MSI製のパソコンを買ったけど、MSI Centerって何?
そんな疑問を持っていませんか?MSI Centerは、MSI製パソコンの性能を最大限に引き出すための統合管理ソフトウェアです。
この記事では、MSI Centerの基本から応用まで、初心者の方でもわかるように詳しく解説していきます。
MSI Centerとは?

MSI Centerは、MSI(Micro-Star International)が独自に開発したシステム管理・最適化ソフトウェアです。
基本概要
開発元:
MSI(マイクロスター・インターナショナル)
対応製品:
- MSI製ノートパソコン(ゲーミング、クリエイター、ビジネス)
- MSI製マザーボード
- MSI製デスクトップPC
- 一部のMSI製周辺機器
対応OS:
Windows 10/11(64ビット)
MSI Centerの目的
一元管理:
複数の設定やツールを1つのアプリで管理できます。
最適化:
用途に応じてシステムを自動的に最適化します。
簡単操作:
複雑な設定をワンクリックで実行できます。
従来のソフトとの違い
旧ソフト:
- Dragon Center(旧世代)
- Command Center(マザーボード向け旧ソフト)
MSI Center:
これらを統合・進化させた最新版です。
MSI Centerでできること(主要機能)
MSI Centerには多くの機能があります。まずは主要な機能を見ていきましょう。
機能1: ハードウェアモニタリング
システムの状態をリアルタイムで監視できます。
確認できる情報:
CPU:
- 使用率(%)
- 温度(℃)
- クロック周波数(MHz/GHz)
- 各コアの状態
GPU(グラフィックボード):
- 使用率(%)
- 温度(℃)
- クロック周波数
- VRAMの使用量
メモリ(RAM):
- 使用量(GB)
- 使用率(%)
ストレージ(SSD/HDD):
- 使用量
- 空き容量
- 温度
- 健康状態
ファン:
- 回転数(RPM)
- 各ファンの状態
メリット:
システムの状態が一目でわかり、異常を早期発見できます。
機能2: ユーザーシナリオ(パフォーマンスモード)
使用状況に応じて、システム全体の動作を切り替えられます。
主なモード:
Extreme Performance(エクストリームパフォーマンス):
- 最高性能モード
- ゲームや重い作業向け
- ファンが高速回転
- 消費電力が大きい
- オーバークロック可能(対応機種のみ)
Balance(バランス):
- MSI推奨の標準モード
- 性能と静音性のバランス
- 日常使用に最適
- ACアダプター接続時でも使用可能
Silent(サイレント):
- 静音性重視
- ファン回転を抑制
- 軽い作業向け
- 図書館などで使用時に便利
Super Battery(スーパーバッテリー):
- バッテリー持続時間を最大化
- 性能を抑えて省電力
- 外出時に便利
Smart Auto(スマートオート):
- AIが自動で最適なモードを選択
- ユーザーの使い方を学習
- 手動切り替え不要
User(ユーザー):
- 自分で細かく設定
- パフォーマンスレベルとファン速度を個別調整
- 上級者向け
切り替え方法:
MSI Centerから選択するだけ。キーボードショートカット(Fn + F7)でも切り替え可能(対応機種のみ)。
機能3: ゲーミングモード
ゲームタイトルごとに設定を最適化できます。
できること:
自動最適化:
登録したゲームを起動すると、自動的に最適な設定に切り替わります。
システム設定:
- パフォーマンスモードの切り替え
- メモリの解放
- バックグラウンドプロセスの制限
ディスプレイ設定:
- True Color(画質モード)の切り替え
- ゲームに最適な発色
オーディオ設定:
- Nahimic(音響設定)の切り替え
- ゲームに最適な音響効果
周辺機器:
- タッチパッドの無効化(誤操作防止)
- キーボードバックライトの変更
ライティング:
- Mystic Light(RGB LED)の制御
- ゲームに合わせた光り方
注意:
すべてのゲームが対応しているわけではありません。主に有名タイトルが対象です。
機能4: スマートプライオリティ
アプリケーションの優先度を自動調整します。
3つのモード:
Auto Priority(自動優先度):
使用中のアプリを自動的に優先
Smart Priority(スマート優先度):
AIが使用頻度を学習し、よく使うアプリを優先
User Priority(ユーザー優先度):
手動でアプリの優先度を設定
効果:
- CPUリソースの最適配分
- 重いアプリがある時でも快適
- クリエイティブアプリ(動画編集など)で効果的
機能5: バッテリーマスター(ノートPC専用)
バッテリーを賢く管理します。
Battery Optimizer(バッテリー最適化):
Best for Mobility(60%充電):
- 60%までしか充電しない
- バッテリー寿命を最大化
- 外出が少ない人向け
Balanced(80%充電):
- 80%までしか充電しない
- 寿命と容量のバランス
- 推奨設定
Best for Battery(100%充電):
- 100%まで充電
- 長時間の外出時に
AI Charger:
AIが2週間ごとに使用パターンを分析し、最適な充電パターンを自動設定します。
Battery Calibration(バッテリーキャリブレーション):
バッテリーの精度を調整する機能。MSIは3ヶ月に1回の実行を推奨しています。
重要性:
ノートPCのバッテリーは消耗品です。適切な設定で寿命を延ばせます。
機能6: システム診断
システムの状態をチェックできます。
System Checker(システムチェッカー):
ディスククリーンアップ:
不要なファイルを削除して空き容量を増やす
メモリ解放:
使用していないメモリを解放して動作を軽快に
SSDステータス:
- モデル名
- 容量
- 温度
- 健康状態(アイコンの色で判断)
Hardware Diagnosis(ハードウェア診断):
- オーディオのテスト
- キーボードのテスト
- タッチパッドのテスト
- その他のハードウェア機器の診断
機能7: Live Update(ライブアップデート)
ドライバーやBIOSを一括更新できます。
機能:
自動スキャン:
システムを分析し、更新可能なドライバーやツールを検出
一括ダウンロード:
必要な更新を選択して、まとめてダウンロード&インストール
対象:
- BIOSファームウェア
- グラフィックドライバー
- チップセットドライバー
- オーディオドライバー
- その他のMSIユーティリティ
メリット:
個別に探す手間が省け、常に最新の状態を維持できます。
注意:
BIOS更新は慎重に。更新中は絶対に電源を切らないでください。
機能8: Mystic Light(RGB LED制御)
対応機種のLEDライティングを制御します。
対応デバイス:
- キーボードバックライト
- 本体のLED
- MSI製マザーボード
- MSI製グラフィックボード
- 対応する周辺機器
設定項目:
- 色の選択
- エフェクト(点滅、グラデーション、呼吸など)
- 速度
- 輝度
RGB SYNC:
すべての対応デバイスのライティングを同期できます。
機能9: True Color(画質調整)
ディスプレイの発色を用途に応じて調整します。
プリセットモード:
- Gamer(ゲーマー): ゲーム向けの鮮やかな発色
- Anti-Blue(ブルーライトカット): 目の疲れを軽減
- Office(オフィス): 文書作業に適した発色
- Movie(ムービー): 動画視聴に最適
- Designer(デザイナー): クリエイター向けの正確な色再現
カスタム設定:
色温度、ガンマ、彩度などを細かく調整可能。
機能10: AI機能(対応機種のみ)
最新機種では、AI機能が搭載されています。
MSI AI Engine:
ユーザーの行動を学習し、リアルタイムで最適化します。
4つのAIプロファイル:
- Gaming: ゲームプレイ時
- Work: 作業時
- Meeting: オンライン会議時
- Entertainment: エンタメ時
AI Noise Cancellation Pro:
AIがノイズを識別・除去し、人の声をクリアにします。
AI LAN Manager:
ネットワークを最適化し、帯域幅を優先的に配分します。
MSI Centerのインストール方法

MSI製PCには最初からインストールされていることが多いですが、なければ手動でインストールできます。
ダウンロード
手順:
- MSI公式サイトにアクセス
- 自分のPCモデルを検索
- 「サポート」→「ドライバ&ユーティリティ」を選択
- 「MSI Center」をダウンロード
直接ダウンロード:
MSI公式サイトのMSI Centerページからもダウンロード可能です。
注意:
公式サイト以外からのダウンロードは危険です。必ず公式サイトから入手してください。
インストール手順
詳細手順:
- ダウンロードしたZIPファイルを解凍
- 「MSICenter」セットアッププログラムをダブルクリック
- 「Install」をクリック
- インストール完了まで待つ
- スタートメニューから「MSI Center」を右クリック
- 「管理者として実行」を選択
- 利用規約に同意(チェックを入れる)
- 「OK」をクリック
- インストールが完了するまで待つ
- 「Start Now」をクリック
初回起動:
使用シナリオの選択画面が表示されます。自分の用途に合ったものを選択するか、スキップしてください。
Feature Sets(機能セット)のインストール
MSI Centerは最初、すべての機能がインストールされていません。
Feature Setsとは:
MSI Centerの拡張機能をモジュール式でインストールできる仕組みです。
インストール方法:
- MSI Centerを開く
- 右上の「4つの四角」アイコンをクリック
- 「Feature Sets」画面が表示される
- 「Installed」: すでにインストール済みの機能
- 「Available」: インストール可能な機能
- 必要な機能を選択してインストール
推奨:
容量に余裕があれば、全機能をインストールしてしまうのがおすすめです。後から必要になった時に便利です。
MSI Centerの基本的な使い方
インストールが完了したら、実際に使ってみましょう。
画面構成
MSI Centerは大きく分けて3つのセクションがあります。
Monitor(モニター):
ハードウェアの状態を表示
Features(機能):
各種機能にアクセス
Support(サポート):
サポート情報、製品登録、アップデートなど
ハードウェアモニタリングを見る
手順:
- MSI Centerを起動
- 最初に表示されるのが「Hardware Monitoring」画面
- CPU、GPU、RAM、SSDの使用状況が表示される
活用方法:
- 重い作業中に使用率をチェック
- 温度が高すぎないか確認(80℃以上なら要注意)
- ファンの回転数を確認
パフォーマンスモードを変更する
手順:
- 「Features」をクリック
- 「User Scenario」を選択
- 好みのモードをクリック
- 自動的に適用される
おすすめ設定:
ゲームプレイ時:
Extreme Performance
動画編集・クリエイティブ作業:
Balance または Extreme Performance
ネットサーフィン・文書作成:
Balance または Silent
バッテリー節約:
Super Battery
キーボードショートカット:
対応機種では「Fn + F7」で切り替え可能です。
ゲーミングモードを設定する
手順:
- 「Features」→「Gaming Mode」を選択
- 「Add Game」ボタンをクリック
- ゲームの.exeファイルを選択
- ゲームが登録される
- 各ゲームごとに設定をカスタマイズ可能
設定項目:
- システムパフォーマンス
- True Color(画質)
- タッチパッド無効化
- Mystic Light(ライティング)
自動起動:
ゲーミングモードのスイッチをオンにすると、登録したゲーム起動時に自動適用されます。
バッテリー設定を最適化する(ノートPC)
手順:
- 「Features」→「Battery Master」を選択
- 「Battery Optimizer」で充電上限を設定
- Best for Mobility: 60%
- Balanced: 80%(推奨)
- Best for Battery: 100%
- または「AI Charger」を有効化
キャリブレーション:
3ヶ月に1回、「Battery Calibration」を実行しましょう。
ドライバーとBIOSを更新する
手順:
- 「Support」→「Live Update」を選択
- 「Scan」ボタンをクリック
- 更新可能な項目が表示される
- 更新したい項目にチェックを入れる
- 「Download」または「Install」をクリック
- 完了後、再起動(必要な場合)
BIOS更新の注意:
- 電源を絶対に切らない
- ACアダプターを接続
- バッテリーも装着(可能なら)
- 問題がなければBIOS更新は不要という選択肢もあり
MSI Center Pro(ビジネス・クリエイター向け)
一部のMSI製品では、「MSI Center Pro」という別バージョンが搭載されています。
MSI CenterとMSI Center Proの違い
MSI Center:
- ゲーミングPC向け
- ゲーミング機能が充実
- RGB制御など派手な機能
MSI Center Pro:
- ビジネス・クリエイターPC向け
- 仕事効率化機能が充実
- シンプルで実用的
MSI Center Pro独自の機能
Ambient Silent AI:
周囲の環境音をAIが測定し、最適なファンモードを自動設定します。
MSI Recovery:
リカバリディスクの作成ができます。
Hardware Diagnosis:
より詳細なハードウェア診断が可能です。
Troubleshooting:
アフターサービス情報を確認できます。
よくあるトラブルと対処法
MSI Centerを使っていて問題が起きた場合の対処法です。
問題1: MSI Centerが起動しない
原因:
- ソフトウェアの破損
- 他のMSIソフトとの競合
- 管理者権限がない
対処法:
方法1: 管理者として実行
- スタートメニューで「MSI Center」を右クリック
- 「管理者として実行」を選択
方法2: 再インストール
- コントロールパネルから「MSI Center」をアンインストール
- 「MSI Center SDK」もアンインストール
- 再起動
- 公式サイトから最新版をダウンロード&インストール
問題2: ファンコントロールが効かない
原因:
- 設定が正しく適用されていない
- BIOSでファン制御が有効になっている
対処法:
- User Scenarioで「User」を選択
- 「Advanced」で詳細設定を開く
- ファンカーブを手動で調整
- 「Save」をクリック
- BIOSでファン制御を確認(Smart Fan Control)
問題3: ゲーミングモードが自動で起動しない
原因:
- ゲームが正しく登録されていない
- ゲーミングモードのスイッチがオフ
対処法:
- Gaming Modeを開く
- スイッチがオンになっているか確認
- ゲームが正しく登録されているか確認
- .exeファイルのパスが正しいか確認
問題4: Live Updateでドライバーがインストールできない
原因:
- 管理者権限がない
- 古いドライバーが残っている
- 互換性の問題
対処法:
方法1: 管理者権限で実行
MSI Centerを管理者として実行してから再試行
方法2: 手動インストール
- ダウンロードしたドライバーを手動で展開
- デバイスマネージャーから手動インストール
方法3: DDUを使用(グラフィックドライバーの場合)
- セーフモードで起動
- DDU(Display Driver Uninstaller)で完全削除
- 再起動後、新しいドライバーをインストール
問題5: Mystic Lightがインストールできない
原因:
- 非対応の機種
- BIOSのLED設定が無効
- ソフトウェアの破損
対処法:
- BIOSでシステムLEDスイッチを確認
- MSI Centerを再インストール
- 最新のBIOSに更新
- それでもダメなら、機種が非対応の可能性
問題6: MSI Centerが重い・動作が遅い
原因:
- バックグラウンドで常時監視している
- 不要な機能がインストールされている
対処法:
方法1: 不要な機能をアンインストール
Feature Setsから使わない機能を削除
方法2: 自動起動を無効化
- 設定から「Windowsと一緒に起動」をオフ
- 必要な時だけ手動で起動
問題7: アップデート後に動作がおかしい
原因:
- アップデートの不具合
- 設定がリセットされた
対処法:
方法1: 再起動
単純に再起動で解決することが多い
方法2: 設定を再確認
User Scenarioなどの設定が初期化されていないか確認
方法3: 以前のバージョンに戻す
- MSI Centerをアンインストール
- 以前のバージョンを公式サイトから探してインストール
MSI Centerは削除しても大丈夫?
「使わないから削除したい」と思う人もいるでしょう。
削除してもいい場合
こんな人は削除OK:
- ゲームをしない
- パフォーマンス調整に興味がない
- RGB LEDの制御が不要
- 一般的なブラウジング・文書作成のみ
影響:
Windowsの基本動作には影響ありません。
削除すると困る場合
こんな人は残すべき:
- ファン速度を調整したい
- パフォーマンスモードを切り替えたい
- RGB LEDを制御したい
- ドライバーやBIOSを簡単に更新したい
代替手段:
削除後は、BIOSで設定するか、他のサードパーティ製ツールを使う必要があります。
正しいアンインストール方法
重要:
MSI Centerを削除する場合は、関連ソフトも削除してください。
手順:
- 「設定」→「アプリ」→「インストールされているアプリ」
- 「MSI Center」を探してアンインストール
- 「MSI Center SDK」も探してアンインストール
- 再起動
- それでもポップアップが出る場合:
- 再度インストール→アンインストール
- それでもダメならMSIサポートに相談
他社製品との比較
他のゲーミングPCメーカーも似たようなソフトを提供しています。
主要メーカーの設定アプリ
ASUS:
- Armoury Crate
- ROGシリーズ専用
HP:
- OMEN Gaming Hub
- OMENシリーズ専用
Lenovo:
- Vantage
- Legion Zone(ゲーミング向け)
Dell:
- Alienware Command Center
- Alienwareシリーズ専用
Razer:
- Razer Synapse
- Razerデバイス向け
MSI Centerの優位点
モジュール式:
必要な機能だけインストール可能
統合性:
多機能を1つのアプリで管理
AI機能:
最新機種では先進的なAI機能を搭載
MSI Centerの課題
日本語化が不完全:
一部の画面が英語のまま
動作が重いことがある:
常駐プロセスがリソースを消費
機種による機能差:
すべての機種で全機能が使えるわけではない
MSI Centerを最大限活用するコツ
コツ1: 用途別にプロファイルを作る
Userモードで設定:
- User Scenarioで「User」を選択
- 用途別に設定を作成
- 必要に応じて切り替え
例:
- プロファイル1: ゲーム用(最高性能)
- プロファイル2: 作業用(バランス)
- プロファイル3: 外出用(バッテリー優先)
コツ2: ショートカットキーを活用
Fn + F7:
パフォーマンスモードを素早く切り替え(対応機種のみ)
効果:
いちいちMSI Centerを開く必要がありません。
コツ3: 定期的にLive Updateを実行
推奨頻度:
月に1回
メリット:
- 最新のドライバーで安定性向上
- セキュリティアップデート
- 新機能の追加
コツ4: バッテリー設定を見直す
ノートPCユーザー:
常に100%充電はバッテリーに負担がかかります。
推奨:
- 普段: Balanced(80%)
- 長時間外出前: Best for Battery(100%)
コツ5: 不要な機能はアンインストール
システムリソースの節約:
使わない機能は削除して、動作を軽快に保ちましょう。
Feature Setsから:
簡単にインストール/アンインストールできます。
よくある質問

Q1: MSI Centerは必須ですか?
A: いいえ、必須ではありません。
ただし:
MSI製PCの機能を最大限活用するには、あった方が便利です。
なくても動作:
Windowsの基本機能だけで問題なく使えます。
Q2: MSI Center ProとMSI Centerの違いは?
A: 対象ユーザーが異なります。
MSI Center:
ゲーミングPC向け、ゲーム最適化機能が充実
MSI Center Pro:
ビジネス・クリエイターPC向け、実用機能が充実
機能:
基本機能は共通していますが、一部の機能が異なります。
Q3: MSI製以外のパーツでも使えますか?
A: 一部機能は使えますが、制限があります。
使える:
- ハードウェアモニタリング(他社製CPUやGPUも表示可能)
- 一部のシステム設定
使えない/制限:
- Mystic Light(MSI製デバイスのみ)
- 一部の最適化機能
- ゲーミングモード(機種依存)
Q4: Dragon Centerとの違いは?
A: MSI CenterはDragon Centerの後継です。
Dragon Center:
旧世代のソフトウェア(現在は非推奨)
MSI Center:
- より軽量化
- モジュール式
- 最新機能に対応
- UIが改善
移行推奨:
Dragon Centerを使っている場合は、MSI Centerに移行しましょう。
Q5: CPU温度が高い場合はどうすれば?
A: ファンカーブを調整しましょう。
手順:
- User Scenarioで「User」を選択
- 「Advanced」を開く
- ファンカーブを調整して、温度が上がる前にファンを高速回転
または:
Silent以外のモードに切り替えてください。
Q6: RGB LEDを完全にオフにできますか?
A: はい、できます。
手順:
- Mystic Lightを開く
- すべてのデバイスを選択
- エフェクトを「オフ」に設定
または:
BIOSでLED制御を無効化することも可能です。
Q7: ゲーミングモードで登録できないゲームがあります
A: 対応タイトルが限られています。
理由:
MSIが最適化データを持っているゲームのみ対応しています。
対処:
非対応ゲームの場合は、手動でUser Scenarioを「Extreme Performance」に切り替えてください。
Q8: アップデートは自動ですか?
A: いいえ、手動です。
確認方法:
Live Updateで定期的にスキャンしてください。
自動化:
Windows起動時にMSI Centerを自動起動する設定はありますが、アップデートは手動確認が必要です。
Q9: MSI Centerが英語表示になっています
A: 一部の画面は日本語化されていません。
対処:
完全日本語化は現状では難しいです。主要な部分は日本語化されているので、英語部分は翻訳ツールなどを活用してください。
Q10: どのくらいのシステムリソースを使いますか?
A: 比較的軽量ですが、常駐はリソースを消費します。
目安:
- CPU使用率: 1〜3%
- メモリ使用量: 100〜300MB
節約方法:
不要な機能をアンインストールする、または使わない時は終了させましょう。
まとめ:MSI Centerで快適なPC環境を
MSI Centerは、MSI製PCのポテンシャルを最大限引き出すための強力なツールです。
この記事のポイント:
MSI Centerとは:
MSIが開発したシステム管理・最適化ソフトウェア
主な機能:
- ハードウェアモニタリング
- パフォーマンスモード切り替え
- ゲーミングモード
- バッテリー最適化
- ドライバー/BIOS更新
- RGB LED制御
- AI機能(対応機種)
メリット:
- 複雑な設定をワンクリックで
- 用途に応じた最適化
- システムの健康状態を監視
- ドライバー管理が簡単
注意点:
- 機種により使える機能が異なる
- 一部日本語化が不完全
- システムリソースを消費する
- 削除しても基本動作に影響なし
おすすめの使い方:
初心者:
- User Scenarioを状況に応じて切り替える
- Live Updateで定期的に更新
- Battery Masterでバッテリーを長持ちさせる
中級者:
- Userモードでカスタム設定
- ゲーミングモードでゲームを最適化
- ファンカーブを調整して静音化
上級者:
- 不要な機能を削除してリソース節約
- 各種設定を細かくチューニング
- BIOSとMSI Centerを併用して最適化
最後に
MSI Centerは多機能ですが、すべての機能を使いこなす必要はありません。
基本的な使い方:
- パフォーマンスモードを切り替える
- 定期的にドライバーを更新する
- バッテリー設定を最適化する(ノートPC)
これだけでも、MSI製PCをより快適に使えるようになります。
慣れてきたら、ゲーミングモードやカスタム設定など、より高度な機能にも挑戦してみてください。
あなたのMSI製PCライフが、より快適になることを願っています!

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