「白雪姫」「シンデレラ」「赤ずきん」——これらの物語に触れたことがない人は、おそらくいないでしょう。
でも、これらがすべて「グリム童話」に収められていることを知っていますか? しかも、その数なんと200話以上。私たちが知っているのは、ほんの一部に過ぎないんです。
さらに驚くのは、現在読まれているグリム童話は、約40年かけて7回も書き直された「最終版」だということ。初版には残酷すぎて削除された話や、子ども向けに大幅に変更された話がたくさんあるんですね。
この記事では、グリム童話の有名な作品をあらすじ付きで紹介しつつ、全210話の一覧もまとめました。「へぇ、こんな話もあったんだ!」という発見があるはずですよ。
グリム童話とは?

グリム童話は、ドイツのグリム兄弟(兄ヤーコプ・弟ヴィルヘルム)が編纂した童話集です。正式名称は「子供と家庭のためのメルヒェン集」。1812年に初版が出版され、2005年にはユネスコの世界記憶遺産に登録されました。
ここでポイントなのは、グリム兄弟が「作った」話ではないこと。彼らはドイツ各地で語り継がれてきた民話を集めて、本にまとめた「編纂者」なんです。だから、もともとは大人向けの生々しい話も多く含まれていました。
初版から最終版(第7版)までの間に、「残酷すぎる」「子どもに読ませられない」という批判を受けて、どんどん内容がマイルドになっていったんですね。
有名なグリム童話12選|あらすじを紹介
白雪姫(KHM53)
世界一美しいと信じていた女王が、ある日鏡から「白雪姫の方が美しい」と告げられます。嫉妬に狂った女王は、狩人に白雪姫を殺すよう命じますが、狩人は姫を逃がしてしまいます。
森で七人の小人と暮らし始めた白雪姫でしたが、女王は変装して何度も姫を襲い、ついに毒リンゴで仮死状態に。ガラスの棺に入れられた姫は、通りかかった王子によって目を覚まし、二人は結婚します。
ディズニー版との大きな違いは、女王への「復讐」です。グリム版では、女王は真っ赤に焼けた鉄の靴を履かされ、死ぬまで踊らされるという壮絶な最期を迎えます。
シンデレラ(灰かぶり/KHM21)
意地悪な継母と義姉たちにこき使われる少女の物語。ディズニー版との最大の違いは「魔法使いが登場しない」ことです。
シンデレラを助けるのは、母親の墓に植えたハシバミの木に住む白い鳥たち。彼女はこの鳥から美しいドレスをもらい、3日間の舞踏会に出席します。
最もショッキングなのは終盤。義姉たちはガラスの靴に足を入れるため、母親の指示でかかとや指を切り落とすんです。しかし鳩がそれを暴き、最終的に義姉たちは鳩に両目をえぐられてしまいます。
赤ずきん(KHM26)
おばあさんのお見舞いに行く少女と、彼女を狙うオオカミの話。オオカミは先回りしておばあさんを丸呑みし、少女も食べてしまいます。
グリム版では、通りかかった猟師がオオカミの腹を切り開き、二人を救出。オオカミの腹には石が詰められ、目覚めたオオカミは死んでしまいます。
実はこの話、グリム童話には続編があるんです。赤ずきんは別のオオカミに再び狙われますが、今度はおばあさんと協力して自力でオオカミを退治。一度目の教訓を活かした成長物語になっているんですね。
ヘンゼルとグレーテル(KHM15)
貧しさから森に捨てられた兄妹が、お菓子の家で魔女に捕まる話。有名なストーリーですが、初版では子どもを捨てたのは「継母」ではなく「実の母親」でした。
飢饉による「口減らし」という、当時の厳しい現実が反映されていたんですね。読者からの批判を受けて、後に継母へと変更されました。
最終的に、兄妹は知恵を使って魔女をかまどに突き落とし、財宝を持って家に帰ります。父親は子どもたちを歓迎しますが、母親はすでに亡くなっていたというオチです。
ラプンツェル(KHM12)
高い塔に閉じ込められた長い髪の少女と、王子の恋物語。ディズニー版は冒険アクションですが、グリム版はロマンス色が強めです。
初版には実は「妊娠描写」がありました。ラプンツェルが「服がきつくなった」と無邪気に言ってしまい、魔女に王子との関係がバレるシーンです。当然、子ども向けではないとして後に削除されました。
魔女に塔から突き落とされた王子は、茨で両目を失明。しかし荒野をさまよう中でラプンツェルと再会し、彼女の涙で視力を取り戻してハッピーエンドを迎えます。
いばら姫(眠れる森の美女/KHM50)
誕生祝いに招かれなかった仙女の呪いで、姫が100年の眠りにつく話。グリム版では、王子のキスではなく「呪いの期限が来た」ことで目覚めます。
ペロー版(眠り姫)には恐ろしい後日談があり、王子の母親が人食い鬼で、姫と孫を食べようとするんです。グリム版にはこの続きがなく、比較的ハッピーエンドで終わります。
100年の間に城は茨に覆われ、多くの王子がチャレンジして命を落としたというディテールも、グリム版ならではの恐ろしさですね。
ブレーメンの音楽隊(KHM27)
年老いて役立たずになったロバ・犬・猫・ニワトリが、音楽隊になろうとブレーメンを目指す話。道中で見つけた泥棒の家を、4匹が協力して乗っ取ります。
意外なのは、彼らがブレーメンに到着しないこと。泥棒の家が居心地よすぎて、そのまま住み着いてしまうんです。
「夢は叶わなくても、仲間と幸せに暮らせればそれでいい」という、ちょっと現実的なメッセージが込められた作品かもしれませんね。
狼と七匹の子ヤギ(KHM5)
母ヤギの留守中、オオカミが子ヤギたちを騙して家に侵入する話。オオカミは声を高くするためにチョークを飲み、手を白くするためにパン屋で足を粉まみれにするなど、あの手この手で偽装します。
6匹が食べられてしまいますが、末っ子は時計の中に隠れて生き延びます。帰ってきた母ヤギは、眠っているオオカミの腹を切り開いて子ヤギたちを救出。お腹には代わりに石が詰められます。
赤ずきんとほぼ同じ展開ですが、こちらは母親の活躍が印象的な作品です。
ルンペルシュティルツヒェン(KHM55)
藁を金に変える小人と、王妃になった娘の取引の話。粉屋の娘は父親の嘘で王様に「藁を金に変えられる」と思われ、3晩連続で藁を紡ぐことに。
小人の助けで王妃となりますが、代償として「最初の子どもを渡す」と約束してしまいます。子どもを取り戻すには、小人の名前を当てるしかありません。
偶然名前を知った王妃が「ルンペルシュティルツヒェン!」と言うと、小人は怒りのあまり自分の体を真っ二つに引き裂いてしまいます。
かえるの王さま(KHM1)
グリム童話集の記念すべき1話目。王女が泉に落とした金の毬をカエルが拾ってくれますが、約束を守らない王女にカエルが付きまといます。
ディズニー的な「キスで王子に戻る」展開を想像しがちですが、グリム版は違います。嫌がる王女がカエルを壁に叩きつけると、その瞬間に王子の姿に戻るんです。
かなり乱暴な解決法ですが、「約束を守ることの大切さ」を教える話として位置づけられています。
星の銀貨(KHM153)
心優しい貧しい少女が、出会う人々に自分の持ち物を次々と分け与える話。最後には服まで与えてしまいますが、その時空から銀貨が降り注ぎ、少女は裕福になります。
短くシンプルな話ですが、「無欲な善行は報われる」というメッセージが込められています。初版では「かわいそうな女の子」というタイトルでしたが、後に現在の名前に変更されました。
小人の靴屋(KHM39)
貧しい靴屋を小人たちがこっそり助ける話。革を残して寝ると、翌朝には立派な靴ができあがっているんです。
靴屋夫婦は、お礼に小人たちへ小さな服と靴をプレゼント。喜んだ小人たちは踊りながら去っていき、二度と現れませんでした。
「親切への恩返し」と「助けを卒業する」というテーマが印象的な、心温まる作品です。
知られざる名作・怖い話
グリム童話には、有名作品の陰に隠れた興味深い話がたくさんあります。
トゥルーデおばさん(KHM43)は、好奇心旺盛な少女が魔女の家を訪ね、火のついた薪に変えられてしまう話。たった数行の短い物語ですが、「好奇心は身を滅ぼす」という教訓がストレートに伝わってきます。
ねずの木の話(KHM47)は、グリム童話でも屈指の残酷さで知られています。継母が継子を殺してスープにし、実の父親に食べさせるという衝撃の展開。最終的に継母は罰を受けますが、読後感はかなり重いです。
強盗のむこさん(KHM40)は、初版のみに収録されていた話で、花嫁が殺人現場を目撃する恐ろしい内容。あまりにグロテスクだったため、後の版で削除されました。
削除された話と初版の真実
グリム童話は、初版から最終版までの間に大きく変化しました。削除された話の中には、「長靴をはいた猫」や「青ひげ」など、実はフランスのペロー童話とほぼ同じだった作品もあります。
初版の白雪姫では、悪い女王は「継母」ではなく「実の母親」でした。娘の美しさに嫉妬した実母が殺害を企てるという、より衝撃的な設定だったんですね。
ラプンツェルの妊娠描写、ヘンゼルとグレーテルの実母設定など、「子どもに読ませるには問題がある」とされた要素は、版を重ねるごとに修正されていきました。
ディズニー映画との違い
多くのディズニー映画はグリム童話を原作としていますが、その内容はかなり異なります。
| 作品 | グリム版 | ディズニー版 |
|---|---|---|
| 白雪姫 | 女王は焼けた靴で踊り死ぬ | 女王は崖から転落 |
| シンデレラ | 魔法使いなし、義姉は失明 | 魔法使い登場、ハッピーエンド |
| 眠れる森の美女 | 期限到来で目覚め | キスで目覚め |
| ラプンツェル | ロマンス中心 | 冒険アクション |
| 赤ずきん | 猟師が救出 | —(ディズニー長編なし) |
ディズニーは「夢と希望」をテーマにアレンジしているため、グリム版の残酷さや教訓色は薄められています。どちらが良い悪いではなく、それぞれの魅力があるんですね。
グリム童話全210話一覧

以下は、第7版(最終版)に収録された全200話と、10の「子どもの聖者伝説」の一覧です。KHM番号はグリム童話の公式通し番号です。
第1巻(KHM1〜KHM86)
| KHM | 邦題 | 原題 |
|---|---|---|
| 1 | かえるの王さま | Der Froschkönig |
| 2 | 猫とねずみの友だち | Katze und Maus in Gesellschaft |
| 3 | 聖母マリアの子ども | Marienkind |
| 4 | こわがることを覚えるために旅に出た男 | Märchen von einem, der auszog, das Fürchten zu lernen |
| 5 | 狼と七匹の子ヤギ | Der Wolf und die sieben jungen Geißlein |
| 6 | 忠臣ヨハネス | Der treue Johannes |
| 7 | うまい商売 | Der gute Handel |
| 8 | 不思議な楽士 | Der wunderliche Spielmann |
| 9 | 十二人兄弟 | Die zwölf Brüder |
| 10 | ならずものたち | Das Lumpengesindel |
| 11 | 兄と妹 | Brüderchen und Schwesterchen |
| 12 | ラプンツェル | Rapunzel |
| 13 | 森の中の三人の小人 | Die drei Männlein im Walde |
| 14 | 三人の糸つむぎ女 | Die drei Spinnerinnen |
| 15 | ヘンゼルとグレーテル | Hänsel und Gretel |
| 16 | 三枚の蛇の葉 | Die drei Schlangenblätter |
| 17 | 白い蛇 | Die weiße Schlange |
| 18 | 藁と炭と空豆 | Strohhalm, Kohle und Bohne |
| 19 | 漁師とその妻 | Von dem Fischer und seiner Frau |
| 20 | 勇ましいちびの仕立屋 | Das tapfere Schneiderlein |
| 21 | 灰かぶり(シンデレラ) | Aschenputtel |
| 22 | なぞなぞ | Das Rätsel |
| 23 | 二十日鼠と小鳥と焼きソーセージ | Von dem Mäuschen, Vögelchen und der Bratwurst |
| 24 | ホレおばさん | Frau Holle |
| 25 | 七羽のカラス | Die sieben Raben |
| 26 | 赤ずきん | Rotkäppchen |
| 27 | ブレーメンの音楽隊 | Die Bremer Stadtmusikanten |
| 28 | 歌う骨 | Der singende Knochen |
| 29 | 金の毛が三本ある悪魔 | Der Teufel mit den drei goldenen Haaren |
| 30 | しらみとノミ | Läuschen und Flöhchen |
| 31 | 手なしむすめ | Das Mädchen ohne Hände |
| 32 | 利口なハンス | Der gescheite Hans |
| 33 | 三つのことば | Die drei Sprachen |
| 34 | 利口なエルゼ | Die kluge Else |
| 35 | 天国の仕立屋 | Der Schneider im Himmel |
| 36 | おぜん出ろ、金出せろば、棍棒袋から | Tischchen deck dich, Goldesel und Knüppel aus dem Sack |
| 37 | 親指小僧 | Daumesdick |
| 38 | 狐の奥さんの結婚 | Die Hochzeit der Frau Füchsin |
| 39 | 小人の靴屋 | Die Wichtelmänner |
| 40 | 強盗のむこさん | Der Räuberbräutigam |
| 41 | コルベスさま | Herr Korbes |
| 42 | 名付け親さん | Der Herr Gevatter |
| 43 | トゥルーデおばさん | Frau Trude |
| 44 | 死神の名付け親 | Der Gevatter Tod |
| 45 | 親指太郎の冒険 | Daumerlings Wanderschaft |
| 46 | フィッチャーの鳥 | Fitchers Vogel |
| 47 | ねずの木の話 | Von dem Machandelboom |
| 48 | 年とったズルタン | Der alte Sultan |
| 49 | 六羽の白鳥 | Die sechs Schwäne |
| 50 | いばら姫 | Dornröschen |
| 51 | みつけ鳥 | Fundevogel |
| 52 | つぐみひげの王さま | König Drosselbart |
| 53 | 白雪姫 | Schneewittchen |
| 54 | 背のう、帽子、角笛 | Der Ranzen, das Hütlein und das Hörnlein |
| 55 | ルンペルシュティルツヒェン | Rumpelstilzchen |
| 56 | 恋人ローランド | Der Liebste Roland |
| 57 | 金の鳥 | Der goldene Vogel |
| 58 | 犬とすずめ | Der Hund und der Sperling |
| 59 | フリーダーとカーテルリースヒェン | Der Frieder und das Katherlieschen |
| 60 | 二人兄弟 | Die zwei Brüder |
| 61 | 小百姓 | Das Bürle |
| 62 | 蜂の女王 | Die Bienenkönigin |
| 63 | 三枚の羽 | Die drei Federn |
| 64 | 金のがちょう | Die goldene Gans |
| 65 | 千匹皮 | Allerleirauh |
| 66 | うさぎの花嫁 | Häsichenbraut |
| 67 | 十二人の猟師 | Die zwölf Jäger |
| 68 | 泥棒とその師匠 | De Gaudeif un sien Meester |
| 69 | ヨリンデとヨリンゲル | Jorinde und Joringel |
| 70 | 三人の幸せ者 | Die drei Glückskinder |
| 71 | 六人男世界を股にかける | Sechse kommen durch die ganze Welt |
| 72 | 狼と人間 | Der Wolf und der Mensch |
| 73 | 狼と狐 | Der Wolf und der Fuchs |
| 74 | 狐とおかみさん | Der Fuchs und die Frau Gevatterin |
| 75 | 狐とねこ | Der Fuchs und die Katze |
| 76 | なでしこ | Die Nelke |
| 77 | 利口なグレーテル | Das kluge Gretel |
| 78 | 年とったおじいさんと孫 | Der alte Großvater und der Enkel |
| 79 | 水の精 | Die Wassernixe |
| 80 | 小雌鶏の死 | Von dem Tode des Hühnchens |
| 81 | 愉快なお兄さん | Bruder Lustig |
| 82 | 賭け事をするハンス | Der Spielhansl |
| 83 | 幸せハンス | Hans im Glück |
| 84 | ハンスのお嫁さん | Hans heiratet |
| 85 | 金の子ども | Die Goldkinder |
| 86 | 狐とがちょうたち | Der Fuchs und die Gänse |
第2巻(KHM87〜KHM200)
| KHM | 邦題 | 原題 |
|---|---|---|
| 87 | 貧乏人と金持ち | Der Arme und der Reiche |
| 88 | 歌って跳ねるひばり | Das singende springende Löweneckerchen |
| 89 | がちょう番の女 | Die Gänsemagd |
| 90 | 若い巨人 | Der junge Riese |
| 91 | 土の小人 | Dat Erdmänneken |
| 92 | 金の山の王さま | Der König vom goldenen Berg |
| 93 | からす | Die Rabe |
| 94 | 賢い百姓娘 | Die kluge Bauerntochter |
| 95 | ヒルデブラントじいさん | Der alte Hildebrand |
| 96 | 三羽の小鳥 | De drei Vügelkens |
| 97 | 命の水 | Das Wasser des Lebens |
| 98 | 万能博士 | Doktor Allwissend |
| 99 | ガラスびんの中のお化け | Der Geist im Glas |
| 100 | 悪魔のすすけた兄弟 | Des Teufels rußiger Bruder |
| 101 | 熊の皮を着た男 | Der Bärenhäuter |
| 102 | ミソサザイと熊 | Der Zaunkönig und der Bär |
| 103 | おいしいおかゆ | Der süße Brei |
| 104 | 賢い人々 | Die klugen Leute |
| 105 | 蛙の話 | Märchen von der Unke |
| 106 | 可哀想な粉屋の若者と猫 | Der arme Müllerbursch und das Kätzchen |
| 107 | 二人の渡り職人 | Die beiden Wanderer |
| 108 | ハンスはりねずみくん | Hans mein Igel |
| 109 | 小人の贈り物 | Das Totenhemdchen |
| 110 | 穴の中のユダヤ人 | Der Jude im Dorn |
| 111 | 巧みな狩人 | Der gelernte Jäger |
| 112 | 天国のからさお | Der Dreschflegel vom Himmel |
| 113 | 二人の王様の子ども | De beiden Künigeskinner |
| 114 | 利口な仕立屋 | Vom klugen Schneiderlein |
| 115 | 真っ昼の太陽 | Die klare Sonne bringt’s an den Tag |
| 116 | 青いランプ | Das blaue Licht |
| 117 | わがままな子ども | Das eigensinnige Kind |
| 118 | 三人の軍医 | Die drei Feldscherer |
| 119 | 七人のシュワーベン人 | Die sieben Schwaben |
| 120 | 三人の職人 | Die drei Handwerksburschen |
| 121 | 王様の息子で何もこわくない男 | Der Königssohn, der sich vor nichts fürchtet |
| 122 | キャベツろば | Der Krautesel |
| 123 | 森の中のばあさん | Die Alte im Wald |
| 124 | 三人兄弟 | Die drei Brüder |
| 125 | 悪魔とおばあさん | Der Teufel und seine Großmutter |
| 126 | 忠実なフェレナントと不忠実なフェレナント | Ferenand getrü und Ferenand ungetrü |
| 127 | 鉄のストーブ | Der Eisenofen |
| 128 | 怠け者糸つむぎ女 | Die faule Spinnerin |
| 129 | 四人の腕きき兄弟 | Die vier kunstreichen Brüder |
| 130 | 一つ目、二つ目、三つ目 | Einäuglein, Zweiäuglein und Dreiäuglein |
| 131 | 美しいカトリーネとピフパフポルトリー | Die schöne Katrinelje und Pif Paf Poltrie |
| 132 | 狐と馬 | Der Fuchs und das Pferd |
| 133 | 踊ってすりきれた靴 | Die zertanzten Schuhe |
| 134 | 六人の家来 | Die sechs Diener |
| 135 | 白い花嫁と黒い花嫁 | Die weiße und die schwarze Braut |
| 136 | 鉄のハンス | Der Eisenhans |
| 137 | 三人の黒いお姫さま | De drei schwatten Prinzessinnen |
| 138 | クノイストとその三人の息子 | Knoist un sine dre Sühne |
| 139 | ブラーケルの娘 | Dat Mäken von Brakel |
| 140 | 家畜 | Das Hausgesinde |
| 141 | 子羊と小魚 | Das Lämmchen und Fischchen |
| 142 | ジメリ山 | Simeliberg |
| 143 | 旅に出る | Up Reisen gohn |
| 144 | ろばくん | Das Eselein |
| 145 | 恩知らずの息子 | Der undankbare Sohn |
| 146 | かぶ | Die Rübe |
| 147 | 若返りの火 | Das junggeglühte Männlein |
| 148 | 神様の動物と悪魔の動物 | Des Herrn und des Teufels Getier |
| 149 | にわとりの足 | Der Hahnenbalken |
| 150 | 乞食ばあさん | Die alte Bettelfrau |
| 151 | 三人の怠け者 | Die drei Faulen |
| 152 | 牧童 | Das Hirtenbüblein |
| 153 | 星の銀貨 | Die Sterntaler |
| 154 | 盗んだ金貨 | Der gestohlene Heller |
| 155 | 嫁選び | Die Brautschau |
| 156 | 捨てられた残りもの | Die Schlickerlinge |
| 157 | すずめとその四羽の子ども | Der Sperling und seine vier Kinder |
| 158 | 極楽のお話 | Das Märchen vom Schlaraffenland |
| 159 | 出来そこない話 | Das dietmarsische Lügenmärchen |
| 160 | なぞなぞ話 | Rätselmärchen |
| 161 | 雪白と薔薇紅 | Schneeweißchen und Rosenrot |
| 162 | 利口な召使い | Der kluge Knecht |
| 163 | ガラスの棺 | Der gläserne Sarg |
| 164 | 怠け者のハインツ | Der faule Heinz |
| 165 | グリフィン | Der Vogel Greif |
| 166 | 力持ちのハンス | Der starke Hans |
| 167 | 天国の百姓 | Das Bürle im Himmel |
| 168 | やせっぽちのリーゼ | Die hagere Liese |
| 169 | 森の小屋 | Das Waldhaus |
| 170 | 喜びも悲しみも分け合って | Lieb und Leid teilen |
| 171 | ミソサザイ | Der Zaunkönig |
| 172 | かれい | Die Scholle |
| 173 | はりねずみとうさぎ | Der Hase und der Igel |
| 174 | 糸つむぎ、おさ、針 | Spindel, Weberschiffchen und Nadel |
| 175 | 百姓と悪魔 | Der Bauer und der Teufel |
| 176 | テーブルの上のパンくず | Die Brosamen auf dem Tisch |
| 177 | 寿命 | Die Lebenszeit |
| 178 | 死の使い | Die Boten des Todes |
| 179 | マイスター・プフリーム | Meister Pfriem |
| 180 | がちょう番の娘 | Die Gänsehirtin am Brunnen |
| 181 | 池の中の水の精 | Die Nixe im Teich |
| 182 | 小人からの贈り物 | Die Geschenke des kleinen Volkes |
| 183 | 巨人と仕立屋 | Der Riese und der Schneider |
| 184 | 釘 | Der Nagel |
| 185 | 墓穴の中の可哀想な男の子 | Der arme Junge im Grab |
| 186 | 本当のお嫁さん | Die wahre Braut |
| 187 | うさぎとはりねずみ | Der Hase und der Igel |
| 188 | 糸つむぎ、おさ、針 | Spindel, Weberschiffchen und Nadel |
| 189 | 百姓と悪魔 | Der Bauer und der Teufel |
| 190 | テーブルの上のパンくず | Die Brosamen auf dem Tisch |
| 191 | 海うさぎ | Das Meerhäschen |
| 192 | 盗賊の頭 | Der Meisterdieb |
| 193 | 太鼓たたき | Der Trommler |
| 194 | 麦の穂 | Die Kornähre |
| 195 | 土まんじゅう | Der Grabhügel |
| 196 | リンクランクじいさん | Oll Rinkrank |
| 197 | 水晶玉 | Die Kristallkugel |
| 198 | マレーン姫 | Jungfrau Maleen |
| 199 | 水牛の皮の長靴 | Der Stiefel von Büffelleder |
| 200 | 金の鍵 | Der goldene Schlüssel |
子どもの聖者伝説(KHM201〜KHM210)
| KHM | 邦題 | 原題 |
|---|---|---|
| 201 | 聖ヨセフ様が森で | Der heilige Joseph im Walde |
| 202 | 十二使徒 | Die zwölf Apostel |
| 203 | 薔薇 | Die Rose |
| 204 | 貧乏と謙遜は天国への道 | Armut und Demut führen zum Himmel |
| 205 | 神様の食物 | Gottes Speise |
| 206 | 三本の緑の小枝 | Die drei grünen Zweige |
| 207 | 聖母マリアのグラス | Muttergottesgläschen |
| 208 | 年とったおばあさん | Das alte Mütterchen |
| 209 | 天国の結婚式 | Die himmlische Hochzeit |
| 210 | はしばみの小枝 | Die Haselrute |
まとめ
グリム童話について、改めてポイントを整理してみましょう。
- グリム兄弟が1812年から約40年かけて編纂した民話集
- 最終版(第7版)には200話+10の聖者伝説が収録
- 初版には残酷・性的な描写が多く、版を重ねるごとにマイルドに
- ディズニー映画の多くはグリム童話を原作としている
- 2005年にユネスコ世界記憶遺産に登録
有名な話だけでなく、ちょっとマイナーな作品にも面白いものがたくさんあります。「こわがることを覚えるために旅に出た男」や「鉄のハンス」など、大人が読んでも考えさせられる作品も多いですよ。
気になる話があれば、ぜひ原作を手に取ってみてください。子どもの頃に読んだ印象とは、まったく違う発見があるかもしれません。


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