「突然パソコンから音が出なくなった!」「Realtek Audioってところに黄色い!マークが出てる…」「Windows Updateしたら音声がおかしくなった」
こんなトラブルに遭遇していませんか?
Realtek Audioは多くのWindowsパソコンで使われているオーディオドライバーですが、様々な原因でエラーが発生することがあります。音が出ないだけでなく、動画を見たり、オンライン会議をしたりといった日常的な作業ができなくなってしまうため、非常に困りますよね。
この記事では、Realtek Audioで発生する代表的なエラーとその原因、そして初心者の方でもできる確実な解決方法を、順を追って分かりやすく解説していきます。
Realtek Audioのエラーって何?基本を理解しよう

Realtek Audioは、パソコンから音を出すために必要なオーディオドライバー(音声制御プログラム)です。このドライバーに問題が発生すると、様々なエラーが表示されたり、音が出なくなったりします。
エラーが起きる主な原因
Realtek Audioでエラーが発生する原因は、大きく分けて以下の4つがあります。
ドライバーの破損や古いバージョン
ドライバーファイルが壊れていたり、古いバージョンのままだったりすると、正常に動作しなくなります。特にWindows Updateの後に問題が起こることが多いです。
Windowsシステムとの競合
Windows標準のオーディオドライバーとRealtek Audioが競合して、どちらを使うべきか混乱してしまうことがあります。
設定の問題
オーディオデバイスの設定が間違っていたり、無効になっていたりすると、音が出なくなります。
ハードウェアの接続トラブル
スピーカーやヘッドホンの接続不良、ケーブルの断線など、物理的な問題でエラーが発生することもあります。
よくあるRealtek Audioのエラー一覧
ここでは、実際によく見かけるエラーを症状別に紹介していきます。あなたが遭遇しているエラーがどれに当てはまるか、確認してみてください。
エラー1:音が全く出ない
最も多いトラブルが、「パソコンから音が一切出なくなる」というものです。
症状
- YouTube動画を再生しても無音
- 音楽プレーヤーを起動しても音が鳴らない
- システム音(起動音や警告音)も聞こえない
- タスクバーのスピーカーアイコンに×マークが付いている
主な原因
デバイスが無効になっている、出力先デバイスの設定が間違っている、ドライバーの問題などが考えられます。
エラー2:デバイスマネージャーに黄色い!マークが表示される
デバイスマネージャーで「Realtek High Definition Audio」の横に黄色い感嘆符(!)が表示されるエラーです。
症状
- デバイスマネージャーを開くと、オーディオデバイスに警告マークがある
- 「このデバイスを開始できません(コード10)」というメッセージが出る
- 「デバイスは利用できません」と表示される
主な原因
ドライバーが正しくインストールされていない、ドライバーが破損している、ハードウェアとの互換性がないなどの理由が考えられます。
エラー3:「オーディオデバイスがインストールされていません」と表示される
サウンド設定を開いたときに、このメッセージが表示されるエラーです。
症状
- コントロールパネルの「サウンド」を開くと、デバイスが何も表示されない
- 「オーディオデバイスがインストールされていません」というメッセージが出る
- 音量調整のスライダーがグレーアウトして操作できない
主な原因
ドライバーが完全に削除されている、Windowsがオーディオデバイスを認識していない、関連サービスが停止しているなどの原因があります。
エラー4:インストール時のエラーコード
Realtek Audioドライバーをインストールしようとすると、エラーコードが表示されて失敗するケースです。
よく出るエラーコード
- Error Code: -0001: このドライバーパッケージでサポートされているドライバーがありません
- Error Code: 0xE0000246: 環境変数の問題でインストールが失敗
- エラー 0x80070002: 指定されたファイルが見つかりません
主な原因
古いドライバーが残っている、パソコンの機種に対応していないドライバーをインストールしようとしている、レジストリの問題などが考えられます。
エラー5:Realtek HD Audio Managerが消える・起動しない
音量調整などができる管理ソフト「Realtek HD Audio Manager」が突然なくなったり、開けなくなったりするエラーです。
症状
- コントロールパネルに「Realtek HD Audio Manager」のアイコンがない
- タスクバーにRealtekのアイコンが表示されなくなった
- アイコンをクリックしても何も起こらない
主な原因
Windows Updateでプログラムが削除された、高速スタートアップの影響、アプリケーションファイルの破損などが原因です。
エラー6:ヘッドホンやマイクが認識されない
スピーカーからは音が出るのに、ヘッドホンを挿しても認識されないというエラーです。
症状
- ヘッドホンを挿してもスピーカーから音が出続ける
- 「デバイスが接続されていません」と表示される
- マイクを接続しても録音デバイスに表示されない
主な原因
ジャック検出の問題、フロントパネルの接続不良、Realtek Audio Consoleの設定ミスなどが考えられます。
エラー7:Windows Update後に音が出なくなる
Windowsの更新プログラムをインストールした後、突然音が出なくなるというトラブルです。
症状
- アップデート前は正常だったのに、更新後に音が出ない
- ドライバーが勝手に変更されている
- 「Realtek Audio」が「High Definition Audio デバイス」に変わっている
主な原因
Windows Updateで互換性のないドライバーがインストールされた、設定が初期化された、サービスが停止したなどの理由があります。
エラー8:ノイズが入る・音質が悪い
音は出るものの、「ジー」「ブツブツ」といったノイズが混じったり、音がこもったりするエラーです。
症状
- 音楽再生中にノイズが入る
- 音が途切れたり、遅延したりする
- 音質が明らかに悪化している
主な原因
ドライバーの設定、電気的なノイズ、サンプリングレートの不一致、オーディオ拡張機能の問題などが考えられます。
Realtek Audioエラーの基本的な解決方法

ここからは、具体的な解決方法を紹介していきます。まずは、どのエラーにも共通して試してほしい基本的な対処法から始めましょう。
解決法1:パソコンを再起動する
意外かもしれませんが、単純な再起動で多くの問題が解決します。
手順
- 開いているアプリケーションをすべて閉じる
- 「スタート」メニューから「再起動」を選ぶ
- パソコンが完全に再起動するまで待つ
- 起動後、音が出るか確認する
なぜこれで解決するの?
一時的なメモリエラーやサービスの停止が、再起動によってリセットされるためです。5分程度で試せる方法なので、まず最初に実行してみましょう。
解決法2:オーディオ出力デバイスを確認する
出力先が間違っているだけで、音が出ていないように見えることがあります。
手順
- タスクバーのスピーカーアイコンを右クリック
- 「サウンドの設定を開く」を選択
- 「出力デバイスを選択してください」の欄を確認
- 「スピーカー(Realtek High Definition Audio)」または使用したいデバイスを選択
- 音が出るか確認
注意点
「Realtek Digital Output」が選択されている場合、通常のスピーカーやヘッドホンからは音が出ません。光デジタル端子を使用している場合のみ、このデバイスを選びます。
解決法3:デバイスが有効になっているか確認する
オーディオデバイスが無効になっていると、音が出ません。
手順
- 「スタート」ボタンを右クリック
- 「デバイスマネージャー」を選択
- 「サウンド、ビデオ、およびゲーム コントローラー」をクリックして展開
- 「Realtek High Definition Audio」を探す
- グレーアウトしている場合は右クリックして「デバイスを有効にする」を選択
デバイスが見つからない場合は、「表示」メニューから「非表示のデバイスの表示」にチェックを入れてみてください。
解決法4:既定のデバイスに設定する
複数のオーディオデバイスがある場合、既定のデバイスが正しく設定されていないことがあります。
手順
- タスクバーのスピーカーアイコンを右クリック
- 「サウンド」を選択
- 「再生」タブをクリック
- 「スピーカー(Realtek High Definition Audio)」を右クリック
- 「既定のデバイスとして設定」を選択
- 「OK」をクリック
これで、システムの音がすべてこのデバイスから出力されるようになります。
解決法5:ケーブルと接続を確認する
意外と見落としがちなのが、物理的な接続の問題です。
確認ポイント
- スピーカーやヘッドホンのケーブルがしっかり挿さっているか
- 正しいジャックに挿さっているか(緑色のジャックがスピーカー/ヘッドホン用)
- ケーブルに断線や損傷がないか
- 外部スピーカーの電源が入っているか
- 別のパソコンやスマホで試して、スピーカー自体が壊れていないか確認
特にヘッドホンの場合、マイク端子(ピンク色)に間違えて挿してしまうケースが多いので、注意しましょう。
ドライバー関連のエラー解決方法
ドライバーの問題が原因の場合は、以下の方法を試してみてください。
解決法6:ドライバーを更新する
古いドライバーが原因で問題が起きている場合、最新版に更新することで解決できます。
手順
- デバイスマネージャーを開く
- 「サウンド、ビデオ、およびゲーム コントローラー」を展開
- 「Realtek High Definition Audio」を右クリック
- 「ドライバーの更新」を選択
- 「ドライバーを自動的に検索」をクリック
- Windowsが最新のドライバーを検索してインストール
- 完了したら再起動
ポイント
自動検索で見つからない場合は、パソコンメーカーやマザーボードメーカーの公式サイトから、お使いの機種専用のドライバーをダウンロードしましょう。
解決法7:ドライバーをロールバック(以前のバージョンに戻す)
Windows Updateで新しいドライバーがインストールされて問題が起きた場合、以前のバージョンに戻せます。
手順
- デバイスマネージャーを開く
- 「Realtek High Definition Audio」を右クリック
- 「プロパティ」を選択
- 「ドライバー」タブをクリック
- 「ドライバーを元に戻す」ボタンをクリック
- 理由を選択して「はい」をクリック
- 再起動
注意
「ドライバーを元に戻す」ボタンがグレーアウトしている場合は、以前のドライバーが保存されていないため、この方法は使えません。
解決法8:ドライバーを再インストールする
ドライバーが破損している場合は、一度削除してから再インストールすることで解決できます。
手順
- デバイスマネージャーを開く
- 「Realtek High Definition Audio」を右クリック
- 「デバイスのアンインストール」を選択
- 重要:「このデバイスのドライバー ソフトウェアを削除します」のチェックは外しておく
- 「アンインストール」をクリック
- パソコンを再起動
再起動後、Windowsが自動的にドライバーを再インストールしてくれます。
完全削除してから再インストールする場合
より徹底的に問題を解決したい場合は、ドライバーを完全に削除してから再インストールします。
- 上記の手順4で「このデバイスのドライバー ソフトウェアを削除します」にチェックを入れる
- アンインストール後、再起動
- パソコンメーカーの公式サイトから最新のドライバーをダウンロード
- ダウンロードしたファイルを実行してインストール
- 再起動
解決法9:Microsoft標準ドライバーに切り替える
Realtek専用ドライバーに問題がある場合、Windows標準のドライバーで動作させることができます。
手順
- デバイスマネージャーを開く
- 「Realtek High Definition Audio」を右クリック
- 「ドライバーの更新」を選択
- 「コンピューターを参照してドライバーを検索」をクリック
- 「コンピューター上の利用可能なドライバーの一覧から選択します」をクリック
- 「互換性のあるハードウェアを表示」のチェックを外す
- 「製造元」から「Microsoft」を選択
- 「モデル」から「High Definition Audio デバイス」を選択
- 「次へ」をクリックしてインストール
- 再起動
この方法で、一時的に音を復旧させることができます。ただし、Realtek専用の機能(イコライザーなど)は使えなくなります。
Windows設定関連のエラー解決方法
Windowsの設定やサービスが原因の場合は、以下の方法を試してください。
解決法10:Windowsオーディオサービスを再起動する
オーディオ関連のサービスが停止していると、音が出ません。
手順
- 「Windows」キー + 「R」キーを押す
- 「services.msc」と入力してEnterキーを押す
- サービス一覧から「Windows Audio」を探す
- 「Windows Audio」を右クリックして「再起動」を選択
- 同様に「Windows Audio Endpoint Builder」も再起動
- 両方のサービスの「スタートアップの種類」が「自動」になっているか確認
これらのサービスが停止していると、オーディオ機能全体が動作しなくなります。
解決法11:オーディオトラブルシューティングを実行する
Windows標準のトラブルシューティングツールを使うと、自動で問題を診断・修復してくれます。
手順
- タスクバーのスピーカーアイコンを右クリック
- 「サウンドの問題のトラブルシューティング」を選択
- トラブルシューティングが自動的に問題を検出
- 見つかった問題に対する修復案が表示されるので、指示に従う
- 完了したら音が出るか確認
別の方法
- 「設定」を開く
- 「システム」→「サウンド」を選択
- 「トラブルシューティング」をクリック
- 画面の指示に従って進める
解決法12:オーディオ拡張機能を無効にする
オーディオ拡張機能が原因で、音が出なくなったり、ノイズが入ったりすることがあります。
手順
- タスクバーのスピーカーアイコンを右クリック
- 「サウンド」を選択
- 「再生」タブで「スピーカー」をダブルクリック
- 「拡張」または「詳細」タブをクリック
- 「すべての拡張機能を無効にする」にチェックを入れる
- 「適用」→「OK」をクリック
- 音が出るか確認
拡張機能には、イコライザーやバーチャルサラウンドなどが含まれますが、これらが不具合を起こすことがあります。
解決法13:サンプリングレートと音質を変更する
オーディオフォーマットの設定が合っていないと、音が出なかったり、ノイズが入ったりします。
手順
- タスクバーのスピーカーアイコンを右クリック
- 「サウンド」を選択
- 「再生」タブで「スピーカー」をダブルクリック
- 「詳細」タブをクリック
- 「既定の形式」のドロップダウンメニューから別の形式を選ぶ
- 「テスト」ボタンをクリックして音が出るか確認
- 音が出る形式が見つかったら「適用」→「OK」をクリック
一般的には「24ビット、48000Hz(スタジオ音質)」または「16ビット、48000Hz(DVD音質)」が安定して動作します。
インストールエラーの解決方法
ドライバーのインストールに失敗する場合は、以下の方法を試してください。
解決法14:Microsoft UAA Bus Driverを無効にする
このドライバーが有効になっていると、Realtekドライバーのインストールが失敗することがあります。
手順
- デバイスマネージャーを開く
- 「システム デバイス」を展開
- 「Microsoft UAA Bus Driver for High Definition Audio」を探す
- 見つけたら右クリックして「デバイスを無効にする」を選択
- 確認画面で「はい」をクリック
- Realtekドライバーのインストーラーを実行
- インストール完了後、再起動
インストールが成功したら、このドライバーは再度有効にしなくても問題ありません。
解決法15:互換モードでインストールする
古いドライバーをWindows 10/11にインストールする場合、互換モードを使うと成功することがあります。
手順
- ダウンロードしたドライバーのインストーラーファイルを右クリック
- 「プロパティ」を選択
- 「互換性」タブをクリック
- 「互換モードでこのプログラムを実行する」にチェック
- ドロップダウンから「Windows 8」または「Windows 7」を選択
- 「管理者としてこのプログラムを実行する」にもチェック
- 「適用」→「OK」をクリック
- インストーラーをダブルクリックして実行
解決法16:レジストリを修正する(上級者向け)
エラーコード 0xE0000246が出る場合、レジストリの設定を変更する必要があります。
重要な注意
レジストリの編集は、間違えるとWindowsが起動しなくなる可能性があります。自信がない方は、この方法は飛ばしてください。
手順
- 「Windows」キー + 「R」キーを押す
- 「regedit」と入力してEnterキーを押す
- レジストリエディターが開く
- 以下のパスに移動:
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion - 左側の「Windows」フォルダを右クリック
- 「新規」→「キー」を選択
- 新しいキーに「DeviceInstall」と名前を付ける
- 「DeviceInstall」の中にさらに「Settings」という新しいキーを作成
- 「Settings」キー内の空白部分を右クリック
- 「新規」→「DWORD(32ビット)値」を選択
- 値の名前を「AllowNonDrivers」にする
- この値をダブルクリックして、値のデータに「1」を入力
- 「OK」をクリック
- レジストリエディターを閉じて、パソコンを再起動
- Realtekドライバーをインストール
Realtek HD Audio Manager関連の解決方法
管理ソフトが消えた・起動しない場合の対処法です。
解決法17:Realtek HD Audio Managerを手動で起動する
プログラム自体は残っているのに、アイコンが表示されないだけの場合があります。
手順
- エクスプローラーを開く
- 以下のフォルダに移動:
C:\Program Files\Realtek\Audio\HDA - 「RtkNGUI64.exe」または「RAVCpl64.exe」というファイルを探す
- ファイルをダブルクリックして起動
起動できた場合は、このファイルのショートカットをデスクトップに作成しておくと便利です。
解決法18:Realtek Audio Consoleをインストールする
新しいパソコンでは、従来の「Realtek HD Audio Manager」ではなく、「Realtek Audio Console」というアプリが使われています。
手順
- Microsoft Storeを開く
- 検索ボックスに「Realtek Audio Console」と入力
- 検索結果から「Realtek Audio Console」を選択
- 「入手」または「インストール」ボタンをクリック
- インストール完了後、スタートメニューから起動
このアプリで、音質調整やデバイスの切り替えができます。
解決法19:高速スタートアップを無効にする
高速スタートアップが原因で、Realtek関連のプログラムが正常に起動しないことがあります。
手順
- コントロールパネルを開く
- 「ハードウェアとサウンド」をクリック
- 「電源オプション」をクリック
- 左側の「電源ボタンの動作を選択する」をクリック
- 「現在利用可能ではない設定を変更します」をクリック
- 「高速スタートアップを有効にする(推奨)」のチェックを外す
- 「変更の保存」をクリック
- パソコンを再起動
高速スタートアップを無効にすると、起動時間は少し長くなりますが、様々なトラブルを防げます。
システムレベルの修復方法
上記の方法で解決しない場合は、Windowsシステム自体を修復する必要があります。
解決法20:システムファイルチェッカーを実行する
Windowsのシステムファイルが破損している場合、この方法で修復できます。
手順
- 「スタート」ボタンを右クリック
- 「Windows PowerShell(管理者)」または「ターミナル(管理者)」を選択
- 以下のコマンドを入力してEnterキーを押す:
sfc /scannow - スキャンと修復が完了するまで待つ(10〜30分程度かかる場合あり)
- 完了したら再起動
「Windowsリソース保護により、破損したファイルが見つかり、それらは正常に修復されました」と表示されれば成功です。
解決法21:DISMコマンドを実行する
システムファイルチェッカーでも修復できない場合は、DISMを使います。
手順
- 管理者権限でコマンドプロンプトを開く
- 以下のコマンドを順番に実行:
DISM /Online /Cleanup-Image /CheckHealth
DISM /Online /Cleanup-Image /ScanHealth
DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth
- 各コマンドの完了を待つ(最後のコマンドは時間がかかります)
- 完了したら、もう一度
sfc /scannowを実行 - 再起動
解決法22:システムの復元を実行する
音が出なくなる前の状態に、システムを戻すことができます。
手順
- 「スタート」ボタンをクリック
- 「復元ポイントの作成」と検索して選択
- 「システムのプロパティ」ウィンドウが開く
- 「システムの復元」ボタンをクリック
- 「別の復元ポイントを選択する」を選んで「次へ」
- 問題が起きる前の日付の復元ポイントを選択
- 「次へ」→「完了」をクリック
- 確認画面で「はい」をクリック
システムの復元を実行すると、選択した日付以降にインストールしたプログラムは削除されます。個人ファイル(写真や文書)は影響を受けません。
ヘッドホン・マイク認識エラーの解決方法
ヘッドホンやマイクが認識されない場合の対処法です。
解決法23:録音デバイスを表示する
マイクが表示されない場合、無効なデバイスを表示する設定にすれば見つかることがあります。
手順
- タスクバーのスピーカーアイコンを右クリック
- 「サウンド」を選択
- 「録音」タブをクリック
- 空白部分を右クリック
- 「無効なデバイスの表示」と「切断されているデバイスの表示」の両方にチェック
- マイクデバイスが表示されたら、右クリックして「有効」を選択
解決法24:Realtek Audio Consoleで設定を変更する
ヘッドホンを挿しても認識されない場合、Realtek Audio Consoleの設定を変更します。
手順
- Realtek Audio Consoleを開く
- 「デバイスの詳細設定」をクリック
- 「ジャック検出」の設定を確認
- 「フロントパネルジャック検出を有効にする」にチェック
- 設定を保存
- ヘッドホンを抜き差ししてみる
解決法25:フロントパネルの接続を確認する(デスクトップPC)
デスクトップPCのフロントパネルのジャックが使えない場合、内部の接続を確認する必要があります。
注意
この作業はパソコンのケースを開ける必要があります。自信がない方は、専門業者に依頼しましょう。
手順
- パソコンの電源を切り、コンセントを抜く
- ケースを開ける
- マザーボードのフロントパネルオーディオコネクタを探す(通常「F_AUDIO」や「AAFP」と表示)
- ケースからのケーブルがしっかり接続されているか確認
- 緩んでいたら押し込む
- ケースを閉じて電源を入れる
それでも解決しない場合の最終手段
上記すべての方法を試しても解決しない場合は、以下の方法を検討してください。
最終手段1:クリーンブートで原因を特定する
他のプログラムが干渉している可能性を確認します。
手順
- 「Windows」キー + 「R」キーを押す
- 「msconfig」と入力してEnterキーを押す
- 「サービス」タブをクリック
- 「Microsoftのサービスをすべて隠す」にチェック
- 「すべて無効」をクリック
- 「スタートアップ」タブをクリック
- 「タスクマネージャーを開く」をクリック
- スタートアッププログラムをすべて無効にする
- パソコンを再起動
この状態で音が出るようになったら、どのプログラムが原因か一つずつ有効にして確認します。
最終手段2:Windowsのインプレースアップグレード
Windowsを再インストールせずに修復する方法です。
手順
- Microsoftの公式サイトから「メディア作成ツール」をダウンロード
- ツールを実行して、USBメモリまたはISOファイルを作成
- 作成したメディアから「setup.exe」を実行
- 「個人用ファイルとアプリを引き継ぐ」を選択
- 画面の指示に従ってインストール
この方法なら、プログラムや個人ファイルを残したままWindowsを修復できます。
最終手段3:外部オーディオデバイスを使用する
どうしても内蔵オーディオが直らない場合、外部デバイスを使うという選択肢もあります。
選択肢
- USB DACやUSBオーディオインターフェース:高音質で、Realtekドライバーとは独立して動作
- Bluetoothスピーカー/イヤホン:ワイヤレスで使用可能
- 外付けサウンドカード:USBやPCIeスロットに接続
これらを使えば、内蔵オーディオの問題を回避できます。
エラーを予防するための日常的な対策
エラーが発生しないように、日頃から以下の点に注意しましょう。
予防策1:定期的にドライバーを更新する
パソコンメーカーの公式サイトをチェックして、新しいドライバーが公開されたら更新しましょう。ただし、問題なく動作している場合は、無理に更新する必要はありません。
予防策2:Windows Updateを適切に管理する
Windows Updateは重要ですが、音声関連のトラブルを引き起こすこともあります。
- 重要な更新は適用する
- オプション更新の中のドライバー更新は、問題がない限り保留にする
- 更新前にシステムの復元ポイントを作成しておく
予防策3:システムの復元ポイントを定期的に作成する
何か問題が起きた時のために、週1回程度、手動で復元ポイントを作成しておくと安心です。
予防策4:オーディオ設定をメモしておく
現在正常に動作している設定(サンプリングレート、出力デバイスなど)をスクリーンショットで保存しておくと、問題が起きた時に元に戻しやすくなります。
予防策5:ジャックやケーブルを丁寧に扱う
ヘッドホンやスピーカーの抜き差しは丁寧に行い、ケーブルを無理に引っ張ったり、ジャックをグリグリ回したりしないようにしましょう。
よくある質問(FAQ)
Q1:エラーが出たら、まず何をすればいい?
A:最初にパソコンを再起動してみてください。多くの一時的なエラーは再起動で解決します。
それでも直らない場合は、この記事の「基本的な解決方法」から順番に試していきましょう。
Q2:ドライバーを更新したら音が出なくなった。どうすれば?
A:ドライバーのロールバック(以前のバージョンに戻す)を試してください。
デバイスマネージャーから「ドライバーを元に戻す」を実行すると、更新前の状態に戻せます。
Q3:インストール時に「Error Code: -0001」が出る。どう対処する?
A:お使いのパソコン専用のドライバーをメーカーサイトからダウンロードしてください。
Realtekの公式サイトにある汎用ドライバーではなく、パソコンメーカーやマザーボードメーカーが提供している専用ドライバーを使いましょう。
Q4:音は出るけど、Realtek HD Audio Managerが開けない
A:新しいパソコンの場合、代わりに「Realtek Audio Console」を使います。
Microsoft Storeから「Realtek Audio Console」をダウンロードしてインストールしてください。これが新しい管理アプリです。
Q5:自分で直せそうにない。どうすればいい?
A:パソコンメーカーのサポートに問い合わせるか、専門業者に依頼しましょう。
保証期間内であれば、メーカーサポートが無料で対応してくれることもあります。また、地域のパソコン修理店に相談するのも良い方法です。
Q6:すべて試したけど直らない。ハードウェアの故障?
A:可能性はあります。外部USBオーディオデバイスで音が出るか試してみてください。
安価なUSBオーディオアダプターで音が正常に出れば、内蔵オーディオのハードウェア故障が疑われます。この場合、修理か外部デバイスの使用を検討しましょう。
Q7:エラーは直ったけど、また再発する。根本的な解決策は?
A:定期的に復元ポイントを作成し、ドライバーは安定版を使い続けることをおすすめします。
また、Windows Updateの自動ドライバー更新を無効にすることで、予期せぬドライバー変更を防げます。
まとめ
Realtek Audioのエラーは、ドライバー、Windows設定、ハードウェア接続など、様々な原因で発生します。
この記事で紹介した解決方法を、以下の順番で試してみてください。
まず試す基本的な方法
- パソコンを再起動する
- 出力デバイスの設定を確認する
- ケーブルと接続を確認する
ドライバー関連の対処
- ドライバーを更新する
- ドライバーをロールバックする
- ドライバーを再インストールする
Windows設定の修正
- オーディオサービスを再起動する
- トラブルシューティングを実行する
- オーディオ拡張機能を無効にする
それでも直らない場合
- システムファイルチェッカーを実行する
- システムの復元を試す
- 外部オーディオデバイスの使用を検討する
ほとんどのエラーは、この記事で紹介した方法で解決できるはずです。一つ一つ丁寧に試していけば、必ず音が復活します。
それでも解決しない場合は、ハードウェアの故障も考えられるので、専門家に相談することをおすすめします。
あなたのパソコンから、また快適に音が聞こえるようになることを願っています!

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