ゲームをプレイしていて、「もっと綺麗なグラフィックでプレイしたい」「見た目を変えて新鮮な気持ちで遊びたい」と思ったことはありませんか。
テクスチャーパックは、ゲームの見た目をカスタマイズするためのファイルパッケージです。
この記事では、テクスチャーパックとは何か、主な使用例、導入方法、そしてリソースパックとの違いについて解説します。
テクスチャーパックとは
テクスチャーパックとは、ゲーム内のオブジェクト表面に貼り付けられている画像データ(テクスチャ)を変更するためのファイル集合体です。
3Dゲームでは、キャラクター、建物、地面、アイテムなど、あらゆるオブジェクトの表面にテクスチャという画像が貼り付けられています。
テクスチャーパックを使用することで、これらの画像を一括で変更し、ゲーム全体の見た目を大きく変えることができます。
主な変更対象:
- ブロックやオブジェクトの表面
- アイテムや道具のデザイン
- キャラクターや敵の外見
- ユーザーインターフェース(UI)の見た目
テクスチャーパックは、ゲームの動作やルールには影響を与えず、純粋に視覚的な変更のみを行います。
Minecraftにおけるテクスチャーパック
テクスチャーパックが最も広く使われているゲームは、Minecraft(マインクラフト)です。
Minecraftは、すべてがブロックで構成された世界を自由に探索・建築できるゲームです。
標準のグラフィックは16×16ピクセルの低解像度テクスチャを使用しており、レトロゲームのような雰囲気があります。
プレイヤーはテクスチャーパックを導入することで、ゲームの雰囲気を自分好みに変更できます。
Minecraftでの変更例:
- リアルな質感に変更
- アニメ風や漫画風に変更
- 中世ファンタジー風に変更
- シンプルでフラットなデザインに変更
- 季節テーマ(ハロウィン、クリスマスなど)に変更
テクスチャーパックとリソースパックの違い

Minecraftでは、Java Edition 1.6.1(2013年リリース)以降、テクスチャーパックは「リソースパック」に置き換えられました。
テクスチャーパック(旧システム)
テクスチャーパックは、主にゲーム内のビジュアル要素のみを変更するものでした。
変更可能な要素:
- ブロックのテクスチャ
- アイテムのテクスチャ
- モブ(生物)の見た目
- GUI(グラフィカルユーザーインターフェース)
リソースパック(現行システム)
リソースパックは、テクスチャーパックの機能を拡張したより包括的なシステムです。
追加で変更可能な要素:
- 効果音とBGM
- 言語ファイル(翻訳)
- フォント
- エンドポエムやクレジット
- スプラッシュテキスト
- ブロックやアイテムのモデル(形状)
リソースパックは、テクスチャーパックができることをすべて含み、さらに多くの要素をカスタマイズできます。
リソースパックの利点:
- 複数のパックを同時に有効化できる(パックスタッキング)
- 変更しないテクスチャはデフォルトが自動的に使用される
- ファイルサイズが小さくなる
- 作成と管理が容易
現在、Minecraft Java Editionでは「リソースパック」という名称が使われていますが、統合版(Bedrock Edition)では引き続き「テクスチャパック」という名称が使われることもあります。
テクスチャの解像度について
Minecraftのテクスチャには、解像度によって異なる種類があります。
16×16(標準解像度)
Minecraftのデフォルトテクスチャの解像度です。
ブロック1個分が16ピクセル×16ピクセル(合計256ピクセル)で構成されています。
特徴:
- 動作が軽い
- レトロゲームのようなドット絵風の雰囲気
- 低スペックPCでも快適に動作
- MODで追加されるアイテムとの違和感が少ない
32×32、64×64(中解像度)
標準よりも細かい表現が可能になります。
32×32では、ブロック1個分が1,024ピクセルで構成され、16×16の4倍の情報量があります。
64×64では、4,096ピクセルとなり、16×16の16倍の情報量です。
特徴:
- ある程度滑らかなテクスチャを作成可能
- ドット絵の味わいも残る
- 標準的なスペックのPCで快適に動作
128×128、256×256、512×512(高解像度・HDテクスチャ)
HD(High Definition)テクスチャと呼ばれる高解像度版です。
特徴:
- 非常に滑らかで細密な表現が可能
- 写真のようなリアルな質感を再現できる
- 高スペックPCが必要
- 動作が重くなる可能性がある
- OptiFineなどの軽量化MODの導入が推奨される
解像度が高いほど美しい映像になりますが、その分PCへの負荷も大きくなります。
自分のPCスペックに合わせて適切な解像度を選ぶことが重要です。
テクスチャーパックの導入方法
テクスチャーパック(リソースパック)の導入方法は、ゲームやプラットフォームによって異なります。
Minecraft Java Editionの場合
- テクスチャーパックをダウンロード
- Planet Minecraftなどの配布サイトからダウンロード
- ファイル形式は通常.zip形式
- リソースパックフォルダを開く
- Minecraftを起動
- 「設定」→「リソースパック」をクリック
- 「リソースパックフォルダーを開く」をクリック
- ファイルを配置
- ダウンロードした.zipファイルをフォルダに移動
- パックを有効化
- Minecraft内の「リソースパック」画面に戻る
- 「利用可能」に追加されたパックを選択
- 右向き三角マークをクリックして「選択中」に移動
- 「完了」をクリック
ドラッグ&ドロップ機能を使えば、リソースパック選択画面に直接ファイルをドロップして追加することも可能です。
Minecraft統合版(Bedrock Edition)の場合
統合版では、主にマーケットプレイスからテクスチャパックを入手します。
- マーケットプレイスを開く
- タイトル画面から「マーケットプレイス」を選択
- テクスチャパックを選択
- 「テクスチャとその他」を選択
- 好みのテクスチャパックを選ぶ
- 購入またはダウンロード
- 無料パックまたは有料パック(マインコインが必要)を入手
- ワールドに適用
- ワールド編集画面から「アドオン」→「リソースパック」
- 「マイパック」から使用するパックを選択
- 「有効化」をクリック
ゲーム全体に適用したい場合は、設定画面の「グローバルリソース」から設定できます。
テクスチャーパックの入手先
テクスチャーパック(リソースパック)は、さまざまなサイトで配布されています。
主な配布サイト:
- Planet Minecraft: 最大規模のコミュニティサイト
- Minecraft公式マーケットプレイス: 統合版向けの公式ストア
- クラフターズコロニー: 日本語解説付きの配布サイト
- YouTube: 個人制作者による配布
ダウンロード時の注意点:
- 自分のMinecraftバージョンと互換性があるか確認
- セキュリティソフトでウイルスチェックを実施
- 信頼できるサイトからダウンロード
- 高解像度パックの場合、OptiFineが必要な場合がある
Minecraft以外のゲームでのテクスチャーパック
テクスチャーパックは、Minecraft以外のゲームでも使用されています。
例:
- PCゲームのグラフィック強化MOD
- HDテクスチャパックDLC(有料追加コンテンツ)
- レトロゲームのリマスター版
- エミュレータ用の高解像度テクスチャ
HDテクスチャパックは、元のゲームのグラフィックを高解像度化したもので、ゲームの見た目をより鮮明にします。
ゲーム本体とは別にダウンロード可能な場合が多く、プレイヤーは必要に応じて導入できます。
テクスチャーパックを使うメリット
テクスチャーパックを使用することで、さまざまなメリットがあります。
ビジュアルの向上:
ゲームの見た目を自分好みにカスタマイズでき、より魅力的なビジュアルで楽しめます。
没入感の向上:
リアルな質感や特定のテーマに統一されたテクスチャを使うことで、ゲームへの没入感が高まります。
創造性の表現:
自分だけのオリジナルなゲーム体験を作り出せます。
新鮮な気持ちでプレイ:
同じゲームでも見た目が変わることで、新しいゲームをプレイしているような感覚が得られます。
パフォーマンスの調整:
軽量化されたテクスチャパックを使えば、低スペックPCでも快適に動作させられます。
テクスチャーパックの作成
自分でテクスチャーパックを作成することも可能です。
必要なもの:
- 画像編集ソフト(Photoshop、GIMP、Aseprite、MS Paintなど)
- レイヤー機能があるソフトが推奨
- 半透明PNG(アルファチャンネル付き32bitPNG)に対応したソフト
作成の基本的な流れ:
- デフォルトのテクスチャ画像を参照
- 同じサイズ・配置で新しいテクスチャを作成
- 必要なファイル構造に配置
- ZIPファイルとしてパッケージ化
Minecraftの場合、ブロックのテクスチャは複数のパーツが1枚のPNG画像にまとめられています。
標準の配置に合わせて描き換えていく必要があります。
まとめ
テクスチャーパックは、ゲームの見た目をカスタマイズするためのファイルパッケージです。
特にMinecraftで広く使われており、プレイヤーは自分好みのビジュアルスタイルでゲームを楽しめます。
Minecraftでは、テクスチャーパックは現在「リソースパック」という名称に変更され、テクスチャだけでなく音楽、効果音、言語ファイルなども変更できるようになりました。
テクスチャーパックの特徴:
- ゲームの見た目を変更(動作やルールは変更しない)
- 解像度によって軽量版から高解像度版まである
- 無料で配布されているものが多い
- 自分で作成することも可能
テクスチャーパックを使えば、同じゲームでも全く違った雰囲気で楽しめます。
自分のプレイスタイルやPCスペックに合わせて、最適なテクスチャーパックを見つけてみてください。


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