「デバイスマネージャーって何?」
「マウスが動かない時にデバイスマネージャーを確認してと言われたけど、何を見ればいいの?」
「黄色いビックリマークが出てるけど、どういう意味?」
パソコンのトラブルが起きた時、よく「デバイスマネージャーを確認してください」と言われますよね。
でも、初心者の方にとっては「デバイスマネージャーって何?」「どう使えばいいの?」と疑問だらけだと思います。
今回は、パソコン初心者の方でも5分で理解できるように、デバイスマネージャーを超わかりやすく解説していきます!
デバイスマネージャーとは?超シンプルに説明

まず、デバイスマネージャーを一言で説明します。
一言で言うと
デバイスマネージャー = パソコンに接続されている機器の「管理人」
言葉の意味を分解してみよう
デバイス(Device) = 機器・装置
パソコンに接続されている、あらゆる「モノ」のこと
例
- マウス
- キーボード
- プリンター
- Webカメラ
- ヘッドセット
- USBメモリ
- 外付けHDD
マネージャー(Manager) = 管理人・管理する人
これらの機器を管理する役割
つまり
デバイスマネージャー = パソコンに接続されている機器を管理するツール
デバイスマネージャーは何をするツール?
では、具体的に何ができるのか見ていきましょう。
役割1:接続されている機器を一覧表示
デバイスマネージャーを開くと、パソコンに接続されているすべての機器が一覧で表示されます。
例えば
- マウス
- キーボード
- ディスプレイ
- サウンドカード(スピーカー)
- ネットワークアダプター(Wi-Fi、有線LAN)
- USBメモリ
- Webカメラ
- プリンター
役割2:機器が正常に動いているか確認
各機器が正常に認識されて、ちゃんと動いているかを確認できます。
正常な場合
→ 何も表示されない(普通に動いている)
異常な場合
→ 黄色いビックリマーク(!)が表示される
役割3:ドライバーの管理
「ドライバー」という、機器を動かすためのソフトウェアを管理できます。
できること
- ドライバーの更新
- ドライバーの再インストール
- ドライバーの削除
「デバイス」って具体的に何?
初心者の方にとって、「デバイス」という言葉自体が分かりにくいですよね。
デバイスとは「パソコンにつながっている機器」
内蔵されているもの(内部デバイス)
- CPU(頭脳)
- メモリ(作業机)
- ハードディスク・SSD(記憶装置)
- グラフィックカード(映像を映す部品)
- サウンドカード(音を出す部品)
- Wi-Fi・Bluetoothアダプター
外から接続するもの(外部デバイス)
- マウス
- キーボード
- プリンター
- 外付けHDD・SSD
- USBメモリ
- Webカメラ
- ヘッドセット・イヤホン
- スキャナー
要するに
パソコン本体の中にある部品も、外から繋ぐ機器も、ぜんぶ「デバイス」です。
「ドライバー」って何?
デバイスマネージャーを理解するには、「ドライバー」の意味も知っておく必要があります。
ドライバー = 機器を動かすための「説明書」
例え話で理解しよう
状況
- 新しいマウスを買ってきた
- パソコンに接続した
問題
- パソコンは「何か繋がれた!」とは分かる
- でも、「これが何なのか」「どうやって動かせばいいのか」が分からない
解決策
- 「ドライバー」という説明書をインストールする
- これで、パソコンが「あ、これはマウスなんだ!こうやって動かせばいいんだ!」と理解できる
ドライバーがないと機器は動かない
ドライバーがインストールされていないと、せっかく機器を接続しても使えません。
例
- プリンターを買ってきた
- USBケーブルで接続した
- でも、ドライバーがないと印刷できない
ドライバーは自動でインストールされることが多い
最近のWindows(Windows 10/11)では、機器を接続すると自動的にドライバーがインストールされます。
でも、古い機器や特殊な機器は、手動でインストールする必要があります。
いつデバイスマネージャーを使うの?

普段は使わないツールですが、トラブルが起きた時に大活躍します。
こんな時に使います
1. マウスが動かない
→ デバイスマネージャーで「マウスが認識されているか」確認
2. 音が出ない
→ デバイスマネージャーで「サウンドデバイスが正常か」確認
3. Wi-Fiが繋がらない
→ デバイスマネージャーで「ネットワークアダプターが正常か」確認
4. USBメモリが認識されない
→ デバイスマネージャーで「USBデバイスが表示されているか」確認
5. プリンターで印刷できない
→ デバイスマネージャーで「プリンターが認識されているか」確認
6. Webカメラが映らない
→ デバイスマネージャーで「カメラデバイスが正常か」確認
メーカーサポートでもよく使われる
パソコンメーカーのサポートに電話すると、よく以下のように言われます。
サポート担当
「デバイスマネージャーを開いてください。黄色いビックリマークが出ていますか?」
これは、トラブルの原因を特定するためです。
デバイスマネージャーの見方(画面の説明)
実際にデバイスマネージャーを開いて、画面の見方を理解しましょう。
デバイスマネージャーの画面構成
デバイスマネージャーを開くと、以下のようにカテゴリー別に機器が分類されています。
主なカテゴリー
- オーディオ入力および出力:マイク、スピーカー
- カメラ:Webカメラ
- キーボード:キーボード
- ディスプレイアダプター:グラフィックカード(画面表示)
- ネットワークアダプター:Wi-Fi、有線LAN
- マウスとそのほかのポインティングデバイス:マウス、タッチパッド
- プリンター:プリンター
- ユニバーサルシリアルバスコントローラー:USB機器全般
- サウンド、ビデオ、およびゲームコントローラー:サウンドカード
- ディスクドライブ:ハードディスク、SSD、CD/DVDドライブ
カテゴリーを展開してみる
各カテゴリーの左側にある▶(三角マーク)をクリックすると、そのカテゴリーに含まれる機器が表示されます。
例:マウスとそのほかのポインティングデバイス
- ▶をクリック
- 「HID準拠マウス」と表示される
- これが接続されているマウスです
黄色いビックリマーク「!」の意味

デバイスマネージャーで最もよく見る「異常のサイン」が、黄色いビックリマークです。
黄色い「!」マークとは
表示される場所
- デバイス名の左側に、黄色い三角形の中に「!」が表示される
意味
- このデバイスに問題があります
- 正常に動作していません
原因
- ドライバーがインストールされていない
- ドライバーが古い・壊れている
- デバイスが故障している
- デバイス同士が競合している
黄色い「!」が出た時の対処法
ステップ1:ドライバーを更新
- 黄色い「!」が出ているデバイスを右クリック
- 「ドライバーの更新」を選択
- 「ドライバーソフトウェアの最新版を自動検索」を選択
- 自動的に最新ドライバーがインストールされる
ステップ2:デバイスを再インストール
更新してもダメな場合は、デバイスを削除して再インストールします。
- 黄色い「!」が出ているデバイスを右クリック
- 「デバイスのアンインストール」を選択
- 確認画面で「アンインストール」をクリック
- パソコンを再起動
- 再起動すると、自動的にデバイスが再認識される
その他のマークの意味
黄色い「!」以外にも、いくつかのマークがあります。
赤い「×」マーク
意味
- デバイスが無効化されています
- 意図的に無効にされている状態
対処法
- 赤い「×」が出ているデバイスを右クリック
- 「デバイスを有効にする」を選択
黄色い「?」マーク(疑問符)
意味
- 不明なデバイス
- Windowsがデバイスを認識できていない
- ドライバーがまったくインストールされていない
対処法
- デバイスを右クリック → プロパティ
- 「詳細」タブをクリック
- 「ハードウェアID」を確認
- そのIDをGoogleで検索
- 適切なドライバーを探してインストール
下向き矢印マーク
意味
- デバイスが無効化されています
- 意図的にオフにされている状態
対処法
- 右クリック → 「デバイスを有効にする」
デバイスマネージャーの基本的な使い方
実際にデバイスマネージャーを使ってみましょう。
デバイスの詳細情報を確認する方法
手順
- デバイスマネージャーを開く
- カテゴリーを展開(▶をクリック)
- 確認したいデバイスを右クリック
- 「プロパティ」を選択
確認できる情報
- 全般タブ:デバイスの状態、エラーメッセージ
- ドライバータブ:ドライバーのバージョン、提供元
- 詳細タブ:ハードウェアID、デバイスの技術情報
- イベントタブ:デバイスの動作履歴
ドライバーを更新する方法
手順
- 更新したいデバイスを右クリック
- 「ドライバーの更新」を選択
- 「ドライバーソフトウェアの最新版を自動検索」を選択
- Windowsが自動的に最新ドライバーを探してインストール
うまくいかない場合
メーカーの公式サイトから、手動でドライバーをダウンロードしてインストールします。
デバイスを無効化する方法
使わないデバイスを一時的にオフにできます。
手順
- 無効化したいデバイスを右クリック
- 「デバイスを無効にする」を選択
- 確認画面で「はい」をクリック
無効化する理由
- バッテリーを節約したい(Bluetooth、Wi-Fiなど)
- トラブルシューティングのため一時的にオフにしたい
デバイスを有効化する方法
無効化したデバイスを再びオンにします。
手順
- 無効化されているデバイスを右クリック
- 「デバイスを有効にする」を選択
よくあるトラブルと解決方法
トラブル1:マウスが動かない
デバイスマネージャーで確認
- デバイスマネージャーを開く
- 「マウスとそのほかのポインティングデバイス」を展開
- マウスが表示されているか確認
表示されていない場合
→ マウスが認識されていない(接続の問題、故障の可能性)
黄色い「!」が出ている場合
→ ドライバーに問題あり(上記の対処法を試す)
トラブル2:音が出ない
デバイスマネージャーで確認
- 「サウンド、ビデオ、およびゲームコントローラー」を展開
- オーディオデバイスが表示されているか確認
黄色い「!」が出ている場合
→ ドライバーを更新
デバイスが表示されていない場合
→ サウンドカードが認識されていない(ハードウェアの問題)
トラブル3:Wi-Fiが繋がらない
デバイスマネージャーで確認
- 「ネットワークアダプター」を展開
- 「Wi-Fi」または「Wireless」という名前のデバイスを探す
赤い「×」が出ている場合
→ 無効化されている(右クリック → 有効にする)
黄色い「!」が出ている場合
→ ドライバーに問題あり(ドライバーを更新)
トラブル4:USBメモリが認識されない
デバイスマネージャーで確認
- 「ディスクドライブ」または「ユニバーサルシリアルバスコントローラー」を展開
- USBメモリが表示されているか確認
表示されない場合
- 別のUSBポートに接続してみる
- 別のパソコンで試してみる(USBメモリ自体の故障の可能性)
トラブル5:プリンターで印刷できない
デバイスマネージャーで確認
- 「プリンター」を展開
- プリンターが表示されているか確認
黄色い「!」が出ている場合
→ ドライバーを再インストール
初心者が知っておくべき注意点

注意点1:むやみに削除しない
デバイスマネージャーで、よく分からないデバイスをむやみに削除しないでください。
重要なデバイスを削除すると、パソコンが正常に動かなくなる可能性があります。
注意点2:管理者権限が必要
デバイスの設定を変更するには、管理者権限が必要です。
標準ユーザーアカウントでは、設定を変更できません。
注意点3:ドライバーは公式サイトから
ドライバーをダウンロードする場合は、必ずメーカーの公式サイトからダウンロードしてください。
怪しいサイトからダウンロードすると、ウイルスに感染する危険があります。
注意点4:システムデバイスには触らない
「システムデバイス」というカテゴリーには、絶対に触らないでください。
パソコンの基本動作に関わる重要な部分です。
デバイスマネージャーの開き方(おさらい)
記事の最後に、デバイスマネージャーの開き方をおさらいしておきましょう。
最も簡単な方法
手順
- Windowsキー + Xを同時に押す
- メニューから「デバイスマネージャー」をクリック
その他の方法
方法1:検索から開く
- タスクバーの検索ボックスに「デバイスマネージャー」と入力
方法2:ファイル名を指定して実行
- Windowsキー + R
- 「devmgmt.msc」と入力してEnter
まとめ:デバイスマネージャーとは
デバイスマネージャーについて、初心者向けに詳しく解説してきました。
重要ポイントのおさらい
デバイスマネージャーとは
- パソコンに接続されている機器を管理するツール
- 機器が正常に動作しているか確認できる
- ドライバーの更新・再インストールができる
いつ使う?
- マウス、キーボードが動かない時
- 音が出ない時
- Wi-Fiが繋がらない時
- USBメモリが認識されない時
- プリンターで印刷できない時
黄色いビックリマーク「!」の意味
- デバイスに問題がある
- ドライバーが正しくインストールされていない
- ドライバーの更新、または再インストールで解決
基本的な対処法
- ドライバーの更新
- 右クリック → ドライバーの更新
- デバイスの再インストール
- 右クリック → アンインストール → 再起動
デバイスマネージャーは「トラブル解決の第一歩」
パソコンのハードウェアトラブルが起きた時、まず確認すべきなのがデバイスマネージャーです。
黄色いビックリマークが出ていれば、ドライバーに問題があると分かります。
デバイスが表示されていなければ、認識されていないと分かります。
このように、デバイスマネージャーは「トラブルの原因を特定する」ための重要なツールなのです。
最後に
デバイスマネージャーは、最初は難しく感じるかもしれませんが、実際に触ってみれば意外と簡単です。
トラブルが起きた時は、ぜひデバイスマネージャーを開いて、黄色いビックリマークが出ていないか確認してみてください。
この記事が、パソコンのトラブル解決の手助けになれば幸いです!

コメント