Adobe「これは長い文書のようです」メッセージを非表示にする方法

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Adobe AcrobatでPDFを開いたら、画面上部に青いバーが表示された経験はありませんか?

「これは長い文書のようです。AIアシスタントを使用して要約を読んで時間を節約できます。」

このメッセージ、×ボタンで消しても、また別のファイルを開くと表示されてしまうんですよね。

この記事では、このメッセージの意味と、完全に非表示にする方法を解説します。

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このメッセージは何?

これは、Adobe Acrobatの「AI要約機能」を案内するメッセージです。

正式名称:AI要約バー(AI Summary Bar)

表示される条件

  • 一定以上のページ数があるPDFファイルを開いた時
  • Adobe Acrobat DC(最新版)を使用している時
  • 生成AI機能が有効になっている時

2024年以降、Adobeは「AIアシスタント」という機能を追加しました。
長い文書を自動で要約したり、内容について質問できる機能です。

このバーは、その機能を使ってみませんか?という案内なんです。

なぜ毎回表示されるの?

×ボタンで消しても、次にファイルを開くとまた表示されます。
これは、×ボタンが「一時的に非表示」にするだけだからです。

完全に非表示にするには、設定を変更する必要があります。

非表示にする方法(Windows/Mac)

それでは、このメッセージを完全に非表示にする手順を見ていきましょう。

Step 1: 環境設定を開く

  1. Adobe Acrobat DCを起動
  2. 画面左上の「編集」をクリック(Macの場合は「Acrobat」メニュー)
  3. 「環境設定」を選択

または、ショートカットキーでも開けます:

  • Windows:Ctrl + K
  • Mac:Command + K

Step 2: 生成AI設定を探す

  1. 左側のメニューから「生成AI」を選択
  2. 「Acrobatの生成AI機能」という項目が表示されます

Step 3: AI要約バーをオフにする

  1. 「AI要約バーを文書の上に表示」のチェックを外す
  2. 「OK」をクリック

これで設定完了です!

確認

PDFファイルを開き直して、青いバーが表示されないことを確認してください。

「AIアシスタントに質問」バーも消したい

AI要約バーを消しても、画面下部に「AIアシスタントに質問」というバーが表示されることがあります。

これも同じ設定で非表示にできます。

非表示にする手順

  1. 環境設定を開く(Ctrl + K / Command + K)
  2. 「生成AI」を選択
  3. 「Acrobatで生成AI機能を有効にする」のチェックを外す
  4. 「OK」をクリック
  5. Acrobatを再起動

これで、すべてのAI関連の案内が表示されなくなります。

iPad/iOSアプリでの対処法

残念ながら、iPad版のAdobe Acrobatでは、この設定がうまく機能しないことがあります。

現状

2025年1月時点では、iPad版Acrobatで以下の問題が報告されています:

  • 環境設定に「生成AI」の項目が見つからない
  • 「Acrobatで生成AI機能を有効にする」をオフにしても、バーが消えない
  • ダウングレード方法も簡単ではない

代替案

1. ×ボタンで毎回消す
根本的な解決ではありませんが、当面はこれしかありません。

2. Adobe Acrobat Reader DCを使う
AI機能が搭載されていない古いバージョンを使う方法もあります。
ただし、最新機能が使えなくなります。

3. Adobeにフィードバック
Acrobat User Voiceで、この問題に投票できます。
多くのユーザーが同じ問題を抱えているので、今後のアップデートで改善される可能性があります。

AI要約機能って使えるの?

ところで、このAI要約機能、実際どうなんでしょうか?

できること

文書を要約
長いPDFの内容を短く要約してくれます。

質問に答える
「この契約書の期間は?」など、文書の内容について質問できます。

引用元を表示
回答の根拠となる部分を示してくれるので、信頼性を確認できます。

簡単にナビゲート
長い文書の必要な部分にすぐジャンプできます。

料金

有料機能です。

Adobe Acrobat Standard/Proを契約していても、AIアシスタント機能は追加料金が必要です。

  • 月額料金:約680円〜(地域により異なる)
  • 無料体験:あり(期間限定)

セキュリティ

ユーザーの文書は学習に使われません。

Adobeは、ユーザーがアップロードした文書を、許可なく保存したりAIの学習に使ったりしないと明言しています。

機密文書を扱う場合でも、一定の安心感があります。

こんな人は使ってみる価値あり

AI要約機能が役立つケースをまとめました。

大量の資料を読む必要がある人

  • 契約書のレビュー
  • 研究論文の調査
  • 法律文書の確認
  • 医療記録の要約

時間を節約したい人

  • 会議前に資料の要点をつかみたい
  • 複数の文書から必要な情報を探したい
  • 報告書の概要を素早く把握したい

こんな人は非表示でOK

一方、以下の人は非表示にしても問題ありません。

短い文書しか扱わない人
数ページのPDFなら、自分で読んだ方が早いです。

AI機能を使わない人
追加料金を払いたくない、またはAI要約を信用していない人。

画面をスッキリさせたい人
作業に集中したいので、余計な通知は邪魔だという人。

他のAdobe製品でも出る?

このメッセージは、以下のAdobe製品で表示されることがあります:

表示される製品

  • Adobe Acrobat DC(有料版)
  • Adobe Acrobat Reader DC(無料版、機能制限あり)

表示されない製品

  • 古いバージョンのAcrobat(DC以前)
  • Photoshop、Illustratorなど他のAdobe製品

PDFを扱う製品に特化した機能です。

よくある質問

Q: 非表示にしても後で有効にできる?

A: はい、いつでも同じ手順で「AI要約バーを文書の上に表示」にチェックを入れれば再び表示されます。

Q: 無料版のAdobe Readerでも表示される?

A: はい、表示されることがあります。ただし、機能を使うには有料プランへのアップグレードが必要です。

Q: 非表示にしたのにまだ表示される

A: Acrobatを一度完全に終了してから、再起動してみてください。それでも表示される場合は、設定が正しく保存されていない可能性があります。

Q: AIアシスタントの無料体験はある?

A: はい、期間限定の無料体験が提供されています。詳しくはAdobeの公式サイトで確認してください。

Q: 日本語の文書でも使える?

A: はい、日本語に対応しています。英語以外の言語でも、文書の要約や質問への回答ができます。

設定が見つからない時のチェックリスト

「環境設定に生成AIの項目がない」という場合、以下を確認してください。

1. バージョンを確認
Adobe Acrobat DCの最新版(2024年以降)を使っていますか?
古いバージョンには生成AI機能がありません。

2. アップデートを確認
「ヘルプ」→「アップデートの有無をチェック」で最新版に更新してください。

3. 製品を確認
Adobe Acrobat Reader DC(無料版)ではなく、Adobe Acrobat DC(有料版)を使っていますか?
製品によって設定項目が異なることがあります。

4. アカウントを確認
Adobe IDでログインしていますか?
一部の機能はログインが必要です。

トラブルシューティング

設定を変更しても問題が解決しない場合の対処法です。

対処法1: Acrobatを完全に再起動

  1. すべてのPDFファイルを閉じる
  2. Adobe Acrobatを完全に終了
  3. タスクマネージャー(Windows)またはアクティビティモニタ(Mac)で、Acrobat関連のプロセスが残っていないか確認
  4. Acrobatを再起動

対処法2: キャッシュをクリア

  1. 環境設定を開く
  2. 「一般」を選択
  3. 「一時ファイル」セクションで「削除」をクリック
  4. Acrobatを再起動

対処法3: 環境設定をリセット

  1. Acrobatを終了
  2. 以下のフォルダを開く
  • Windows%APPDATA%\Adobe\Acrobat
  • Mac~/Library/Preferences/Adobe/Acrobat
  1. 「Preferences」フォルダの名前を変更(例:Preferences_old)
  2. Acrobatを起動(新しい設定ファイルが自動作成されます)

対処法4: 再インストール

それでも解決しない場合は、Acrobatをアンインストールして再インストールしてみてください。

まとめ

Adobe Acrobatの「これは長い文書のようです」メッセージを非表示にする方法をまとめました。

重要なポイント

  • このメッセージはAI要約機能の案内
  • 完全に非表示にするには環境設定の変更が必要
  • Windows/Macでは「環境設定」→「生成AI」→「AI要約バーを文書の上に表示」をオフ
  • iPad版では現在、設定が効かない問題がある
  • AI要約機能自体は有料だが、便利な機能
  • 非表示にしても、いつでも再度有効にできる

短い文書を扱うだけなら、メッセージを非表示にしてスッキリした画面で作業する方が効率的です。

一方、大量の文書を扱う仕事をしている人は、AI要約機能を一度試してみる価値があるかもしれません。

自分の使い方に合わせて、設定をカスタマイズしてくださいね!

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