カスタムインストールとは?標準インストールとの違いをわかりやすく解説

プログラミング・IT

ソフトウェアをインストールするとき、「カスタムインストール」と「標準インストール(エクスプレスインストール)」の選択画面が表示されることがありますよね。

どちらを選べばいいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

この記事では、カスタムインストールの意味や標準インストールとの違い、それぞれのメリット・デメリットについて詳しく解説していきます。自分に合った方法を選べるようになりますよ。

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カスタムインストールとは

カスタムインストールとは、ソフトウェアのインストール時に、自分で細かい設定を選択できる方式のことです。

具体的には、以下のような項目を自由に選べます。

  • インストール先のフォルダ(CドライブかDドライブか等)
  • インストールするコンポーネント(機能)の選択
  • デスクトップへのショートカット作成の可否
  • データ送信や自動更新の設定

つまり、「自分好みにカスタマイズしてインストールできる」方式ということですね。

英語では「Custom Install」や「Advanced Install」と表記されることもあります。

標準インストール(エクスプレスインストール)とは

一方、標準インストールは、すべての設定が自動で決められる方式です。

ユーザーは「次へ」ボタンを押していくだけで、何も考えずにインストールが完了します。

  • インストール場所は自動で決定(通常はCドライブ)
  • すべての機能が自動でインストールされる
  • 推奨設定がそのまま適用される

「Express Install」「標準インストール」「クイックインストール」などと呼ばれることが多いですね。

カスタムインストールのメリット

カスタムインストールを選ぶと、どんな良いことがあるのでしょうか。

不要な機能を除外できる

すべての機能をインストールする必要がない場合、カスタムインストールなら不要なものを外せます。

例えば、NVIDIAのグラフィックドライバーをインストールする際、「HDオーディオドライバー」や「PhysX」といった機能が含まれています。これらが不要な場合は、チェックを外すことで容量の節約になるんです。

インストール場所を指定できる

Cドライブの容量が少ない場合、別のドライブにインストールしたいこともありますよね。

カスタムインストールなら、DドライブやEドライブなど、好きな場所を選択できます。特に大容量のソフトウェアの場合、この選択肢は重要です。

データ送信の可否を選べる

多くのソフトウェアには「カスタマーエクスペリエンス向上プログラム」という機能があります。

これは、ソフトの使用状況データを開発元に送信する機能なのですが、プライバシーが気になる方もいるでしょう。カスタムインストールなら、この機能をオフにできることが多いんです。

クリーンインストールを選択できる

ドライバー更新などの場合、カスタムインストールでは「クリーンインストール」というオプションが表示されることがあります。

これを選ぶと、古い設定をすべて削除して新しくインストールできるため、不具合が起きている場合に有効です。

カスタムインストールのデメリット

もちろん、カスタムインストールにもデメリットはあります。

時間がかかる

各項目を確認して選択する必要があるため、標準インストールと比べて時間がかかってしまいます。

急いでいるときや、特にこだわりがない場合は面倒に感じるかもしれません。

知識が必要

どの機能が必要で、どれが不要なのか判断するには、ある程度の知識が必要になります。

よくわからない項目については、チェックを外していいのか迷ってしまうこともあるでしょう。

設定を間違える可能性

必要な機能のチェックを誤って外してしまうと、ソフトウェアが正常に動作しないことがあります。

特に初心者の方は、どれが必須でどれがオプションなのか判断が難しいですよね。

標準インストールのメリット

次に、標準インストールの良い点を見ていきましょう。

とにかく速い

考える必要がないため、インストールが非常にスピーディーに完了します。

時間がないときや、とにかく早く使いたいときには最適な選択です。

初心者でも安心

どの項目を選べばいいか迷う必要がありません。

開発元が推奨する設定でインストールされるため、基本的には問題なく動作するはずです。

必要な機能が自動で入る

どの機能が必要なのか判断できない場合でも、標準インストールなら必要なものがすべて自動でインストールされます。

後から「あの機能が入っていなかった」という心配がないんですね。

標準インストールのデメリット

一方で、標準インストールにもいくつか注意点があります。

不要な機能まで入る

すべての機能が自動でインストールされるため、使わない機能も含まれてしまいます。

ストレージ容量を圧迫する原因になることもあるでしょう。

設定が選べない

インストール場所やデータ送信の可否など、細かい設定を自分で決められません。

プライバシーを重視する方にとっては、気になるポイントかもしれませんね。

トラブルのリスク

場合によっては、不要な機能が他のソフトウェアと競合してトラブルを起こすことがあります。

例えば、NVIDIAのHDオーディオドライバーをインストールすると、音が出なくなったという報告もあるんです。

どちらを選ぶべき?状況別の選び方

それでは、具体的にどんな場合にどちらを選べばいいのでしょうか。

カスタムインストールを選ぶべき人

以下のような方には、カスタムインストールがおすすめです。

  • ストレージ容量を節約したい
  • インストール場所を自分で決めたい
  • プライバシーを重視したい
  • ソフトウェアについてある程度知識がある
  • ドライバー更新で不具合が起きている(クリーンインストールしたい)

標準インストールを選ぶべき人

こんな方には、標準インストールが向いています。

  • とにかく早くインストールしたい
  • 特にこだわりがない
  • どの機能が必要か判断できない
  • 初めて使うソフトウェアで、推奨設定で試したい

実際の例:NVIDIAドライバーの場合

具体例として、NVIDIAのグラフィックドライバー更新時の選択を見てみましょう。

エクスプレスインストール

すべてのコンポーネントが自動でインストールされます。

  • グラフィックドライバー
  • PhysX システムソフトウェア
  • HD オーディオドライバー
  • GeForce Experience(オプション)

これらすべてが、確認なしでインストールされるんです。

カスタムインストール

インストールする項目を個別に選択できます。

例えば、HDMI経由で音声を出力していない場合は「HD オーディオドライバー」のチェックを外せます。また、「クリーンインストールの実行」にチェックを入れることで、古い設定をすべて削除してからインストールすることも可能です。

カスタムインストール時の注意点

カスタムインストールを選ぶ際は、以下の点に注意しましょう。

必須コンポーネントは外さない

ソフトウェアの動作に必要な機能は、チェックを外さないようにしてください。

どれが必須かわからない場合は、説明をよく読むか、初回は標準インストールで試してみるのも一つの方法です。

インストール場所の確認

カスタムインストールでフォルダを指定する際は、パスに半角英数字を使用するのが無難です。

日本語を含むパスだと、一部のソフトウェアで不具合が起きることがあるんですね。

バックアップの作成

特に重要なソフトウェアをカスタムインストールする前は、システムのバックアップを取っておくと安心です。

万が一問題が起きても、すぐに元の状態に戻せますよ。

カスタムインストールとクリーンインストールの違い

混同しやすい用語なので、違いを整理しておきましょう。

カスタムインストール

インストール時の設定を自分で選択できる方式のことです。

新規インストールでも更新でも使える用語ですね。

クリーンインストール

古い設定やファイルをすべて削除してから、新しくインストールする方式です。

Windowsの場合、以前のインストールは保存されますが、ユーザー設定は引き継がれません。

カスタムインストールの中に「クリーンインストールを実行する」というオプションがある場合もあるので、混同しないよう注意しましょう。

まとめ

カスタムインストールと標準インストールの違いについて解説してきました。

カスタムインストールは、時間はかかりますが、自分好みの設定でソフトウェアをインストールできます。不要な機能を除外できたり、プライバシー設定を選べたりするのが大きなメリットです。

一方、標準インストールは速くて簡単。初心者の方や、とにかく早くインストールしたい場合に最適ですね。

自分の知識レベルや状況に応じて、適切な方を選んでみてください。

どちらを選ぶか迷ったら、最初は標準インストールで試してみて、慣れてきたらカスタムインストールに挑戦するのもいいでしょう。ソフトウェアによって選択肢や項目は異なるので、インストール時の説明をよく読むことが大切ですよ。

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