「MSIモニターの明るさを調整したいけど、どうやるの?」「目が疲れるから最適な明るさに設定したい」
MSIモニターの明るさ調整は、実は3つの方法があります。この記事では、OSDメニューを使った基本的な方法から、PCソフトやスマホアプリを使った便利な方法まで、すべて分かりやすく解説していきます。
MSIモニターの明るさ調整:3つの方法

MSIモニターの明るさは、以下の3つの方法で調整できます。
方法1:OSDメニュー(最も基本的)
モニター本体のボタンやジョイスティックを使って調整する方法です。
メリット:
- すべてのMSIモニターで使える
- ソフトのインストール不要
- 確実に動作する
デメリット:
- モニター背面や下部のボタンを操作する必要がある
- 慣れるまで少し時間がかかる
方法2:Gaming OSD(PCソフトウェア)
Windows PCにソフトをインストールして、PC画面から調整する方法です。
メリット:
- マウスで簡単に操作できる
- 複数の設定を素早く切り替えられる
- プロファイル保存機能が便利
デメリット:
- ソフトのインストールが必要
- 一部のモデルのみ対応
方法3:MSI Remote Display(スマホアプリ)
Androidスマートフォンから調整する方法です。
メリット:
- スマホから手軽に操作できる
- Gaming OSDがインストール済みなら簡単に連携
- LED効果も調整できる(対応モデルのみ)
デメリット:
- iOSは非対応(Androidのみ)
- Gaming OSDの事前設定が必要
- 対応モデルが限られる
それでは、それぞれの方法を詳しく見ていきましょう!
方法1:OSDメニューで明るさを調整【基本】
OSD(On-Screen Display)メニューは、すべてのMSIモニターに搭載されている基本的な設定画面です。
OSDメニューとは?
画面上に表示される設定メニューのことで、明るさ、コントラスト、色温度などをモニター本体のボタンで調整できます。
操作方法:Naviキー(ジョイスティック)の使い方
最近のMSIモニターには、「Naviキー」と呼ばれる多方向ジョイスティックが搭載されています。
Naviキーの位置:
- モニター背面の中央下部または右下
- 一部モデルでは前面下部
基本操作:
- 押し込み: 決定、選択
- 上下左右に倒す: メニュー移動、値の変更
- 左に倒す(一部画面): キャンセル、戻る
明るさ調整の手順(標準的なMSIモニター)
ステップ1:OSDメニューを開く
- モニター背面または前面のNaviキーを押す
- OSDメニューが画面に表示される
ショートカット機能(モデルによって異なる):
- Naviキーを上に倒す → ゲームモード選択
- Naviキーを右に倒す → 入力切替
- Naviキーを左に倒す → タイマー
- Naviキーを下に倒す → アラーム設定
ステップ2:イメージメニューに移動
- Naviキーを左右に倒してメニュー項目を選択
- 「イメージ」(Image)または「画像」メニューを選択
- Naviキーを押し込んで決定
ステップ3:明るさを調整
- 「輝度」(Brightness)を選択
- Naviキーを押し込んで調整モードに入る
- Naviキーを上下に倒して明るさを調整(0〜100)
- Naviキーを押し込んで決定
ステップ4:設定を保存して終了
- Naviキーを左に倒してメニューを戻る
- さらに左に倒すか、数秒待つと自動的にOSDメニューが閉じる
ボタン式モニターの場合(古いモデル)
Naviキーがない古いMSIモニターでは、複数のボタンで操作します。
操作手順:
- 「Menu」ボタンを押してOSDメニューを開く
- 「▲」「▼」ボタンでメニュー項目を選択
- 「►」ボタンでサブメニューに入る
- 「▲」「▼」ボタンで明るさを調整
- 「Menu」ボタンを押して保存・終了
方法2:Gaming OSDで明るさを調整【PC経由】
Gaming OSDは、MSIが提供するWindows用のモニター制御ソフトウェアです。
Gaming OSDとは?
PC画面上でモニターの設定を変更できるユーティリティソフトで、マウス操作で簡単に明るさやその他の設定を調整できます。
対応モデルの確認
Gaming OSDは、すべてのMSIモニターに対応しているわけではありません。
対応確認方法:
- MSI公式サイトにアクセス
- あなたのモニターの製品ページを開く
- 「サポート」→「ユーティリティ」を確認
- 「Gaming OSD」があればダウンロード可能
Gaming OSDのインストール
ステップ1:ダウンロード
- MSI公式サイトからGaming OSDをダウンロード
- ZIPファイルを解凍
ステップ2:インストール
- 解凍したフォルダ内の「setup.exe」をダブルクリック
- インストールウィザードに従ってインストール
- PCを再起動
ステップ3:初回設定
- モニターとPCをDisplayPortまたはHDMIで接続していることを確認
- Gaming OSDを起動
- モニターが自動検出される
Gaming OSDで明るさを調整
方法A:クイック調整
- タスクトレイのGaming OSDアイコンをクリック
- スライダーが表示される
- 「明るさ」スライダーをドラッグして調整
方法B:詳細設定
- Gaming OSDのメイン画面を開く
- 「イメージ」または「画像設定」タブをクリック
- 「明るさ」スライダーで調整(0〜100)
- 「適用」または「OK」をクリック
プロファイル機能の活用
Gaming OSDでは、複数の設定をプロファイルとして保存できます。
プロファイルの作成手順:
- 明るさやコントラストなど、好みの設定を調整
- 「プロファイル」メニューから「現在の設定を保存」
- プロファイル名を入力(例:「日中用」「夜間用」)
- 保存
プロファイルの切り替え:
ドロップダウンメニューから選択するだけで、瞬時に設定が切り替わります。
Gaming OSDのおすすめ設定
一般的な作業用:
- 明るさ:50〜70
- コントラスト:70〜80
ゲーム用:
- 明るさ:60〜80
- コントラスト:75〜85
夜間・就寝前:
- 明るさ:20〜40
- ブルーライト軽減:ON
方法3:MSI Remote Displayで明るさを調整【スマホ経由】

MSI Remote Displayは、Androidスマートフォンからモニターを操作できるアプリです。
MSI Remote Displayとは?
スマートフォンをモニターのリモコンとして使えるアプリで、明るさ、コントラスト、入力切替などを遠隔操作できます。
対応環境
必要条件:
- Android 5.0以降のスマートフォン(iOSは非対応)
- Gaming OSD 0.0.2.3以降がPCにインストール済み
- 対応モニターモデル
対応モデル:
MSI公式サイトで最新のサポートモデルリストを確認してください:
https://www.msi.com/Landing/MSI-Commander-Unit
設定手順
ステップ1:Gaming OSDの設定
- PCにGaming OSDをインストール(前述の方法2を参照)
- Gaming OSDを起動
- 「設定」から「Remote Display」を有効にする
ステップ2:アプリのインストール
- Google PlayストアでMSI Remote Displayを検索
- アプリをインストール
- アプリを起動
ステップ3:モニターとの接続
- PCとスマートフォンが同じWi-Fiネットワークに接続されていることを確認
- アプリがモニターを自動検出
- 接続を許可
MSI Remote Displayで明るさを調整
- アプリを起動
- 接続されたモニターを選択
- 「明るさ」スライダーをタップ
- スライダーを左右に動かして調整
- 自動的に反映される
その他の便利機能
入力切替:
HDMI、DisplayPort、USB-Cなどを瞬時に切り替え
ゲームモード切替:
FPS、RTS、RPGなどのプリセットモードを選択
LED効果の調整(対応モデルのみ):
MSI Mystic Lightに対応したモニターでは、LEDの色や効果をカスタマイズできます。
おすすめの明るさ設定値
モニターの明るさは、使用環境や時間帯によって最適な値が変わります。
時間帯別のおすすめ設定
日中(明るい部屋)
推奨値:60〜80
- 自然光が入る明るい部屋では、高めの明るさが見やすい
- 白い画面が眩しすぎないレベルに調整
- コントラスト:75〜85
夕方・曇りの日
推奨値:40〜60
- 室内照明のみの環境に合わせる
- 日中よりやや暗めに設定
- コントラスト:70〜80
夜間・就寝前
推奨値:20〜40
- 目への負担を減らす
- ブルーライトカット機能を併用
- コントラスト:65〜75
用途別のおすすめ設定
一般的な作業・ブラウジング
- 明るさ:50〜70
- コントラスト:70〜80
- 色温度:標準またはウォーム
ポイント:
長時間の作業では、目が疲れない程度の明るさに抑えることが重要です。
ゲーム
- 明るさ:60〜80
- コントラスト:75〜85
- ゲームモード:FPS、RPGなど適したモードを選択
ポイント:
暗い場面が多いゲームでは、「ナイトビジョン」や「ブラックイコライザー」機能を併用すると見やすくなります。
映画・動画視聴
- 明るさ:40〜60
- コントラスト:80〜90
- 色温度:シネマモード
ポイント:
映画館に近い雰囲気を再現するため、やや暗めの設定が推奨されます。
クリエイティブ作業(写真・動画編集)
- 明るさ:50〜70
- コントラスト:75〜80
- 色温度:6500K(sRGBモード)
ポイント:
正確な色再現が必要な場合は、モニターのキャリブレーションも検討しましょう。
目が疲れにくい設定のコツ
1. 部屋の明るさとモニターの明るさを合わせる
モニターだけが極端に明るいor暗いと、目が疲れやすくなります。
簡単なチェック方法:
- 白い紙をモニターの横に置く
- モニターに白い画面を表示
- 紙とモニターの明るさが同じくらいになるように調整
2. コントラストも適切に設定
明るさだけでなく、コントラストも重要です。
理想的なコントラスト:
- 黒い部分が真っ黒すぎず、グレーに見える程度
- 白い部分が眩しすぎず、輪郭がはっきり見える程度
3. ブルーライトカット機能を活用
多くのMSIモニターには、ブルーライトカット機能が搭載されています。
設定方法:
OSDメニュー → 「Eye Saver」または「ブルーライト軽減」をON
効果:
- 目の疲れを軽減
- 夜間の睡眠の質向上
4. 20-20-20ルールを実践
モニター設定だけでなく、休憩も重要です。
20-20-20ルール:
20分ごとに、20フィート(約6m)先を、20秒間見る
これにより、目の筋肉がリラックスし、疲労が軽減されます。
トラブルシューティング
明るさ調整がうまくいかない場合の対処法を紹介します。
問題1:OSDメニューが表示されない
原因と対処法:
原因A:入力信号がない
- 対処法:PCの電源を入れ、正しい入力ソースを選択
原因B:OSDロック機能が有効
- 対処法:Naviキーを10秒間長押ししてロック解除
原因C:モニターの故障
- 対処法:電源を一度抜いて30秒待ってから再接続
問題2:明るさを変更しても反映されない
考えられる原因:
原因A:DCR/DCC機能がON
- MSIモニターの一部には、画面に応じて自動で明るさを調整する「DCR」または「DCC」機能があります
- 対処法:OSDメニュー → 「プロフェッショナル」 → 「DCR/DCC」をOFF
原因B:特定のゲームモードが選択されている
- 一部のゲームモードでは、明るさが固定される場合があります
- 対処法:「ユーザーモード」に変更
原因C:ケーブルの接続不良
- 対処法:HDMIまたはDisplayPortケーブルを抜き差し
問題3:Gaming OSDでモニターが認識されない
対処法:
- ケーブルを確認
- DisplayPortまたはHDMIで接続されているか確認
- VGAケーブルでは認識されない場合があります
- Gaming OSDを再インストール
- アンインストールしてから最新版をダウンロード
- モニターのファームウェア更新
- MSI公式サイトで最新ファームウェアを確認
- 対応モデルか確認
- すべてのMSIモニターがGaming OSDに対応しているわけではありません
問題4:MSI Remote Displayが接続できない
対処法:
- Wi-Fi接続を確認
- PCとスマートフォンが同じWi-Fiネットワークに接続されているか確認
- Gaming OSDのRemote Display設定を確認
- PC側のGaming OSDで「Remote Display」が有効になっているか確認
- ファイアウォールを確認
- Windowsファイアウォールが通信をブロックしている可能性
- Gaming OSDの通信を許可する設定に変更
- アプリとGaming OSDのバージョン確認
- 両方とも最新版にアップデート
Windows設定での明るさ調整(外部モニターは制限あり)
Windowsの設定からモニターの明るさを調整することもできますが、外部モニターでは制限があります。
ノートPCの内蔵ディスプレイの場合
手順(Windows 11):
- Windowsキー + I で設定を開く
- 「システム」→「ディスプレイ」
- 「明るさ」スライダーで調整
ショートカット:
- アクションセンター(画面右下)から明るさスライダーで調整
外部モニター(MSIモニター)の場合
⚠️ 重要: Windowsの明るさ設定は、基本的にノートPCの内蔵ディスプレイのみ有効です。
外部モニターで調整するには:
- 方法1:OSDメニューを使う(前述)
- 方法2:Gaming OSDを使う(対応モデルのみ)
- 方法3:DisplayBuddyなどのサードパーティ製ソフトを使う
DisplayBuddy(サードパーティソフト)
DisplayBuddyは、WindowsのキーボードでMSI外部モニターの明るさを調整できるソフトウェアです。
特徴:
- キーボードの明るさキーで外部モニターを制御
- 複数モニターの一括調整
- プリセット機能
注意点:
- 有料ソフトウェア(7日間返金保証あり)
- DDC/CI対応モニターが必要
よくある質問(FAQ)

Q1:MSIモニターの推奨明るさは?
A:使用環境によりますが、一般的には50〜70が目安です。
詳細:
- 明るい部屋:60〜80
- 薄暗い部屋:40〜60
- 暗い部屋:20〜40
最も重要なのは、「白い画面が眩しすぎず、黒い画面が真っ黒すぎない」レベルに調整することです。
Q2:Gaming OSDはすべてのMSIモニターで使える?
A:いいえ、対応モデルのみです。
確認方法:
MSI公式サイトのあなたのモニターの製品ページで「ユーティリティ」セクションを確認してください。Gaming OSDがダウンロード可能であれば対応しています。
Q3:明るさとコントラストの違いは?
A:明るさは画面全体の明るさ、コントラストは明暗の差です。
明るさ:
画面全体が明るくなったり暗くなったりします。
コントラスト:
白と黒の差が強調されます。高すぎると白飛びや黒つぶれが発生します。
Q4:ブルーライトカット機能を使うと画面が黄色くなる
A:これは正常な動作です。
ブルーライトカット機能は、青色成分を減らして目への負担を軽減する機能です。そのため、画面全体がやや黄色味を帯びて見えます。
対処法:
- ブルーライトカットレベルを下げる
- 色温度を「ウォーム」に設定して併用
- 慣れるまで使用を続ける
Q5:モニターの明るさが勝手に変わる
A:自動調整機能がONになっている可能性があります。
確認箇所:
OSDメニュー → 「DCR」「DCC」「Auto Brightness」などの機能をOFF
Q6:MSI Remote DisplayがiPhoneで使えない
A:残念ながら、MSI Remote DisplayはAndroid専用です。
代替案:
- Gaming OSDをPC経由で使う
- OSDメニューで調整
Q7:複数のMSIモニターがある場合、一括で明るさを変更できる?
A:Gaming OSDを使えば可能です。
Gaming OSDでは、複数のモニターを認識し、個別または一括で設定を変更できます。
まとめ:自分に合った方法で快適なモニター環境を
MSIモニターの明るさ調整には、3つの方法があります。
方法の選び方:
✅ OSDメニュー(方法1)
- すべてのモニターで確実に使える
- 初回設定やたまに調整する場合に最適
✅ Gaming OSD(方法2)
- 頻繁に設定を変える人におすすめ
- プロファイル機能で時間帯別に切り替えたい人に最適
✅ MSI Remote Display(方法3)
- スマホで手軽に操作したい人向け
- Gaming OSDを使っているなら追加で導入すると便利
最適な明るさの見つけ方:
- 最初は50に設定
- 白い画面が眩しければ下げる
- 暗い画面が見にくければ上げる
- 長時間使用して目が疲れないレベルを探す
- 時間帯や用途に応じて微調整
重要なポイント:
- 部屋の明るさに合わせて調整する
- ブルーライトカット機能を活用する
- 定期的に休憩を取る(20-20-20ルール)
快適なモニター環境を整えて、目の疲れを軽減しましょう!


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