「Realtek Audio Console」を開こうとしたら、「このマシンをサポートしません」や「Realtek Audio Console doesn’t support for this machine」というエラーメッセージが表示されて困っていませんか?
このエラーは、特にWindows Updateの後によく発生します。音の設定を変更したいのにアプリが開けないと、本当に不便ですよね。
でも安心してください。この記事では、このエラーが起きる原因と、確実な解決方法を分かりやすく解説していきます。
Realtek Audio Consoleとは?

まず、Realtek Audio Console(リアルテック オーディオ コンソール)について簡単に説明しましょう。
これは、パソコンの音声設定を詳しく調整できるアプリです。スピーカーやヘッドホン、マイクなどの設定を細かく変更でき、音質の調整やイコライザー設定などができます。
多くのWindowsパソコンに標準でインストールされており、スタートメニューの「すべてのアプリ」から「R」のところに表示されます。
エラーが起きる主な原因
「このマシンをサポートしません」というエラーが出る原因は、主に次のようなものです。
1. ドライバーの互換性問題
最も多い原因がこれです。
Windows Updateによって、Realtekのオーディオドライバーが自動的に更新されることがあります。このとき、Windowsが提供する汎用ドライバーには、Realtek Audio Consoleを動かすために必要な「拡張ドライバー」が含まれていないことがあるんです。
2. ドライバーとアプリのバージョン不一致
Realtek Audio Consoleのバージョンと、インストールされているドライバーのバージョンが合っていない場合も、このエラーが発生します。
3. ドライバーの破損
何らかの理由でドライバーファイルが破損している場合も、正常に動作しません。
4. 必要なサービスが動いていない
「Realtek Audio Universal Service」というWindowsサービスが停止していると、Realtek Audio Consoleが正常に動作しません。
対処法1:パソコンを再起動する
まずは基本中の基本ですが、一度パソコンを再起動してみてください。
一時的な不具合であれば、これだけで解決することもあります。シンプルですが効果的な方法です。
対処法2:メーカーサイトから正しいドライバーをインストールする
これが最も確実な解決方法です。
手順の概要
Windows Updateで入ったドライバーではなく、パソコンメーカーやマザーボードメーカーが提供する専用ドライバーをインストールします。
詳しい手順
ステップ1:使用しているパソコンの型番を確認
- ノートパソコンの場合:本体の裏面や側面のシールに記載
- デスクトップの場合:マザーボードの型番を確認
ステップ2:メーカーのサポートサイトにアクセス
主要メーカーのサポートサイト:
- ASUS:https://www.asus.com/jp/support/
- MSI:https://jp.msi.com/support/
- DELL:https://www.dell.com/support/
- HP:https://support.hp.com/jp-ja
- Lenovo:https://support.lenovo.com/jp/ja
ステップ3:型番で検索してドライバーページへ
- サポートサイトで自分のパソコンまたはマザーボードの型番を入力
- 「ドライバー」または「ダウンロード」セクションを開く
- 「オーディオ」または「Realtek Audio」のドライバーを探す
ステップ4:最新のドライバーをダウンロード
- 「Realtek HD Audio Driver」や「Realtek Audio Driver」という名前のファイルを探す
- 最新バージョンをダウンロード
ステップ5:既存のドライバーを完全に削除
- スタートボタンを右クリック
- 「デバイスマネージャー」をクリック
- 「サウンド、ビデオ、およびゲーム コントローラー」を展開
- 「Realtek(R) Audio」または「Realtek High Definition Audio」を右クリック
- 「デバイスのアンインストール」をクリック
- 「このデバイスのドライバー ソフトウェアを削除する」に必ずチェック
- 「アンインストール」をクリック
ステップ6:ダウンロードしたドライバーをインストール
- ダウンロードしたファイル(.exeや.zipファイル)を実行
- 画面の指示に従ってインストール
- パソコンを再起動
これで、Realtek Audio Consoleが正常に動作するようになるはずです。
対処法3:ドライバーを手動で再インストールする
メーカーサイトからダウンロードできない場合の方法です。
重要な注意点
この方法では、インストール中にインターネットを一時的にオフにします。これは、Windowsが自動的に汎用ドライバーをインストールしてしまうのを防ぐためです。
手順
ステップ1:事前にドライバーをダウンロード
メーカーサイトからRealtek Audioドライバーをダウンロードしておきます。
ステップ2:インターネット接続を切断
- Wi-Fiをオフにする、または
- LANケーブルを抜く
ステップ3:現在のドライバーをアンインストール
- デバイスマネージャーを開く
- 「サウンド、ビデオ、およびゲーム コントローラー」から「Realtek Audio」をアンインストール
- ドライバーソフトウェアも削除するオプションにチェック
ステップ4:パソコンを再起動
インターネットは接続しないまま再起動します。
ステップ5:ダウンロードしたドライバーをインストール
- 事前にダウンロードしておいたドライバーのインストーラーを実行
- インストールが完了するまで待つ
ステップ6:再起動後にインターネットを再接続
インストールが完了したら、インターネット接続を元に戻します。
対処法4:Realtek Audio Consoleを再インストールする
アプリ自体に問題がある場合は、再インストールが有効です。
手順
ステップ1:アンインストール
- スタートメニューから「すべてのアプリ」を開く
- 「Realtek Audio Console」を右クリック
- 「アンインストール」をクリック
ステップ2:Microsoft Storeから再インストール
- Microsoft Storeを開く
- 検索バーで「Realtek Audio Console」を検索
- 「入手」または「インストール」をクリック
ステップ3:パソコンを再起動
インストール後、念のため再起動してください。
対処法5:ドライバーをロールバックする
Windows Updateの後にエラーが出始めた場合は、前のバージョンに戻せます。
手順
- デバイスマネージャーを開く
- 「Realtek(R) Audio」を右クリック
- 「プロパティ」をクリック
- 「ドライバー」タブを開く
- 「ドライバーを元に戻す」ボタンをクリック(グレーアウトしている場合は使えません)
- 理由を選択して「はい」をクリック
- パソコンを再起動
これで、以前のバージョンに戻ります。
対処法6:Windows Audioサービスを確認する

Realtek Audio Universal Serviceが正常に動いていないと、アプリが正常に動作しません。
手順
- キーボードで「Windows」キー + 「R」キーを同時押し
- 「services.msc」と入力してEnterキーを押す
- 「Realtek Audio Universal Service」を探す
- ダブルクリックして開く
- 「サービスの状態」が「実行中」になっているか確認
- 停止している場合は「開始」をクリック
- 「スタートアップの種類」を「自動」に設定
- 「OK」をクリック
対処法7:Windows Updateのドライバーを防ぐ設定
Windows Updateが自動的にドライバーを更新しないようにする方法もあります。
手順
- スタートボタンを右クリック
- 「設定」を開く
- 「Windowsの更新」をクリック
- 「詳細オプション」をクリック
- 「オプションの更新プログラム」をクリック
- Realtek関連の更新があれば、チェックを外す
ただし、この方法は一時的なものです。根本的な解決には、メーカー提供のドライバーをインストールすることをおすすめします。
ASUS製マザーボードの場合の特別な手順
ASUS製のマザーボードやパソコンを使っている場合、特別な手順が必要なケースがあります。
ASUSの拡張ドライバー
ASUSのマザーボードでは、「HDX_AsusExt_AVO_RTK.inf」という拡張ドライバーが必要です。これがないと、Realtek Audio Consoleが正常に動作しません。
解決方法:
- ASUSの公式サイトで自分のマザーボード型番を検索
- 最新の「Realtek Audio Driver」をダウンロード
- クリーンインストール手順に従ってインストール
トラブルシューティングツールを使う
Windowsの自動修復ツールも試す価値があります。
手順
- キーボードで「Windows」キー + 「R」キーを押す
- 「cmd」と入力してEnterキーを押す
- コマンドプロンプトに次のコマンドを入力:
msdt.exe -id DeviceDiagnostic
- Enterキーを押す
- 「ハードウェアとデバイス」のトラブルシューティングが起動
- 「次へ」をクリックして診断を実行
どうしても解決しない場合
ここまで試しても解決しない場合は、次のような可能性があります。
他のオーディオソフトとの競合
他のオーディオ関連ソフトウェア(例:Line 6のオーディオインターフェイス、Nahimicなどのサウンドエフェクトソフトなど)がインストールされている場合、競合が起きることがあります。
確認方法:
- デバイスマネージャーで「オーディオの入力および出力」を確認
- Realtek以外のオーディオデバイスがあれば、一時的に無効化してみる
Realtek HD Audio Managerを使う
Realtek Audio Consoleの代わりに、古いバージョンの「Realtek HD Audio Manager」を使うという選択肢もあります。
ただし、これは最新のシステムでは推奨されません。まずはConsoleが正常に動作するようにすることを優先してください。
まとめ
「Realtek Audio Console このマシンをサポートしません」エラーの解決方法をまとめます。
推奨される解決手順:
- パソコンを再起動してみる
- メーカーサイトから正しいドライバーをダウンロードしてインストール
- ダメなら手動で再インストール(インターネット切断方式)
- Realtek Audio Consoleアプリを再インストール
- Windowsサービスを確認
- ドライバーをロールバック
最も確実なのは、パソコンメーカーまたはマザーボードメーカーのサイトから専用のRealtekドライバーをダウンロードしてインストールする方法です。
Windows Updateが提供する汎用ドライバーには、Realtek Audio Consoleを動かすための拡張ファイルが含まれていないことが多いため、メーカー提供のドライバーを使うことが重要なんです。
重要なポイント:
- Windows Updateの汎用ドライバーではなく、メーカー専用ドライバーを使う
- ドライバーをアンインストールするときは「ドライバーソフトウェアも削除」にチェック
- インストール後は必ず再起動
- 必要に応じてインターネットを切断してインストール
この手順を丁寧に実行すれば、ほとんどの場合で問題は解決するはずです。
それでも解決しない場合は、パソコンメーカーのサポートに問い合わせることをおすすめします。

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