Facebookにログインしようとしたら、突然「アカウントが一時停止されました」「180日以内に異議を申し立てることができます」というメッセージが表示されて、アカウントにアクセスできなくなってしまった。
こんな経験をして、パニックになっている人も多いのではないでしょうか。
この記事では、Facebookの「180日以内にご対応ください」という通知の意味、アカウントが停止される原因、そして復旧するための具体的な方法をわかりやすく説明します。
「180日以内にご対応ください」とは?

Facebookから「180日以内にご対応ください」というメッセージが届いた場合、それはあなたのアカウントが一時停止されたことを意味します。
正確には、以下のようなメッセージが表示されます:
「アカウントまたはアカウント上のアクティビティがコミュニティ規定に違反していると判断されたため、あなたのFacebookアカウントは一時停止されました。アカウントが誤って停止されたと思われる場合は、180日以内に異議を申し立てることができます。この期限を過ぎるとアカウントは永久に停止されます。」
つまり、180日が復旧のタイムリミットなんです。
180日を過ぎるとどうなる?
180日以内に異議申し立てをしないと、または異議申し立てが却下されると、アカウントは永久に削除されます。
永久削除されると:
- アカウントの復旧は不可能
- すべての投稿、写真、友達リストが完全に消える
- 同じメールアドレスや電話番号で新しいアカウントを作ることも難しくなる
この180日という期間は、Facebookが「本当にこのアカウントは復旧する価値があるのか」を判断するための猶予期間といえます。
なぜアカウントが停止されるのか?
Facebookがアカウントを停止する主な理由は、「コミュニティ規定違反」です。ただし、必ずしも本人に悪意があったわけではなく、誤って停止されるケースも多くあります。
よくある停止理由
1. 偽名や不正確な個人情報を使用している
Facebookは実名登録が原則です。ニックネームや芸名だけを使っていたり、存在しない名前で登録していると、停止の対象になります。
たとえば「山田太郎」ではなく「やまちゃん」だけで登録していたり、「スーパー太郎」のような明らかに偽名と分かる名前を使っている場合です。
2. 短期間に大量の友達申請を送った
知らない人に無差別に友達申請を送ると、「スパム行為」と見なされることがあります。
特に新しく作ったアカウントで、1日に何十人も友達申請を送ると、Facebookのシステムが自動的に検知して停止する場合があるんです。
3. 不適切なコンテンツを投稿した
暴力的な画像、性的なコンテンツ、ヘイトスピーチ、著作権を侵害する内容などを投稿すると、アカウントが停止されます。
自分では問題ないと思っていても、他のユーザーから「不適切」と通報されると、Facebookが調査して停止することがあります。
4. アカウントが乗っ取られた
本人が何もしていなくても、第三者にアカウントを乗っ取られて不正利用された結果、停止されることがあります。
知らない間にスパム投稿がされていたり、詐欺メッセージが友達に送られていたりすると、Facebookが「このアカウントは危険だ」と判断して停止します。
5. 複数のアカウントを持っている
Facebookでは、1人につき1つのアカウントしか持てません。
仕事用とプライベート用で2つのアカウントを作っていたり、以前削除したはずのアカウントが残っていると、規約違反とみなされて停止される可能性があります。
6. 連携しているInstagramアカウントが問題を起こした
FacebookとInstagramは同じMeta社が運営しているため、アカウントが連携されていることがあります。
自分のFacebookは問題なくても、連携しているInstagramアカウントが規約違反をした結果、Facebookまで停止されるケースが報告されています。
誤って停止されることもある
実際には何も違反していないのに、Facebookのシステムが誤って停止してしまうこともよくあります。
特に、アカウント作成直後や、久しぶりにログインした時などに、「不審なアクティビティ」と誤認されて停止されるケースが多いようです。
停止されたアカウントを復旧する方法
アカウントが停止されても、諦める必要はありません。180日以内であれば、異議申し立てをしてアカウントを復旧できる可能性があります。
異議申し立ての基本手順
1. Facebookヘルプセンターにアクセスする
まず、Facebookのヘルプセンターにアクセスします。
「アカウントが停止または利用できなくなった」というセクションを探してください。
2. 異議申し立てフォームを見つける
ヘルプセンター内で「アカウントの停止を解除する」や「審査をリクエストする」というリンクを探します。
または、停止通知のメールに記載されているリンクから直接アクセスできる場合もあります。
3. 必要事項を入力する
異議申し立てフォームには、以下の情報を入力します:
- 氏名(Facebookに登録している名前)
- アカウントに登録しているメールアドレスまたは電話番号
- 停止された理由についての説明
説明を書く際のポイント:
- 丁寧で礼儀正しい言葉遣いを心がける
- なぜ停止されたのか、心当たりがない場合はそう書く
- 誤って停止されたと思う理由を簡潔に説明する
- 感情的にならず、事実を淡々と書く
4. 本人確認書類をアップロードする
Facebookは、本人確認のために公的な身分証明書の提出を求めることがあります。
提出できる書類の例:
- 運転免許証
- パスポート
- マイナンバーカード
- 住民基本台帳カード
書類の写真を撮影またはスキャンして、アップロードします。個人情報が含まれるため、安全なネットワークで作業しましょう。
5. ビデオ自撮りを求められることもある
最近のFacebookでは、本人確認として「ビデオ自撮り」を要求されることがあります。
明るい場所で、顔がはっきり見えるように撮影し、指示に従って頭を動かすなどの動作をします。これはAIが本人かどうかを判定するためのものです。
6. 審査結果を待つ
フォームを送信したら、Facebookからの返信を待ちます。
審査にかかる時間は、通常24時間〜数日ですが、場合によっては数週間かかることもあります。
審査結果が来ない場合
1週間経っても返信がない場合は、もう一度異議申し立てフォームを送信してみましょう。
ただし、短期間に何度も送信すると逆効果になる可能性があるため、少なくとも1週間以上は間隔を空けてください。
異議申し立てが却下された場合
残念ながら、異議申し立てが却下されることもあります。
その場合、以下の方法を試してみることができます:
もう一度異議申し立てをする
1回却下されても、別の角度から説明を変えてもう一度申し立てることができます。ただし、何度も繰り返すと完全にブロックされる可能性もあるため、慎重に行いましょう。
Meta Business Suiteを通じてサポートに連絡する
ビジネスアカウントを持っている場合、Meta Business Suiteのサポートチャットを通じて直接担当者とやり取りできることがあります。
Instagramのサポートチャットを利用する
FacebookとInstagramが連携している場合、Instagramアプリのサポートチャット機能を使って、Facebook問題について相談できることがあります。
180日を過ぎてしまった場合はどうする?

180日の期限を過ぎてしまうと、基本的にそのアカウントの復旧は不可能になります。
新しいアカウントを作成する
唯一の解決策は、新しいアカウントを作成することです。
ただし、以下の点に注意してください:
同じメールアドレスや電話番号が使えない場合がある
停止されたアカウントに使っていたメールアドレスや電話番号は、使えないことがあります。
その場合は、新しいメールアドレス(Gmailなど)を作成してから、Facebookアカウントを登録しましょう。
過去のデータは復旧できない
新しいアカウントには、過去の投稿、写真、友達リストなどは引き継がれません。完全にゼロからのスタートになります。
同じ理由で停止されないよう注意する
新しくアカウントを作っても、同じ行動パターンを繰り返すと、また停止される可能性があります。
たとえば、以前は偽名を使っていたなら、今度は本名で登録する、といった改善が必要です。
データのダウンロードはできない
180日を過ぎて永久削除されたアカウントからは、データをダウンロードすることもできません。
そのため、停止通知を受け取ったら、すぐに行動を起こすことが非常に重要です。
アカウント停止を予防する方法
一度停止されると復旧が大変なので、そもそも停止されないようにすることが一番です。
1. 本名を使う
Facebookは実名登録が原則です。本名、または普段使っている名前で登録しましょう。
芸名やペンネームを使いたい場合は、プロフィールの「別名」欄に追加することができます。
2. 友達申請は慎重に
知らない人に無差別に友達申請を送るのは避けましょう。
特にアカウント作成直後は、1日に5〜10人程度に留めるのが安全です。
3. 不適切なコンテンツを投稿しない
暴力的、性的、差別的なコンテンツは投稿しないようにしましょう。
また、著作権のある画像や動画を無断で使用するのも避けてください。
4. 二段階認証を設定する
アカウントの乗っ取りを防ぐため、二段階認証を設定しましょう。
設定方法:
- Facebookの「設定」を開く
- 「セキュリティとログイン」を選択
- 「二段階認証を使用」をオンにする
5. 複数アカウントを作らない
Facebookでは1人1アカウントが原則です。
仕事用とプライベート用を分けたい場合は、1つのアカウントで複数の「ページ」を作成するという方法があります。
6. 定期的にログインする
長期間ログインしていないアカウントは、「使われていない」と判断されて削除されることがあります。
少なくとも月に1回はログインして、アクティブなアカウントであることを示しましょう。
7. パスワードを強固にする
簡単なパスワードだと、乗っ取られるリスクが高まります。
- 大文字、小文字、数字、記号を組み合わせる
- 8文字以上にする
- 他のサービスと同じパスワードを使い回さない
8. 怪しいリンクをクリックしない
「Facebookアカウントが停止されました。こちらのリンクから確認してください」といったメッセージは、詐欺の可能性があります。
公式のFacebook以外からのリンクは、安易にクリックしないようにしましょう。
よくある質問と回答
停止されたことは友達にバレる?
いいえ、友達には何も通知されません。
ただし、あなたのプロフィールが表示されなくなるため、友達があなたを検索しても見つからなくなります。また、いつもコメントやいいね!をしていた人が急にいなくなれば、「どうしたのかな?」と気づかれる可能性はあります。
異議申し立てにお金はかかる?
いいえ、異議申し立ては完全に無料です。
もし「手数料が必要」などと言ってくるメールやメッセージがあれば、それは詐欺なので絶対に支払わないでください。
異議申し立てを何度もしてもいい?
可能ですが、あまり頻繁に送ると逆効果になる可能性があります。
1回目の申し立てから少なくとも1〜2週間は待ってから、2回目を送るようにしましょう。
身分証明書を送るのは安全?
Facebookの公式フォームから送信する限り、安全です。
ただし、メールやメッセンジャーで「身分証を送ってください」と言われた場合は、詐欺の可能性があるので注意してください。
必ず、facebook.comのドメインからのリンクであることを確認しましょう。
Instagramも同時に使えなくなる?
FacebookとInstagramが連携している場合、Facebookが停止されると、Instagramにも影響が出ることがあります。
逆に、Instagramの問題が原因でFacebookまで停止されるケースも報告されています。
電話でFacebookに問い合わせできる?
残念ながら、Facebookには一般ユーザー向けの電話サポートはありません。
基本的には、オンラインの異議申し立てフォームやヘルプセンターを通じて対応する必要があります。
新しいアカウントを作ってもすぐ停止される
過去に停止されたアカウントと同じデバイスやIPアドレスから新しいアカウントを作ると、Facebookのシステムが関連付けて再び停止することがあります。
可能であれば、違うデバイスや別の場所(カフェのWi-Fiなど)から登録すると成功率が上がるかもしれません。
弁護士に相談すべき?
個人的な利用であれば、弁護士に相談するほどの問題ではないでしょう。
ただし、ビジネスで重要なアカウントが停止され、大きな損害が出ている場合は、法的な対応を検討する価値があるかもしれません。
まとめ
Facebookの「180日以内にご対応ください」という通知は、アカウント停止の最終警告です。
重要なポイントをもう一度まとめると:
- 180日以内に異議申し立てをしないと、アカウントは永久削除される
- 停止の主な理由は、偽名使用、スパム行為、不適切な投稿、アカウント乗っ取りなど
- 異議申し立てはFacebookヘルプセンターの公式フォームから行う
- 本人確認のために身分証明書やビデオ自撮りが必要なこともある
- 審査には数日〜数週間かかることがある
- 180日を過ぎると復旧は不可能で、新しいアカウントを作るしかない
- 停止を防ぐには、本名使用、二段階認証設定、慎重な友達申請などが重要
もしあなたがこの通知を受け取ったら、パニックにならず、落ち着いて異議申し立ての手続きを進めてください。
そして、今後は同じことが起こらないよう、Facebookのコミュニティ規定を守った使い方を心がけましょう。大切な思い出や友達とのつながりを守るためにも、日頃からアカウントのセキュリティと適切な使用を意識することが大切です!

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