Safariを使っていたら突然アプリが落ちてしまった…そんな経験はありませんか?
SafariはiPhoneやMac標準のブラウザとして多くのユーザーに使われていますが、時々クラッシュして強制終了してしまうことがあります。
この記事では、Safariが落ちる主な原因と、iPhone・iPad・Mac別の具体的な対処法を初心者の方にもわかりやすく徹底解説します。
Safariが落ちる主な原因

まず、なぜSafariが落ちるのか、主な原因を理解しましょう。
原因1:タブを開きすぎている
Safariでは多数のタブを同時に開けますが、開きすぎるとメモリを圧迫してクラッシュの原因になります。
現在のSafariの上限:
- 通常タブ:32個
- プライベートタブ:32個
- 合計:最大64個
タブが多いほど処理が追いつかず、アプリが落ちやすくなりますね。
原因2:キャッシュやCookieの蓄積
長期間使っていると、Safari内に閲覧履歴やWebサイトデータ(キャッシュ・Cookie)が大量に溜まります。
これらのデータは:
- デバイスの容量を圧迫する
- Safariの動作を重くする
- 読み込みエラーの原因になる
- アプリクラッシュを引き起こす
定期的な削除が重要です。
原因3:iOSやmacOSのバージョンが古い
古いOSバージョンのSafariには、既知のバグや不具合が含まれていることがあります。
最新のアップデートには:
- バグ修正
- セキュリティパッチ
- パフォーマンス改善
が含まれているため、定期的なアップデートが必要ですね。
原因4:機能拡張(エクステンション)の問題
Safariの機能拡張が原因でクラッシュすることもあります。
特に:
- 古いバージョンの拡張機能
- OSと互換性のない拡張機能
- リソースを大量に消費する拡張機能
これらが動作不良を引き起こします。
原因5:特定のWebサイトの問題
一部のWebサイトには、不適切なコードやスクリプトが含まれていることがあります。
よくある例:
- JavaScriptエラー
- メモリリークを起こすコード
- 重すぎる広告コンテンツ
- 最適化されていないページ
これらのサイトにアクセスすると、Safariが落ちることがあります。
原因6:ネットワーク接続の問題
不安定なWi-Fiやモバイルデータ通信も、Safariのクラッシュを引き起こす場合があります。
iPhone・iPadでSafariが落ちる時の対処法
それでは、iPhone・iPad向けの具体的な解決方法を見ていきましょう。
対処法1:Safariを強制終了して再起動
最も基本的で効果的な方法です。
Face ID搭載モデル(iPhone X以降、最新iPad):
- 画面下部から上にスワイプして途中で止める
- アプリ一覧からSafariを見つける
- Safariを上にスワイプして終了
- ホーム画面からSafariを再起動
Touch ID搭載モデル(iPhone SE、iPhone 8以前):
- ホームボタンを2回素早く押す
- アプリ一覧からSafariを見つける
- Safariを上にスワイプして終了
- ホーム画面からSafariを再起動
これだけで問題が解決することも多いです!
対処法2:不要なタブを閉じる
開いているタブが多すぎる場合は、整理しましょう。
個別にタブを閉じる:
- Safariの右下にあるタブボタン(四角が重なったアイコン)をタップ
- 開いているタブが縦に並んで表示される
- 不要なタブの左上にある×マークをタップ、または左にスワイプ
すべてのタブを一括で閉じる:
- タブボタンを長押し
- メニューから「○個のタブをすべて閉じる」をタップ
これでSafariの負荷が大幅に軽減されます。
対処法3:履歴とWebサイトデータを消去
溜まったデータを削除してSafariをリフレッシュします。
手順:
- 「設定」アプリを開く
- 下にスクロールして「Safari」をタップ
- 「履歴とWebサイトデータを消去」をタップ
- 確認画面で「履歴とデータを消去」をタップ
注意点:
- ログイン中のWebサイトからログアウトされます
- 再ログインが必要になります
- iCloud同期している他のデバイスでも履歴が消去されます
対処法4:全Webサイトデータを削除(詳細)
より徹底的にデータを削除する方法もあります。
手順:
- 「設定」→「Safari」を開く
- 一番下までスクロールして「詳細」をタップ
- 「Webサイトデータ」をタップ
- ページ下部の「全Webサイトデータを削除」をタップ
- 確認画面で「今すぐ削除」をタップ
これで、蓄積されたすべてのCookieとキャッシュが削除されます。
対処法5:デバイスを再起動
Safari以外の一時的な不具合も同時に解決できます。
iPhone X以降:
- 音量上ボタン→音量下ボタンの順に素早く押す
- サイドボタンを長押し
- スライダーで電源オフ
- 30秒待ってからサイドボタン長押しで再起動
iPhone SE、iPhone 8以前:
- サイドボタン(または上部ボタン)を長押し
- スライダーで電源オフ
- 30秒待ってから同じボタン長押しで再起動
再起動後、Safariの動作を確認してください。
対処法6:iOSをアップデート
最新のiOSには、Safariの不具合修正が含まれていることがあります。
手順:
- 「設定」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」
- アップデートが利用可能な場合、「ダウンロードしてインストール」をタップ
- 指示に従ってインストール
アップデート前の準備:
- Wi-Fiに接続
- バッテリー残量50%以上(または充電中)
- iCloudまたはパソコンでバックアップ
対処法7:Safari Suggestionsをオフ
この機能が原因でクラッシュすることがあります。
手順:
- 「設定」→「Safari」を開く
- 「検索エンジンの候補」をオフ
- 「Safariの検索候補」もオフ
これでSafariの動作が安定することがあります。
対処法8:JavaScriptを一時的にオフ
不適切なスクリプトが原因の場合に有効です。
手順:
- 「設定」→「Safari」→「詳細」
- 「JavaScript」をオフ
注意:
- 多くのWebサイトが正常に機能しなくなります
- 問題が解決したら、再度オンに戻しましょう
対処法9:ネットワーク設定をリセット
ネットワーク関連の問題を解決します。
手順:
- 「設定」→「一般」を開く
- 一番下までスクロールして「転送またはiPhoneをリセット」をタップ
- 「リセット」をタップ
- 「ネットワーク設定をリセット」を選択
- パスコードを入力
- 確認画面で「ネットワーク設定をリセット」をタップ
注意:
- Wi-Fiパスワードが消去されます
- VPN設定も消去されます
- モバイルデータ通信設定もリセットされます
再接続の準備をしてから実行してください。
対処法10:iCloud同期をオフ
Safari同期が原因の場合もあります。
手順:
- 「設定」→「[自分の名前]」をタップ
- 「iCloud」をタップ
- 「Safariを使用しているApp」の一覧から「Safari」を探す
- Safariをオフにする
これでデバイス間の同期が停止し、問題が解決することがあります。
MacでSafariが落ちる時の対処法

次に、Mac向けの対処法を見ていきましょう。
対処法1:Safariを強制終了
Macでも、まず強制終了を試しましょう。
方法1:キーボードショートカット
- Command + Qを押す
- Safariが終了しない場合は次の方法へ
方法2:アプリケーションの強制終了
- メニューバーのAppleロゴをクリック
- 「強制終了」を選択
- アプリ一覧から「Safari」を選択
- 「強制終了」をクリック
方法3:Option+Command+Esc
- Option + Command + Escを同時押し
- Safariを選択して「強制終了」
対処法2:開いているタブを整理
Macでも、タブの開きすぎは問題になります。
すべてのタブを閉じる:
- メニューバーの「ファイル」をクリック
- 「すべてのウインドウを閉じる」を選択
Activity Monitorで確認:
- Spotlight(Command + Space)で「Activity Monitor」を検索
- 起動後、「メモリ」タブをクリック
- 「Safari」で検索
- リソースを大量消費しているタブを特定
対処法3:キャッシュを削除
開発メニューから削除:
- Safariのメニューバーで「Safari」→「設定(または環境設定)」
- 「詳細」タブをクリック
- 「メニューバーに”開発”メニューを表示」にチェック
- メニューバーに「開発」メニューが表示される
- 「開発」→「キャッシュを空にする」を選択
対処法4:履歴とWebサイトデータを消去
手順:
- メニューバーで「Safari」をクリック
- 「履歴を消去」を選択
- 期間を選択(「すべての履歴」を推奨)
- 「履歴を消去」をクリック
より詳細な削除:
- Safari→「設定」→「プライバシー」
- 「Webサイトデータを管理」をクリック
- 「すべてを削除」をクリック
対処法5:Safari拡張機能をオフ
拡張機能が原因の場合があります。
手順:
- Safari→「設定」→「機能拡張」
- インストール済みの拡張機能が一覧表示される
- 各拡張機能のチェックを外してオフにする
- Safariを再起動して動作確認
- 問題がなければ、一つずつオンに戻して原因を特定
対処法6:macOSをアップデート
SafariはmacOSと一緒にアップデートされます。
手順:
- Appleメニュー→「システム設定(またはシステム環境設定)」
- 「一般」→「ソフトウェアアップデート」
- アップデートが利用可能な場合、指示に従ってインストール
対処法7:セーフモードで起動
システムの問題を診断できます。
手順:
- Macをシャットダウン
- 電源を入れて、すぐにShiftキーを長押し
- Appleロゴが表示されるまで押し続ける
- セーフモードで起動したら、Safariを開いて動作確認
セーフモードで問題が起きない場合、システム拡張や起動項目が原因の可能性があります。
対処法8:Safari設定ファイルをリセット
手順(上級者向け):
- Safariを完全終了
- Finder→「移動」→「フォルダへ移動」(Shift+Command+G)
~/Library/Safari/と入力してEnter- Safariフォルダをデスクトップに移動(削除ではなく退避)
- Safariを起動(新しい設定ファイルが自動生成される)
- 問題が解決したか確認
元に戻す方法:
デスクトップのSafariフォルダを元の場所に戻せば、設定が復元されます。
その他の対処法
デバイスを問わず試せる方法もあります。
プライベートリレーをオフ
iCloud+のプライベートリレーが原因の場合もあります。
手順:
- 設定(またはシステム設定)→「[自分の名前]」→「iCloud」
- 「プライベートリレー」を探す
- 一時的にオフにする
コンテンツブロッカーを無効化
広告ブロッカーなどのコンテンツブロッカーが干渉している可能性があります。
iPhone・iPad:
設定→Safari→コンテンツブロッカー→一時的にオフ
Mac:
Safari→設定→Webサイト→コンテンツブロッカー→設定確認
特定のWebサイトで落ちる場合
特定のサイトでのみ問題が起きる場合:
- 別のブラウザで開く(Chrome、Firefoxなど)
- サイト運営者に報告
- プライベートブラウズモードで試す
よくある質問(Q&A)
Q1:Safariが頻繁に落ちる場合は?
複数の対処法を組み合わせて試してみてください:
- 履歴とWebサイトデータを消去
- 不要なタブを閉じる
- デバイスを再起動
- OSをアップデート
これでも改善しない場合は、Appleサポートに相談しましょう。
Q2:Safariが落ちてデータが消えた!
残念ながら、クラッシュ時に入力していたデータは失われることがあります。
予防策:
- 重要な入力は別アプリにメモ
- 長文はこまめにコピーして保存
- ブックマークや履歴は定期的にバックアップ
Q3:Safari以外のブラウザを使うべき?
Safariが頻繁に落ちる場合、一時的に別のブラウザを使うのも選択肢です。
代替ブラウザ:
- Google Chrome
- Mozilla Firefox
- Microsoft Edge
- Brave
ただし、根本的な問題解決にはなりません。この記事の対処法を試すことをおすすめします。
Q4:Safari Suggestionsをオフにすると何が変わる?
Safari Suggestionsは、検索時に候補を表示する機能です。
オフにすると:
- URLバーでの候補表示がなくなる
- プライバシーが向上(検索内容がAppleに送信されない)
- 動作が軽くなる可能性
不便に感じたら、再度オンに戻せます。
Q5:iOS18アップデート後にSafariが落ちるようになった
新しいiOSバージョンでは、一時的な不具合が発生することがあります。
対処法:
- さらに新しいアップデートを確認(バグ修正版がリリースされている可能性)
- 履歴とWebサイトデータを消去
- 機能拡張をすべてオフ
- プライベートリレーをオフ
Apple側で修正パッチがリリースされるまで、別のブラウザを使うのも選択肢です。
Q6:Macを再起動しないとダメ?
必ずしも必要ではありませんが、再起動すると:
- メモリがクリアされる
- バックグラウンドプロセスがリセットされる
- 一時ファイルが削除される
- システム全体がリフレッシュされる
定期的な再起動は、Mac全体のパフォーマンス向上にも役立ちます。
Q7:どうしても解決しない場合は?
以下の選択肢があります:
1. Appleサポートに問い合わせ
- 電話:0120-277-535(日本)
- オンラインチャット:Apple公式サイトから
- Genius Bar:Apple Storeで予約
2. ハードウェアの問題を疑う
- Apple Diagnosticsで診断(Mac)
- Apple Storeで点検
3. クリーンインストール(最終手段)
- デバイスを初期化
- バックアップから復元
まとめ:Safariを快適に使うために
Safariが落ちる問題について、重要なポイントをおさらいしましょう。
主な原因:
- タブの開きすぎ
- キャッシュ・Cookieの蓄積
- 古いOSバージョン
- 機能拡張の問題
- 特定のWebサイトの不具合
基本的な対処法:
- Safariを強制終了して再起動
- 不要なタブを閉じる
- 履歴とWebサイトデータを消去
- デバイスを再起動
- OSをアップデート
予防策:
- 定期的にタブを整理する
- 月1回は履歴とデータを消去
- OSアップデートをこまめに確認
- 使わない機能拡張は削除
それでもダメなら:
- Safari Suggestionsをオフ
- ネットワーク設定をリセット
- 機能拡張をすべてオフ
- Appleサポートに相談
ほとんどの場合、履歴とWebサイトデータの消去、タブの整理、デバイスの再起動で解決します。
定期的なメンテナンスを心がけて、快適なSafariライフを楽しみましょう!

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