「自分のSafariって最新版なの?」「どのバージョンを使っているかわからない」そんな疑問を持ったことはありませんか?
SafariはAppleのWebブラウザで、Mac、iPhone、iPadなどAppleデバイスに標準搭載されています。定期的にアップデートされており、新機能の追加やセキュリティの強化が行われているんです。
この記事では、Safariのアップデート履歴の確認方法や、主要なバージョンの変遷について詳しく解説します。自分が使っているSafariのバージョンを把握して、安全で快適なブラウジングを楽しみましょう。
Safariのアップデート履歴とは?

アップデート履歴とは、Safariブラウザが過去にどのようなバージョンアップを行ってきたかの記録のことです。
各バージョンでは、以下のような更新が行われています:
- 新機能の追加:タブ管理、リーディングリスト、プライバシー保護機能など
- セキュリティの強化:脆弱性の修正、トラッキング防止機能の改善
- パフォーマンス向上:ページ読み込み速度の改善、メモリ使用量の最適化
- 互換性の向上:最新のWeb標準への対応
SafariとmacOS/iOSの関係
重要なポイントとして、SafariはOSと一体化しているため、単独ではアップデートできません。
macOSやiOS、iPadOSをアップデートすると、それに対応したSafariも同時に更新される仕組みになっています。つまり、OSのバージョンさえわかれば、Safariのバージョンもわかるということですね。
現在使っているSafariのバージョンを確認する方法
まずは、自分が使っているSafariのバージョンを確認してみましょう。デバイスごとに確認方法が異なります。
Macでバージョンを確認する
Macでは、非常に簡単にSafariのバージョンを確認できます。
確認手順:
- Safariを起動する
- 画面上部のメニューバーから「Safari」をクリック
- 「Safariについて」を選択
- 表示されるウィンドウでバージョン番号を確認
例えば、「バージョン 18.2 (19618.1.15.51.11)」のように表示されます。最初の数字(この場合18.2)がSafariのメジャーバージョンです。
iPhone・iPadでバージョンを確認する
iPhoneやiPadでは、Safari単体のバージョン表示がありません。代わりにiOSまたはiPadOSのバージョンがSafariのバージョンに対応しています。
OSバージョンの確認方法:
- 「設定」アプリを開く
- 「一般」をタップ
- 「情報」をタップ
- 「システムバージョン」の項目を確認
例えば、iOS 18.2を使用している場合、Safari 18.2を使っていることになります。
ユーザーエージェント文字列から確認する方法(上級者向け)
より詳細な情報を知りたい場合は、ユーザーエージェント文字列を確認する方法があります。
iPhoneでの確認手順:
- Safariで適当なページを開く
- ブックマークに以下のコードを登録する:
javascript:(function(){alert(navigator.userAgent);})()
- 登録したブックマークを開く
- ポップアップに表示される情報を確認
表示される情報には、SafariのバージョンやWebKitのバージョンなどが含まれます。
Safariを最新バージョンにアップデートする方法
Safariを最新の状態に保つことは、セキュリティと機能面で非常に重要です。デバイスごとのアップデート方法を見ていきましょう。
Macでアップデートする
MacのSafariは、macOSのアップデートと連動しています。
アップデート手順:
- 画面左上のAppleロゴ()をクリック
- 「システム設定」を選択
- サイドバーから「一般」→「ソフトウェアアップデート」をクリック
- アップデートが利用可能な場合、「今すぐアップデート」をクリック
アップデート後、Macが再起動する場合があります。再起動が完了すれば、Safariも最新版になっています。
自動アップデートを有効にする
毎回手動で確認するのが面倒な場合は、自動アップデートを設定しましょう。
設定方法:
- 「システム設定」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」を開く
- 「自動的にMacを最新の状態に保つ」にチェックを入れる
- 詳細設定で以下の項目を確認:
- 「アップデートを確認」
- 「新しいアップデートが利用可能なときにダウンロード」
- 「macOSアップデートをインストール」
iPhone・iPadでアップデートする
iPhone・iPadでも、iOSやiPadOSのアップデートを通じてSafariが更新されます。
アップデート手順:
- 「設定」アプリを開く
- 「一般」をタップ
- 「ソフトウェアアップデート」をタップ
- アップデートが利用可能な場合、「ダウンロードしてインストール」をタップ
自動アップデートの設定:
- 「設定」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」を開く
- 「自動アップデート」をタップ
- 「iOSアップデートをダウンロード」と「iOSアップデートをインストール」をオンにする
Wi-Fi接続と十分なバッテリー残量がある状態で実行することをおすすめします。
Safariの主要バージョンの変遷
Safariは2003年の登場以来、数多くのアップデートを重ねてきました。主要なバージョンの歴史を振り返ってみましょう。
Safari 1〜5(2003〜2012年):基礎を築いた時期
Safari 1(2003年)
- Mac OS X Panther(10.3)に初めて搭載
- Internet Explorer for Macに代わるデフォルトブラウザに
- タブブラウジング機能を搭載
Safari 2(2005年)
- Mac OS X Tiger(10.4)に搭載
- RSSフィード機能を追加
- プライベートブラウジング機能を導入
Safari 3(2007年)
- iPhoneの発表と同時に登場
- iOS版Safariがスタート
- Windows版も提供開始(2012年まで)
Safari 4(2009年)
- Top Sites機能を搭載(よく訪れるサイトを視覚的に表示)
- JavaScript処理速度が大幅に向上
Safari 5(2010年)
- リーダー機能を追加(広告なしで記事を読める)
- Safari機能拡張(エクステンション)に対応
- 全画面表示をサポート
Safari 6〜10(2012〜2016年):進化と洗練
Safari 6(2012年)
- OS X Mountain Lion(10.8)に搭載
- iCloud Tabsで複数デバイス間のタブ同期が可能に
- Windows版のサポートを終了
Safari 7(2013年)
- OS X Mavericks(10.9)に搭載
- サイドバーのデザインを一新
- パフォーマンスとメモリ効率が改善
Safari 8(2014年)
- OS X Yosemite(10.10)に搭載
- フラットデザインに刷新
Safari 9(2015年)
- OS X El Capitan(10.11)に搭載
- ピン留めタブ機能を追加
- バックグラウンドタブの省電力化
Safari 10(2016年)
- macOS Sierra(10.12)に搭載
- Apple Payをサポート
- ピクチャ・イン・ピクチャー機能を追加
Safari 11〜15(2017〜2021年):プライバシー重視へ
Safari 11(2017年)
- macOS High Sierra(10.13)に搭載
- インテリジェント・トラッキング防止機能を導入
- WebRTCをサポート
Safari 12(2018年)
- macOS Mojave(10.14)に搭載
- アイコンの自動生成機能を追加
- トラッキング防止機能が強化
Safari 13(2019年)
- macOS Catalina(10.15)に搭載
- デスクトップ版サイトを表示する機能を改善
- FIDO2セキュリティキーに対応
Safari 14(2020年)
- macOS Big Sur(11)に搭載
- プライバシーレポート機能を追加
- WebExtensions APIをサポート
Safari 15(2021年)
- macOS Monterey(12)に搭載
- タブバーのデザインを大幅に変更
- タブグループ機能を追加
Safari 16〜18(2022年〜現在):最新の進化
Safari 16(2022年)
- macOS Ventura(13)に搭載
- 共有タブグループ機能を追加
- パスキーをサポート(パスワードレス認証)
- Webプッシュ通知に対応(iOS 16.4以降)
Safari 17(2023年)
- macOS Sonoma(14)に搭載
- プロファイル機能を導入(仕事用・プライベート用などで切り替え可能)
- Web Appsのサポート強化
Safari 18(2024年〜)
- macOS Sequoia(15)に搭載
- さらなるプライバシー機能の強化
- パフォーマンスの最適化
OSバージョンとSafariバージョンの対応表

SafariはOSと連動しているため、OSのバージョンによってSafariのバージョンも決まります。主要な対応関係を確認しておきましょう。
macOS と Safari の対応
- macOS Sequoia(15):Safari 18
- macOS Sonoma(14):Safari 17
- macOS Ventura(13):Safari 16
- macOS Monterey(12):Safari 15
- macOS Big Sur(11):Safari 14
- macOS Catalina(10.15):Safari 13
- macOS Mojave(10.14):Safari 12
- macOS High Sierra(10.13):Safari 11
iOS/iPadOS と Safari の対応
- iOS/iPadOS 18:Safari 18
- iOS/iPadOS 17:Safari 17
- iOS/iPadOS 16:Safari 16
- iOS/iPadOS 15:Safari 15
- iOS/iPadOS 14:Safari 14
- iOS/iPadOS 13:Safari 13
iOS 14以降は、SafariのバージョンがmacOSと足並みを揃えるようになりました。それ以前は、iOSのSafariがmacOS版より遅れることが多かったんです。
アップデート履歴を知ることの重要性
Safariのアップデート履歴を把握しておくことには、いくつかのメリットがあります。
セキュリティリスクの回避
古いバージョンのSafariには、セキュリティの脆弱性が残っている可能性があります。
最新版にアップデートすることで:
- ハッキングやマルウェア感染のリスクを減らせる
- フィッシング詐欺への対策が強化される
- 個人情報の漏洩を防げる
特にオンラインバンキングやショッピングを利用する方は、常に最新版を使うことが重要です。
新機能の活用
各バージョンで追加される新機能を把握しておくと、より便利にSafariを使えるようになります。
例えば:
- タブグループ:関連するタブをまとめて管理できる
- プロファイル:仕事用とプライベート用でブラウジング環境を分けられる
- パスキー:パスワードなしで安全にログインできる
Webサイトの互換性問題の解決
「このサイトが正しく表示されない」という問題が起きた時、Safariのバージョンが原因であることがあります。
バージョン情報を把握していれば:
- Web開発者にフィードバックする際に役立つ
- 古いバージョンが原因かどうか判断できる
- 最新版にアップデートすることで問題が解決する場合がある
企業環境での管理
企業でMacやiPhoneを管理している場合、従業員が使用しているSafariのバージョンを把握することが重要です。
セキュリティポリシーに従って:
- 最低限必要なSafariバージョンを設定できる
- アップデートのスケジュールを計画できる
- セキュリティ監査に対応できる
よくあるトラブルと解決方法
Safariのアップデートに関連してよくある問題と、その解決方法を紹介します。
バージョン情報が表示されない
「Safariについて」をクリックしても何も表示されない場合があります。
解決方法:
- Safariを完全に終了してから再起動する
- Macを再起動する
- システム情報から確認する:
- Appleメニュー→「このMacについて」→「システムレポート」
- 左側の「ソフトウェア」→「アプリケーション」で「Safari.app」を探す
アップデートができない
「今すぐアップデート」をクリックしても更新されない場合の対処法です。
チェックポイント:
- ストレージ容量:十分な空き容量があるか確認(最低10GB以上推奨)
- インターネット接続:安定したWi-Fi環境で実行する
- バッテリー残量:50%以上の充電があるか確認
- 互換性:使用しているデバイスが最新OSに対応しているか確認
古いMacやiPhoneの場合、最新のOSをインストールできない可能性があります。その場合は、デバイスがサポートする範囲内での最新版が提供されます。
特定のWebサイトで問題が発生する
最新版のSafariを使っているのに「ブラウザが古い」と表示される場合があります。
考えられる原因:
- Webサイト側の検出システムの問題
- Webサイトが古いブラウザ情報を参照している
- 特定の機能がそのWebサイトで必要とされている
対処法:
- ページを再読み込みする(Command + R)
- キャッシュをクリアする
- プライベートブラウズモードで試す
- Webサイトの管理者に問い合わせる
まとめ:Safariを最新の状態に保って快適なブラウジングを
Safariのアップデート履歴を把握しておくことは、安全で快適なインターネット利用に欠かせません。
この記事で紹介した重要ポイント:
- SafariはmacOS/iOSと一体化しており、OS更新と連動してアップデートされる
- Macでは「Safariについて」から簡単にバージョンを確認できる
- iPhoneやiPadでは、iOSバージョンがそのままSafariバージョンに対応している
- 最新版を使うことで、セキュリティリスクを減らし、新機能を活用できる
- Safari 11以降、プライバシー保護機能が大幅に強化されている
定期的にSafariのバージョンを確認し、アップデートが利用可能な場合は速やかに更新することをおすすめします。自動アップデートを有効にしておけば、常に最新の状態を保てますよ。
安全で快適なWebブラウジングのために、Safariを最新の状態にキープしましょう!

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