または「固定して分割解除」をタップ
日本語⇔英語の切り替え
方法:
キーボード左下の地球儀マークをタップすると、日本語キーボードと英語キーボードが切り替わります。
音声入力
使い方:
- キーボードのマイクボタンをタップ
- 話す
- 自動的に文字に変換される
- 「完了」をタップ
メリット:
長い文章を入力する場合、手で入力するより速く正確です。
文字の編集
文字を選択:
- ダブルタップ: 単語を選択
- トリプルタップ: 段落を選択
- ロングタップしてドラッグ: 範囲を選択
コピー・カット・ペースト:
- 文字を選択
- 「コピー」または「カット」をタップ
- 貼り付けたい場所をタップ
- 「ペースト」をタップ
初期設定
iPadを初めて使用する際に必要な設定を確認しましょう。
Apple IDの設定
Apple IDとは:
Appleのサービスを使うために必要なアカウントです。
App Storeでのアプリのダウンロード、iCloud、FaceTimeなどに使用します。
設定方法:
- 「設定」アプリを開く
- 画面上部の「iPadにサインイン」をタップ
- Apple IDとパスワードを入力
- 2ファクタ認証の設定(SMSで確認コードを受信)
注意: Apple IDをお持ちでない場合は、新規作成が必要です。
Touch IDまたはFace IDの設定
セキュリティと利便性を高めるため、指紋認証または顔認証を設定しましょう。
Touch IDの設定(ホームボタン搭載機種):
- 「設定」アプリを開く
- 「Touch IDとパスコード」をタップ
- パスコードを入力
- 「指紋を追加」をタップ
- ホームボタンに指を置いて、指紋を登録
Face IDの設定(一部のiPad Pro):
- 「設定」アプリを開く
- 「Face IDとパスコード」をタップ
- パスコードを入力
- 「Face IDをセットアップ」をタップ
- 画面の指示に従って顔をスキャン
Wi-Fi設定
設定方法:
- 「設定」アプリを開く
- 「Wi-Fi」をタップ
- Wi-Fiをオンにする
- 接続したいネットワークをタップ
- パスワードを入力
- 「接続」をタップ
「iPadを探す」の設定
iPadを紛失した際に、位置を特定できる重要な機能です。
設定方法:
- 「設定」アプリを開く
- 画面上部の自分の名前をタップ
- 「探す」をタップ
- 「iPadを探す」をオンにする
アプリの使い方
アプリの開き方と閉じ方
開き方:
ホーム画面でアプリのアイコンをタップ
閉じ方(ホーム画面に戻る):
ホームボタンあり:
ホームボタンを押す
ホームボタンなし:
画面下部のホームバーを上にスワイプ
注意: iPadでは、ホーム画面に戻っただけではアプリは完全には終了していません。
バックグラウンドで動作しており、次回起動時に作業を途中から再開できます。
アプリの切り替え
複数のアプリを同時に起動して、切り替えることができます。
アプリスイッチャーを開く:
ホームボタンあり:
ホームボタンを素早く2回押す
ホームボタンなし:
画面下部のホームバーを上にスワイプして、途中で止める
または:
4本指で上にスワイプ
アプリを切り替える:
表示されたアプリの中から、使いたいアプリをタップ
アプリを完全に終了:
アプリスイッチャーで、アプリを上にスワイプ
App Storeからアプリをダウンロード
手順:
- ホーム画面の「App Store」アイコンをタップ
- 下部のメニューから「検索」をタップ
- 検索ボックスにアプリ名を入力
- 検索結果から目的のアプリをタップ
- 「入手」または価格ボタンをタップ
- Touch ID、Face ID、またはパスワードで認証
- ダウンロードが開始される
- 完了すると、ホーム画面にアプリが追加される
アプリのアンインストール(削除)
方法1: ホーム画面から削除
- 削除したいアプリのアイコンを長押し
- 「Appを削除」をタップ
- 「削除」をタップして確認
方法2: 設定から削除
- 「設定」アプリを開く
- 「一般」をタップ
- 「iPadストレージ」をタップ
- 削除したいアプリをタップ
- 「Appを削除」をタップ
アプリをフォルダで整理
アプリが増えてきたら、フォルダで整理すると便利です。
フォルダの作成:
- アプリのアイコンを長押し
- 別のアプリのアイコンの上にドラッグ
- フォルダが自動的に作成される
- フォルダ名を変更できる
フォルダからアプリを取り出す:
- フォルダをタップして開く
- アプリのアイコンを長押し
- フォルダの外にドラッグ
iPad特有の便利な機能
iPadには、iPhoneにはない便利な機能がたくさんあります。
Split View(スプリットビュー)
Split Viewとは:
画面を2分割して、2つのアプリを同時に表示・操作できる機能です。
使い方:
- 1つ目のアプリを開く
- 画面下部から上にスワイプしてDockを表示
- 2つ目のアプリのアイコンを長押し
- 画面の左端または右端にドラッグ
- 2つのアプリが左右に並んで表示される
画面の分割比率を変更:
中央の境界線をドラッグして、左右の幅を調整できます。
Split Viewを解除:
境界線を画面の端までドラッグします。
活用例:
- Safariで調べ物をしながら、メモアプリでメモを取る
- メールを見ながら、カレンダーで予定を確認
- 動画を見ながら、SNSをチェック
Slide Over(スライドオーバー)
Slide Overとは:
メインのアプリの上に、小さなウィンドウで別のアプリを表示できる機能です。
使い方:
- 1つ目のアプリを開く
- 画面下部から上にスワイプしてDockを表示
- 2つ目のアプリのアイコンを長押し
- 画面の中央付近にドラッグ
- 小さなウィンドウで2つ目のアプリが表示される
ウィンドウを移動:
ウィンドウ上部のバーをドラッグして、左右に移動できます。
ウィンドウを閉じる:
ウィンドウ上部のバーを画面の右端にドラッグします。
Picture in Picture(ピクチャ・イン・ピクチャ)
Picture in Pictureとは:
動画を小さなウィンドウで再生しながら、他のアプリを使える機能です。
使い方:
- 動画アプリで動画を再生
- ホーム画面に戻る(ホームボタンを押す、またはホームバーを上にスワイプ)
- 動画が小さなウィンドウで再生され続ける
- 他のアプリを開いて作業できる
ウィンドウを移動:
ウィンドウをドラッグして、好きな位置に移動できます。
ウィンドウを閉じる:
ウィンドウの「×」をタップします。
Apple Pencilの使い方(対応モデル)
Apple Pencilとは:
iPadで使える専用のスタイラスペンです。
手書きメモ、イラスト制作、写真編集などに使えます。
対応モデル:
- iPad Pro(全モデル)
- iPad Air(第4世代以降)
- iPad(第6世代以降)
- iPad mini(第5世代以降)
基本的な使い方:
- 画面にペン先を近づけるだけで反応します
- 筆圧を感知し、線の太さが変わります
- ペン先を傾けると、線の太さや濃さが変わります
充電方法:
- Apple Pencil(第1世代): iPadのLightningポートに差し込む
- Apple Pencil(第2世代): iPadの側面にマグネットで取り付ける
活用例:
- メモアプリで手書きメモ
- PDFに手書きで注釈を入れる
- イラストアプリで絵を描く
- 写真アプリで写真に文字や図形を追加
マウス・トラックパッドの接続
iPadは、マウスやトラックパッドにも対応しています。
接続方法(Bluetooth):
- 「設定」アプリを開く
- 「Bluetooth」をタップ
- Bluetoothをオンにする
- マウスまたはトラックパッドのペアリングモードをオンにする
- デバイスが表示されたらタップ
- ペアリング完了
使い方:
- カーソルが画面に表示される
- 左クリック: タップと同じ
- 右クリック: 長押しと同じ
- スクロール: ページのスクロール
活用例:
- 長時間の作業で疲れにくい
- 精密な操作が必要な作業(画像編集など)
- キーボードと組み合わせて、ノートパソコンのように使用
キーボードの接続
接続方法:
Smart Keyboard(純正):
iPadのSmart Connector(側面の3つの点)に接続するだけで、自動的に認識されます。
Bluetoothキーボード:
- 「設定」アプリを開く
- 「Bluetooth」をタップ
- Bluetoothをオンにする
- キーボードのペアリングモードをオンにする
- デバイスが表示されたらタップ
- ペアリング完了
活用例:
- 長文の入力(メール、レポート作成)
- ブログ記事の執筆
- プログラミング
- オンライン会議での議事録作成
カメラの使い方

iPadのカメラは、iPhoneと同様に高性能です。
カメラアプリの起動
方法1: ホーム画面から
「カメラ」アプリをタップ
方法2: ロック画面から
画面を左にスワイプ
方法3: コントロールセンターから
コントロールセンターを開いて、カメラアイコンをタップ
写真を撮る
基本的な撮影:
- カメラを被写体に向ける
- 画面中央の白い丸ボタン(シャッターボタン)をタップ
- シャッター音が鳴り、写真が撮影される
音量ボタンでも撮影可能:
音量ボタン(上または下)を押しても、シャッターを切れます。
ズーム(拡大・縮小)
拡大:
2本の指で画面をピンチアウト(広げる)
縮小:
2本の指で画面をピンチイン(つまむ)
カメラモードの切り替え
画面下部を左右にスワイプすると、以下のモードに切り替えられます:
写真: 通常の静止画撮影
ビデオ: 動画撮影
タイムラプス: 早送り動画
スローモーション: スロー再生動画
パノラマ: 横長の風景写真
インカメラとアウトカメラの切り替え
画面右下の回転矢印アイコンをタップすると、前面カメラ(自撮り用)と背面カメラ(通常撮影用)が切り替わります。
撮った写真を見る
方法1: カメラアプリから
画面左下のサムネイル(小さな画像)をタップ
方法2: 写真アプリから
ホーム画面の「写真」アプリをタップ
Safari(ウェブブラウザ)の使い方
ウェブサイトを開く
手順:
- 「Safari」アプリを開く
- 画面上部のアドレスバーをタップ
- URLまたは検索キーワードを入力
- キーボードの「開く」または検索結果をタップ
ページの操作
スクロール:
画面を上下にスワイプ
拡大:
2本の指でピンチアウト
縮小:
2本の指でピンチイン
戻る:
画面左上の「<」ボタンをタップ
進む:
画面左上の「>」ボタンをタップ
更新:
アドレスバー右側の更新アイコン(円形矢印)をタップ
タブの管理
新しいタブを開く:
画面右上のタブアイコン(四角が2つ重なったマーク)をタップして、「+」をタップ
タブを切り替える:
タブアイコンをタップして、開きたいタブをタップ
タブを閉じる:
タブアイコンをタップして、閉じたいタブを左にスワイプ、または「×」をタップ
便利な機能
Siri(音声アシスタント)
起動方法:
「Hey Siri」と話しかける:
iPadに向かって「Hey Siri(ヘイ、シリ)」と話しかける
トップボタンを長押し:
トップボタンを長押しすると、Siriが起動
使用例:
- 「明日の天気は?」
- 「タイマーを5分にセット」
- 「最寄りのカフェを探して」
- 「音楽を再生」
AirDrop(近くのAppleデバイスとファイル共有)
AirDropとは:
近くにあるiPhone、iPad、MacとワイヤレスでファイルやURL、連絡先などを共有できる機能です。
使い方:
- 送りたい写真や動画を選択
- 共有アイコン(四角と上向き矢印)をタップ
- AirDropセクションに表示される相手をタップ
- 相手が受け入れると、ファイルが送信される
注意: AirDropを使うには、Wi-FiとBluetoothをオンにする必要があります。
スクリーンショット(画面キャプチャ)
撮り方:
ホームボタンあり:
トップボタンとホームボタンを同時に押す
ホームボタンなし:
トップボタンと音量を上げるボタンを同時に押す
撮ったスクリーンショット:
画面左下にサムネイルが表示されます。
タップすると編集でき、左にスワイプすると「写真」アプリに保存されます。
画面録画
有効化:
- 「設定」→「コントロールセンター」
- 「画面収録」の「+」をタップ
録画開始:
- コントロールセンターを開く
- 録画ボタン(二重丸)をタップ
- 3秒のカウントダウン後、録画開始
録画停止:
画面上部の赤いバーをタップ→「停止」
Dock(ドック)のカスタマイズ
アプリをDockに追加:
- ホーム画面でアプリのアイコンを長押し
- Dockまでドラッグ
Dockからアプリを削除:
- Dockのアプリアイコンを長押し
- ホーム画面までドラッグ
よくある質問
Q1: iPadに説明書は付いていますか?
A: いいえ、紙の説明書は付属していません。
Appleは環境保護の観点から、紙の説明書を廃止しています。
代わりに、以下の方法で使い方を確認できます:
- Apple公式サポートサイト
- iPadの「ヒント」アプリ
- Apple Storeでの無料ワークショップ
- インターネット上のガイド(この記事など)
Q2: iPadとiPhoneの操作で一番大きな違いは何ですか?
A: 主な違いは以下の通りです:
マルチタスク機能:
iPadは、Split ViewやSlide Overで2つのアプリを同時に表示できます。
iPhoneにはこの機能がありません。
キーボード:
iPadのデフォルトキーボードはPC風のQWERTY配列です。
iPhoneはフリック入力がデフォルトです。
Apple Pencil:
多くのiPadモデルでApple Pencilが使えます。
iPhoneは非対応です。
電話機能:
iPadには電話機能がありません(通話アプリは使用可能)。
Q3: iPadでLINEやZoomは使えますか?
A: はい、使えます。
App StoreからLINE、Zoom、Microsoft Teams、Skypeなどの通話・ビデオ会議アプリをダウンロードできます。
注意点:
- iPadには電話番号がない場合が多いため、LINEの登録にはFacebookアカウントまたは固定電話の番号が必要です
- Wi-FiモデルのiPadでは、Wi-Fi接続が必要です
Q4: iPadでWord、Excel、PowerPointは使えますか?
A: はい、使えます。
App StoreからMicrosoft Office(Word、Excel、PowerPoint)アプリをダウンロードできます。
無料で使える範囲:
- 画面サイズが10.1インチ以下のiPadでは、基本機能が無料
- 画面サイズが10.1インチより大きいiPadでは、閲覧のみ無料、編集にはMicrosoft 365サブスクリプションが必要
代替手段:
AppleのPages(ワープロ)、Numbers(表計算)、Keynote(プレゼン)は無料で使えます。
Q5: iPadとiPhoneでデータを共有できますか?
A: はい、簡単に共有できます。
共有方法:
iCloud:
同じApple IDでサインインすれば、写真、メモ、カレンダーなどが自動的に同期されます。
AirDrop:
近くにあるデバイス間で、写真、動画、ファイルなどを瞬時に送受信できます。
Handoff:
iPhoneで開いていたウェブページやメールを、iPadで続きから開けます。
Q6: Wi-FiモデルとCellularモデルの違いは何ですか?
A: 主な違いはインターネット接続方法です。
Wi-Fiモデル:
- Wi-Fi接続のみ
- 価格が安い
- 自宅やカフェなどWi-Fi環境で使用
Wi-Fi+Cellularモデル:
- Wi-Fi接続 + モバイルデータ通信(4G/5G)
- 価格が高い
- 外出先でもインターネット接続可能
- GPS機能搭載(カーナビとして使える)
- SIMカードまたはeSIMが必要
どちらを選ぶべきか:
- 主に自宅で使う、予算を抑えたい → Wi-Fiモデル
- 外出先でよく使う、カーナビとして使いたい → Cellularモデル
Q7: 容量はどれくらい必要ですか?
A: 用途によりますが、以下を参考にしてください:
64GB:
- ウェブ閲覧、動画視聴、軽いアプリ使用がメイン
- 写真や動画をあまり保存しない
- iCloudストレージを活用する
128GB〜256GB:
- 写真や動画をある程度保存する
- ゲームアプリをいくつか入れる
- ビジネス用途でファイルを保存する
512GB以上:
- 大量の写真や動画を保存する
- プロ向けのアプリ(動画編集、音楽制作など)を使う
- オフラインで映画や音楽を大量にダウンロードする
推奨: 初心者の方は128GBまたは256GBがおすすめです。
Q8: バッテリーはどれくらい持ちますか?
A: Appleの公式発表によると、約10時間です(Wi-Fi使用時)。
実際の使用時間:
- 動画視聴: 約8〜10時間
- ウェブ閲覧: 約9〜10時間
- ゲーム: 約6〜8時間(ゲームの種類による)
バッテリーを長持ちさせるコツ:
- 画面の明るさを下げる
- 使っていないアプリを終了する
- 低電力モードを使用する
- バックグラウンドアプリ更新をオフにする
Q9: Apple Pencilは必要ですか?
A: 用途によります。
Apple Pencilがあると便利な用途:
- 手書きメモを取る(学生、会議の議事録)
- イラストや漫画を描く
- PDFに手書きで注釈を入れる
- 写真の編集
Apple Pencilがなくても問題ない用途:
- 動画視聴
- ウェブ閲覧
- 読書
- ゲーム
- ビジネス文書の作成(キーボード使用)
結論: 手書き作業をする方には非常におすすめです。
それ以外の方は、まずiPadを使ってみて、必要性を感じたら購入を検討するのが良いでしょう。
Q10: iPadが動かなくなりました(フリーズ)。どうすればいいですか?
A: 強制再起動を試してください。
ホームボタンがあるiPad:
- トップボタンとホームボタンを同時に長押し
- Appleロゴが表示されたら離す
ホームボタンがないiPad:
- 音量を上げるボタンを押してすぐ離す
- 音量を下げるボタンを押してすぐ離す
- トップボタンを長押し(Appleロゴが表示されるまで)
これでほとんどの問題が解決します。
まとめ
iPadは、大画面、マルチタスク機能、Apple Pencil対応など、iPhoneやパソコンにはない魅力を持つデバイスです。
この記事の要点:
基本操作:
- 電源のオン/オフ、スリープ解除
- タップ、スワイプ、ピンチなどのタッチジェスチャー
- ロック画面とホーム画面の使い方
- 画面の向きの切り替え
文字入力:
- QWERTYキーボード(デフォルト)
- フリック入力(ピンチインで切り替え)
- 分割キーボード、フローティングキーボード
- 音声入力
初期設定:
- Apple IDの設定
- Touch ID/Face IDの設定
- Wi-Fi設定
- iPadを探す
主要機能:
- アプリの使い方(開く、閉じる、ダウンロード、削除)
- カメラで写真・動画を撮影
- Safariでウェブ閲覧
iPad特有の便利機能:
- Split View(2画面分割)
- Slide Over(小さなウィンドウ表示)
- Picture in Picture(動画を見ながら他の作業)
- Apple Pencil(手書き入力)
- マウス・トラックパッド・キーボード接続
その他の便利機能:
- Siri(音声アシスタント)
- AirDrop(ファイル共有)
- スクリーンショット
- 画面録画
iPadは、動画視聴、読書、イラスト制作、ビジネス作業、オンライン会議など、様々な用途に使える万能デバイスです。
最初は基本操作に慣れることが大切ですが、慣れてくれば、Split ViewやApple Pencilなどの高度な機能も使いこなせるようになります。
この記事で紹介した基本操作を一つ一つ試していけば、必ずiPadを使いこなせるようになります。
まずは、よく使う機能から始めて、少しずつ新しい機能に挑戦していきましょう。
わからないことがあったら、この記事を見返すか、Apple公式サポートサイト、「ヒント」アプリを活用してください。
快適で楽しいiPadライフをお楽しみください!


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