SharePoint Onlineメール機能完全ガイド!通知から送受信まで徹底解説

プログラミング・IT

SharePoint Onlineには、様々な場面でメールを活用する機能があります。

ファイルが更新されたら通知を受け取る、リストにアイテムが追加されたらメールで知らせる、など、メールとSharePointを連携させることで、作業効率が大きく向上します。

主なメール機能:

  1. 通知機能(アラート) – ファイルやリストの変更をメールで通知
  2. ルール機能 – リストの条件に基づいて自動メール送信
  3. @メンション通知 – ページやニュースでメンションされた時の通知
  4. 共有通知 – ファイルやフォルダを共有した時の通知
  5. Power Automateによるメール送信 – 高度なカスタマイズ
  6. メール受信機能 – メールでドキュメントをライブラリに追加(代替方法)

この記事では、それぞれの機能の設定方法と実践的な使い方を解説します。

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  1. 重要なお知らせ:SharePointアラート廃止について
  2. 1. 通知機能(アラート)の設定
    1. アラート機能でできること
    2. ドキュメントライブラリへのアラート設定
    3. 特定のファイルやフォルダへのアラート設定
    4. リストへのアラート設定
    5. アラートの管理と削除
    6. アラートメールの内容
  3. 2. リストのルール機能でメール通知
    1. ルール機能の特徴
    2. ルールの設定方法
    3. ルールの管理
    4. ルール機能の実例
  4. 3. Power Automateによる高度なメール送信
    1. Power Automateのメリット
    2. 基本的なフローの作成
    3. SharePointからのメール送信
    4. 条件分岐を使った高度な例
    5. 添付ファイル付きメールの送信
  5. 4. @メンション通知
    1. @メンション機能の使い方
    2. @メンション通知の設定
  6. 5. 共有通知
    1. 共有通知の内容
    2. 共有時のメッセージ追加
  7. 6. ニュースとページのメール送信
    1. ニュースのメール送信
    2. ニュースの完全メール配信
  8. 7. メール受信機能(代替方法)
    1. メール受信機能とは
    2. 代替方法:共有メールボックス + Power Automate
    3. 高度な設定例
  9. 8. トラブルシューティング
    1. 問題1: 通知メールが届かない
    2. 問題2: Power Automateのメールが送信されない
    3. 問題3: ルールが動作しない
    4. 問題4: メール受信フローのエラー
    5. 問題5: メール本文が文字化けする
  10. ベストプラクティス
    1. 1. 通知の使い分け
    2. 2. 通知の過剰配信を避ける
    3. 3. メール本文をわかりやすく
    4. 4. エラーハンドリングを実装
    5. 5. テスト環境で確認
    6. 6. ドキュメント化
    7. 7. 定期的な見直し
  11. よくある質問
    1. Q1: SharePointアラートはいつまで使えますか?
    2. Q2: 1つのリストに何個までルールを作成できますか?
    3. Q3: 共有メールボックスは何個まで作成できますか?
    4. Q4: メール通知は無料ですか?
    5. Q5: 外部ユーザーにもメール通知を送れますか?
    6. Q6: メール送信者のアドレスを変更できますか?
    7. Q7: 添付ファイルのサイズ制限はありますか?
    8. Q8: 通知メールの送信元アドレスは?
    9. Q9: HTML形式のメールを送れますか?
    10. Q10: ルール機能とPower Automateの違いは?
  12. まとめ

重要なお知らせ:SharePointアラート廃止について

2026年7月以降、SharePoint Onlineの従来のアラート機能は完全に廃止されます。

現在アラート機能を使っている場合は、以下の代替方法への移行が必要です。

推奨される代替方法:

  • リストのルール機能
  • Power Automate
  • Microsoft Teams通知

Microsoftは、早めの移行を推奨しています。

1. 通知機能(アラート)の設定

従来のSharePointアラート機能は、2026年7月に廃止予定ですが、それまでは使用できます。

アラート機能でできること

ファイルやフォルダの変更を監視:

  • ファイルが追加された
  • ファイルが変更された
  • ファイルが削除された
  • フォルダが作成された

リストアイテムの変更を監視:

  • 新しいアイテムが追加された
  • アイテムが変更された
  • アイテムが削除された

ドキュメントライブラリへのアラート設定

手順:

ステップ1: ライブラリ全体にアラートを設定

  1. SharePointサイトを開く
  2. 対象のドキュメントライブラリに移動
  3. 画面右上の「…」(その他のアクション)をクリック
  4. 「通知」をクリック

ステップ2: アラート設定を構成

「アイテムが変更されたときに通知」画面が表示されます。

通知のタイトル:
メール件名に表示される名前を設定します。
デフォルトは「ドキュメント:ライブラリ名」です。

通知の送信先:
通知を受け取るメールアドレスを入力します。
複数のアドレスをセミコロン(;)で区切って指定できます。
自分以外のユーザーにも送信可能です。

配信方法:

  • 電子メール(推奨)
  • テキストメッセージ(SMS) – 管理者が有効にしている場合のみ

変更のタイプ:
以下から選択します。

  • すべての変更
  • 新しいアイテムの追加
  • 既存のアイテムの変更
  • アイテムの削除

次の場合に通知する:

  • すべての変更(全ユーザーの変更を通知)
  • 自分以外のユーザーが変更した場合
  • 自分が作成したアイテムまたは最後に変更したアイテム
  • ビューに表示されるアイテム

通知を送信するタイミング:

  • すぐに通知する
  • 1日1回のダイジェスト(午前9時に送信)
  • 1週間1回のダイジェスト(月曜日の午前9時に送信)

ステップ3: 設定を保存

「OK」をクリックして設定を保存します。

特定のファイルやフォルダへのアラート設定

ライブラリ全体ではなく、特定のファイルやフォルダだけを監視することもできます。

手順:

  1. 対象のファイルまたはフォルダを選択
  2. ファイル名/フォルダ名を右クリック
  3. 「通知」を選択
  4. 上記と同じ設定画面で構成

リストへのアラート設定

リストの場合も、ドキュメントライブラリと同じ手順で設定できます。

  1. リストを開く
  2. 「…」→「通知」
  3. 設定を構成
  4. 「OK」

アラートの管理と削除

設定したアラートを確認・変更・削除する方法です。

手順:

  1. 対象のライブラリまたはリストを開く
  2. 「…」→「個人通知の管理」
  3. 「このサイトの個人通知」ページが表示される
  4. アラートを選択して「選択した通知の削除」または編集

アラートメールの内容

アラートメールには以下の情報が含まれます。

  • 変更内容の説明
  • 変更したユーザー名
  • 変更日時
  • ファイル/アイテムへのリンク
  • ライブラリ/リストへのリンク

注意点:
通知が届くまで最大4時間かかる場合があります。

2. リストのルール機能でメール通知

リストのルール機能は、SharePointアラートの代替として推奨される方法です。

重要: ルール機能は現時点でリストのみ対応で、ドキュメントライブラリでは使用できません。

ルール機能の特徴

できること:

  • 条件に基づいた通知
  • 列の値が変更された時の通知
  • 特定の値になった時の通知
  • 複数の条件を組み合わせた通知

アラートとの違い:

  • より柔軟な条件設定
  • 最大15個のルール作成可能
  • ルールのON/OFF切り替え可能
  • HTML形式のメール

ルールの設定方法

手順:

ステップ1: ルール作成画面を開く

  1. SharePointリストを開く
  2. 画面上部の「統合」→「Power Automate」→「ルールを作成」
    または
    画面上部の「自動化」→「ルールを作成」

ステップ2: トリガーを選択

以下のトリガーから選択します。

  • 新しいアイテムが作成されたとき
    リストに新規アイテムが追加されたら通知
  • 列の値が変更されたとき
    特定の列の値が変更されたら通知
  • 列の値が[特定の値]になったとき
    列が指定した値になったら通知

ステップ3: 条件を設定

選択したトリガーに応じて、詳細な条件を設定します。

例:列の値が変更されたとき

  • 監視する列を選択(例:ステータス、承認者)
  • 条件を追加(オプション)

例:列の値が特定の値になったとき

  • 監視する列を選択(例:進捗状況)
  • 期待する値を入力(例:完了)

ステップ4: アクションを設定

「メールを送信」アクションが自動的に追加されます。

  • 宛先: メールアドレスを入力(複数可)
  • 件名: デフォルトまたはカスタマイズ
  • 本文: アイテムの情報が自動的に挿入される

動的コンテンツの使用:
リストの列の値をメールに挿入できます。
例:「タイトル」「作成者」「変更日」など

ステップ5: 作成

「作成」ボタンをクリックして、ルールを保存します。

ルールの管理

ルール一覧の確認:

  1. リストを開く
  2. 「自動化」→「ルールを管理」

ルールの編集:

  1. ルール一覧で対象のルールを選択
  2. 「編集」をクリック
  3. 設定を変更して保存

ルールの有効/無効切り替え:

  1. ルール一覧でトグルスイッチをクリック
  2. 一時的に停止したい場合に便利

ルールの削除:

  1. ルール一覧で対象のルールを選択
  2. 「削除」をクリック

ルール機能の実例

例1:タスクが完了したら通知

  • トリガー:列の値が「完了」になったとき
  • 監視列:ステータス
  • 値:完了
  • 宛先:プロジェクトマネージャー

例2:高優先度タスクが追加されたら通知

  • トリガー:新しいアイテムが作成されたとき
  • 条件:優先度が「高」
  • 宛先:チーム全体

例3:回答が記入されたら質問者に通知

  • トリガー:列の値が変更されたとき
  • 監視列:回答
  • 宛先:作成者(質問者)

3. Power Automateによる高度なメール送信

より複雑な要件には、Power Automateを使用します。

Power Automateのメリット

ルール機能との違い:

Power Automateでできること:

  • メール本文の完全なカスタマイズ
  • 添付ファイルの追加
  • 複雑な条件分岐
  • 複数のアクションの組み合わせ
  • Teams通知との連携
  • 外部サービスとの連携

ルール機能との使い分け:

  • シンプルな通知 → ルール機能
  • 複雑なカスタマイズ → Power Automate

基本的なフローの作成

SharePointリスト更新時にメール送信する例

手順:

ステップ1: フローの作成開始

  1. SharePointリストを開く
  2. 「自動化」→「Power Automate」→「フローの作成」
  3. 「自動化したクラウドフロー」を選択

ステップ2: トリガーの設定

  1. 「SharePoint」を検索
  2. 「項目が作成されたとき」を選択
  3. サイトのアドレスとリスト名を指定

ステップ3: メール送信アクションの追加

  1. 「+新しいステップ」をクリック
  2. 「メール」を検索
  3. 「メールの送信(V2)」を選択

Office 365 Outlookの場合:

  • 差出人:フロー作成者のアドレス
  • 件名:自由に設定
  • 本文:HTML対応

ステップ4: 動的コンテンツの挿入

「動的なコンテンツの追加」から、リストの列を挿入できます。

例:

件名:

新しいタスク:[Title]が追加されました

本文:

<p>新しいタスクが追加されました。</p>
<ul>
  <li>タイトル:[Title]</li>
  <li>担当者:[AssignedTo DisplayName]</li>
  <li>期限:[DueDate]</li>
  <li>優先度:[Priority]</li>
</ul>
<p><a href="[リストへのリンク]">リストを開く</a></p>

ステップ5: 保存とテスト

  1. 「保存」をクリック
  2. リストに新しいアイテムを追加してテスト

SharePointからのメール送信

Power Automateの「メールの送信」アクションでは、送信者が個人アドレスになります。

SharePointからのメール送信にする方法があります。

SharePoint OnlineのHTTP要求を使う方法:

  1. トリガー:項目が作成されたとき
  2. アクション:「SharePointにHTTP要求を送信します」を追加

設定:

  • サイトのアドレス:SharePointサイトURL
  • メソッド:POST
  • URI:_api/SP.Utilities.Utility.SendEmail
  • ヘッダー:
{
  "Accept": "application/json;odata=verbose",
  "Content-Type": "application/json;odata=verbose"
}
  • 本文:
{
  "properties": {
    "__metadata": {
      "type": "SP.Utilities.EmailProperties"
    },
    "To": {
      "results": ["user@example.com"]
    },
    "Subject": "件名",
    "Body": "本文"
  }
}

このメールは「SharePoint Online」(no-reply@sharepointonline.com)から送信されます。

条件分岐を使った高度な例

例:優先度によって宛先を変える

  1. トリガー:項目が作成されたとき
  2. 条件:優先度フィールドをチェック
  3. 「はいの場合」:マネージャーにメール送信
  4. 「いいえの場合」:チームメンバーにメール送信

フローの構成:

トリガー:項目が作成されたとき
  ↓
条件:優先度 が 「高」 に等しい
  ↓(はい)
  メール送信:宛先=マネージャー
  ↓(いいえ)
  メール送信:宛先=チーム

添付ファイル付きメールの送信

SharePointのファイルを添付してメール送信する例です。

  1. トリガー:項目が作成されたとき
  2. アクション:「ファイルコンテンツの取得」
  • サイトのアドレス:SharePointサイト
  • ファイル識別子:動的コンテンツから選択
  1. アクション:「メールの送信(V2)」
  • 添付ファイル名:ファイル名
  • 添付ファイルのコンテンツ:ファイルコンテンツ

4. @メンション通知

SharePointのページやニュース投稿で@メンションを使うと、メンション先のユーザーに通知メールが送信されます。

@メンション機能の使い方

対応場所:

  • SharePointページ
  • ニュース投稿
  • コメント

使用方法:

  1. テキストエリアで「@」を入力
  2. ユーザー名を入力
  3. 候補から選択

メンションされたユーザーには、自動的にメール通知が送信されます。

@メンション通知の設定

ユーザーは@メンション通知の受信設定を変更できます。

手順:

  1. SharePointサイトを開く
  2. 画面右上の自分のプロフィール画像をクリック
  3. 「アカウント設定」→「通知」
  4. 「@メンション」のON/OFF設定

5. 共有通知

ファイルやフォルダを共有すると、共有先のユーザーに通知メールが自動送信されます。

共有通知の内容

メールに含まれる情報:

  • 共有したユーザー名
  • 共有されたファイル/フォルダ名
  • アクセス権限レベル
  • ファイル/フォルダへのリンク

共有時のメッセージ追加

共有時に、メッセージを追加できます。

手順:

  1. ファイルまたはフォルダを選択
  2. 「共有」をクリック
  3. 共有先のユーザーを入力
  4. 「メッセージを追加」欄にメッセージを入力
  5. 「送信」

メッセージは通知メールに含まれます。

6. ニュースとページのメール送信

SharePointのニュース投稿やページは、メールで送信できます。

ニュースのメール送信

従来の方法:
画面上部の「送信」ボタンからメールまたはViva Engageで送信できました。

新しい方法(2023年以降):
「送信」が「共有」に変更されました。

手順:

  1. ニュース投稿を開く
  2. 「共有」ボタンをクリック
  3. 送信方法を選択:
  • メール
  • Teams
  • リンクのコピー
  1. メールの場合、件名と本文が自動生成される
  2. 宛先を入力して送信

ニュースの完全メール配信

SharePointニュースの内容を丸ごとメールで送信する新機能があります(ロールアウト中)。

特徴:

  • リンクではなく、コンテンツ全体をメールに埋め込み
  • メーラーで直接内容を確認可能
  • SharePoint側にもニュースとして保存

利用シーン:

  • SharePointライセンスがない従業員への情報配信
  • メール中心の業務環境
  • 外出先での情報確認

7. メール受信機能(代替方法)

SharePoint Onlineには、オンプレミス版にあった「メール受信機能」がありません。

しかし、Power Automateを使って同等の機能を実現できます。

メール受信機能とは

オンプレミス版の機能:
ドキュメントライブラリにメールアドレスを設定し、そのアドレスにメールを送ると、添付ファイルが自動的にライブラリに保存される機能でした。

SharePoint Onlineでの状況:
この機能は提供されていません。

代替方法:共有メールボックス + Power Automate

共有メールボックスとPower Automateを組み合わせて、メール受信機能を再現します。

必要なもの:

  • 共有メールボックス(ライブラリごとに1つ)
  • Power Automateフロー

手順:

ステップ1: 共有メールボックスの作成

  1. Microsoft 365管理センターを開く
  2. 「チームとグループ」→「共有メールボックス」
  3. 「共有メールボックスを追加」をクリック
  4. 表示名とメールアドレスを設定
    例:表示名「契約書ライブラリ」、アドレス「contracts@会社名.com」
  5. 作成

共有メールボックスはライセンス不要です。

ステップ2: Power Automateフローの作成

  1. Power Automateを開く
  2. 「作成」→「自動化したクラウドフロー」
  3. フロー名を入力:「メールから契約書ライブラリへ保存」

トリガー:
「新しいメールが届いたとき(V3)」を選択

  • メールボックス:共有メールボックスのアドレス
  • フォルダー:受信トレイ
  • 添付ファイルを含める:はい
  • 添付ファイルのみ:はい(推奨)

アクション1: 添付ファイルの処理

「Apply to each」アクションが自動的に追加されます。

この中に「ファイルの作成」アクションを追加:

  • サイトのアドレス:SharePointサイト
  • フォルダーのパス:ドキュメントライブラリ
  • ファイル名:Attachments Name(動的コンテンツ)
  • ファイルのコンテンツ:Attachments Content(動的コンテンツ)

ステップ3: テスト

  1. フローを保存
  2. 共有メールボックスにテストメールを送信
  3. SharePointライブラリに添付ファイルが保存されるか確認

高度な設定例

差出人ドメインのフィルタリング:

条件アクションを追加して、特定のドメインからのメールのみ処理します。

  1. 「Apply to each」の前に「条件」を追加
  2. 条件:From contains @会社名.com
  3. 「はい」の場合のみファイルを保存

件名でフォルダ分け:

件名に応じて、異なるフォルダに保存します。

  1. 「条件」アクションで件名をチェック
  2. 件名に「見積」が含まれる → 見積フォルダ
  3. 件名に「契約」が含まれる → 契約フォルダ

メール本文の保存:

添付ファイルだけでなく、メール本文も保存できます。

  1. 「ファイルの作成」アクション
  2. ファイル名:Subject.txt
  3. ファイルのコンテンツ:Body

メール送信者のメタデータ保存:

SharePointリストの列に送信者情報を保存します。

  1. ライブラリに「送信者」列を作成(1行テキスト)
  2. フローに「ファイルプロパティの更新」アクションを追加
  3. 送信者:From(動的コンテンツ)

8. トラブルシューティング

よくある問題と解決方法を紹介します。

問題1: 通知メールが届かない

原因と解決方法:

原因1:迷惑メールフォルダに振り分けられている

SharePointからのメールは以下のアドレスから送信されます。

  • no-reply@sharepointonline.com

このアドレスを受信許可リストに追加してください。

原因2:通知が有効になっていない

アラート設定を確認してください。
「個人通知の管理」から設定を確認できます。

原因3:メールアドレスが間違っている

Microsoft 365のプロフィールで、正しいメールアドレスが設定されているか確認してください。

原因4:遅延

通知メールは最大4時間遅延する場合があります。
時間を置いて再確認してください。

問題2: Power Automateのメールが送信されない

原因と解決方法:

原因1:フローが無効

  1. Power Automateでフローを開く
  2. フローが「オン」になっているか確認
  3. オフの場合、「オンにする」をクリック

原因2:接続エラー

  1. フローの「編集」を開く
  2. 各アクションの「…」→「接続を削除」
  3. 再度接続を設定

原因3:権限不足

送信者に代理送信権限が必要な場合があります。
Exchange管理センターで権限を確認してください。

問題3: ルールが動作しない

原因と解決方法:

原因1:条件が間違っている

  1. ルールを編集
  2. 条件を再確認
  3. テストデータで動作確認

原因2:ルールが無効

  1. 「ルールを管理」を開く
  2. ルールがオンになっているか確認

原因3:リストアイテムが条件に合わない

実際のアイテムが、設定した条件を満たしているか確認してください。

問題4: メール受信フローのエラー

原因と解決方法:

原因1:共有メールボックスのパスワードが設定されていない

サービスアカウントを使用する方法に切り替えてください。

原因2:添付ファイル名に特殊文字

ファイル名から特殊文字を削除する処理を追加してください。

replace(replace(items('Apply_to_each')?['name'], '/', '-'), '\', '-')

原因3:同じファイル名が存在

ファイル名に日時を追加して一意にします。

concat(items('Apply_to_each')?['name'], '_', formatDateTime(utcNow(), 'yyyyMMddHHmmss'))

問題5: メール本文が文字化けする

原因と解決方法:

Power Automateのメール本文はHTML形式で送信されます。

解決方法:

メール本文の最初に文字コードを指定します。

<meta charset="UTF-8">
<p>本文</p>

ベストプラクティス

SharePointのメール機能を効果的に使うためのヒントです。

1. 通知の使い分け

用途に応じた選択:

  • シンプルな更新通知 → リストのルール機能
  • 複雑な条件・カスタマイズ → Power Automate
  • メンション通知 → @メンション機能
  • ファイル共有 → 共有通知

2. 通知の過剰配信を避ける

問題:
通知が多すぎると、重要なメールを見逃します。

対策:

条件を絞る:
本当に必要な変更だけを通知対象にします。

ダイジェスト配信:
1日1回または1週間1回のダイジェストを活用します。

自分の変更を除外:
「自分以外のユーザーが変更した場合」を選択します。

3. メール本文をわかりやすく

Power Automateでメールを作成する際のポイント:

件名を明確に:

[緊急]契約書承認依頼:[取引先名]

本文はHTML形式で:

<h2>承認依頼</h2>
<p>以下の契約書の承認をお願いします。</p>
<ul>
  <li>取引先:[取引先名]</li>
  <li>金額:[金額]</li>
  <li>担当者:[担当者]</li>
</ul>
<p><a href="[リンク]">詳細を確認</a></p>

アクションリンクを含める:
承認、確認、編集などの直接リンクを含めます。

4. エラーハンドリングを実装

Power Automateフローには、エラー処理を追加します。

例:メール送信失敗時の通知

  1. メール送信アクションの「…」→「実行後の設定」
  2. 「エラー時にのみ実行」を選択
  3. 管理者にエラー通知メールを送信

5. テスト環境で確認

本番環境で実行する前に、必ずテストしてください。

テスト手順:

  1. テスト用のリストまたはライブラリを作成
  2. フローまたはルールを設定
  3. テストデータで動作確認
  4. メールの内容を確認
  5. 問題なければ本番環境に適用

6. ドキュメント化

設定した通知やフローは、ドキュメント化しておきます。

記録する内容:

  • 目的
  • トリガー条件
  • 宛先
  • 作成日
  • 作成者
  • メンテナンス方法

7. 定期的な見直し

通知設定は定期的に見直します。

チェックポイント:

  • 不要な通知はないか
  • 宛先は適切か
  • 条件は最新か
  • フローは正常に動作しているか

よくある質問

Q1: SharePointアラートはいつまで使えますか?

A: 2026年7月まで使用できます。
それ以降は完全に廃止されるため、リストのルール機能またはPower Automateへの移行が必要です。

Q2: 1つのリストに何個までルールを作成できますか?

A: リスト1つあたり最大15個のルールを作成できます。

Q3: 共有メールボックスは何個まで作成できますか?

A: Microsoft 365のプランによって異なりますが、通常は制限なく作成できます。
共有メールボックスはライセンス不要です。

Q4: メール通知は無料ですか?

A: SharePointの標準機能として無料で使用できます。
ただし、Power Automateを使う場合、実行回数に制限があります(プランによる)。

Q5: 外部ユーザーにもメール通知を送れますか?

A: はい、外部ユーザーにもメール通知を送信できます。
ただし、外部ユーザーがSharePointサイトへのアクセス権を持っている必要があります。

Q6: メール送信者のアドレスを変更できますか?

A: Power Automateの標準「メールの送信」アクションでは、フロー作成者のアドレスが送信者になります。
SharePoint OnlineのHTTP要求を使う方法なら、「SharePoint Online」から送信できます。
共有メールボックスを送信者にすることも可能ですが、代理送信権限の設定が必要です。

Q7: 添付ファイルのサイズ制限はありますか?

A: Power Automateのメール送信では、添付ファイルは合計25MBまでです。
SharePointへのファイル保存には、この制限は適用されません。

Q8: 通知メールの送信元アドレスは?

A: SharePointの通知は、no-reply@sharepointonline.com から送信されます。
このアドレスは変更できません。

Q9: HTML形式のメールを送れますか?

A: はい、Power Automateの「メールの送信(V2)」アクションを使えば、HTML形式のメールを送信できます。

Q10: ルール機能とPower Automateの違いは?

A: ルール機能はシンプルで設定が簡単ですが、リストのみ対応です。
Power Automateは複雑な処理が可能で、ドキュメントライブラリにも対応していますが、設定に技術的知識が必要です。

まとめ

SharePoint Onlineのメール機能を活用すれば、情報共有と業務効率が大きく向上します。

主な機能:

  1. 通知機能(アラート) – 2026年7月まで使用可能
  2. リストのルール機能 – アラートの代替として推奨
  3. Power Automate – 高度なカスタマイズが可能
  4. @メンション通知 – ページやニュースでのメンション
  5. 共有通知 – ファイル共有時の自動通知
  6. メール受信機能 – Power Automateで代替実装

移行が必要な機能:
SharePointアラートは2026年7月に廃止されます。
早めにリストのルール機能またはPower Automateへの移行を計画してください。

推奨される使い方:

  • シンプルな通知 → リストのルール機能
  • 複雑なカスタマイズ → Power Automate
  • メール受信 → 共有メールボックス + Power Automate

重要なポイント:

  • 通知の過剰配信を避ける
  • 条件を適切に設定する
  • HTML形式でわかりやすいメールを作成
  • エラーハンドリングを実装
  • 定期的に設定を見直す

SharePointのメール機能を効果的に活用して、チームのコミュニケーションと生産性を向上させましょう!

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