パソコンが開かない・再起動を繰り返す!原因と対処法を完全解説

ライフハック

パソコンの再起動に関するトラブルには、いくつかのパターンがあります。

主な症状

  • 再起動を繰り返して起動しない(無限ループ)
  • 再起動が終わらない
  • 勝手に再起動する
  • 再起動中にフリーズする
  • 「コンピューターを再起動してください」と表示される

この記事では、それぞれの症状の原因と具体的な対処法を解説します。

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  1. 再起動と再起動の違い
    1. シャットダウン
    2. 再起動
  2. 症状別:トラブルの種類
    1. 症状1:再起動を繰り返す(無限ループ)
    2. 症状2:再起動が終わらない
    3. 症状3:勝手に再起動する
    4. 症状4:ログイン画面で再起動を繰り返す
    5. 症状5:エラーメッセージ後に再起動
  3. 再起動を繰り返す原因
    1. 原因グループ1:システムの問題
    2. 原因グループ2:ハードウェアの故障
  4. 基本的な対処法
    1. 対処法1:数回再起動を待つ
    2. 対処法2:周辺機器をすべて取り外す
    3. 対処法3:放電処理
    4. 対処法4:自動再起動を無効化
  5. セーフモードで起動する
    1. セーフモードとは
    2. セーフモードの起動方法(方法1:自動修復から)
    3. セーフモードの起動方法(方法2:F8キー)
    4. セーフモードで起動したら
  6. スタートアップ修復
    1. スタートアップ修復とは
    2. スタートアップ修復の実行方法
  7. システムの復元
    1. システムの復元とは
    2. システムの復元の実行方法
  8. Windows Updateの問題を解決
    1. 更新プログラムのアンインストール
    2. Windows Updateの手動完了
  9. ドライバの問題を解決
    1. グラフィックドライバの更新/ロールバック
    2. すべてのドライバをチェック
  10. コマンドプロンプトから修復
    1. システムファイルチェッカー(SFC)
    2. DISM(展開イメージのサービスと管理)
    3. ブート構成データ(BCD)の修復
  11. BIOS設定の確認と初期化
    1. BIOS設定の確認
    2. BIOSを初期化
  12. ウイルス・マルウェアのチェック
    1. ウイルススキャン
    2. Windows Defender Offline
  13. ハードウェアの診断
    1. メモリテスト
    2. ハードディスク/SSDの診断
    3. 温度チェック
  14. 最終手段:初期化とクリーンインストール
    1. PCを初期状態に戻す(リセット)
    2. クリーンインストール
  15. 予防策
    1. 予防策1:正しいシャットダウン
    2. 予防策2:Windows Updateの管理
    3. 予防策3:定期的なメンテナンス
    4. 予防策4:温度管理
    5. 予防策5:バックアップ
    6. 予防策6:ソフトウェアの管理
  16. よくある質問
    1. Q1. 何回再起動を待てばいいですか?
    2. Q2. セーフモードでも再起動を繰り返します
    3. Q3. エラーコードが表示されます
    4. Q4. ブルースクリーンが一瞬表示されてすぐ再起動します
    5. Q5. Windows Updateの途中で再起動を繰り返します
    6. Q6. データを救出できますか?
    7. Q7. 修理に出すべきですか?
    8. Q8. 修理費用はどれくらいですか?
    9. Q9. Windows 7/8でも同じ方法ですか?
    10. Q10. 勝手に再起動するのを止めたい
  17. まとめ

再起動と再起動の違い

まず、シャットダウンと再起動の違いを理解しましょう。

シャットダウン

電源を完全に切る操作です。

Windows 10/11では「高速スタートアップ」が有効になっており、システム情報をファイルに保存します。

次回起動時にこのファイルを読み込むため、起動が速くなります。

再起動

電源を切って、すぐに起動する操作です。

システム情報の保存は行われないため、シャットダウンより早く起動します。

また、システムファイルの影響を受けずに起動できます。

重要なポイント

トラブルが発生した場合は、シャットダウンではなく「再起動」を試すことが推奨されます。

症状別:トラブルの種類

再起動トラブルの主な種類を理解しましょう。

症状1:再起動を繰り返す(無限ループ)

特徴

電源を入れると、以下のような流れを延々と繰り返します:

  1. メーカーロゴが表示される
  2. Windowsロゴが表示される
  3. 突然再起動する
  4. また1に戻る

この状態では、デスクトップにたどり着けません。

選択肢やメッセージも表示されず、自分ではコントロールできません。

症状2:再起動が終わらない

特徴

再起動を開始しても、いつまで経っても完了しません。

  • シャットダウンの画面で止まる
  • 「再起動しています」の画面で止まる
  • Windowsロゴでくるくる回り続ける

通常なら1〜2分で終わるはずが、30分以上経っても進みません。

症状3:勝手に再起動する

特徴

作業中に突然、何の警告もなく再起動が始まります。

  • 定期的に再起動する
  • 特定の操作をすると再起動する
  • ランダムに再起動する

症状4:ログイン画面で再起動を繰り返す

特徴

Windowsのログイン画面までは表示されますが、パスワードを入力すると再起動します。

または、ログイン画面が表示される直前に再起動します。

症状5:エラーメッセージ後に再起動

特徴

青い画面(ブルースクリーン)にエラーメッセージが表示され、その後再起動します。

エラーコードが表示される場合もあります。

再起動を繰り返す原因

再起動トラブルの原因は、大きく2つに分類されます。

原因グループ1:システムの問題

システムファイルの破損

Windows起動に必要なファイルが破損しています。

主な原因:

  • Windows Update中の強制終了
  • アップデートの失敗
  • 不適切なシャットダウン
  • 突然の電源断

レジストリの破損

Windowsの設定情報が格納されているレジストリが壊れています。

正常に起動できないため、自動的に再起動を試みます。

Windows Updateの失敗

更新プログラムのインストールが正常に完了していません。

特に、大型アップデート後によく発生します。

ドライバの問題

デバイスドライバが破損、または互換性がありません。

特にグラフィックドライバの問題が多いです。

ウイルス・マルウェア感染

悪意のあるソフトウェアがシステムファイルを改ざんしています。

意図的に再起動を引き起こす場合もあります。

BIOSの設定エラー

BIOSの設定が誤っています。

または、BIOS自体が破損しています。

原因グループ2:ハードウェアの故障

ハードディスク/SSDの故障

記憶装置が物理的に故障しています。

症状:

  • 異音(カチカチ、カタカタ)
  • 読み込みエラー
  • S.M.A.R.T.エラーの表示

メモリ(RAM)の故障

メモリが正常に動作していません。

パソコンがデータを一時保存できず、エラーで再起動します。

電源ユニットの問題

電源ユニット(PSU)が安定した電力を供給できていません。

特にデスクトップパソコンで多い問題です。

マザーボードの故障

マザーボードに物理的な問題があります。

重症の場合、修理または交換が必要です。

CPU・グラフィックカードの問題

CPUやグラフィックカードが過熱、または故障しています。

オーバーヒート(過熱)

パソコン内部の温度が異常に高くなっています。

保護機能が働き、自動的に再起動します。

原因:

  • 冷却ファンの故障
  • 埃の蓄積
  • 通気口の閉塞
  • 高温環境での使用

基本的な対処法

症状に関わらず、まず以下を試してください。

対処法1:数回再起動を待つ

手順

2〜3回の再起動を待ちます。

Windowsの自動修復機能が働き、3回目の起動時に「自動修復」画面が表示されることがあります。

理由

Windowsは、2回連続で起動に失敗すると、3回目に自動修復を試みます。

軽度の問題なら、これで解決することがあります。

対処法2:周辺機器をすべて取り外す

手順

  1. パソコンの電源を切る
  2. 以下をすべて取り外す:
  • USBメモリ
  • 外付けハードディスク
  • プリンター
  • マウス
  • キーボード(1つは残す)
  • SDカード
  • LANケーブル
  • HDMIケーブル(外部モニターがある場合)
  • DVDドライブのディスク
  1. 最小構成で起動を試す

理由

USB機器や周辺機器が起動を妨げている可能性があります。

対処法3:放電処理

パソコン内部の不要な電気を放出します。

ノートパソコンの手順

  1. 電源を切る
  2. 電源ケーブルを抜く
  3. バッテリーを取り外す(可能な場合)
  4. 電源ボタンを30秒間押し続ける
  5. 1〜2分放置
  6. バッテリーを戻す
  7. 電源ケーブルを接続
  8. 起動を試す

デスクトップパソコンの手順

  1. 電源を切る
  2. 電源ケーブルを抜く
  3. すべての周辺機器を取り外す
  4. 電源ボタンを30秒間押し続ける
  5. 1〜2分放置
  6. 電源ケーブルのみ接続
  7. 起動を試す

対処法4:自動再起動を無効化

Windows設定で自動再起動を無効にします。

これにより、エラー画面が表示され、原因を特定しやすくなります。

手順(セーフモードで起動後)

  1. Windows + Pause/Breakキーを同時に押す
  2. 「システムの詳細設定」をクリック
  3. 「詳細設定」タブを選択
  4. 「起動と回復」の「設定」をクリック
  5. 「自動的に再起動する」のチェックを外す
  6. 「OK」をクリック

これで、エラー発生時にブルースクリーンが表示されます。

エラーコードから原因を特定できます。

セーフモードで起動する

セーフモードは、問題解決の重要な手段です。

セーフモードとは

最小限の機能でWindowsを起動するモードです。

特徴

  • 基本的なドライバのみ読み込む
  • スタートアッププログラムを実行しない
  • システムの自己修復機能が働く

セーフモードで起動できれば、ソフトウェアの問題の可能性が高いです。

セーフモードの起動方法(方法1:自動修復から)

手順

  1. 電源を入れる
  2. メーカーロゴまたはWindowsロゴが表示されたら、電源ボタンを10秒長押し
  3. これを2〜3回繰り返す
  4. 3回目に「自動修復」または「自動修復を準備しています」と表示される
  5. 「詳細オプション」をクリック
  6. 「トラブルシューティング」を選択
  7. 「詳細オプション」を選択
  8. 「スタートアップ設定」を選択
  9. 「再起動」をクリック
  10. 再起動後、キーボードの「4」または「F4」を押す
  11. セーフモードで起動

ネットワーク機能付きセーフモード

「5」または「F5」を押すと、ネットワーク機能が使えます。

ドライバの更新やウイルススキャンに便利です。

セーフモードの起動方法(方法2:F8キー)

手順

  1. パソコンの電源を入れる
  2. すぐにF8キーを連打する
  3. 詳細ブートオプションが表示される
  4. 「セーフモード」を選択
  5. Enterキーを押す

注意点

Windows 10/11では、この方法が使えない機種もあります。

セーフモードで起動したら

セーフモードで起動できたら、以下を試してください。

1. そのまま再起動

セーフモードを起動するだけで、自動修復が働き、問題が解決することがあります。

通常モードで再起動を試してください。

2. スタートアッププログラムの無効化

  1. Ctrl + Shift + Escでタスクマネージャーを開く
  2. 「スタートアップ」タブを選択
  3. すべてのプログラムを「無効化」
  4. 再起動

問題が解決したら、1つずつ有効にして原因を特定します。

3. 最近のソフトをアンインストール

  1. 「コントロールパネル」→「プログラムのアンインストール」
  2. 最近インストールしたソフトをアンインストール
  3. 再起動

4. ウイルススキャン

ウイルス対策ソフトでフルスキャンを実行します。

5. Windows Updateの確認

「設定」→「更新とセキュリティ」→「Windows Update」

未完了の更新を完了させます。

スタートアップ修復

Windowsの自動修復機能です。

スタートアップ修復とは

起動に関する問題を自動で診断・修復します。

以下の問題を修復できます:

  • MBR(マスターブートレコード)の破損
  • パーティションテーブルの問題
  • ブートセクターの破損
  • 最近の更新プログラムの問題

スタートアップ修復の実行方法

方法1:自動修復画面から

  1. 上記の方法で「自動修復」画面を表示
  2. 「詳細オプション」をクリック
  3. 「トラブルシューティング」を選択
  4. 「詳細オプション」を選択
  5. 「スタートアップ修復」をクリック
  6. Windowsアカウントを選択
  7. パスワードを入力(設定している場合)
  8. 修復が開始される
  9. 10分〜1時間待つ
  10. 完了したら再起動

方法2:回復ドライブから

  1. 回復ドライブ(USBメモリ)を接続
  2. ブートメニューからUSBを選択
  3. 「キーボードレイアウトの選択」で「Microsoft IME」
  4. 「トラブルシューティング」を選択
  5. 「詳細オプション」→「スタートアップ修復」

注意点

スタートアップ修復が失敗する場合もあります。

その場合は、他の対処法を試してください。

システムの復元

問題発生前の状態に戻します。

システムの復元とは

Windowsには、定期的にシステムの状態を保存する「復元ポイント」機能があります。

システムの復元を使うと、この復元ポイントの時点に戻せます。

復元されるもの

  • システムファイル
  • レジストリ
  • インストール済みプログラム
  • システム設定

復元されないもの

  • 個人ファイル(文書、写真など)
  • メール

システムの復元の実行方法

手順

  1. 「自動修復」画面を表示(上記参照)
  2. 「詳細オプション」→「トラブルシューティング」
  3. 「詳細オプション」を選択
  4. 「システムの復元」をクリック
  5. Windowsアカウントとパスワードを入力
  6. 復元ポイントの一覧が表示される
  7. 問題発生前の日付を選択
  8. 「次へ」→「完了」
  9. 復元が開始される(20分〜1時間)
  10. 完了後、自動的に再起動

注意点

復元ポイントが作成されていない場合は、この方法は使えません。

復元ポイント以降にインストールしたソフトは削除されます。

Windows Updateの問題を解決

アップデートが原因の場合の対処法です。

更新プログラムのアンインストール

手順

  1. 「自動修復」画面を表示
  2. 「詳細オプション」→「トラブルシューティング」
  3. 「詳細オプション」を選択
  4. 「更新プログラムのアンインストール」を選択
  5. 2つの選択肢が表示される:
  • 最新の品質更新プログラムをアンインストールする
  • 最新の機能更新プログラムをアンインストールする
  1. 通常は「品質更新プログラム」を選択
  2. アンインストールが実行される
  3. 完了後、再起動

Windows Updateの手動完了

セーフモードで実行

  1. セーフモードで起動
  2. 「設定」→「更新とセキュリティ」
  3. 「Windows Update」
  4. 「更新プログラムのチェック」
  5. すべての更新を完了させる
  6. 再起動

ドライバの問題を解決

デバイスドライバが原因の場合の対処法です。

グラフィックドライバの更新/ロールバック

セーフモードで実行

  1. セーフモードで起動
  2. Windows + X→「デバイスマネージャー」
  3. 「ディスプレイアダプター」を展開
  4. グラフィックカードを右クリック
  5. 以下のいずれかを選択:
  • 「ドライバーの更新」
  • 「ドライバーのロールバック」(利用可能な場合)
  • 「デバイスのアンインストール」
  1. 再起動

ドライバーのロールバック

最近ドライバを更新した後に問題が発生した場合に有効です。

以前のバージョンに戻します。

ドライバーのアンインストール

完全に削除して、Windows標準ドライバで動作させます。

問題が解決したら、メーカーサイトから最新ドライバをダウンロードします。

すべてのドライバをチェック

手順

  1. セーフモードで起動
  2. デバイスマネージャーを開く
  3. 黄色の「!」マークがあるデバイスを探す
  4. 該当するデバイスのドライバを更新

コマンドプロンプトから修復

高度な対処法です。

システムファイルチェッカー(SFC)

手順

  1. 「自動修復」画面から「詳細オプション」
  2. 「トラブルシューティング」→「詳細オプション」
  3. 「コマンドプロンプト」を選択
  4. 以下のコマンドを入力:
sfc /scannow
  1. Enterキーを押す
  2. スキャン完了まで待つ(10〜30分)
  3. 完了したらexitと入力
  4. 再起動

SFCの機能

破損したシステムファイルを検出して修復します。

DISM(展開イメージのサービスと管理)

手順

コマンドプロンプトで以下を実行:

DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth

DISMの機能

Windowsイメージ自体を修復します。

SFCで修復できない問題に有効です。

ブート構成データ(BCD)の修復

手順

コマンドプロンプトで以下を順番に実行:

bootrec /fixmbr
bootrec /fixboot
bootrec /rebuildbcd

BCDの機能

起動に必要な設定情報を修復・再構築します。

BIOS設定の確認と初期化

BIOSレベルの問題の対処法です。

BIOS設定の確認

手順

  1. パソコンの電源を入れる
  2. メーカーロゴが表示されたら特定のキーを連打:
  • Dell:F2
  • HP:F10またはEsc
  • Lenovo:F2またはF1
  • ASUS:F2またはDelete
  • Acer:F2またはDelete
  1. BIOS画面が開く
  2. 起動順序(Boot Order)を確認
  3. ハードディスク/SSDが1番目になっているか確認

BIOSを初期化

手順

  1. BIOS画面を開く
  2. 「Load Default Settings」または「Load Optimized Defaults」を選択
  3. 「Yes」を選択
  4. F10キーを押して保存
  5. 終了して再起動

CMOSクリア(物理的な方法)

デスクトップPCの場合:

  1. 電源を切り、電源ケーブルを抜く
  2. ケースを開ける
  3. マザーボード上のボタン電池(CR2032)を取り外す
  4. 5〜10分待つ
  5. ボタン電池を戻す
  6. 起動を試す

ウイルス・マルウェアのチェック

感染が疑われる場合の対処法です。

ウイルススキャン

セーフモードで実行

  1. セーフモード(ネットワーク機能付き)で起動
  2. ウイルス対策ソフトを起動
  3. フルスキャンを実行
  4. 検出された脅威を削除
  5. 再起動

セカンドオピニオンスキャン

メインのウイルス対策ソフトに加えて、別のスキャンツールも使用します。

  • Malwarebytes
  • Windows Defender Offline
  • その他のオンラインスキャンツール

Windows Defender Offline

手順

  1. 別の正常なパソコンでマイクロソフト公式サイトにアクセス
  2. Windows Defender Offlineをダウンロード
  3. USBメモリに保存
  4. 問題のパソコンで起動
  5. スキャンを実行

オフライン環境でスキャンするため、より徹底的にウイルスを検出できます。

ハードウェアの診断

物理的な故障が疑われる場合の対処法です。

メモリテスト

Windows標準ツールを使用

  1. セーフモードで起動
  2. スタートメニューで「メモリ」と検索
  3. 「Windowsメモリ診断」を開く
  4. 「今すぐ再起動して問題の有無を確認する」を選択
  5. 自動的に再起動し、テストが開始される
  6. 完了まで待つ(10〜30分)
  7. 結果が表示される

Memtest86+を使用

より詳細なテストができます。

  1. 別のパソコンでMemtest86+をダウンロード
  2. USBメモリに書き込む
  3. 問題のパソコンで起動
  4. 自動的にテストが開始される
  5. 最低1回(Pass 1)完了まで待つ
  6. エラーが表示されたら、メモリ交換が必要

ハードディスク/SSDの診断

CrystalDiskInfoを使用

  1. セーフモードで起動
  2. CrystalDiskInfoをダウンロード・インストール
  3. 起動すると、自動的に診断結果が表示される
  4. 「健康状態」を確認:
  • 正常:問題なし
  • 注意:早めにバックアップ
  • 異常:すぐに交換が必要

メーカー診断ツール

多くのPCメーカーは、起動時に診断ツールを提供しています。

  • Dell:F12→Diagnostics
  • HP:F2→Component Tests
  • Lenovo:F10→Diagnostics

温度チェック

HWMonitorを使用

  1. セーフモードで起動
  2. HWMonitorをダウンロード・インストール
  3. 起動して温度を確認
  4. CPUやGPUが80℃以上なら、冷却に問題あり

対処法

  • 通気口の清掃
  • 冷却ファンの確認
  • 冷却パッドの使用(ノートPC)

最終手段:初期化とクリーンインストール

他の方法で解決しない場合の対処法です。

PCを初期状態に戻す(リセット)

手順

  1. 「自動修復」画面を表示
  2. 「詳細オプション」→「トラブルシューティング」
  3. 「このPCを初期状態に戻す」を選択
  4. 2つの選択肢:
  • 「個人用ファイルを保持する」:写真や文書は残る、アプリは削除
  • 「すべて削除する」:完全に初期化
  1. 画面の指示に従う
  2. 完了まで待つ(1〜3時間)

注意点

データのバックアップを取ってから実行してください。

「個人用ファイルを保持する」でも、念のためバックアップ推奨です。

クリーンインストール

手順

  1. 別のパソコンでWindowsインストールメディアを作成
  2. マイクロソフト公式サイトからツールをダウンロード
  3. USBメモリ(8GB以上)に作成
  4. 問題のパソコンに接続
  5. ブートメニューからUSBを選択
  6. 「今すぐインストール」を選択
  7. ライセンスキーを入力(スキップ可能)
  8. 「カスタム:Windowsのみをインストールする」を選択
  9. インストール先を選択
  10. 画面の指示に従う
  11. 完了まで待つ(1〜2時間)

注意点

すべてのデータが削除されます。

必ずバックアップを取ってください。

予防策

再起動トラブルを未然に防ぐ方法です。

予防策1:正しいシャットダウン

やってはいけないこと

  • 電源ボタン長押しでの強制終了
  • 電源ケーブルを抜く
  • 更新中の強制終了

正しい方法

スタートメニュー→電源→シャットダウン

予防策2:Windows Updateの管理

推奨設定

自動更新は有効にしておきます。

ただし、アクティブ時間を設定して、作業中の更新を避けます。

「設定」→「更新とセキュリティ」→「アクティブ時間の変更」

予防策3:定期的なメンテナンス

月1回のメンテナンス

  • ディスククリーンアップ
  • デフラグ(HDD使用時のみ)
  • ウイルススキャン
  • 不要ファイルの削除
  • Windows Updateの確認

予防策4:温度管理

チェック項目

  • 通気口が塞がれていないか
  • 埃が溜まっていないか
  • 冷却ファンが正常に動作しているか
  • 高温環境で使用していないか

対策

  • 定期的な清掃(年1〜2回)
  • 冷却パッドの使用(ノートPC)
  • 適切な設置場所の確保

予防策5:バックアップ

定期的なバックアップ

  • 外付けHDDへの自動バックアップ
  • クラウドストレージの利用
  • システムイメージの作成

回復ドライブの作成

USBメモリ(8GB以上)に回復ドライブを作成しておきます。

トラブル時に修復ツールとして使えます。

予防策6:ソフトウェアの管理

注意点

  • 信頼できるソースからのみソフトをインストール
  • 不要なソフトは削除
  • スタートアッププログラムを最小限に
  • セキュリティソフトは最新に保つ

よくある質問

Q1. 何回再起動を待てばいいですか?

2〜3回待って、自動修復画面が表示されなければ、手動で対処してください。

10回以上繰り返しても変化がない場合は、重症です。

Q2. セーフモードでも再起動を繰り返します

ハードウェアの故障の可能性が高いです。

メモリ、ハードディスク、マザーボードなどの診断が必要です。

専門業者に相談してください。

Q3. エラーコードが表示されます

エラーコードをメモして、インターネットで検索してください。

具体的な原因と対処法が見つかります。

Q4. ブルースクリーンが一瞬表示されてすぐ再起動します

「自動再起動を無効化」の設定を行ってください。

エラーコードを確認できるようになります。

Q5. Windows Updateの途中で再起動を繰り返します

最低30分〜1時間待ってください。

大型アップデートは時間がかかります。

それでも進まない場合は、「更新プログラムのアンインストール」を試してください。

Q6. データを救出できますか?

ハードディスク/SSDが物理的に故障していなければ、データ救出は可能です。

方法:

  • 別のパソコンに接続
  • LinuxのLive USBから起動
  • データ復旧業者に依頼

Q7. 修理に出すべきですか?

以下の場合は専門家に相談してください:

  • セーフモードでも起動しない
  • ハードウェアの故障が疑われる
  • 重要なデータがあり、自分で対処できない
  • 保証期間内

Q8. 修理費用はどれくらいですか?

症状により異なります:

  • ソフトウェア修復:5,000〜20,000円
  • パーツ交換:10,000〜50,000円
  • データ復旧:30,000〜200,000円以上

Q9. Windows 7/8でも同じ方法ですか?

基本的な考え方は同じですが、セーフモードの起動方法などが異なります。

Windows 7/8では、F8キーでのセーフモード起動が確実に使えます。

Q10. 勝手に再起動するのを止めたい

Windows Updateの自動再起動を無効化できます:

「設定」→「更新とセキュリティ」→「詳細オプション」→「アクティブ時間」を設定

また、「自動再起動を無効化」の設定も有効です。

まとめ

パソコンの再起動トラブルの原因と対処法をおさらいします。

主な症状

  • 再起動を繰り返す(無限ループ)
  • 再起動が終わらない
  • 勝手に再起動する
  • ログイン画面で再起動
  • エラー後に再起動

主な原因

システムの問題:

  • システムファイルの破損
  • レジストリの破損
  • Windows Updateの失敗
  • ドライバの問題
  • ウイルス感染
  • BIOS設定エラー

ハードウェアの問題:

  • ハードディスク/SSDの故障
  • メモリの故障
  • 電源ユニットの問題
  • マザーボードの故障
  • オーバーヒート

基本対処法

  1. 2〜3回再起動を待つ
  2. 周辺機器をすべて取り外す
  3. 放電処理
  4. 自動再起動を無効化

主な解決方法

  • セーフモードで起動
  • スタートアップ修復
  • システムの復元
  • 更新プログラムのアンインストール
  • ドライバの更新/ロールバック
  • コマンドプロンプトから修復
  • BIOS設定の初期化
  • ウイルススキャン
  • ハードウェア診断

最終手段

  • PCを初期状態に戻す
  • クリーンインストール

予防策

  • 正しいシャットダウン
  • Windows Updateの管理
  • 定期的なメンテナンス
  • 温度管理
  • 定期的なバックアップ
  • ソフトウェアの適切な管理

重要なポイント

再起動トラブルは、ソフトウェアとハードウェアの両方が原因となり得ます。

セーフモードで起動できるかどうかが、原因特定の重要な分岐点です。

セーフモードで起動できる場合:
→ ソフトウェアの問題の可能性が高い
→ 自分で対処できる可能性あり

セーフモードでも起動しない場合:
→ ハードウェアの問題の可能性が高い
→ 専門家への相談を推奨

無理な操作は状況を悪化させる恐れがあります。

重要なデータがある場合は、修復作業の前にデータ救出を優先してください。

日頃から定期的なバックアップと、回復ドライブの作成を行っておくことで、トラブル時の被害を最小限に抑えることができます。

問題が解決しない場合や、自分で対処できないと感じた場合は、無理せず専門業者に相談しましょう。

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