「消えるメッセージって何?」
「どうやって使うの?」
「本当に安全なの?」
こんな疑問をお持ちではありませんか?
この記事では、LINE、Instagram、WhatsApp、Signalなど、主要なメッセージングアプリの「消えるメッセージ」機能について、使い方から注意点まで分かりやすく解説します。
消えるメッセージとは
消えるメッセージとは、送信したメッセージが一定時間後に自動的に削除される機能です。
LINEやInstagram、WhatsApp、Signalなど、最近のメッセージングアプリに搭載されており、プライバシーを重視したい人たちの間で人気が高まっています。
基本的な仕組み
消えるメッセージの仕組みはアプリによって異なりますが、基本的には以下のパターンがあります:
時間指定型:
- 送信後、指定した時間(24時間、7日など)が経過すると自動削除
- 例: WhatsApp、Signal
閲覧後削除型:
- 相手が読んだ後、チャットを閉じると削除
- 例: Instagram消えるメッセージモード
即座削除型:
- 相手が見た瞬間に削除
- 例: Snapchat、Instagram 1回表示
消えるメッセージの目的
主な目的:
- プライバシー保護
- 履歴を残さない一時的な会話
- ストレージ容量の節約
- 気軽なコミュニケーション
アプリ別:消えるメッセージの使い方
主要なメッセージングアプリごとに、消えるメッセージの使い方を解説します。
Instagram:消えるメッセージモード
Instagramには「消えるメッセージモード」があります。
特徴:
- 相手が既読後、チャットを閉じると自動削除
- テキスト、画像、動画、スタンプすべて対象
- 1対1のDMでのみ使用可能
- 背景が黒色に変わる
使い方:
- 相手とのDMを開く
- 画面を上方向にスワイプ
- 背景が黒くなれば消えるメッセージモードON
- 「変更する」から削除タイミングを選択
- 表示され次第
- 24時間後
- 7日後
解除方法:
- 画面を再度上にスワイプ
- または「消えるメッセージモードをオフにする」をタップ
重要ポイント:
- 自分がモードをONにすると、相手も自動的にONになる
- スクリーンショットを撮ると相手に通知が届く
- ダークモード使用時は背景色の変化が分かりにくい
WhatsApp:消えるメッセージ
WhatsAppは時間指定型の消えるメッセージを提供しています。
特徴:
- 24時間、7日、90日から選択可能
- テキスト、画像、動画すべて対象
- 個別チャットとグループチャットで使用可能
- エンドツーエンド暗号化
使い方:
- WhatsAppを開く
- 設定したいチャットを開く
- 右上の3点メニューをタップ
- 「消えるメッセージ」を選択
- 削除までの時間を選択
- 24時間
- 7日
- 90日
- オフ
画像・動画の1回表示:
- チャットで「+」アイコン → 「写真/ビデオ」
- 送りたい画像・動画を選択
- 「1」のアイコンをタップ
- 送信
相手が開封すると即座に削除されます。
重要ポイント:
- スクリーンショットの通知はなし
- メッセージ転送すると、転送先では消えない
- バックアップには含まれない
Signal:消えるメッセージ
Signalは最もセキュアで柔軟な消えるメッセージを提供しています。
特徴:
- 1秒〜4週間まで細かく設定可能
- カスタムタイマー設定(例: 60秒)
- すべてのチャットまたは個別チャットで設定
- 完全なエンドツーエンド暗号化
使い方:
個別チャットで設定:
- チャットを開く
- チャット設定 → 「消えるメッセージ」
- タイマーを設定(1秒〜4週間)
- オフにする場合は「オフ」を選択
すべてのチャットで設定:
- Signal設定 → プライバシー
- 「新規チャットの既定タイマー」
- タイマーを設定
重要ポイント:
- 誰でもタイマー設定を変更できる
- 読んだ時点からタイマー開始
- スクリーンショットの通知はなし
- メッセージはディスクから完全削除
LINE:送信取り消し
LINEには「送信取り消し」機能があります(厳密には消えるメッセージとは異なります)。
特徴:
- 送信後24時間以内なら取り消し可能
- 自分と相手の両方から削除
- すべてのメッセージタイプに対応
使い方:
- 取り消したいメッセージを長押し
- 「送信取消」をタップ
- 確認画面で「送信取消」をタップ
LYPプレミアム会員:
- 未読メッセージに限り「通知なしで送信取消」が可能
重要ポイント:
- 「メッセージの送信を取り消しました」と表示される
- 相手に通知が届く
- 24時間を過ぎると取り消し不可
- 「削除」とは異なる(削除は自分の画面のみ)
送信取り消しと削除の違い:
| 機能 | 自分の画面 | 相手の画面 | 通知 |
|---|---|---|---|
| 送信取り消し | 削除される | 削除される | 届く |
| 削除 | 削除される | 残る | 届かない |
Messenger(旧Facebook Messenger):消えるメッセージモード
Facebookのメッセンジャーも消えるメッセージに対応しています。
特徴:
- Instagramと同様の仕組み
- スレッド全体が消えるモードになる
- 通常メッセージと混在不可
使い方:
- チャットを開く
- 画面を上にスワイプ
- 消えるメッセージモードON
- メッセージ送信
- 相手が既読後、チャットを閉じると削除
重要ポイント:
- スクリーンショットを撮ると通知が届く
- どちらか一方が解除すれば通常モードに戻る
Telegram:シークレットチャット
Telegramには「シークレットチャット」という機能があります。
特徴:
- 端末間で同期しない(開始したデバイスのみ)
- 自己破壊タイマー設定可能
- スクリーンショット不可(Android)
使い方:
- 連絡先を開く
- 「•••」→「シークレットチャットを開始」
- タイマーを設定(オプション)
- メッセージ送信
重要ポイント:
- 転送不可
- クラウドに保存されない
- 相手が削除すると自分からも削除
Snapchat:元祖消えるメッセージ
Snapchatは消えるメッセージの元祖です。
特徴:
- すべてのメッセージがデフォルトで消える
- 既読後すぐに削除
- スクリーンショット検知機能
使い方:
- フレンドリストから相手を選択
- メッセージ、写真、動画を送信
- 相手が見ると自動削除
重要ポイント:
- スクリーンショットを撮ると通知
- 24時間以内の再生も可能(設定による)
消えるメッセージのメリット
消えるメッセージを使う主なメリットです。
1. プライバシー保護
機密情報の送信:
- 住所、電話番号などの個人情報
- 一時的なパスワードやコード
- 機密文書
履歴に残らないため、流出リスクが低減されます。
2. ストレージの節約
自動削除により:
- アプリのデータ容量が増えない
- 端末の空き容量を確保
- 古いメッセージを手動で削除する手間が不要
3. 気軽なコミュニケーション
記録が残らないため:
- ためらわずにメッセージを送れる
- 誤字や変な内容も気にならない
- 後から見返されない安心感
4. セキュリティ向上
端末紛失時:
- 重要な会話が残っていない
- 不正アクセスされてもメッセージは削除済み
5. ビジネス活用
企業での利用:
- 期間限定クーポンの配布
- 使い回し防止
- 個人情報取得(住所など)
- 一時的な連絡事項
消えるメッセージの注意点とリスク
便利な機能ですが、重要な注意点があります。
1. 完全なプライバシー保護ではない
スクリーンショット対策:
| アプリ | スクリーンショット通知 |
|---|---|
| あり | |
| Messenger | あり |
| なし | |
| LINE | なし |
| Signal | なし |
| Snapchat | あり |
重要:
- 別のカメラで画面を撮影されると検知不可
- 完璧なプライバシー保護にはならない
2. 復元できない
一度消えると:
- 二度と見られない
- 復元不可
- 重要な情報は別の方法で保存
対処法:
- 重要な内容は通常メッセージで送る
- スクリーンショットを事前に相手に伝える
- メモやバックアップを取る
3. 相手にバレる
ほとんどのアプリで:
- モードをONにすると相手に通知
- 画面の見た目が変わる
- 内緒で使うことは不可能
4. 送信前の通知
問題:
- OSのプッシュ通知にメッセージ内容が表示
- 削除しても通知は残る場合がある
対処法:
- 送信前によく確認
- 重要な内容は特に慎重に
5. バックアップに含まれない
WhatsAppなど:
- 消えるメッセージはバックアップされない
- 機種変更時にも復元不可
6. アプリによって仕様が異なる
混乱を避けるため:
- 使用前に各アプリの仕様を確認
- 削除タイミングを理解する
- 相手にも説明する
消えるメッセージの活用シーン
消えるメッセージが特に便利な場面です。
プライベート
一時的な情報共有:
- 待ち合わせ場所
- 一時的な連絡先
- イベントの詳細(日時、場所)
個人情報:
- オンラインショッピングの配送先
- 予約番号や確認コード
- 口座情報(極力避けるべきですが)
軽い会話:
- 日常の何気ないやりとり
- 愚痴や相談
- 冗談やふざけた内容
ビジネス
キャンペーン:
- 期間限定クーポン
- 一度きりの特典コード
- タイムセール情報
顧客対応:
- 個人情報の受け取り
- 一時的なパスワード共有
- 機密情報のやりとり
社内連絡:
- 一時的なタスク
- 軽い確認事項
- 非公式な相談
よくある質問
Q. 消えるメッセージは本当に完全に削除されますか?
はい、ほとんどのアプリではメッセージがディスクから完全に削除されます。
ただし、バックアップや別の方法で保存される可能性はあります。
Q. スクリーンショットを撮られたら意味がないのでは?
その通りです。完璧なプライバシー保護ではありません。
Instagram、Messenger、Snapchatではスクリーンショットの通知がありますが、別カメラでの撮影は検知できません。
信頼できる相手との使用が前提です。
Q. 間違えて消えるメッセージモードをONにしてしまいました
すぐに解除すれば問題ありません。
- Instagram/Messenger: 画面を上にスワイプして解除
- WhatsApp: 消えるメッセージを「オフ」に設定
- LINE: 送信後24時間以内なら送信取り消し
Q. 相手にバレずに使えますか?
いいえ、ほとんどのアプリでモードONの通知が相手に届きます。
また、画面の見た目も変わるため、相手は必ず気づきます。
Q. ビジネスで使っても大丈夫ですか?
用途によります。
期間限定の情報や個人情報の受け取りには便利ですが、重要な契約内容や記録が必要な会話には使用すべきではありません。
Q. 複数人のグループチャットでも使えますか?
アプリによります。
- WhatsApp: 使用可能
- Signal: 使用可能
- Instagram: 1対1のみ
- LINE: 送信取り消しはグループでも可能
Q. 削除されたメッセージを見る方法はありますか?
基本的にはありません。
ただし、Androidの一部アプリ(非公式)では通知履歴から見られる場合があります。
公式の方法では復元不可です。
Q. 送信後、いつまで取り消しできますか?
アプリによって異なります:
- LINE: 24時間以内
- Instagram: チャットを閉じるまで
- WhatsApp: 設定した期間まで
- Signal: 設定したタイマーまで
Q. 消えるメッセージと通常メッセージを混在できますか?
アプリによります:
- Instagram: できない(モード切り替えが必要)
- WhatsApp: 設定後のメッセージのみ削除
- Signal: 設定後のメッセージのみ削除
- LINE: 個別に送信取り消し可能
安全に使うためのポイント
消えるメッセージを安全に使うためのコツです。
1. 信頼できる相手とのみ使用
重要:
- スクリーンショットや別カメラでの撮影は防げない
- 相手のモラルに依存する
- 信頼関係が前提
2. 本当に重要な情報は送らない
避けるべき内容:
- クレジットカード番号
- パスワード(共有自体が危険)
- 法的に重要な契約内容
- 後で必要になる可能性がある情報
3. 送信前に再確認
チェックポイント:
- 送り先は正しいか
- 内容に間違いはないか
- 消えるモードでいいか
- 削除タイミングは適切か
4. 事前に相手に伝える
トラブル防止:
- 「消えるメッセージで送ります」と事前連絡
- 重要な内容は再送を提案
- スクリーンショットの可否を確認
5. 各アプリの仕様を理解
確認事項:
- 削除のタイミング
- スクリーンショット通知の有無
- 取り消し可能期間
- グループチャット対応
6. 代替手段も用意
バックアップ:
- 重要な内容はメモに保存
- 必要に応じて通常メッセージでも送信
- 確認事項は別途記録
アプリ選びのポイント
用途に応じた最適なアプリを選びましょう。
最高のセキュリティが必要:
→ Signal(エンドツーエンド暗号化、柔軟なタイマー)
日常的な会話:
→ Instagram、Messenger(使いやすい、スクリーンショット通知)
ビジネス用途:
→ WhatsApp(グループ対応、世界的に普及)
気軽な写真共有:
→ Snapchat(元祖消えるメッセージ、若年層に人気)
日本国内:
→ LINE(普及率が高い、24時間の送信取り消し)
まとめ
消えるメッセージ機能について重要なポイントをまとめます。
消えるメッセージとは:
- 一定時間後に自動削除されるメッセージ機能
- プライバシー保護が主な目的
- 主要なメッセージングアプリに搭載
主なメリット:
- プライバシー保護
- ストレージ節約
- 気軽なコミュニケーション
- セキュリティ向上
- ビジネス活用
重要な注意点:
- 完璧なプライバシー保護ではない
- スクリーンショットは防げない
- 復元不可
- 相手にバレる
- 用途を選ぶべき
アプリ別の特徴:
| アプリ | 削除タイミング | スクショ通知 | グループ対応 |
|---|---|---|---|
| 閲覧後 | あり | なし | |
| 24h/7d/90d | なし | あり | |
| Signal | 1秒〜4週間 | なし | あり |
| LINE | 24時間以内取消 | なし | あり |
| Messenger | 閲覧後 | あり | なし |
| Snapchat | 即時 | あり | なし |
安全に使うために:
- 信頼できる相手とのみ使用
- 本当に重要な情報は送らない
- 送信前に再確認
- 各アプリの仕様を理解
- 代替手段も用意
消えるメッセージは、正しく使えばプライバシーを守りながら気軽にコミュニケーションできる便利な機能です。
ただし、完璧なセキュリティではないことを理解し、用途に応じて適切に使い分けましょう!


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