デバイスマネージャーは、ハードウェアのトラブルシューティングやドライバーの管理に欠かせないツールです。
しかし、毎回「スタートボタン右クリック→デバイスマネージャー」と操作するのは面倒ですよね。
こんな人におすすめ
- デバイスマネージャーを頻繁に使う
- ハードウェアのトラブルシューティングが多い
- ドライバーの更新を定期的に行う
- IT管理者やシステムエンジニア
- ワンクリックでアクセスしたい
この記事では、Windows 11でデバイスマネージャーのショートカットを作成し、デスクトップ、タスクバー、スタートメニューに配置する方法を詳しく解説します。
ショートカット作成のメリット

時間の節約
通常の操作では3〜4クリック必要なところを、1クリックでアクセス可能になります。
通常の操作
- スタートボタンを右クリック
- メニューからデバイスマネージャーを選択
ショートカット利用時
- デスクトップやタスクバーのアイコンをクリック
作業効率の向上
複数のデバイスを管理する際や、トラブルシューティング中に何度も開き閉じする場合、ショートカットがあれば作業がスムーズになります。
カスタマイズ性
- キーボードショートカットを割り当てられる
- 常に管理者権限で実行する設定が可能
- 好きな場所に配置できる
方法1:デスクトップにショートカットを作成【基本】
最も基本的で、すべての方法の出発点となる方法です。
手順:新規作成から作成
ステップ1:ショートカット作成ウィザードを開く
- デスクトップの空いている場所を右クリック
- 「新規作成」にカーソルを合わせる
- 「ショートカット」をクリック
ステップ2:デバイスマネージャーのパスを入力
「ショートカットの作成」ウィンドウが開きます。
- 「項目の場所を入力してください」の欄に以下を入力:
devmgmt.msc
または
%windir%\System32\devmgmt.msc
- 「次へ」をクリック
ステップ3:名前を付ける
- ショートカット名を入力(例:デバイスマネージャー)
- 「完了」をクリック
これでデスクトップにデバイスマネージャーのショートカットが作成されました!
アイコンを変更する(オプション)
デフォルトのアイコンが気に入らない場合、変更できます。
手順
- 作成したショートカットを右クリック
- 「プロパティ」を選択
- 「ショートカット」タブで「アイコンの変更」をクリック
- 「参照」をクリック
- 「%SystemRoot%\System32\SHELL32.dll」に移動
- 好きなアイコンを選択
- 「OK」→「OK」で閉じる
方法2:コントロールパネルから作成
コントロールパネル経由でもショートカットを作成できます。
手順
- Windowsキーを押す
- 「コントロールパネル」と入力して開く
- 画面右上の「表示方法」を「大きいアイコン」に変更
- 「デバイスマネージャー」を右クリック
- 「ショートカットの作成」を選択
- 「ここにショートカットを作成することはできません。デスクトップ上に作成しますか?」と表示される
- 「はい」をクリック
デスクトップにショートカットが作成されます。
方法3:スタートメニューにピン留め
スタートメニューから素早くアクセスしたい場合に便利です。
手順A:デスクトップショートカットから
すでにデスクトップショートカットを作成している場合:
- デスクトップのショートカットを右クリック
- 「スタートにピン留めする」を選択
注意
Windows 11では、右クリックメニューが簡略化されています。「スタートにピン留めする」が表示されない場合は、「その他のオプションを表示」をクリックしてから選択してください。
手順B:検索から直接
- Windowsキーを押す
- 「デバイスマネージャー」と入力
- 検索結果の「デバイスマネージャー」を右クリック
- 「スタートにピン留めする」を選択
スタートメニューでの配置
スタートメニューを開くと、「ピン留め済み」セクションにデバイスマネージャーのアイコンが表示されます。
位置を変更する方法
- スタートメニューを開く
- デバイスマネージャーのアイコンをドラッグして好きな位置に移動
方法4:タスクバーにピン留め【最速アクセス】
タスクバーに配置すれば、どんな画面からでも1クリックでアクセスできます。
Windows 11での注意点
重要:Windows 11では、デバイスマネージャーを直接タスクバーにピン留めできません。
以下の回避策を使用します。
手順:起動中にピン留め
方法1:起動中のアイコンから
- デバイスマネージャーを開く(どの方法でもOK)
- タスクバーに表示されたデバイスマネージャーのアイコンを右クリック
- 「タスクバーにピン留めする」を選択
注意
この方法が使えない場合(「タスクバーにピン留めする」が表示されない)は、次の方法を試してください。
手順:ショートカットから(代替方法)
Windows 11では、通常のショートカットを直接タスクバーにドラッグできません。以下の手順が必要です。
ステップ1:デスクトップショートカットを作成
上記の方法1または2でデスクトップショートカットを作成します。
ステップ2:ショートカットのプロパティを変更
- ショートカットを右クリック→「プロパティ」
- 「ショートカット」タブの「リンク先」の先頭に以下を追加:
explorer.exe
(explorer.exeの後に半角スペースを入れる)
変更前:
devmgmt.msc
変更後:
explorer.exe devmgmt.msc
- 「適用」をクリック
- 「OK」をクリック
ステップ3:タスクバーにピン留め
- ショートカットを右クリック
- 「タスクバーにピン留めする」を選択
これでタスクバーにデバイスマネージャーのショートカットが配置されます。
アイコンが変わってしまった場合
explorer.exeを追加すると、アイコンがフォルダーのアイコンになることがあります。
解決方法
- ショートカットを右クリック→「プロパティ」
- 「アイコンの変更」をクリック
- 「参照」をクリック
- 「C:\Windows\System32\devmgmt.msc」を直接指定
- 「OK」で閉じる
方法5:キーボードショートカットを設定

キーボードだけでデバイスマネージャーを開けるようにします。
手順
ステップ1:デスクトップショートカットを作成
まず、上記の方法でデスクトップショートカットを作成します。
ステップ2:ショートカットキーを設定
- ショートカットを右クリック
- 「プロパティ」を選択
- 「ショートカット」タブを開く
- 「ショートカットキー」の欄をクリック
- 設定したいキーの組み合わせを押す
推奨キー組み合わせ
- Ctrl + Alt + D(Dはデバイスマネージャーの頭文字)
- Ctrl + Alt + M(MはManagerの頭文字)
- Ctrl + Shift + D
注意点
- 他のプログラムやWindowsのショートカットキーと重複しないように注意
- Ctrl + Alt または Ctrl + Shift との組み合わせのみ設定可能
- Shiftキーだけ、Altキーだけなどの単独キーは使用不可
- 「適用」→「OK」をクリック
これ以降、設定したキーの組み合わせを押すだけで、デバイスマネージャーが開きます。
方法6:管理者として常に実行する設定
ドライバーの更新や設定変更を頻繁に行う場合、常に管理者権限で起動するように設定できます。
手順
- デスクトップのショートカットを右クリック
- 「プロパティ」を選択
- 「ショートカット」タブで「詳細設定」をクリック
- 「管理者として実行」にチェックを入れる
- 「OK」→「OK」で閉じる
以降、このショートカットから開くと、常に管理者権限でデバイスマネージャーが起動します。
ユーザーアカウント制御(UAC)について
管理者として実行する設定をした場合、ショートカットをダブルクリックするたびにUACの確認ダイアログが表示されます。
- 管理者アカウントの場合:「はい」をクリック
- 標準ユーザーの場合:管理者のパスワードを入力
便利な使い方とカスタマイズ
複数のショートカットを作成
用途に応じて複数のショートカットを作成できます。
例
- 通常用:標準権限で実行(読み取り専用的な使用)
- 管理用:管理者権限で常に実行(設定変更用)
クイックアクセスツールバーに追加(上級者向け)
Windows 11では、タスクバーの横に「クイックアクセスツールバー」を表示できます。
手順
- タスクバーを右クリック
- 「タスクバーの設定」を開く
- (この方法はWindows 11 22H2以降で利用可能)
トラブルシューティング
ショートカットが動作しない
原因と解決方法
原因1:パスが間違っている
解決方法:
- ショートカットを右クリック→「プロパティ」
- 「リンク先」が「devmgmt.msc」または「%windir%\System32\devmgmt.msc」になっているか確認
原因2:システムファイルが破損
解決方法:
- コマンドプロンプトを管理者として開く
- 「sfc /scannow」を実行
タスクバーにピン留めできない
解決方法
上記の「方法4」で説明した手順を正確に実行してください。特に「explorer.exe」を追加する手順が重要です。
アイコンがおかしい
解決方法
- ショートカットを右クリック→「プロパティ」
- 「アイコンの変更」から適切なアイコンを選択
- 「%SystemRoot%\System32\devmgmt.msc」を指定
キーボードショートカットが動作しない
原因
他のプログラムやシステムのショートカットキーと競合している可能性があります。
解決方法
別のキーの組み合わせを試してください。
「管理者として実行」のチェックが外せない
原因
グループポリシーまたはセキュリティソフトによる制限
解決方法
IT管理者に問い合わせるか、セキュリティソフトの設定を確認してください。
Windows 10との違い
タスクバーへのピン留め
Windows 10
- デバイスマネージャー起動中にタスクバーアイコンを右クリックで簡単にピン留め可能
Windows 11
- 直接ピン留めできない場合がある
- 「explorer.exe」を追加する必要がある
右クリックメニュー
Windows 10
- フルメニューが標準で表示
Windows 11
- 簡略メニューが標準
- 「その他のオプションを表示」で従来のメニューを表示
スタートメニュー
Windows 10
- タイルベースのデザイン
- グループ分け可能
Windows 11
- アイコンベースのデザイン
- よりシンプルな配置
よくある質問
Q1:ショートカットは何個まで作成できますか?
回答
制限はありません。デスクトップ、スタートメニュー、タスクバーにそれぞれ配置できます。
Q2:ショートカットを削除してもデバイスマネージャー本体は削除されませんか?
回答
はい、ショートカットはあくまで「リンク」なので、削除してもデバイスマネージャー本体には影響ありません。安心して削除してください。
Q3:ショートカットをバックアップできますか?
回答
可能です。ショートカットファイル(.lnkファイル)をUSBメモリやクラウドストレージにコピーしておけば、他のPCや再インストール後に再利用できます。
Q4:他のユーザーアカウントでも使えますか?
回答
デスクトップに作成したショートカットは、そのユーザーアカウント専用です。他のアカウントでも使いたい場合は、各アカウントで個別に作成する必要があります。
すべてのユーザーで利用可能にする方法
- ショートカットを「C:\Users\Public\Desktop」に保存
Q5:ショートカットが勝手に消えることはありますか?
回答
通常は消えませんが、以下の場合に消える可能性があります:
- ディスククリーンアップで誤って削除
- Windowsアップデートの影響(まれ)
- マルウェアによる削除
定期的にバックアップを取ることをお勧めします。
Q6:ショートカットのファイルサイズは?
回答
ショートカットファイルは通常1〜2KB程度で、ほとんど容量を消費しません。
Q7:Windows 11 Homeでも使えますか?
回答
はい、すべてのWindows 11エディション(Home、Pro、Enterprise)で使用可能です。
まとめ:デバイスマネージャーのショートカット作成
デバイスマネージャーのショートカットを作成することで、作業効率が大幅に向上します。
最もおすすめの方法
| 配置場所 | おすすめ度 | 用途 |
|---|---|---|
| デスクトップ | ★★★ | 基本的な使用 |
| タスクバー | ★★★ | 最速アクセス |
| スタートメニュー | ★★☆ | 整理された環境 |
| キーボードショートカット | ★★★ | マウスを使わない操作 |
作成手順まとめ
デスクトップショートカット
- デスクトップで右クリック→「新規作成」→「ショートカット」
- 「devmgmt.msc」と入力
- 名前を付けて完了
スタートメニューにピン留め
- ショートカットを右クリック
- 「スタートにピン留めする」を選択
タスクバーにピン留め
- ショートカットのプロパティで「explorer.exe devmgmt.msc」に変更
- ショートカットを右クリック→「タスクバーにピン留めする」
キーボードショートカット設定
- ショートカットのプロパティを開く
- 「ショートカットキー」でキーの組み合わせを設定
管理者権限で常に実行
- ショートカットのプロパティを開く
- 「詳細設定」→「管理者として実行」にチェック
覚えておくべきポイント
- ✅ ショートカット作成の基本は「devmgmt.msc」
- ✅ Windows 11ではタスクバーへの直接ピン留めに工夫が必要
- ✅ キーボードショートカットで最速アクセス可能
- ✅ 管理者権限で常に実行する設定が便利
- ✅ ショートカットはバックアップ可能
活用シーン
- 🔧 ハードウェアのトラブルシューティング
- 🔄 ドライバーの定期更新
- 💻 複数デバイスの管理
- 🛠️ IT管理者の日常業務
- ⚡ 素早いアクセスが必要な作業
デバイスマネージャーを頻繁に使う方は、ぜひこの記事の方法を試して、自分に合ったショートカットを作成してみてください。作業効率が確実に向上します!


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