ZoomやTeamsでWeb会議をしようとしたら、カメラが認識されない!デバイスマネージャーを確認しても、「カメラ」の項目すら表示されていない…
このような状況に陥ったことはありませんか?
内蔵カメラがデバイスマネージャーに表示されない問題は、Windows 10/11で頻繁に報告されているトラブルの一つです。ドライバーの問題、プライバシー設定、BIOSの設定、さらにはハードウェアの故障まで、様々な原因が考えられます。
この記事では、デバイスマネージャーにカメラが表示されない場合の原因と、段階的な解決方法を詳しく解説していきます。
- カメラが表示されない原因
- 事前確認:カメラアプリで確認
- 対処法1: 非表示のデバイスを表示する
- 対処法2: ハードウェア変更のスキャン
- 対処法3: Windowsのプライバシー設定を確認
- 対処法4: カメラドライバーを手動でインストール
- 対処法5: USB Video Deviceドライバーを適用
- 対処法6: カメラアプリをリセット
- 対処法7: トラブルシューティングツールを実行
- 対処法8: BIOSでカメラを有効にする
- 対処法9: 物理的なカメラスイッチを確認
- 対処法10: システムファイルのスキャンと修復
- 対処法11: ドライバーのロールバック
- 対処法12: セキュリティソフトの確認
- 対処法13: 完全シャットダウンと放電
- よくある質問(FAQ)
- まとめ
カメラが表示されない原因

まず、デバイスマネージャーにカメラが表示されない主な原因を理解しましょう。
原因1: カメラが非表示になっている
デバイスマネージャーには「非表示のデバイス」を表示するオプションがあり、カメラが意図せず非表示に設定されている可能性があります。
原因2: カメラが無効になっている
BIOSまたはWindowsの設定で、カメラが無効化されている場合、デバイスマネージャーに表示されません。
原因3: ドライバーがインストールされていない
カメラのドライバーが正しくインストールされていない、または破損している場合、デバイスとして認識されません。
原因4: Windows Updateによる上書き
Windows Updateで汎用ドライバーに上書きされ、カメラが認識されなくなることがあります。
原因5: プライバシー設定
Windows 10/11のプライバシー設定でカメラへのアクセスがブロックされている可能性があります。
原因6: 物理的なスイッチやシャッター
一部のノートPCには、プライバシー保護のため物理的なカメラオン/オフスイッチやシャッターが付いています。
原因7: BIOSで無効化されている
BIOSの設定でカメラが無効になっている場合、Windowsからは認識されません。
原因8: ハードウェアの故障
カメラ本体またはケーブルの物理的な故障の可能性もあります。
事前確認:カメラアプリで確認
デバイスマネージャーを確認する前に、まずWindowsの「カメラ」アプリでカメラが動作するか確認しましょう。
確認手順
Windows 10の場合:
- スタートメニューをクリック
- アプリ一覧の「か」から「カメラ」を選択
- カメラアプリが起動するか確認
Windows 11の場合:
- スタートボタンをクリック
- 「すべてのアプリ」をクリック
- アプリ一覧の「か」から「カメラ」を選択
- カメラアプリが起動して映像が表示されるか確認
カメラアプリで表示されるエラー
カメラアプリを起動した際、以下のようなエラーが表示されることがあります:
エラーコード 0xA00F4244
「カメラが見つかりません。カメラが接続され正しくインストールされているか、ウイルス対策ソフトウェアによってブロックされていないか、カメラドライバーが最新のものに更新されているか、確認してください。」
このエラーが表示される場合、デバイスマネージャーでの確認が必要です。
対処法1: 非表示のデバイスを表示する
最も簡単な解決方法から始めましょう。カメラが非表示になっているだけの可能性があります。
手順
ステップ1: デバイスマネージャーを開く
- Windowsキー + X を押す
- 「デバイスマネージャー」を選択
ステップ2: 非表示のデバイスを表示
- デバイスマネージャーのメニューバーで「表示」をクリック
- 「非表示のデバイスの表示」をクリック
- すでにチェックマークが付いている場合は、非表示デバイスが表示されている状態
ステップ3: カメラを探す
以下のカテゴリーを確認します:
- 「カメラ」
- 「イメージングデバイス」
- 「サウンド、ビデオ、およびゲームコントローラー」
- 「USB デバイス」
カメラが見つかった場合、次の対処法に進みます。
対処法2: ハードウェア変更のスキャン
Windowsがカメラを自動検出していない可能性があります。
手順
ステップ1: デバイスマネージャーを開く
- Windowsキー + X を押す
- 「デバイスマネージャー」を選択
ステップ2: ハードウェア変更をスキャン
- デバイスマネージャーのメニューバーで「操作」をクリック
- 「ハードウェア変更のスキャン」をクリック
- スキャンが完了するまで待つ
ステップ3: カメラが表示されたか確認
スキャン後、「カメラ」または「イメージングデバイス」のカテゴリーにカメラが表示されているか確認します。
表示された場合は、PCを再起動して動作を確認してください。
対処法3: Windowsのプライバシー設定を確認
Windows 10/11では、プライバシー設定でカメラへのアクセスを管理しています。
Windows 11の場合
ステップ1: 設定を開く
- Windowsキー + I を押す
- 「プライバシーとセキュリティ」をクリック
ステップ2: カメラ設定を確認
- 左メニューから「カメラ」を選択
- 「カメラへのアクセス」がオンになっているか確認
- オフの場合は「変更」をクリックしてオンにする
ステップ3: アプリごとの設定
- 「アプリにカメラへのアクセスを許可する」がオンになっているか確認
- 使用したいアプリ(Zoom、Teamsなど)のカメラアクセスがオンになっているか確認
Windows 10の場合
ステップ1: 設定を開く
- Windowsキー + I を押す
- 「プライバシー」をクリック
ステップ2: カメラ設定を確認
- 左メニューから「カメラ」を選択
- 「このデバイスのカメラへのアクセス」を確認
- オフの場合は「変更」をクリックしてオンにする
- 「アプリがカメラにアクセスできるようにする」をオンにする
ステップ3: アプリごとの設定
- 下にスクロールして、使用したいアプリのカメラアクセスがオンになっているか確認
対処法4: カメラドライバーを手動でインストール
ドライバーが完全に欠落している場合、手動でインストールする必要があります。
方法1: レガシーハードウェアの追加
ステップ1: デバイスマネージャーを開く
- Windowsキー + X を押す
- 「デバイスマネージャー」を選択
ステップ2: ハードウェアの追加ウィザードを起動
- メニューバーで「操作」をクリック
- 「レガシーハードウェアの追加」を選択
ステップ3: ウィザードに従う
- 「ハードウェアの追加ウィザード」が表示されたら「次へ」をクリック
- 「一覧から選択したハードウェアをインストールする(詳細)」を選択
- 「次へ」をクリック
- 「カメラ」または「イメージングデバイス」を選択
- 「次へ」をクリック
- リストから適切なカメラデバイスを選択
- リストにない場合は「ディスク使用」をクリック
- 「次へ」をクリックしてインストール
- PCを再起動
方法2: メーカーサイトからドライバーをダウンロード
Dell、HP、Lenovo、ASUS、Dynabook、NECなどのPCの場合:
- PCメーカーのサポートページにアクセス
- 自分のPC型番を検索
- 「ドライバーとダウンロード」セクションを探す
- 「カメラ」または「イメージング」のドライバーをダウンロード
- ダウンロードしたファイルを右クリックして「管理者として実行」
- インストールウィザードに従ってインストール
- PCを再起動
主要メーカーのサポートページ:
- Dell: https://www.dell.com/support/home/ja-jp
- HP: https://support.hp.com/jp-ja
- Lenovo: https://support.lenovo.com/jp/ja/
- ASUS: https://www.asus.com/jp/support/
- Dynabook: https://dynabook.com/assistpc/index_j.htm
対処法5: USB Video Deviceドライバーを適用

カメラが「不明なデバイス」として認識されている場合、USB Video Deviceドライバーを手動で適用できます。
手順
ステップ1: デバイスマネージャーを開く
- Windowsキー + X を押す
- 「デバイスマネージャー」を選択
ステップ2: 問題のあるデバイスを探す
以下を確認:
- 「不明なデバイス」
- 黄色い感嘆符(!)が付いたデバイス
- 「イメージングデバイス」または「ユニバーサル シリアル バス デバイス」内のデバイス
ステップ3: ドライバーを更新
- 該当デバイスを右クリック
- 「ドライバーの更新」を選択
- 「コンピューターを参照してドライバーを検索」を選択
- 「コンピューター上の利用可能なドライバーの一覧から選択します」をクリック
- 「USB Video Device」を選択(リストにない場合は「互換性のあるハードウェアを表示」のチェックを外す)
- 「次へ」をクリック
- インストール完了後、PCを再起動
対処法6: カメラアプリをリセット
Windowsのカメラアプリが破損している場合があります。
手順
ステップ1: 設定を開く
- Windowsキー + I を押す
- 「アプリ」をクリック
ステップ2: カメラアプリを探す
- 「アプリと機能」(Windows 10)または「インストールされているアプリ」(Windows 11)をクリック
- 検索ボックスに「カメラ」と入力
- 「カメラ」アプリが見つかったら、クリック
ステップ3: アプリをリセット
Windows 11:
- 「カメラ」の横にある「…」(三点リーダー)をクリック
- 「詳細オプション」を選択
- 下にスクロールして「リセット」をクリック
- 確認ダイアログで「リセット」をクリック
Windows 10:
- 「カメラ」をクリック
- 「詳細オプション」をクリック
- 下にスクロールして「リセット」をクリック
ステップ4: PCを再起動
対処法7: トラブルシューティングツールを実行
Windowsの組み込みトラブルシューティングツールが問題を自動解決できることがあります。
Windows 11の場合
ステップ1: 設定を開く
- Windowsキー + I を押す
- 「システム」をクリック
ステップ2: トラブルシューティングを実行
- 「トラブルシューティング」をクリック
- 「その他のトラブルシューティングツール」をクリック
- 「カメラ」の横にある「実行」をクリック
- カメラがない場合は「ハードウェアとデバイス」を実行
ステップ3: 指示に従う
トラブルシューティングツールの指示に従い、検出された問題を修正します。
Windows 10の場合
ステップ1: 設定を開く
- Windowsキー + I を押す
- 「更新とセキュリティ」をクリック
ステップ2: トラブルシューティングを実行
- 左メニューから「トラブルシューティング」を選択
- 「追加のトラブルシューティングツール」をクリック
- 「カメラ」を選択して「トラブルシューティングツールの実行」をクリック
対処法8: BIOSでカメラを有効にする
BIOSでカメラが無効になっている可能性があります。
手順
ステップ1: BIOSに入る
PCメーカーによって方法が異なります:
- Dell: 起動時にF2キーを連打
- HP: 起動時にF10キーを連打
- Lenovo: 起動時にF1またはF2キーを連打
- ASUS: 起動時にF2またはDeleteキーを連打
ステップ2: カメラ設定を探す
BIOSメニューで以下のような項目を探します:
- 「Integrated Camera」
- 「Web Camera」
- 「Camera Device」
- 「Security」→「I/O Interface Security」
ステップ3: カメラを有効化
- カメラの設定を「Enabled」または「オン」に変更
- F10キーを押して設定を保存
- 「Yes」または「OK」を選択して終了
- PCが再起動します
対処法9: 物理的なカメラスイッチを確認
一部のノートPCには、プライバシー保護のため物理的なカメラスイッチやシャッターが付いています。
確認ポイント
物理スイッチ:
- キーボード上のファンクションキー(Fn + F6、Fn + F4など)でカメラをオン/オフできる機種がある
- キーボードにカメラアイコンが描かれているキーを探す
カメラプライバシーシャッター:
- カメラレンズの周辺にスライド式のシャッターがある機種がある
- シャッターを左右にスライドさせて開く
確認方法:
- ノートPCのカメラ部分(通常はディスプレイ上部中央)を確認
- 小さなスライドスイッチがないか確認
- ユーザーマニュアルを参照
対処法10: システムファイルのスキャンと修復
Windowsのシステムファイルが破損している場合、カメラが正しく認識されないことがあります。
SFCスキャンの実行
ステップ1: コマンドプロンプトを管理者として開く
- Windowsキーを押す
- 「cmd」と入力
- 「コマンドプロンプト」を右クリック
- 「管理者として実行」を選択
ステップ2: SFCコマンドを実行
- 以下のコマンドを入力してEnterキーを押す:
sfc /scannow
- スキャンが完了するまで待つ(数分~数十分かかる場合あり)
ステップ3: 結果を確認
以下のメッセージが表示される可能性があります:
- 「整合性違反を検出しませんでした」→問題なし
- 「破損したファイルが見つかり、正常に修復されました」→修復完了、PCを再起動
- 「破損したファイルが見つかりましたが、修復できませんでした」→DISMスキャンを実行
DISMスキャンの実行
SFCで修復できなかった場合:
- 管理者権限のコマンドプロンプトで以下を実行:
DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth
- 完了後、再度SFCスキャンを実行
- PCを再起動
対処法11: ドライバーのロールバック
Windows Update後にカメラが認識されなくなった場合、ドライバーを以前のバージョンに戻すことができます。
手順
ステップ1: デバイスマネージャーを開く
- Windowsキー + X を押す
- 「デバイスマネージャー」を選択
ステップ2: カメラのプロパティを開く
- 「カメラ」または「イメージングデバイス」を展開
- カメラデバイスを右クリック
- 「プロパティ」を選択
ステップ3: ドライバーをロールバック
- 「ドライバー」タブをクリック
- 「ドライバーを元に戻す」ボタンをクリック
- ボタンがグレーアウトしている場合は、この方法は使えません
- 理由を選択して「はい」をクリック
- PCを再起動
対処法12: セキュリティソフトの確認
ノートン360などのサードパーティ製セキュリティソフトがカメラへのアクセスをブロックしている可能性があります。
確認方法
ノートン360の場合:
- ノートンを開く
- 「設定」→「ファイアウォール」→「プログラム制御」
- カメラアプリやZoom、Teamsなどのカメラアクセスを許可
一般的な手順:
- セキュリティソフトを一時的に無効化
- カメラが動作するか確認
- 動作する場合は、セキュリティソフトの設定でカメラアクセスを許可
- セキュリティソフトを再度有効化
対処法13: 完全シャットダウンと放電
一時的な電源関連の問題が原因の場合があります。
手順(ノートPCの場合)
ステップ1: 完全シャットダウン
- Shiftキーを押しながら「シャットダウン」をクリック
- 完全にシャットダウンされるまで待つ
ステップ2: 放電
- ACアダプターを抜く
- バッテリーを外せる場合は外す
- 電源ボタンを15~30秒間長押し
- そのまま1~2分放置
ステップ3: 再起動
- バッテリーを戻す(外した場合)
- ACアダプターを接続
- 電源ボタンを押して起動
- カメラが認識されるか確認
よくある質問(FAQ)
Q1: デバイスマネージャーのどこを見ればカメラがあるかわかりますか?
A: カメラは通常、以下のカテゴリーに表示されます:
- 「カメラ」
- 「イメージングデバイス」
- 「サウンド、ビデオ、およびゲームコントローラー」
稀に「USB デバイス」や「不明なデバイス」に表示されることもあります。
Q2: カメラアプリは起動するのに、ZoomやTeamsでカメラが映りません
A: この場合、カメラ自体は動作していますが、アプリのアクセス許可に問題があります。Windowsの設定→プライバシー→カメラで、該当アプリのカメラアクセスがオンになっているか確認してください。
Q3: 「このデバイスに必要なドライバーを読み込めないため、このデバイスは正しく動作していません。(コード31)」と表示されます
A: ドライバーが破損しています。デバイスをアンインストールし、ハードウェア変更のスキャンを実行するか、メーカーサイトから最新ドライバーをダウンロードしてインストールしてください。
Q4: Windows Updateの度にカメラが認識されなくなります
A: Windows Updateで汎用ドライバーに上書きされている可能性があります。メーカー純正ドライバーをインストールし、デバイスマネージャーでドライバーの更新を無効化するか、Windows Updateの自動ドライバー更新を無効にしてください。
Q5: 中古PCを購入したらカメラが認識されません
A: 中古PCの場合、前の所有者がBIOSでカメラを無効化している可能性があります。BIOS設定を確認し、カメラを有効化してください。また、ドライバーが削除されている可能性もあるため、メーカーサイトからドライバーをダウンロードしてください。
Q6: 全ての対処法を試しても改善しません
A: 以下の可能性があります:
- ハードウェアの物理的故障→メーカーサポートへ連絡
- カメラが搭載されていない機種(一部の法人向けモデル)
- カメラケーブルの接続不良→修理が必要
保証期間内であれば、メーカーに修理を依頼することをおすすめします。
Q7: 外付けUSBカメラも認識されません
A: USBポートまたはカメラ自体の問題の可能性があります:
- 別のUSBポートに接続してみる
- 他のPCで外付けカメラが動作するか確認
- USBハブを使用している場合は、PCに直接接続
- カメラのドライバーCDがあれば、それを使ってインストール
まとめ
デバイスマネージャーにカメラが表示されない問題は、様々な原因で発生します。
この記事の要点:
- カメラが非表示になっているだけの場合もある→「非表示のデバイスの表示」を確認
- ハードウェア変更のスキャンで自動検出できることがある
- Windowsのプライバシー設定でカメラへのアクセスが blocked されている可能性
- ドライバーの手動インストールやUSB Video Deviceの適用が有効
- BIOSでカメラが無効化されていることがある
- 物理的なカメラスイッチやシャッターの確認も重要
- システムファイルの破損やセキュリティソフトのブロックも原因になりうる
- 全ての方法を試しても改善しない場合はハードウェア故障の可能性
対処法の優先順位:
- 非表示のデバイスを表示(最も簡単)
- ハードウェア変更のスキャン
- プライバシー設定の確認
- 物理スイッチ・シャッターの確認
- ドライバーの手動インストール
- BIOS設定の確認
- トラブルシューティングツールの実行
- システムファイルのスキャン
多くの場合、対処法1~5で解決します。それでも改善しない場合は、メーカーのサポートに問い合わせるか、PC修理業者に相談することをおすすめします。
この記事の手順に従って、カメラの問題を解決し、快適なWeb会議環境を取り戻しましょう!


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