パソコンの電源を入れても、正常に起動しない症状には様々なパターンがあります。
よくある症状
- 真っ黒な画面のまま何も表示されない
- メーカーロゴが表示されない
- メーカーロゴで止まって先に進まない
- Windowsロゴで止まってしまう
- Windowsロゴは出るが、その後黒い画面になる
- ログイン画面の後、黒い画面になる
- カーソルだけが表示される
- 白い文字でエラーメッセージが表示される
この記事では、それぞれの症状の原因と具体的な対処法を解説します。
パソコンの起動プロセス

まず、パソコンがどのような順序で起動するのかを理解しましょう。
正常な起動の流れ
- 電源ON
- BIOS/UEFI起動(メーカーロゴ表示)
- Windows起動開始(Windowsロゴ表示)
- ログイン画面
- デスクトップ表示
どの段階で止まるかによって、原因と対処法が異なります。
BIOS/UEFIとは
BIOS(バイオス)またはUEFI(ユーイーエフアイ)は、パソコンの基本的な制御を行うプログラムです。
主な役割
- ハードウェアの初期化
- 起動デバイスの選択
- OSの起動
- メーカーロゴの表示
BIOSが正常に動作しないと、メーカーロゴすら表示されません。
症状別:原因の特定方法
表示される画面によって、原因を特定できます。
パターン1:完全に真っ黒(メーカーロゴなし)
考えられる原因
- ディスプレイの問題
- ケーブルの接続不良
- 電源供給の問題
- マザーボードの故障
- メモリの不具合
- BIOSの問題
特徴
画面に何も表示されず、真っ暗なままです。
電源ランプやファンの音を確認してください。
パターン2:メーカーロゴで止まる
考えられる原因
- 起動デバイスの設定ミス
- ハードディスク/SSDの認識エラー
- BIOSの設定エラー
- BIOS更新の失敗
- 周辺機器の干渉
特徴
メーカーのロゴ(DEL、HP、ASUS、Lenovoなど)は表示されますが、そこから先に進みません。
パターン3:Windowsロゴで止まる
考えられる原因
- Windows Updateの失敗
- システムファイルの破損
- ドライバの問題
- ハードディスク/SSDの障害
- レジストリエラー
特徴
Windowsのロゴと、下にくるくる回る読み込みマークが表示されますが、いつまでも進みません。
パターン4:Windowsロゴの後、黒い画面
考えられる原因
- グラフィックドライバの問題
- システムファイルの破損
- explorer.exeの不具合
- 最近インストールしたソフトの影響
特徴
Windowsロゴまでは表示されるが、その後真っ黒な画面になります。
カーソルが表示される場合と、されない場合があります。
パターン5:ログイン後、黒い画面
考えられる原因
- explorer.exeの起動失敗
- グラフィックドライバの問題
- スタートアッププログラムの衝突
特徴
パスワードを入力してログインできるが、デスクトップが表示されず黒い画面のままです。
最初に試すべき基本対処法
症状に関わらず、まず以下を試してください。
対処法1:数分待つ
手順
- 画面が黒いまま、または読み込み中のまま5〜10分待つ
- 特にWindows Updateの後は、30分〜1時間待つ
理由
Windows Updateや重い処理が行われている可能性があります。
更新中に強制終了すると、システムが破損する恐れがあります。
注意点
ハードディスクのアクセスランプが点滅している間は、処理が進行中です。
音もせず、ランプも光らず、完全に止まっている場合のみ、次の手順に進んでください。
対処法2:再起動
手順
Ctrl + Alt + Deleteキーを同時に押す- 画面が切り替わったら、右下の電源マークから「再起動」
- 反応がない場合は、電源ボタンを10秒間長押しして強制終了
- 少し待ってから、電源ボタンを押して再起動
注意点
強制終了は、システムに負担がかかります。
最終手段として使用してください。
対処法3:ディスプレイの確認(デスクトップPCの場合)
手順
- モニターの電源が入っているか確認
- モニターケーブル(HDMI/DisplayPort/VGA)の接続を確認
- ケーブルを一度抜いて、しっかり差し込み直す
- モニターの電源ケーブルも差し込み直す
- モニターの入力切替が正しいか確認(HDMI1/HDMI2など)
- 可能であれば、別のケーブルや別のモニターで試す
判断方法
電源ランプやハードディスクのアクセスランプが点灯/点滅しているなら、パソコン自体は動作しています。
画面だけが映らない場合、モニターまたはケーブルの問題の可能性が高いです。
対処法4:キーボードショートカット
画面が真っ黒な場合に試すショートカットです。
グラフィックドライバのリセット
Windows + Ctrl + Shift + Bを同時に押す
ビープ音が鳴り、画面が点滅すれば成功です。
ディスプレイモードの切り替え
Windows + Pを押す
数秒待って、もう一度Pを押す
Enterを押す
これを数回繰り返します。
対処法5:スリープ/休止状態の解除
手順
- キーボードの任意のキーを押す
- マウスを動かす
- 電源ボタンを短く押す(長押ししない)
スリープや休止状態になっているだけの可能性があります。
対処法6:放電処理
パソコン内部に溜まった不要な電気を放出します。
ノートパソコンの手順
- パソコンの電源を完全に切る
- 電源ケーブルを抜く
- バッテリーを取り外す(取り外せる場合)
- 電源ボタンを15〜20秒間押し続ける
- そのまま1〜2分放置
- バッテリーを戻す(取り外した場合)
- 電源ケーブルを接続
- 電源を入れる
デスクトップパソコンの手順
- パソコンの電源を切る
- 電源ケーブルをコンセントから抜く
- すべての周辺機器を取り外す
- 電源ボタンを15〜20秒間押し続ける
- そのまま1〜2分放置
- 電源ケーブルのみ接続
- 電源を入れる
対処法7:周辺機器の取り外し
USBデバイスや周辺機器が起動を妨げている可能性があります。
手順
- パソコンの電源を切る
- 以下をすべて取り外す
- USBメモリ
- 外付けハードディスク
- プリンター
- マウス(ノートPCの場合)
- キーボード(デスクトップの場合、1つは残す)
- SDカード
- DVDドライブのディスク
- 最小構成で起動を試す
- 起動したら、周辺機器を1つずつ接続して原因を特定
症状別:詳細な対処法
メーカーロゴすら表示されない場合
対処法1:モニターとケーブルの確認
デスクトップPCの場合、上記「対処法3」を実施してください。
対処法2:メモリの差し直し(デスクトップPC)
- 電源を切り、電源ケーブルを抜く
- ケースを開ける
- メモリ(RAM)を取り外す
- 接点をきれいにする
- しっかりと差し込み直す
- 複数のメモリがある場合、1枚ずつ試す
対処法3:CMOSクリア(BIOS設定のリセット)
- 電源を切り、電源ケーブルを抜く
- ケースを開ける(ノートPCの場合は裏蓋)
- マザーボード上のボタン電池(CR2032)を取り外す
- 5〜10分待つ
- ボタン電池を戻す
- 起動を試す
重要な注意
パソコンの分解は、保証が無効になる可能性があります。
自信がない場合は、専門家に相談してください。
メーカーロゴで止まる場合
対処法1:周辺機器の取り外し
上記「対処法7」を実施してください。
対処法2:BIOS設定の確認
- 電源を入れる
- メーカーロゴが表示されたら、特定のキーを連打
- Dell:F2
- HP:F10またはEsc
- Lenovo:F2またはF1
- ASUS:F2またはDelete
- Acer:F2またはDelete
- BIOSが開いたら、起動順序(Boot Order)を確認
- ハードディスク/SSDが1番目になっているか確認
- 違う場合は、変更して保存
- または「Load Default Settings」でデフォルトに戻す
- 保存して終了(通常はF10)
対処法3:BIOS更新の続行待ち
BIOS更新中に問題が発生した可能性があります。
電源ランプやバッテリー充電ランプが点滅している場合:
- 電源に接続したまま5〜8分待つ
- BIOS回復の画面が表示される
- 画面の指示に従う(2.5〜3.5時間かかる場合あり)
絶対にやってはいけないこと
BIOS更新中は、絶対に電源を切らないでください。
マザーボードが故障する可能性があります。
Windowsロゴで止まる場合
対処法1:Windows Updateを待つ
1時間以上待っても変化がない場合のみ、次の手順に進んでください。
対処法2:セーフモードで起動
セーフモードは、最小限の機能でWindowsを起動するモードです。
セーフモードの起動方法(Windows 10/11)
- 電源を入れる
- メーカーロゴが表示されたら、電源ボタンを10秒長押しして強制終了
- これを2〜3回繰り返す
- 3回目の起動で「自動修復」画面が表示される
- 「詳細オプション」をクリック
- 「トラブルシューティング」→「詳細オプション」→「スタートアップ設定」
- 「再起動」をクリック
- 再起動後、数字の「4」または「5」キーを押す
- 4:セーフモード
- 5:セーフモードとネットワーク
セーフモードで起動したら
- Windows Updateの確認と完了
- 最近インストールしたソフトのアンインストール
- ウイルススキャンの実行
- 通常モードで再起動を試す
対処法3:スタートアップ修復
- 上記の手順で「自動修復」画面を表示
- 「詳細オプション」→「トラブルシューティング」
- 「スタートアップ修復」を選択
- 修復が完了するまで待つ(10分〜1時間)
対処法4:システムの復元
- 「自動修復」画面を表示
- 「詳細オプション」→「トラブルシューティング」→「詳細オプション」
- 「システムの復元」を選択
- 問題が発生する前の日付の復元ポイントを選択
- 復元を実行
注意点
復元ポイント以降にインストールしたソフトやデータは失われます。
対処法5:更新プログラムのアンインストール
Windows Update後に問題が発生した場合:
- 「自動修復」画面を表示
- 「詳細オプション」→「トラブルシューティング」→「詳細オプション」
- 「更新プログラムのアンインストール」を選択
- 「最新の品質更新プログラムをアンインストールする」を選択
Windowsロゴ後に黒い画面になる場合
対処法1:explorer.exeの起動
カーソルが表示される場合に有効です。
Ctrl + Shift + Escでタスクマネージャーを開く- 「詳細」をクリック(すでに詳細表示の場合は不要)
- 「ファイル」→「新しいタスクの実行」
- 「explorer.exe」と入力
- 「OK」をクリック
デスクトップが表示されれば成功です。
対処法2:グラフィックドライバのリセット
Windows + Ctrl + Shift + Bを同時に押します。
対処法3:セーフモードで起動して対処
- セーフモードで起動(上記参照)
- グラフィックドライバを更新またはロールバック
- デバイスマネージャーを開く
- 「ディスプレイアダプター」を展開
- グラフィックカードを右クリック
- 「ドライバーの更新」または「デバイスのアンインストール」
- 通常モードで再起動
ログイン後に黒い画面になる場合
対処法1:セーフモードで起動
- ログイン画面で、
Shiftキーを押しながら「再起動」 - 「トラブルシューティング」→「詳細オプション」→「スタートアップ設定」→「再起動」
- セーフモードで起動
対処法2:スタートアッププログラムの無効化
セーフモードで起動後:
Ctrl + Shift + Escでタスクマネージャー- 「スタートアップ」タブを選択
- すべてのプログラムを「無効化」
- 再起動
- 問題が解消されたら、1つずつ有効にして原因を特定
黒い画面に白い文字が表示される場合

エラーメッセージによって対処法が異なります。
“Operating System not found”
意味
OSが見つかりません。
原因
- 起動デバイスの設定ミス
- ハードディスク/SSDの故障
- ケーブルの接続不良
対処法
- BIOSで起動順序を確認
- ハードディスク/SSDが認識されているか確認
- ケーブルを差し込み直す(デスクトップ)
- 別の起動デバイス(USB/DVDなど)を取り外す
“BOOTMGR is missing”
意味
ブートマネージャーが見つかりません。
原因
- MBR(マスターブートレコード)の破損
- システムファイルの破損
対処法
Windows回復環境から「スタートアップ修復」を実行してください。
“DISK BOOT FAILURE”
意味
ディスクの起動に失敗しました。
原因
- ハードディスク/SSDの故障
- ケーブルの接続不良
- BIOS設定のミス
対処法
- BIOS起動順序の確認
- ハードディスク/SSDの接続確認
- ハードディスク診断ツールの実行
回復ドライブを使った対処法
事前に回復ドライブを作成している場合、以下の方法が使えます。
回復ドライブとは
Windowsのシステムを修復するためのUSBメモリです。
パソコンが正常に動作しているうちに作成しておくことを強く推奨します。
回復ドライブの使い方
- パソコンの電源を切る
- 回復ドライブ(USBメモリ)を接続
- 電源を入れる
- 起動時に特定のキーを押してブートメニューを開く
- F12、F11、F9、Escなど(メーカーにより異なる)
- USBメモリを選択
- 「キーボードレイアウトの選択」で「Microsoft IME」
- 「トラブルシューティング」を選択
- 修復オプションを選択
Windowsインストールメディアを使った対処法
回復ドライブがない場合、Windowsインストールメディアで修復できます。
インストールメディアの作成方法
別の正常なパソコンが必要です。
- マイクロソフト公式サイトにアクセス
- 「今すぐダウンロード」をクリック
- ツールを実行
- 「別のPCのインストールメディアを作成する」を選択
- USBメモリ(8GB以上)を選択
- 作成完了まで待つ
インストールメディアの使い方
- 作成したUSBメモリを問題のパソコンに接続
- ブートメニューからUSBメモリを選択
- 「コンピューターを修復する」を選択
- 「トラブルシューティング」→「詳細オプション」
- 各種修復ツールを実行
高度な対処法
上記の方法で解決しない場合の対処法です。
コマンドプロンプトからの修復
Windows回復環境からコマンドプロンプトを開けます。
システムファイルチェッカー(SFC)
sfc /scannow
システムファイルをスキャンして修復します。
DISM
DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth
Windowsイメージを修復します。
MBR修復
bootrec /fixmbr
bootrec /fixboot
bootrec /rebuildbcd
ブートレコードを修復します。
注意点
コマンド操作に慣れていない場合は、専門家に相談してください。
誤った操作は、状況を悪化させる恐れがあります。
初期状態に戻す(リセット)
最終手段として、Windowsを初期状態に戻すことができます。
手順
- Windows回復環境を起動
- 「トラブルシューティング」→「このPCを初期状態に戻す」
- 「個人用ファイルを保持する」または「すべて削除する」を選択
重要な注意
- 「個人用ファイルを保持する」:写真や文書は残るが、アプリは削除
- 「すべて削除する」:購入時の状態に戻る(全データ削除)
可能であれば、データのバックアップを取ってから実行してください。
ハードウェア故障の可能性
以下の症状がある場合、ハードウェアの故障が疑われます。
ハードディスク/SSDの故障
症状
- 異音(カチカチ、カタカタ)がする
- BIOSでハードディスクが認識されない
- 「Operating System not found」と表示
- 極端に起動が遅い
対処法
交換が必要です。
重要なデータがある場合は、データ復旧業者に相談してください。
メモリの故障
症状
- ビープ音が鳴る
- 起動途中でフリーズ
- ブルースクリーン(青い画面)
対処法
メモリを交換します。
複数のメモリがある場合、1枚ずつ試して故障しているメモリを特定します。
マザーボードの故障
症状
- 電源ランプが点灯しない
- ファンが回らない
- ビープ音が鳴り続ける
- 焦げた臭いがする
対処法
修理または交換が必要です。
専門業者に相談してください。
電源ユニット(PSU)の故障
症状
- 電源ボタンを押しても無反応
- 電源ランプが一瞬点いてすぐ消える
- 起動中に突然電源が落ちる
対処法
電源ユニットの交換が必要です。
データのバックアップについて
起動しない状態でもデータを取り出せる場合があります。
データ救出の方法
方法1:別のパソコンに接続
- ハードディスク/SSDを取り出す
- USB変換ケーブルで別のパソコンに接続
- データをコピー
方法2:Linuxの起動ディスク
- LinuxのLive USBを作成
- これから起動
- データをUSBメモリにコピー
方法3:データ復旧業者
ハードディスクが物理的に故障している場合、専門業者に依頼します。
予防策
起動トラブルを未然に防ぐ方法です。
予防策1:定期的なバックアップ
おすすめのバックアップ方法
- 外付けハードディスクに自動バックアップ
- クラウドストレージの利用(OneDrive、Googleドライブなど)
- Windowsの「ファイル履歴」機能
週1回〜月1回のバックアップを習慣化しましょう。
予防策2:回復ドライブの作成
USBメモリ(8GB以上)を用意して、回復ドライブを作成しておきましょう。
作成手順
- スタートメニューで「回復ドライブ」と検索
- 「回復ドライブの作成」を開く
- 画面の指示に従う
予防策3:システムイメージの作成
パソコン全体のバックアップを作成します。
作成手順
- 「コントロールパネル」→「バックアップと復元」
- 「システムイメージの作成」
- 保存先を選択(外付けHDD推奨)
- バックアップ実行
予防策4:定期的なメンテナンス
- ディスククリーンアップの実行
- デフラグの実行(HDD使用時)
- 不要なソフトのアンインストール
- Windows Updateの適用
- ウイルススキャン
予防策5:物理的なケア
- パソコン内部の清掃(年1〜2回)
- 通気口の確保
- 高温多湿を避ける
- 衝撃を与えない
- 電源の瞬断に注意
よくある質問
Q1. どれくらい待てばいいですか?
通常の起動:5分以内
Windows Update中:30分〜2時間
それ以上待っても変化がなければ、トラブルの可能性が高いです。
Q2. 強制終了しても大丈夫ですか?
最終手段として使用してください。
可能な限り、正常な手順で終了するべきです。
ただし、完全にフリーズして他に方法がない場合は、やむを得ません。
Q3. セーフモードで起動できません
ハードウェアの故障またはシステムの深刻な破損が疑われます。
Windowsインストールメディアからの修復を試してください。
Q4. BIOSが開きません
F2、F10、Delete、Escなど、メーカーによってキーが異なります。
電源を入れた直後から連打してください。
Q5. データだけでも取り出したいです
ハードディスクを取り出して、別のパソコンに接続する方法があります。
自分で作業するのが不安な場合は、専門業者に相談してください。
Q6. 修理に出すべきですか?
以下の場合は専門家に相談してください:
- ハードウェアの故障が疑われる
- 自分で対処できる範囲を超えている
- 重要なデータが入っている
- 保証期間内である
Q7. 修理費用はどれくらいですか?
症状によって大きく異なります:
- ソフトウェア修復:5,000〜20,000円
- パーツ交換:10,000〜50,000円
- データ復旧:30,000〜200,000円以上
メーカーや修理業者に見積もりを依頼してください。
Q8. 自分で修理して大丈夫ですか?
簡単な作業(周辺機器の取り外し、放電処理など)は問題ありません。
ただし、以下は注意が必要です:
- パソコンの分解は保証が無効になる可能性
- 静電気でパーツが壊れる可能性
- 誤った操作で状況悪化の恐れ
不安な場合は、専門家に相談してください。
Q9. Windows 7/8でも同じ方法ですか?
基本的な考え方は同じですが、操作方法が一部異なります。
セーフモードの起動方法など、バージョンに応じた手順を確認してください。
Q10. Macの場合はどうですか?
Macは起動トラブルの対処法が異なります。
Command + Rで復旧モード- ディスクユーティリティでの修復
- OSの再インストール
など、Mac専用の方法があります。
まとめ
パソコンが起動しない症状と対処法をおさらいします。
症状の種類
- 完全に真っ黒(メーカーロゴなし)
- メーカーロゴで止まる
- Windowsロゴで止まる
- Windowsロゴ後に黒い画面
- ログイン後に黒い画面
- エラーメッセージが表示
基本対処法
- 数分待つ(特にWindows Update後)
- 再起動を試す
- ディスプレイとケーブルの確認
- キーボードショートカット
- スリープ解除
- 放電処理
- 周辺機器の取り外し
主な解決方法
- セーフモードで起動
- スタートアップ修復
- システムの復元
- 更新プログラムのアンインストール
- BIOS設定の確認
- グラフィックドライバの更新/ロールバック
ハードウェア故障のサイン
- 異音がする
- 電源が入らない
- ビープ音が鳴る
- 焦げた臭いがする
予防策
- 定期的なバックアップ
- 回復ドライブの作成
- システムイメージの作成
- 定期的なメンテナンス
- 物理的なケア
重要なポイント
起動トラブルは、症状によって原因と対処法が異なります。
どの段階で止まっているかを正確に把握することが重要です。
簡単な対処法から順番に試し、効果がなければ次の方法に進んでください。
ハードウェアの故障が疑われる場合や、自分で対処できない場合は、無理せず専門家に相談しましょう。
重要なデータがある場合は、修復作業の前にデータのバックアップまたは救出を優先してください。
日頃から定期的なバックアップと、回復ドライブの作成を行っておくことで、トラブル時の被害を最小限に抑えることができます。
パソコンは精密機器です。
適切なメンテナンスと丁寧な扱いで、長く快適に使用できます。

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