「あのゲーム機、懐かしい!」
そんな思い出を持っている方も多いのではないでしょうか。
1972年に世界初の家庭用ゲーム機が登場してから50年以上。
その間に登場したゲームハードは、なんと1000機種以上にのぼるといわれています。
この記事では、任天堂・ソニー・マイクロソフト・セガなど主要メーカーのゲームハードを世代別に一覧で紹介します。
懐かしいあの名機から最新ハードまで、ゲーム機の歴史を一気に振り返っていきましょう。
ゲームハードの「世代」とは?

ゲームハードは一般的に「世代」という区分で分類されます。
これは主に性能や発売時期によって分けられたもので、現在は第9世代まで存在しています。
ざっくり言うと、こんな感じです。
- 第1〜2世代:ポンやAtari 2600など(1970年代)
- 第3世代:ファミコン、セガ・マークIIIなど(1980年代前半)
- 第4世代:スーパーファミコン、メガドライブなど(1980年代後半〜90年代前半)
- 第5世代:PlayStation、セガサターン、NINTENDO64など(1990年代中盤)
- 第6世代:PS2、ゲームキューブ、初代Xboxなど(2000年代前半)
- 第7世代:PS3、Wii、Xbox 360など(2000年代後半)
- 第8世代:PS4、Wii U、Xbox Oneなど(2010年代)
- 第9世代:PS5、Xbox Series X/S、Nintendo Switch 2など(2020年代〜)
ちなみに「16ビット時代」「32ビット時代」という呼び方もありますが、これはCPUの処理能力に由来しています。
第6世代(PS2やゲームキューブの頃)以降は、ビット数での区別はあまり使われなくなりました。
主要メーカー別ゲームハードの歴史
任天堂|ファミコンから始まった王道
任天堂といえば、やっぱりファミコン。
1983年に発売されたファミリーコンピュータは、世界中で約6000万台を売り上げ、ゲーム産業を復活させた立役者です。
でも実は、任天堂のゲームハード参入はファミコンが最初じゃないんです。
1977年に「カラーテレビゲーム」シリーズで家庭用ゲーム機市場に参入していました。
そこから携帯機の「ゲーム&ウオッチ」でヒットを飛ばし、ファミコンで一気にトップメーカーへ。
その後もスーパーファミコン、ゲームボーイ、NINTENDO64、ニンテンドーDS、Wii、Nintendo Switch…と、常に革新的なハードを送り出してきました。
特にWiiのモーションコントロールや、Switchの「据え置きと携帯の融合」というコンセプトは、業界に大きなインパクトを与えています。
2025年6月には最新機種Nintendo Switch 2が発売。
価格は49,980円(税込)で、4K出力や最大120fps対応など、大幅なスペックアップを果たしています。
ソニー|PlayStation帝国の誕生
「ゲーム機といえばプレステ」という人も多いのではないでしょうか。
1994年に登場した初代PlayStationは、CD-ROMを採用した大容量メディアと美しい3Dグラフィックで、瞬く間に市場を席巻しました。
そして2000年発売のPlayStation 2は、全世界で1億6000万台以上を販売。
これは今なお破られていない、ゲーム機歴代1位の記録です。
PS2がここまで売れた理由の一つが、DVDプレイヤーとしての機能。
当時5万円以上したDVDプレイヤーの代わりとして購入する人も多かったんですね。
その後もPS3、PS4と進化を続け、2020年にはPS5が登場。
ただ、コロナ禍による半導体不足で、発売から2年以上も品薄状態が続いたのは記憶に新しいところです。
現在は2024年11月発売のPS5 Proも加わり、ソニーは引き続き据え置き機市場の中心にいます。
マイクロソフト|PCゲームの巨人がコンシューマーへ
「え、マイクロソフトがゲーム機?」
2001年の初代Xbox発売時、そう思った人も多かったはず。
でもこれには理由がありました。
PS2の登場により「リビングのエンターテインメント」がゲーム機に奪われることを危惧したマイクロソフトが、対抗馬として送り出したのがXboxだったのです。
初代Xboxは日本では苦戦しましたが、北米では「Halo」シリーズの大ヒットもあり、一定の地位を確立。
Xbox 360ではオンラインサービス「Xbox Live」を充実させ、ネットワーク対戦の楽しさを広めました。
現行機のXbox Series X/Sは、PlayStation 5と真っ向勝負。
最近はGame Passというサブスクリプションサービスに力を入れており、「ハードよりサービス」という方向に舵を切りつつあります。
セガ|伝説のライバル、そしてハード事業撤退
「セガサターン、シロ!」というCMを覚えている方もいるかもしれません。
セガは1983年のSG-1000から家庭用ゲーム機市場に参入。
メガドライブでは北米で大成功を収め、一時は任天堂を上回るシェアを獲得したこともありました。
「ソニックシリーズ」を生み出し、任天堂のマリオと並ぶ人気キャラクターに育て上げたのもセガです。
しかしセガサターン、ドリームキャストと続く中で、PlayStationとの競争に敗れ、2001年にハード事業から撤退。
現在はソフトウェアメーカーとして活動しています。
ドリームキャストは時代を先取りしたオンライン機能を搭載していたんですが、少し早すぎたのかもしれませんね。
携帯ゲーム機の進化

据え置き機だけでなく、携帯ゲーム機も忘れてはいけません。
任天堂のゲームボーイ(1989年)は、「テトリス」とともに世界中で大ヒット。
その後もゲームボーイアドバンス、ニンテンドーDS、3DSと進化を続けました。
一方、ソニーはPSP(2004年)で携帯機市場に参入。
「モンスターハンターポータブル」シリーズの爆発的ヒットで、PSPを持ち寄って遊ぶ「モンハン現象」が社会現象になりました。
ただし、スマートフォンの普及により携帯ゲーム機市場は縮小傾向に。
任天堂のNintendo Switchは「据え置きと携帯のハイブリッド」というアプローチでこの問題に対応し、大成功を収めています。
現行機種はどれを選ぶ?
2025年現在の主要な現行機種は以下の通りです。
- Nintendo Switch 2(2025年6月発売/49,980円〜):4K出力対応、最大120fps、ハイブリッド型
- PlayStation 5(2020年11月発売):高性能GPU、超高速SSD、VR対応
- PlayStation 5 Pro(2024年11月発売):PS5の上位モデル
- Xbox Series X(2020年11月発売):4K/120fps対応、Game Pass対応
- Xbox Series S(2020年11月発売):廉価版、ディスクドライブなし
どれを選ぶかは、遊びたいゲームによって変わってきます。
任天堂の独占タイトル(マリオ、ゼルダなど)を遊びたいならSwitch 2、高画質な大作ゲームを楽しみたいならPS5かXboxという選び方が一般的です。
ゲームハード一覧表
任天堂(据え置き機)
| 機種名 | 発売年 | 特徴 |
|---|---|---|
| カラーテレビゲーム15/6 | 1977年 | 任天堂初の家庭用ゲーム機 |
| ファミリーコンピュータ | 1983年 | 世界的大ヒット、ゲーム産業を復活 |
| スーパーファミコン | 1990年 | 16ビット、美麗グラフィックと名作多数 |
| NINTENDO64 | 1996年 | 64ビット、アナログスティック標準搭載 |
| ニンテンドーゲームキューブ | 2001年 | 任天堂初の光ディスク採用 |
| Wii | 2006年 | モーションコントロール、ライト層に大ヒット |
| Wii U | 2012年 | GamePadによる2画面プレイ |
| Nintendo Switch | 2017年 | 据え置きと携帯のハイブリッド |
| Nintendo Switch 2 | 2025年 | 4K/120fps対応、最新ハイブリッド機 |
任天堂(携帯機)
| 機種名 | 発売年 | 特徴 |
|---|---|---|
| ゲーム&ウオッチ | 1980年 | 携帯ゲーム機の先駆け、十字キーの原型 |
| ゲームボーイ | 1989年 | カートリッジ交換式携帯機、テトリスで大ヒット |
| ゲームボーイカラー | 1998年 | カラー液晶搭載 |
| ゲームボーイアドバンス | 2001年 | 32ビット、横型デザイン |
| ニンテンドーDS | 2004年 | 2画面タッチスクリーン |
| ニンテンドー3DS | 2011年 | 裸眼3D立体視対応 |
ソニー(据え置き機)
| 機種名 | 発売年 | 特徴 |
|---|---|---|
| PlayStation | 1994年 | CD-ROM採用、3Dグラフィック |
| PlayStation 2 | 2000年 | 歴代最多販売、DVD再生対応 |
| PlayStation 3 | 2006年 | Blu-ray対応、Cellプロセッサ |
| PlayStation 4 | 2014年 | シェア機能充実、VR対応 |
| PlayStation 5 | 2020年 | 超高速SSD、レイトレーシング対応 |
| PlayStation 5 Pro | 2024年 | PS5の高性能版 |
ソニー(携帯機)
| 機種名 | 発売年 | 特徴 |
|---|---|---|
| PlayStation Portable(PSP) | 2004年 | UMD採用、PS2レベルのグラフィック |
| PlayStation Vita | 2011年 | 有機EL、背面タッチパッド |
マイクロソフト
| 機種名 | 発売年 | 特徴 |
|---|---|---|
| Xbox | 2001年(日本は2002年) | マイクロソフト初参入、Haloが人気 |
| Xbox 360 | 2005年 | Xbox Live充実、北米で大成功 |
| Xbox One | 2013年 | メディア機能強化、Kinect対応 |
| Xbox Series X | 2020年 | 4K/120fps、最高性能 |
| Xbox Series S | 2020年 | 廉価版、デジタル専用 |
セガ
| 機種名 | 発売年 | 特徴 |
|---|---|---|
| SG-1000 | 1983年 | セガ初の家庭用ゲーム機 |
| セガ・マークIII | 1985年 | SG-1000の後継機 |
| メガドライブ | 1988年 | 16ビット、北米で大ヒット |
| ゲームギア | 1990年 | カラー液晶携帯機 |
| セガサターン | 1994年 | 32ビット、2D性能に優れる |
| ドリームキャスト | 1998年 | ネット対応、セガ最後のハード |
その他メーカー
| 機種名 | メーカー | 発売年 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| Magnavox Odyssey | マグナボックス | 1972年 | 世界初の家庭用ゲーム機 |
| Atari 2600 | アタリ | 1977年 | カートリッジ式の普及に貢献 |
| カセットビジョン | エポック | 1981年 | 日本初の本格的カートリッジ式 |
| PCエンジン | NEC-HE | 1987年 | コンパクトな高性能機 |
| ネオジオ | SNK | 1990年 | アーケード基板と同等性能 |
| 3DO REAL | パナソニック | 1994年 | 32ビット、マルチメディア対応 |
まとめ
ゲームハードの歴史を振り返ってきましたが、いかがでしたか?
- 1972年のMagnavox Odysseyから始まり、現在は第9世代へ
- 任天堂・ソニー・マイクロソフトの「ビッグ3」が市場をリード
- セガは2001年にハード事業から撤退
- 携帯機市場はスマホの影響で縮小し、ハイブリッド型が主流に
- 2025年現在、最新機種はNintendo Switch 2、PS5/PS5 Pro、Xbox Series X/S
50年以上の歴史の中で、ゲーム機は単なる「遊ぶ道具」から「エンターテインメントの中心」へと進化してきました。
これからどんな革新的なハードが登場するのか、楽しみですね。


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