Nahimicのバージョンを完全解説!確認方法から違い・アップデートまで

プログラミング・IT

「自分のNahimicのバージョンが分からない」
「APO3とAPO4って何が違うの?」
「最新版にアップデートしたい」

Nahimicを使っていると、バージョンに関する疑問が出てきますよね。

今回は、Nahimicのバージョンについて、確認方法から世代ごとの違い、アップデート方法まで、詳しく解説していきます。

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  1. Nahimicのバージョン体系
    1. 3つのバージョン表記
  2. Nahimicの世代別バージョン
    1. Nahimic 1
    2. Nahimic 2
    3. Nahimic 3
  3. APO3とAPO4の違い
    1. APO3(Nahimic 3 APO3)
    2. APO4(Nahimic 3 APO4)
    3. APO3とAPO4は互換性がない
  4. 現在のバージョンを確認する方法
    1. 方法1:Nahimicアプリで確認
    2. 方法2:Microsoft Storeで確認
    3. 方法3:デバイスマネージャーで確認(APOドライバー)
    4. 方法4:サウンドの設定で確認
  5. Nahimicのアップデート方法
    1. 自動アップデート(推奨)
    2. メーカー公式サイトからのアップデート
    3. Nahimic復元ツールの使用
  6. バージョンアップ時の注意点
    1. 1. RealtekドライバーとNahimicの順序
    2. 2. 互換性の確認
    3. 3. APO3からAPO4への変更は不可
    4. 4. アップデート後のトラブル
  7. バージョン別の主な変更点
    1. v1.4.1(2020年頃)
    2. v1.5.4(2020年後半)
    3. v1.7.2(2021年6月)
    4. v1.8.13(2022年1月)
    5. v1.10.2〜1.10.7(2024〜2025年)
  8. よくある質問
    1. Q: 自分のシステムはAPO3とAPO4どちらを使うべき?
    2. Q: Microsoft Storeのアプリだけ更新すればいい?
    3. Q: 古いバージョンのNahimicに戻せる?
    4. Q: Nahimic 2からNahimic 3にアップグレードできる?
    5. Q: 「Nahimic has failed to initialize」エラーが出る
    6. Q: アップデート後、機能が減った気がする
  9. バージョン管理のベストプラクティス
    1. 1. 定期的な確認
    2. 2. メーカー推奨バージョンの使用
    3. 3. Windows Update後の確認
    4. 4. バージョン情報のメモ
    5. 5. 復元ツールの準備
  10. SteelSeries Sonarという選択肢
  11. まとめ:バージョン管理で快適なオーディオ環境を

Nahimicのバージョン体系

Nahimicには、いくつかの異なる「バージョン」の概念があります。

3つのバージョン表記

Nahimicのバージョンを理解するには、3種類のバージョン番号を知る必要があります。

1. Nahimicアプリのバージョン

  • Microsoft Storeから入手するアプリのバージョン
  • 例:1.5.4、1.7.2、1.8.13、1.10.7など

2. Nahimic APOドライバーのバージョン

  • 実際にオーディオ処理を行うドライバーのバージョン
  • APO = Audio Processing Object(オーディオ処理オブジェクト)
  • 例:APO3 v3.7.2.0、APO4 v4.15.3.0など

3. Realtekオーディオドライバーのバージョン

  • Nahimicと一緒に動作するRealtekドライバー
  • 例:6.0.9257.1、6.0.9679.1など

これら3つが正しく組み合わさっている必要があります。バラバラなバージョンだと、正常に動作しない可能性があります。

Nahimicの世代別バージョン

Nahimicには大きく分けて3つの世代があります。

Nahimic 1

最初期のバージョンで、現在はほとんど使われていません。

基本的な機能のみを持ち、ユーザーインターフェースもシンプルでした。主にMSI製品の一部に搭載されていました。

Nahimic 2

2010年代中盤から後半にかけて主流だったバージョンです。

主な特徴

  • バーチャルサラウンド機能の強化
  • サウンドトラッカー機能の追加
  • マイク機能の改善
  • より洗練されたUI

Nahimic 2は安定性が高く、今でも一部のシステムで使用されています。特に古いマザーボード(8世代Intel、Ryzen 2000番台など)では、Nahimic 2が推奨されることがあります。

Nahimic 3

現在の主流バージョンで、最も広く使われています。

主な特徴

  • Microsoft Storeからのインストールに対応
  • Companionアプリの追加(バージョン管理が簡単に)
  • Sound Sharing Plus(複数デバイスで音声共有)
  • より高度なイコライザー
  • SteelSeriesによる管理(2020年以降)

Nahimic 3には、さらにAPO3とAPO4という2つのサブバージョンがあります。

APO3とAPO4の違い

これがNahimicのバージョンで最も重要なポイントです。

APO3(Nahimic 3 APO3)

対象ハードウェア

  • 第8世代〜第11世代前半のIntel CPU搭載システム
  • AMD Ryzen 2000〜3000番台搭載システム
  • 古いMSIマザーボード(B450、X570など)

特徴

  • デスクトップPC向けに最適化
  • 外付けスピーカー・ヘッドフォン向け
  • 比較的安定した動作

ドライバーバージョンの例

  • v3.5.0、v3.7.0、v3.7.2.0など

APO4(Nahimic 3 APO4)

対象ハードウェア

  • 第11世代後半〜最新のIntel CPU搭載システム
  • AMD Ryzen 4000番台以降のシステム
  • 新しいマザーボード・ノートPC

特徴

  • ノートPCの内蔵スピーカー向けに最適化
  • より高度なオーディオ処理
  • Nahimic Virtual Headset機能(内蔵スピーカーでも3Dサラウンド)

ドライバーバージョンの例

  • v4.11.6.0、v4.12.5.0、v4.15.3.0など

APO3とAPO4は互換性がない

これが重要なのですが、APO3システムではAPO4を使えませんし、その逆も同様です。

システムに搭載されているハードウェアIDが異なるため、無理にインストールしようとしても動作しません。

自分のシステムがAPO3なのかAPO4なのかは、PCのメーカーとCPU世代で決まっています。

現在のバージョンを確認する方法

自分が使っているNahimicのバージョンを確認しましょう。

方法1:Nahimicアプリで確認

手順

  1. Nahimicアプリを起動
  2. 「設定」タブをクリック
  3. 画面下部に「バージョン情報」が表示される

ここには、アプリのバージョン公式サイトへのリンクが表示されます。

方法2:Microsoft Storeで確認

手順

  1. Microsoft Storeを開く
  2. 「Nahimic」で検索
  3. アプリのページを開く
  4. 「インストール済み」の表示の横にバージョン番号が表示される

現在インストールされているバージョンと、利用可能なアップデートがあるかどうかが分かります。

方法3:デバイスマネージャーで確認(APOドライバー)

手順

  1. デバイスマネージャーを開く
  2. 「ソフトウェア コンポーネント」を展開
  3. 「A-Volute Nh3 Audio Effects Component」を探す
  4. 右クリック→「プロパティ」→「ドライバー」タブ
  5. ドライバーのバージョンを確認

ここで、APO3かAPO4か、そしてそのバージョン番号が確認できます。

方法4:サウンドの設定で確認

手順

  1. タスクバーのスピーカーアイコンを右クリック
  2. 「サウンドの設定」を開く
  3. 「デバイスのプロパティ」を開く
  4. 「追加のデバイスのプロパティ」をクリック
  5. 「詳細設定」タブで使用されているドライバーを確認

Nahimicのアップデート方法

Nahimicを最新バージョンに更新する方法を紹介します。

自動アップデート(推奨)

Microsoft Store経由での自動更新が最も安全です。

手順

  1. Microsoft Storeを開く
  2. 右上の「…」→「ダウンロードと更新」をクリック
  3. 「最新情報を取得する」をクリック
  4. Nahimicに更新があれば自動的にダウンロード・インストールされる

ただし、アプリだけが更新されても、APOドライバーは別途更新が必要なことがあります。

メーカー公式サイトからのアップデート

より確実にアップデートするには、PCメーカーの公式サイトから最新ドライバーをダウンロードします。

MSI製品の場合

  1. MSI公式サイトのサポートページへ
  2. 自分のマザーボード・PCのモデルを検索
  3. 「ドライバ」→「On-Board Audio Drivers」を選択
  4. 「Realtek HD Universal Driver (include Nahimic Driver)」をダウンロード
  5. インストール後、PCを再起動
  6. Microsoft StoreでNahimicアプリを更新

Lenovo製品の場合

  1. Lenovo公式サポートサイトへ
  2. 自分のPCモデルを検索
  3. 「ドライバとソフトウェア」からオーディオドライバーを検索
  4. 「Nahimic Audio Driver」をダウンロード
  5. インストール後、PCを再起動

ASRock製品の場合

  1. ASRock公式サイトへ
  2. 自分のマザーボードを検索
  3. 「ダウンロード」→「オーディオ」セクションを確認
  4. 「Nahimic3 Utility」をダウンロード
  5. インストール後、PCを再起動

Nahimic復元ツールの使用

Nahimicが正常に動作しない場合、復元ツールを使うと問題が解決することがあります。

Generic Nahimic Restore Tool

  1. Nahimic公式サポートページから復元ツールをダウンロード
  2. ツールを実行(管理者権限が必要)
  3. 自動的にハードウェアを検出し、適切なドライバーをインストール
  4. PCを再起動

このツールは、システムに合った正しいバージョンのNahimicを自動的にインストールしてくれます。

バージョンアップ時の注意点

Nahimicをアップデートする際には、いくつか注意すべきことがあります。

1. RealtekドライバーとNahimicの順序

正しいインストール順序は以下の通りです。

  1. Realtekオーディオドライバーをインストール
  2. PCを再起動
  3. Nahimic APOドライバーをインストール
  4. PCを再起動
  5. Microsoft StoreからNahimicアプリをインストール/更新
  6. PCを再起動

この順序を守らないと、正常に動作しないことがあります。

2. 互換性の確認

BIOSやWindowsのアップデート後は、Nahimicが動作しなくなることがあります。

特にWindowsの大型アップデート(21H2、22H2、24H2など)後は、Nahimicドライバーの再インストールが必要になることが多いです。

3. APO3からAPO4への変更は不可

古いシステムでAPO4を使うことはできません

もしAPO3システムで「Nahimic 4にアップグレードしたい」と思っても、ハードウェアIDが異なるため不可能です。無理にインストールしようとしても動作しません。

4. アップデート後のトラブル

アップデート後に問題が発生した場合の対処法です。

「オーディオドライバが最新でないか、互換性がないため使用できません」エラー

  1. RealtekドライバーとNahimicを両方アンインストール
  2. PCを再起動
  3. 正しい順序で再インストール

音が出なくなった

  1. サウンド設定で出力デバイスが正しく選択されているか確認
  2. Nahimicサービスが実行中か確認(services.msc)
  3. 音声拡張機能が有効になっているか確認

バージョン別の主な変更点

主要なバージョンアップでの変更点を見てみましょう。

v1.4.1(2020年頃)

  • UI表示の改善
  • 一部のアプリケーションとの互換性問題を修正

v1.5.4(2020年後半)

  • 安定性の向上
  • バグ修正

v1.7.2(2021年6月)

  • SteelSeriesブランディングの追加(ロゴに「By SteelSeries」が追加)
  • 全体的な動作の安定性向上

v1.8.13(2022年1月)

  • Windows 11との互換性改善
  • パフォーマンスの最適化

v1.10.2〜1.10.7(2024〜2025年)

  • 最新のAPO4ドライバー(v4.15.3.0など)をサポート
  • Windows 11 24H2との互換性改善
  • バグ修正と安定性向上

よくある質問

Q: 自分のシステムはAPO3とAPO4どちらを使うべき?

A: CPUとマザーボードの世代で決まります。

  • 第8〜10世代Intel、Ryzen 2000〜3000番台 → APO3
  • 第11世代以降Intel、Ryzen 4000番台以降 → APO4

メーカーの公式サイトで提供されているドライバーが、あなたのシステムに適したバージョンです。

Q: Microsoft Storeのアプリだけ更新すればいい?

A: いいえ、APOドライバーも更新が必要です。

アプリとドライバーのバージョンが合っていないと、「ドライバーが最新でない」というエラーが出ることがあります。

Q: 古いバージョンのNahimicに戻せる?

A: 可能ですが、推奨されません。

古いバージョンに戻すと、最新のWindowsとの互換性問題が発生する可能性があります。どうしても戻したい場合は、完全にアンインストールしてから古いバージョンをインストールしてください。

Q: Nahimic 2からNahimic 3にアップグレードできる?

A: システムが対応していれば可能です。

ただし、古いマザーボード(B450、X470など)では、メーカーがNahimic 3のドライバーを提供していないことがあります。その場合、Nahimic 2を使い続けるしかありません。

Q: 「Nahimic has failed to initialize」エラーが出る

A: 以下の方法を試してください。

  1. Nahimic復元ツールを実行
  2. Nahimicサービスを再起動
  3. Realtekドライバーを再インストール
  4. Windows Updateを確認

Q: アップデート後、機能が減った気がする

A: バージョンによって機能が変わることがあります。

特にAPO3からAPO4に変わった場合、一部の機能の動作が変わることがあります。また、バージョンによっては一時的にバグで機能が使えないこともあります。

バージョン管理のベストプラクティス

Nahimicを安定して使い続けるためのヒントです。

1. 定期的な確認

月に1回程度、Microsoft StoreでNahimicのアップデートがないか確認しましょう。

2. メーカー推奨バージョンの使用

PCメーカーの公式サイトで提供されているバージョンを使うのが最も安定します。

3. Windows Update後の確認

Windowsの大型アップデート後は、Nahimicが正常に動作しているか必ず確認してください。

4. バージョン情報のメモ

トラブル時のために、現在使用している以下の情報をメモしておくと便利です。

  • Nahimicアプリバージョン
  • APOドライバーバージョン
  • Realtekドライバーバージョン
  • 最後に正常に動作していた日付

5. 復元ツールの準備

何かあった時のために、Nahimic復元ツールをダウンロードしておくと安心です。

SteelSeries Sonarという選択肢

2020年にNahimicを開発したA-Volute社がSteelSeriesに買収され、現在はSteelSeriesブランドで管理されています。

SteelSeries Sonar

SteelSeriesは、Nahimicとは別に「Sonar」という新しいオーディオソフトウェアを開発しています。

Sonarの特徴

  • より現代的なUI
  • ゲーム音声とチャット音声の個別調整
  • AI音声除去機能
  • より安定した動作(という意見も)

Nahimicで問題が続く場合は、Sonarへの移行も検討する価値があります。ただし、Sonarは別のソフトウェアなので、Nahimicとは共存できません。

まとめ:バージョン管理で快適なオーディオ環境を

Nahimicのバージョンについて、詳しく見てきました。

この記事の重要ポイント

  • Nahimicには3つのバージョン表記があります:アプリ版、APOドライバー版、Realtekドライバー版
  • Nahimic 3が現在の主流で、APO3とAPO4の2種類があります
  • APO3は古いシステム向け、APO4は新しいシステム向けです
  • APO3とAPO4は互換性がなく、システムに合ったものしか使えません
  • バージョン確認は、Nahimicアプリ、Microsoft Store、デバイスマネージャーで可能です
  • アップデートは、Realtekドライバー→APOドライバー→アプリの順で行います
  • Windows Update後はNahimicの動作確認が必要です
  • トラブル時にはNahimic復元ツールが有効です

バージョン管理の基本ルール

自分のシステムに合った正しいバージョンを使い、定期的にアップデートを確認し、トラブル時にはメーカー公式の方法で対処しましょう。

Nahimicは便利なソフトですが、バージョン管理を間違えると動作しなくなることがあります。この記事の情報を参考に、あなたのシステムに最適なバージョンを見つけて、快適なオーディオ環境を楽しんでくださいね!

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