SafariでWebサイトを見ていたら、突然画面がチカチカと点滅し始めた…そんな経験はありませんか?
iPhoneやiPadでSafariを使っている最中に画面が点滅・ちらつく問題は、多くのユーザーが遭遇するトラブルの一つです。
この点滅は、画面全体が明るくなったり暗くなったりを繰り返したり、白い横線が入ったり、特定の部分だけがチカチカしたりと、さまざまなパターンで現れます。
作業の妨げになるだけでなく、目の疲れや不快感の原因にもなるため、早めに解決したいところですよね。
この記事では、Safariで画面が点滅する原因と、その具体的な対処法について詳しく解説していきます。
画面が点滅する主な原因

Safari使用中に画面が点滅する原因は、大きく分けて「ソフトウェアの問題」と「ハードウェアの問題」の2つに分類されます。
ソフトウェアの問題
1. 自動明るさ調整機能の誤動作
iPhoneやiPadには、周囲の明るさに応じて画面の明るさを自動調整する機能があります。環境光センサーがこの調整を行っているのですが、このセンサーが誤動作すると、画面の明るさが頻繁に変わって点滅しているように見えることがあるんです。
2. メモリ不足
複数のタブを開いていたり、重いWebサイトを閲覧していたりすると、iPhoneのメモリが不足します。メモリ不足になると、画面の描画がうまくいかず、ちらつきや点滅が発生することがあります。
3. iOSやSafariのバグ
iOSアップデート直後や、特定のバージョンのSafariで画面点滅の問題が報告されることがあります。ソフトウェアのバグが原因の場合、次のアップデートで修正されることが多いですよ。
4. Safari拡張機能の問題
インストールしているSafari拡張機能が、システムと相性が悪い場合、画面の点滅を引き起こすことがあります。特に広告ブロッカーやセキュリティ関連の拡張機能で問題が起こりやすいです。
5. 特定のWebサイトやアプリとの非互換性
特定のWebサイトで使われているJavaScriptやアニメーションが、Safariと相性が悪く、点滅を引き起こすケースもあります。
ハードウェアの問題
1. 液晶ディスプレイの物理的な損傷
iPhoneやiPadを落としたり、強い衝撃を与えたりすると、液晶ディスプレイや内部のケーブルが損傷して点滅することがあります。
2. 環境光センサーの故障
画面上部にある環境光センサーが物理的に壊れている場合、明るさの調整が正常に行われず、画面がチカチカすることがあります。
3. バッテリーの劣化
バッテリーが劣化すると、電力供給が不安定になり、ディスプレイへの電力供給にも影響が出て点滅することがあります。
4. 水没や湿気の影響
過去に水没させたことがある場合や、高湿度の環境で使用していた場合、内部の電子回路がダメージを受けて点滅を引き起こすことがあります。
まず試したい基本的な対処法
ソフトウェアの問題であれば、自分で解決できる可能性が高いです。まずは以下の方法を試してみましょう。
対処法1: Safariを再起動する
最もシンプルで効果的な方法です。
- ホームボタン(またはホームバーを上にスワイプ)でホーム画面に戻ります
- Safariを完全に終了させます(アプリスイッチャーから上にスワイプ)
- もう一度Safariを起動します
これだけで一時的な不具合が解消されることが多いですよ。
対処法2: iPhoneやiPadを再起動する
Safari以外にもシステム全体に問題がある可能性があるため、デバイス自体を再起動してみましょう。
iPhone X以降、iPhone SE(第2世代以降)、iPad(Face ID搭載モデル)の場合
- 音量上ボタンを押してすぐに離します
- 音量下ボタンを押してすぐに離します
- サイドボタンをAppleロゴが表示されるまで長押しします
iPhone 8以前、iPad(ホームボタン搭載モデル)の場合
- 電源ボタン(またはサイドボタン)を長押しします
- 「スライドで電源オフ」が表示されたらスライドします
- 完全に電源が切れたら、再度電源ボタンを長押しして起動します
対処法3: 強制再起動を試す
通常の再起動でも改善しない場合や、画面がフリーズしている場合は、強制再起動を試してみてください。手順は上記の「対処法2」の手順と同じです。
自動明るさ調整をオフにする
自動明るさ調整が原因で点滅している可能性がある場合は、この機能をオフにしてみましょう。
- 「設定」アプリを開きます
- 「アクセシビリティ」をタップ
- 「画面表示とテキストサイズ」を選択
- 下にスクロールして「明るさの自動調節」をオフにします
または、別の方法として:
- 「設定」→「画面表示と明るさ」を開きます
- 「明るさの自動調節」をオフにします
オフにした後、手動で適切な明るさに調整してください。これで点滅が止まるかどうか確認しましょう。
透明度を下げて視覚効果を軽減する
iOSの視覚効果が画面のちらつきを引き起こしている場合があります。透明度を下げることで改善することがあります。
- 「設定」アプリを開きます
- 「アクセシビリティ」をタップ
- 「画面表示とテキストサイズ」を選択
- 「透明度を下げる」をオンにします
この設定をオンにすると、システム全体の半透明効果が無効になり、動作が軽くなります。
視差効果を減らす
画面の動きを減らすことで、点滅が改善される場合があります。
- 「設定」アプリを開きます
- 「アクセシビリティ」をタップ
- 「動作」を選択
- 「視差効果を減らす」をオンにします
これで画面の動きが抑えられ、点滅が軽減される可能性があります。
Safari の履歴とデータを削除する

Safariに溜まったデータが原因で動作が重くなり、点滅を引き起こしている可能性があります。
- 「設定」アプリを開きます
- 下にスクロールして「App」をタップ(iOS 18以降)
- 「Safari」を選択
- 「履歴とWebサイトデータを消去」をタップ
- 確認画面で再度「履歴とデータを消去」をタップ
これでSafariのキャッシュやCookieが削除され、動作が軽くなります。
Safari の拡張機能を無効にする
Safari拡張機能が原因の場合もあります。一時的にすべての拡張機能を無効にして、点滅が止まるか確認してみましょう。
- 「設定」アプリを開きます
- 「App」→「Safari」を選択
- 「機能拡張」をタップ
- すべての拡張機能をオフにします
点滅が止まった場合は、拡張機能のいずれかが原因です。一つずつオンにして、原因となる拡張機能を特定し、その拡張機能を削除またはアップデートしてください。
ストレージの空き容量を確保する
iPhoneやiPadのストレージが不足していると、メモリ不足を引き起こし、画面の点滅につながることがあります。
ストレージを確認する方法
- 「設定」アプリを開きます
- 「一般」→「iPhoneストレージ」(またはiPadストレージ)をタップ
- 使用状況を確認します
ストレージの空きが少ない場合は、不要なアプリや写真、動画を削除して空き容量を増やしましょう。
おすすめの削除対象
- 使っていないアプリ
- 重複している写真や動画
- ダウンロードしたままの大きなファイル
- 古いメッセージの添付ファイル
iOSを最新バージョンにアップデートする
古いバージョンのiOSにバグがある場合、最新版にアップデートすることで解決できます。
- 「設定」アプリを開きます
- 「一般」→「ソフトウェアアップデート」をタップ
- アップデートが利用可能な場合は「ダウンロードしてインストール」をタップ
アップデート前に、必ずバックアップを取っておくことをおすすめします。
ただし、逆にアップデート直後に点滅が始まった場合は、新しいiOSのバグである可能性もあります。その場合は、次のアップデートを待つか、Appleサポートに問い合わせましょう。
ネットワーク設定をリセットする
Safariの接続問題が点滅を引き起こしている場合、ネットワーク設定のリセットが有効なことがあります。
- 「設定」アプリを開きます
- 「一般」→「転送またはiPhoneをリセット」をタップ
- 「リセット」→「ネットワーク設定をリセット」を選択
- パスコードを入力して確定します
注意:この操作を行うと、保存されているWi-Fiパスワードやモバイルデータ通信の設定がすべて削除されるため、再設定が必要になります。
特定のWebサイトだけで点滅する場合
特定のWebサイトを開いたときだけ点滅する場合は、そのサイトとSafariの相性が悪い可能性があります。
試せる対処法
- デスクトップ用サイトを表示する:Safariのアドレスバーの「ぁあ」アイコンをタップし、「デスクトップ用Webサイトを表示」を選択
- プライベートブラウズモードで開く:拡張機能やCookieの影響を受けずに閲覧できます
- 別のブラウザ(Chrome、Firefoxなど)で試す:Safari以外のブラウザなら問題なく表示される場合があります
ハードウェアの問題が疑われる場合
上記のすべての方法を試しても改善しない場合は、ハードウェアの問題が考えられます。
ハードウェア問題のサイン
- 画面に物理的な傷や割れがある
- 過去に落下や水没の経験がある
- 特定のアプリに関係なく、常に点滅する
- 画面の特定の部分だけが点滅する
- 緑色やピンク色の線が入る
これらの症状がある場合は、自分で修理しようとせず、専門家に相談することをおすすめします。
修理を依頼する場所
- Apple Store:公式サポートで安心。ただし予約が必要で、修理費用が高めです
- Apple正規サービスプロバイダ:Apple認定の修理店。純正部品を使用します
- 総務省登録修理業者:民間の修理店。価格が比較的安く、即日修理が可能なことが多いです
AppleCare+に加入している場合は、画面修理の自己負担額が抑えられるため、まずはApple Storeや正規サービスプロバイダに相談すると良いでしょう。
点滅が直らない時のAppleサポートへの問い合わせ方法
どうしても解決しない場合は、Appleサポートに相談してみましょう。
問い合わせ方法
- Appleサポートアプリを使う(App Storeから無料でダウンロード可能)
- Appleのサポートページから電話予約をする
- チャットサポートを利用する(24時間対応ではありません)
- Apple Storeで直接相談する(事前予約推奨)
問い合わせる際は、以下の情報を準備しておくとスムーズです。
- デバイスのモデル(iPhone 13、iPad Pro など)
- iOSのバージョン
- いつから症状が出始めたか
- どのような状況で点滅するか
- すでに試した対処法
よくある質問Q&A
Q: Safari以外のアプリでは点滅しないのに、Safariだけで点滅します。これはなぜですか?
A: Safari特有の問題である可能性が高いです。まずはSafariの履歴とデータを削除し、拡張機能を無効にしてみてください。それでも改善しない場合は、iOSのアップデートを確認しましょう。
Q: 画面が点滅するときに、緑色や黄色の線が入ります。これは直りますか?
A: 緑色や特定の色の線が入る場合は、液晶ディスプレイやGPUのハードウェア問題である可能性が高いです。自分では修理できないため、Appleサポートや修理店に相談することをおすすめします。
Q: iOSアップデート後から点滅が始まりました。元のバージョンに戻せますか?
A: 基本的には、一度アップデートしたiOSを前のバージョンに戻すことはできません(Appleが署名している短期間のみ可能な場合があります)。次のアップデートで修正される可能性が高いので、しばらく様子を見るか、Appleサポートに報告することをおすすめします。
Q: 自動明るさ調整をオフにすると、バッテリーの持ちが悪くなりますか?
A: 手動で明るさを適切に調整すれば、バッテリー消費への影響は最小限に抑えられます。屋外では明るく、暗い場所では暗くするなど、状況に応じて調整しましょう。
Q: プライベートブラウズモードにすると点滅が止まります。なぜですか?
A: プライベートブラウズモードでは、通常の拡張機能やCookieが無効になるため、それらが原因で点滅していた可能性があります。通常モードでも拡張機能を無効にすれば、同様に改善する可能性がありますよ。
Q: 保証期間内であれば無料で修理してもらえますか?
A: ハードウェアの不具合が原因で、かつ自然故障の場合は保証対象になる可能性があります。ただし、落下や水没など物理的な損傷が原因の場合は、保証対象外となることが多いです。AppleCare+に加入していれば、過失による損傷でも低価格で修理できます。
まとめ
Safariで画面が点滅する問題について、原因と対処法を詳しく解説してきました。
点滅の原因は、自動明るさ調整の誤動作、メモリ不足、Safari拡張機能の問題、iOSのバグなど、ソフトウェアに関するものから、液晶ディスプレイの損傷やセンサーの故障といったハードウェアの問題まで、さまざまです。
まずは基本的な対処法として、Safariや端末の再起動、自動明るさ調整のオフ、履歴とデータの削除などを試してみましょう。これらの方法で多くのケースは解決できるはずです。
それでも改善しない場合は、拡張機能の無効化、iOSのアップデート、ネットワーク設定のリセットなど、より詳細な対処法を試してください。
すべての方法を試しても点滅が止まらない、または画面に物理的な損傷がある場合は、ハードウェアの問題が考えられます。その場合は、無理に自分で修理しようとせず、Apple StoreやApple正規サービスプロバイダ、総務省登録修理業者に相談することをおすすめします。
快適なSafariライフを取り戻すために、この記事の情報を役立ててくださいね!


コメント