パソコンで音楽を聴いたり、映画を見たり、ゲームをしたりするとき、「もっと音質を良くしたい」と思ったことはありませんか?
実は、多くのパソコンに搭載されている「Realtek Audio」には、音質を大幅に改善できる設定機能が豊富に用意されています。しかし、これらの機能を使いこなしている人は意外と少ないのが現状です。
- イコライザーで好みの音質に調整
- 環境音設定でコンサートホールのような臨場感
- バーチャルサラウンドで立体的な音響体験
- マイク設定でWeb会議やゲーム配信の音声をクリアに
この記事では、Realtek Audioの環境設定を徹底解説し、ゲーム、音楽鑑賞、映画鑑賞、Web会議など、用途別の最適設定もご紹介します。
無料で、しかも簡単な設定変更だけで、驚くほど音質が向上しますよ!
Realtek Audioとは?基礎知識

Realtek Audioの概要
Realtek Audioは、台湾のRealtekセミコンダクター社が開発したオーディオソリューションです。多くのパソコンメーカー(Dell、HP、Lenovo、ASUS、Acer、MSIなど)が採用しており、世界で最も広く使われているPC用オーディオチップの一つです。
主な特徴
- 高音質なオーディオ再生
- 豊富な音質調整機能
- マイク入力の高度な設定
- 低価格で高性能
2種類の管理アプリ
Realtek Audioには、2種類の管理アプリケーションがあります。
1. Realtek Audio Console(新しいバージョン)
対応ドライバー:Realtek(R) Audio
特徴
- Microsoft Storeから入手
- モダンなユーザーインターフェース
- Windows 10/11に最適化
- タッチ操作にも対応
インストール方法
- Microsoft Storeを開く
- 「Realtek Audio Console」で検索(※Storeでは「Realtek Audio Control」と表示されることもあります)
- インストールボタンをクリック
2. Realtek HDオーディオマネージャー(従来のバージョン)
対応ドライバー:Realtek High Definition Audio
特徴
- ドライバーと一緒に自動インストール
- 古いWindows(7/8)でも使用可能
- クラシックなデスクトップアプリ
- タスクトレイにアイコン表示
起動方法
- タスクトレイの「隠れているインジケーターを表示」(△マーク)をクリック
- Realtekのスピーカーアイコンをダブルクリック
または
- コントロールパネルを開く
- 「Realtek HDオーディオマネージャー」をクリック
どちらのアプリを使っているか確認する方法
- Windowsキー + Xを押す
- 「デバイスマネージャー」を選択
- 「サウンド、ビデオ、およびゲームコントローラー」を展開
- 表示されている名称を確認
- 「Realtek(R) Audio」→ Realtek Audio Console
- 「Realtek High Definition Audio」→ Realtek HDオーディオマネージャー
Realtek Audio Consoleの基本設定項目
Realtek Audio Consoleの主要な設定項目を解説します。
1. メインボリューム
機能:全体的な音量を調整します。
設定のポイント
- Windowsのシステム音量と連動
- アプリごとの音量は「音量ミキサー」で個別調整可能
2. イコライザー
機能:周波数帯域ごとに音量を調整し、音質を好みに変更できます。
周波数帯域の意味
- 31 Hz〜125 Hz(低音):ベース、バスドラムなどの重低音
- 250 Hz〜1 kHz(中音):ボーカル、ギター、ピアノの主要音域
- 2 kHz〜16 kHz(高音):シンバル、ハイハット、音の明瞭さ
プリセット例
- Rock(ロック):低音と高音を強調
- Pop(ポップ):中音域を強調してボーカルをクリアに
- Jazz(ジャズ):バランスの取れた自然な音
- Classical(クラシック):全体的にフラットで原音忠実
- Bass Boost(低音ブースト):低音域を大幅に強調
カスタム設定のコツ
- まずはプリセットを試す
- 気に入ったプリセットを基準に微調整
- 大幅に上げすぎると音が歪むので注意(±6dB程度まで)
- 設定を保存する機能を活用
3. 環境(Environment)
機能:異なる空間での音響効果をシミュレートします。
利用可能な環境
- Padded Cell(防音室):デッドな音(残響なし)
- Room(部屋):小さな部屋の自然な反響
- Bathroom(バスルーム):タイル張りの響き
- Living Room(リビングルーム):一般的な居室の音響
- Stone Room(石造りの部屋):固い壁面の反射音
- Auditorium(講堂):中規模ホールの響き
- Concert Hall(コンサートホール):大ホールの豊かな残響
- Cave(洞窟):エコーの効いた空間
- Arena(アリーナ):スタジアムのような広大な空間
使用上の注意
- 環境設定は音を大きく変化させる
- 音楽鑑賞では「なし」または「Living Room」が無難
- ゲームや映画では「Concert Hall」や「Arena」で臨場感アップ
- ただし、人によっては不自然に感じることも
4. ラウドネス等化(Loudness Equalization)
機能:人間の聴覚特性に合わせて、音量差を補正します。
効果
- 小さい音を聞き取りやすくする
- 大きい音を適度に抑える
- 動画の音声レベルのばらつきを軽減
おすすめの用途
- YouTube動画視聴
- 映画鑑賞
- ゲーム(足音などの小さい音を強調)
注意点
- 音楽鑑賞では、ダイナミックレンジが狭くなり平坦に聞こえることがある
- 音質重視なら「オフ」が基本
5. ボイスキャンセル(Voice Cancellation)
機能:ボーカルや特定の周波数帯域を除去します。
用途
- カラオケの伴奏作成
- ボーカル除去(完全ではない)
注意
- 音楽の一部が不自然に聞こえることがある
- 通常は「オフ」推奨
6. ピッチシフト(Pitch Shift)
機能:音の高さを変更します。
用途
- カラオケでキーを変更
- 音楽の速度を変えずに音程調整
注意
- 大幅に変更すると音質が劣化
- 通常の音楽・動画視聴では使用しない
7. バーチャルサラウンド
機能:ステレオ音源を疑似的にサラウンドサウンドに変換します。
設定オプション
- ステレオ:通常の2chステレオ
- 5.1サラウンド:5.1ch風の音響
- 7.1サラウンド:7.1ch風の音響
効果
- 音の立体感が増す
- ゲームで敵の位置を把握しやすくなる
- 映画で臨場感アップ
注意点
- イヤホン・ヘッドホンでの使用を前提とした機能
- 音楽鑑賞では原音と異なるため好みが分かれる
- ゲームでは有効だが、競技性の高いFPSでは賛否両論
8. デフォルトフォーマット(サンプリングレート)
機能:音声データの品質を設定します。
選択肢
- 16 bit, 44100 Hz(CD品質):標準的な音質、安定性が高い
- 16 bit, 48000 Hz(DVD品質):やや高音質
- 24 bit, 48000 Hz(スタジオ品質):高音質、推奨設定
- 24 bit, 96000 Hz(スタジオ品質):より高音質
- 24 bit, 192000 Hz(スタジオ品質):最高音質だが問題が起きやすい
推奨設定
- 一般用途:24 bit, 48000 Hz
- 安定性重視:16 bit, 44100 Hz
- 192000 Hzは避ける(音が割れたり途切れたりする報告が多い)
9. スピーカー設定
機能:接続しているスピーカーの構成を設定します。
選択肢
- Stereo(ステレオ):2チャンネル(最も一般的)
- Quadraphonic(4ch):4スピーカー
- 5.1 Surround(5.1ch):5.1chサラウンドシステム
- 7.1 Surround(7.1ch):7.1chサラウンドシステム
重要
実際に接続しているスピーカー数に合わせて設定してください。誤った設定では音が正しく出力されません。
マイク設定(録音デバイス)

Realtek Audio Consoleのマイク設定は、Web会議やゲーム配信、通話などで重要です。
1. マイクブースト(Microphone Boost)
機能:マイクの入力信号を増幅します。
設定値
- +0 dB:増幅なし(デフォルト)
- +10 dB:小さい声でも拾いやすくなる
- +20 dB:さらに増幅
- +30 dB:最大増幅
注意
- ブーストを上げすぎるとノイズも増幅される
- まずは+10 dBから試す
- マイクが十分な音量なら+0 dBのまま
2. マイク効果(Microphone Effects)
ノイズ抑制(Noise Suppression)
- 周囲のノイズを軽減
- ファンの音、キーボードのタイピング音などを抑える
- Web会議では「オン」推奨
エコーキャンセル(Acoustic Echo Cancellation)
- スピーカーからの音がマイクに入るのを防ぐ
- Web会議でハウリング防止
- ヘッドホン使用時は不要(オフでOK)
ビームフォーミング(Beamforming)
- 特定方向の音だけを拾う指向性録音
- ノートPCの内蔵マイクで有効
- 一方向モードと全方向モードがある
3. マイク効果モード(VAIOなど一部機種)
一方向(デフォルト)
- 正面の音声だけを拾う
- 一人でのWeb会議やゲーム配信に最適
- ノイズ抑制機能も有効
全方向
- 360度全方向の音を拾う
- 複数人でのWeb会議に適している
- 距離補正機能で遠くの声も聞こえやすい
音声認識を強化
- 音声認識ソフト用の最適化
- 通常は使用しない
用途別の最適設定
ゲーム向け設定【FPS・バトルロワイヤル系】
足音や敵の位置を正確に把握するための設定です。
イコライザー設定(足音重視)
31 Hz: -6 dB(爆発音などの重低音を抑える)
62 Hz: -3 dB
125 Hz: +0 dB
250 Hz: +3 dB(足音の周波数帯域)
500 Hz: +6 dB(足音の主要帯域)
1 kHz: +6 dB
2 kHz: +3 dB
4 kHz: +6 dB(足音の明瞭さ)
8 kHz: +9 dB(細かい音を強調)
16 kHz: +6 dB
その他の設定
- 環境:なし(オフ)
- ラウドネス等化:オン(小さい音を聞き取りやすく)
- バーチャルサラウンド:オン(7.1ch推奨、好みで調整)
- ボイスキャンセル:オフ
- デフォルトフォーマット:24 bit, 48000 Hz
ポイント
- 低音を下げることで爆発音や環境音を静かにする
- 中〜高音を上げて足音や装備音をクリアに
- ゲームタイトルによって最適なイコライザー設定は異なる
ゲーム向け設定【RPG・アドベンチャー系】
臨場感と音楽の美しさを重視した設定です。
イコライザー設定
プリセット:Classical または Jazz
または
各帯域:±3 dB以内で微調整
その他の設定
- 環境:Concert Hall または Arena(臨場感重視)
- ラウドネス等化:オフ(音楽の表現力を保つ)
- バーチャルサラウンド:オン(5.1chまたは7.1ch)
- ボイスキャンセル:オフ
- デフォルトフォーマット:24 bit, 48000 Hz
音楽鑑賞向け設定【原音忠実派】
できるだけ元の音源に忠実に再生する設定です。
イコライザー設定
すべての帯域:0 dB(フラット)
または
プリセット:なし
その他の設定
- 環境:なし(オフ)
- ラウドネス等化:オフ
- バーチャルサラウンド:オフ
- ボイスキャンセル:オフ
- すべてのサウンド効果をオフ:推奨
- デフォルトフォーマット:24 bit, 48000 Hz(ハイレゾ音源なら96000 Hz)
ポイント
- 原音を変えないため、拡張機能は基本的にすべてオフ
- 高品質なスピーカーやヘッドホンの性能を最大限に活かせる
音楽鑑賞向け設定【迫力重視派】
低音を強調して迫力ある音にする設定です。
イコライザー設定
31 Hz: +9 dB
62 Hz: +9 dB
125 Hz: +6 dB
250 Hz: +3 dB
500 Hz: +0 dB
1 kHz: +0 dB
2 kHz: +3 dB
4 kHz: +6 dB
8 kHz: +6 dB
16 kHz: +9 dB
または
プリセット:Rock、Pop、Bass Boost
その他の設定
- 環境:なし または Living Room
- ラウドネス等化:オン
- バーチャルサラウンド:好みで(オフ推奨)
- デフォルトフォーマット:24 bit, 48000 Hz
映画鑑賞向け設定
臨場感と迫力を両立した設定です。
イコライザー設定
プリセット:Movie または Rock
または
低音と高音を+3〜+6 dB程度強調
その他の設定
- 環境:Concert Hall または Arena
- ラウドネス等化:オン(セリフと爆発音の音量差を軽減)
- バーチャルサラウンド:オン(7.1ch推奨)
- ボイスキャンセル:オフ
- デフォルトフォーマット:24 bit, 48000 Hz
ポイント
- バーチャルサラウンドで映画館のような音響
- ラウドネス等化で深夜でも楽しめる
Web会議・オンライン授業向け設定
相手の声を聞き取りやすく、自分の声もクリアに伝える設定です。
スピーカー設定
イコライザー:フラット(0 dB)
環境:なし
ラウドネス等化:オン(相手の声が小さくても聞き取りやすい)
バーチャルサラウンド:オフ
デフォルトフォーマット:16 bit, 44100 Hz(安定性重視)
マイク設定
マイクブースト:+10 dB(声が小さい場合のみ)
ノイズ抑制:オン
エコーキャンセル:オン
ビームフォーミング:一方向モード
サンプリングレート:16 bit, 44100 Hz
ポイント
- ノイズ抑制とエコーキャンセルは必須
- マイクブーストは必要最小限に(ノイズ増加防止)
- ヘッドセット使用ならエコーキャンセル不要
ゲーム配信・実況向け設定
視聴者に聞きやすい音声を届ける設定です。
スピーカー設定
ゲーム音と自分の声のバランスを考慮
配信ソフト(OBS等)で個別に音量調整推奨
マイク設定
マイクブースト:+0〜+10 dB
ノイズ抑制:オン(キーボード音軽減)
エコーキャンセル:オフ(ヘッドホン使用のため)
ビームフォーミング:一方向モード
サンプリングレート:24 bit, 48000 Hz(高音質)
ポイント
- マイク音質は配信の質に直結
- ノイズ抑制でキーボードのタイピング音を軽減
- ポップガードやショックマウント使用でさらに改善
イコライザー設定の上級テクニック
自分だけのカスタムイコライザーを作る
- リファレンス曲を選ぶ
聴き慣れた曲、理想的な音と思う曲を選びます。
- フラットな状態から始める
すべての帯域を0 dBに設定します。
- 足りない部分を補う
曲を聴きながら、「低音が足りない」「高音がきつい」と感じた部分を調整します。
- 一度に調整するのは1〜2帯域まで
複数を同時に変えると、何が効いているか分からなくなります。
- 微調整は±3 dB以内
大幅な変更(±6 dB以上)は音を歪ませることがあります。
- 設定を保存
良い設定ができたら必ず保存しましょう。
周波数帯域別の効果
31 Hz〜62 Hz(超低音)
- ベースドラムの「ドンッ」という重み
- 映画の爆発音の迫力
- 上げすぎると音がこもる
125 Hz〜250 Hz(低音)
- ベースギター、ベースライン
- 男性ボーカルの温かみ
- 上げすぎると音が濁る
500 Hz〜1 kHz(中低音)
- ボーカルの厚み
- ギターの芯
- この帯域が大切、慎重に調整
2 kHz〜4 kHz(中高音)
- ボーカルの明瞭さ
- 楽器の存在感
- 上げすぎると耳が疲れる
8 kHz〜16 kHz(高音)
- シンバルの輝き
- 音のクリアさ、空気感
- 上げすぎると刺さるような音に
トラブルシューティング
Q1:Realtek Audio Consoleが起動しない
原因と対処法
- インストールされていない
- Microsoft Storeからインストール
- ドライバーが対応していない
- デバイスマネージャーで「Realtek High Definition Audio」と表示されている
- この場合は「Realtek HDオーディオマネージャー」を使用
- アプリが破損している
- アンインストール→再インストール
Q2:設定を変更しても音が変わらない
確認事項
- 既定のデバイスになっているか
- サウンド設定で確認
- 排他モードが有効になっている
- 一部のアプリが排他的にデバイスを制御していると、設定が反映されない
- スピーカープロパティ→詳細→排他モードのチェックを外す
- アプリ側でエフェクトがかかっている
- 音楽プレーヤーや動画プレーヤーのイコライザーをオフに
Q3:設定が勝手にリセットされる
原因と対処法
- 設定を保存していない
- イコライザーなどは保存ボタンを押す必要がある
- ドライバーが更新された
- Windows Updateで設定がリセットされることがある
- 設定のバックアップを取っておく
- 一時的なグリッチ
- オーディオサービスを再起動
- パソコンを再起動
Q4:イコライザーを使うと音が割れる
対処法
- ブーストしすぎ
- 各帯域を+3 dB以内に抑える
- 複数の帯域を大幅に上げない
- 全体音量が大きすぎる
- イコライザーで上げた分、全体音量を下げる
- スピーカー・ヘッドホンの限界
- 機器の性能を超えた設定になっている
Q5:バーチャルサラウンドが不自然
対処法
- 環境設定と重複
- 環境エフェクトをオフにする
- 設定が合っていない
- 5.1chと7.1chを切り替えて試す
- 元々の好みに合わない
- バーチャルサラウンドはオフにして、イコライザーで調整
よくある質問
Q1:環境設定は使った方がいいですか?
環境設定は好みが分かれます。
使う場合
- ゲームや映画で臨場感を楽しみたい
- スピーカーで聴いている
使わない場合
- 音楽鑑賞で原音を重視
- 不自然な響きが気になる
- 音質にこだわる
一般的には「オフ」または「Living Room」が無難です。
Q2:全部の設定を最高にすればいいですか?
いいえ、それは逆効果です。
- サンプリングレートを192000 Hzにすると音が途切れることがある
- イコライザーを全帯域+12 dBにすると音が歪む
- すべてのエフェクトをオンにすると不自然な音になる
基本方針
- 必要な機能だけ有効化
- イコライザーは控えめに(±6 dB以内)
- サンプリングレートは48000 Hzが安定
Q3:イコライザーのプリセットはどれがおすすめですか?
用途によります。
- ゲーム(FPS):カスタム(足音重視設定)
- ゲーム(RPG):Classical、Jazz
- 音楽(原音忠実):なし(フラット)
- 音楽(迫力重視):Rock、Pop、Bass Boost
- 映画:Movie、Rock
- Web会議:なし(フラット)
まずはプリセットを試して、気に入ったものを微調整するのがおすすめです。
Q4:マイクのノイズ抑制は常にオンにすべきですか?
オンにすべき場合
- Web会議、オンライン授業
- ゲーム配信、実況
- 通話
オフでもいい場合
- 静かな環境で録音
- 音質を最優先したい
ノイズ抑制は便利ですが、声の一部も抑制されることがあるため、必要に応じて使い分けましょう。
Q5:Realtek Audio ConsoleとNahimicなど他のソフトは併用できますか?
基本的には併用しない方がいいです。
複数のオーディオ管理ソフトを同時に使うと:
- 設定が競合する
- 音質が悪化する
- 不具合が起きやすい
どちらか一方を使用し、もう一方は無効化またはアンインストールしましょう。
Q6:設定ファイルのバックアップはできますか?
残念ながら、Realtek Audio Consoleには設定のエクスポート機能がありません。
対策
- スクリーンショットで設定を記録
- イコライザー設定を保存機能で複数保存
- 重要な設定はメモしておく
まとめ:Realtek Audioを使いこなして最高の音質を手に入れよう
Realtek Audioの環境設定を活用することで、追加費用ゼロでパソコンの音質を劇的に改善できます。
初心者向けの簡単設定
- イコライザー:プリセットから好みのものを選ぶ
- 環境:基本は「なし」、映画やゲームなら「Concert Hall」
- ラウドネス等化:動画視聴やゲームなら「オン」
- デフォルトフォーマット:「24 bit, 48000 Hz」に設定
これだけでも、明らかに音質が向上します。
用途別のおすすめ設定まとめ
| 用途 | イコライザー | 環境 | ラウドネス等化 | バーチャルサラウンド |
|---|---|---|---|---|
| FPSゲーム | カスタム(足音重視) | なし | オン | オン(7.1ch) |
| RPGゲーム | Classical/Jazz | Concert Hall | オフ | オン(5.1ch) |
| 音楽鑑賞(原音) | なし(フラット) | なし | オフ | オフ |
| 音楽鑑賞(迫力) | Rock/Bass Boost | なし | オン | オフ |
| 映画鑑賞 | Movie/Rock | Concert Hall | オン | オン(7.1ch) |
| Web会議 | なし(フラット) | なし | オン | オフ |
上級者向けのポイント
- イコライザーは微調整が基本(±3〜6 dB)
- 環境設定は音を大きく変えるため慎重に
- 複数のエフェクトを重ねると不自然になりがち
- 「Less is more(少ない方が良い)」の精神で
Realtek Audioの設定は、一度覚えてしまえば簡単です。自分の好みや用途に合わせて、ぜひいろいろな設定を試してみてください。
無料で、しかも数分の設定変更だけで、パソコンのオーディオ体験が驚くほど向上しますよ!

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