「今使っているグラフィックドライバのバージョンは何?」
「ドライバを更新する前に、現在のバージョンを知りたい!」
ゲームやクリエイティブ作業でGeForceグラフィックボードを使っている方なら、ドライバのバージョン確認が必要になる場面があります。不具合の原因を調べるとき、最新版かどうか確認したいとき、サポートに問い合わせるときなど、様々な場面で役立ちます。
この記事では、GeForceドライバのバージョンを確認する6つの方法を、初心者でも分かるように詳しく解説します。自分に合った方法を選んで、すぐに確認してみましょう。
なぜドライバのバージョン確認が必要?

ドライバのバージョンを知っておくことは、意外と重要です。
更新が必要か判断できる
最新ゲームに対応するには、ドライバの更新が必要な場合があります。現在のバージョンを知ることで、更新すべきか判断できます。
不具合の原因を特定しやすい
ゲームがクラッシュしたり、画面がちらついたりする場合、ドライバのバージョンが原因かもしれません。バージョン情報は、トラブルシューティングの第一歩です。
サポートへの問い合わせに必要
NVIDIAや、ゲーム・ソフトウェアのサポートに問い合わせる際、ドライバのバージョン情報を求められることがよくあります。
互換性の確認
特定のソフトウェアやゲームが、どのドライババージョンに対応しているか確認する際に必要です。
ドライババージョンの見方
GeForceドライバのバージョンは、通常「XXX.XX」という形式で表示されます。
表示例:
- 566.36
- 551.23
- 546.33
- 442.19
数字が大きいほど新しいバージョンです。また、以下の種類があります:
Game Readyドライバ(GRD)
ゲーマー向けで、最新ゲームに最適化されています。新作ゲームをプレイする方はこちらを使います。
Studio ドライバ(SD)
クリエイター向けで、動画編集やCG制作ソフトの安定動作を重視しています。クリエイティブ作業をする方向けです。
DCH / Standard
ドライバーのタイプも表示されることがあります。Windows 10/11ではDCHが標準です。
確認方法1:NVIDIAコントロールパネルから確認(推奨)
最も確実で分かりやすい方法です。
手順:
- デスクトップの何もないところで右クリック
- メニューから「NVIDIAコントロールパネル」を選択
- 左下の「ヘルプ」→「システム情報」をクリック
- 表示されたウィンドウの「ドライバのバージョン」を確認
または
- NVIDIAコントロールパネルを開く
- 左下の「システム情報」をクリック
- 左側の「コンポーネント」セクションを確認
- 「NVCPL.DLL」や最初の項目にドライババージョンが表示される
確認できる情報:
- ドライババージョン(例:566.36)
- ドライバータイプ(DCH/Standard)
- グラフィックボードの型番
- CUDA、PhysXなどのバージョン
メリット:
- 詳細な情報が一度に確認できる
- 正確なバージョンが分かる
- 追加のソフト不要
確認方法2:GeForce Experienceから確認
GeForce Experienceをインストールしている場合、こちらが最も簡単です。
手順:
- GeForce Experienceを起動
- 右上の歯車アイコン(設定)をクリック
- 左側のメニューから「全般」を選択
- 画面下部の「バージョン情報」にドライババージョンが表示される
または
- GeForce Experienceを起動
- 「ドライバー」タブをクリック
- 現在インストールされているドライバのバージョンが表示される
確認できる情報:
- 現在のドライババージョン
- 利用可能な更新があるかどうか
- GeForce Experienceのバージョン
- 搭載しているGPUの型番
メリット:
- 非常に分かりやすい
- 更新の有無も同時に確認できる
- ワンクリックで更新可能
確認方法3:デバイスマネージャーから確認
Windowsの標準機能で確認する方法です。
手順:
- 「Windows」キー + 「X」キーを同時に押す
- メニューから「デバイスマネージャー」を選択
- 「ディスプレイアダプター」をダブルクリックして展開
- NVIDIAのグラフィックカード(例:NVIDIA GeForce RTX 4070)を右クリック
- 「プロパティ」を選択
- 「ドライバー」タブをクリック
- 「ドライバーバージョン」が表示される
表示例:
- ドライバーバージョン:31.0.15.6636
- ドライバー日付:2024/12/10
注意点:
デバイスマネージャーで表示されるバージョン番号は、NVIDIAコントロールパネルで表示される番号とは形式が異なります。
NVIDIAコントロールパネル: 566.36
デバイスマネージャー: 31.0.15.6636
デバイスマネージャーの表示は、Windowsドライバーとしてのバージョン番号です。正確なNVIDIAドライバーバージョンを知りたい場合は、NVIDIAコントロールパネルの方が分かりやすいです。
メリット:
- 追加ソフト不要
- Windowsの標準機能で確認可能
- ドライバーのロールバック(元に戻す)もここから可能
確認方法4:システム情報から確認
Windowsのシステム情報ツールを使う方法です。
手順:
- 「Windows」キー + 「R」キーを同時に押す
- 「msinfo32」と入力してEnterキーを押す
- 左側のメニューから「コンポーネント」→「ディスプレイ」を展開
- 右側に表示される「ドライバーバージョン」を確認
確認できる情報:
- ドライバーバージョン
- ドライバー日付
- ビデオメモリ(VRAM)の容量
- 現在の解像度やリフレッシュレート
メリット:
- システム全体の情報が確認できる
- ハードウェア情報も同時に見られる
確認方法5:DirectX診断ツール(DxDiag)から確認
DirectXの診断ツールを使う方法です。
手順:
- 「Windows」キー + 「R」キーを同時に押す
- 「dxdiag」と入力してEnterキーを押す
- 「DirectX診断ツール」が起動する
- 上部の「ディスプレイ」タブをクリック
- 「ドライバー」セクションのバージョンを確認
確認できる情報:
- ドライバーバージョン
- DirectXのバージョン
- グラフィックボードのメモリ
- ドライバーの日付
- 各種機能の有効/無効状態
メリット:
- DirectX関連の情報も確認できる
- ゲームのトラブルシューティングに有用
- 情報を保存してサポートに送ることも可能
確認方法6:タスクマネージャーから確認

Windows 10/11のタスクマネージャーでも簡易的に確認できます。
手順:
- 「Ctrl」+「Shift」+「Esc」キーを同時に押す
- タスクマネージャーが起動
- 「パフォーマンス」タブをクリック
- 左側から「GPU」を選択
- 右下に「ドライババージョン」が表示される
確認できる情報:
- ドライバーバージョン(簡易版)
- GPUの使用率
- 専用GPUメモリの使用状況
- グラフィックボードの型番
メリット:
- 最も手軽
- GPUの使用状況も同時に確認できる
- 常駐ソフト不要
注意点:
こちらもデバイスマネージャーと同様、表示形式がNVIDIA標準とは異なる場合があります。
グラフィックボードの型番も確認する方法
ドライババージョンと合わせて、自分が使っているグラフィックボードの正確な型番も知っておくと便利です。
確認方法:
方法1:NVIDIAコントロールパネル
- NVIDIAコントロールパネルを開く
- 「システム情報」を開く
- 左側の「コンポーネント」セクションに型番が表示される
- 例:NVIDIA GeForce RTX 4070
方法2:タスクマネージャー
- タスクマネージャーを開く
- 「パフォーマンス」タブ → 「GPU」
- 画面上部に型番が表示される
方法3:DxDiag
- DxDiagを起動
- 「ディスプレイ」タブ
- 「名前」欄に型番が表示される
ドライバが最新かどうか確認する方法
現在のバージョンが分かったら、それが最新版かどうか確認しましょう。
GeForce Experienceで確認(最も簡単):
- GeForce Experienceを起動
- 「ドライバー」タブを開く
- 「アップデートを確認」をクリック
- 新しいバージョンがあれば表示される
NVIDIA公式サイトで確認:
- NVIDIA公式ドライバダウンロードページにアクセス
- 自分のグラフィックボードを選択
- 最新版のバージョン番号を確認
- 現在のバージョンと比較
数字が大きい方が新しいバージョンです。例えば、566.36と551.23なら、566.36の方が新しいです。
ドライバのバージョンアップをすべき?
必ずしも最新版が良いとは限りません。
更新を推奨する場合:
- 新作ゲームをプレイする予定がある
- 現在のバージョンで不具合が出ている
- セキュリティアップデートがある
- 新機能を使いたい
更新しない方が良い場合:
- 現在安定して動作している
- 重要な作業の直前(トラブルのリスク回避)
- 最新版で不具合の報告が多い
更新の基本方針:
安定動作しているなら無理に更新する必要はありませんが、3~6ヶ月に一度は確認して、あまりに古くなりすぎないようにしましょう。
ドライバ更新の方法(簡単紹介)
バージョン確認後、更新が必要だと判断した場合の簡単な手順です。
GeForce Experienceから更新(推奨):
- GeForce Experienceを起動
- 「ドライバー」タブを開く
- 「アップデートを確認」をクリック
- 新しいバージョンがあれば「ダウンロード」
- ダウンロード完了後「エクスプレスインストール」または「カスタムインストール」を選択
- インストール完了後、再起動
エクスプレス vs カスタムインストール:
- エクスプレスインストール:設定を維持したまま更新(通常はこちらでOK)
- カスタムインストール:クリーンインストールが可能(不具合がある場合に推奨)
NVIDIA公式サイトから手動更新:
- NVIDIA公式サイトにアクセス
- グラフィックボードの型番を選択
- 最新ドライバーをダウンロード
- ダウンロードしたファイルを実行
- 画面の指示に従ってインストール
よくある質問
Q1. ドライババージョンの数字が2種類あるのはなぜ?
A. NVIDIAコントロールパネルで表示される「566.36」のような番号がNVIDIA独自のバージョン番号で、デバイスマネージャーで表示される「31.0.15.6636」はWindows用のドライバーバージョン番号です。基本的にはNVIDIA形式の番号(566.36など)を使って管理します。
Q2. Game ReadyドライバとStudioドライバの違いは?
A. Game Readyドライバはゲーマー向けで、最新ゲームへの最適化を優先しています。Studio ドライバはクリエイター向けで、動画編集やCG制作ソフトの安定動作を重視しています。ゲームをする方はGame Ready、クリエイティブ作業がメインの方はStudioを選びましょう。両方使う場合は、用途に応じて選べます。
Q3. 「このグラフィックスドライバーと互換性のあるグラフィックスハードウェアが見つかりません」と表示されます
A. これは、AMDやIntel内蔵グラフィックスなど、NVIDIA製ではないグラフィックスを使っている場合に表示されます。NVIDIAコントロールパネルは、GeForceシリーズのグラフィックボードが搭載されている場合のみ使用できます。タスクマネージャーでGPUの種類を確認してください。
Q4. ドライバの日付も重要ですか?
A. はい、バージョン番号と合わせて確認すると良いでしょう。同じバージョン番号でも、後から修正版がリリースされることがあります。日付が新しいほど、細かい不具合が修正されている可能性があります。
Q5. GeForce Experienceがインストールされていません。必要ですか?
A. GeForce Experienceは必須ではありませんが、ドライバーの更新が非常に簡単になるのでインストールをおすすめします。ただし、GeForce ExperienceなしでもNVIDIA公式サイトから手動でドライバーをダウンロード・更新できます。
Q6. ノートPCとデスクトップPCでドライバは違いますか?
A. はい、ノートPC用とデスクトップPC用で別々のドライバーが用意されています。ドライバーをダウンロードする際は、必ず正しいタイプを選択してください。GeForce Experienceを使えば自動で判別してくれます。
まとめ
GeForceドライバのバージョンを確認する方法は複数ありますが、状況に応じて使い分けましょう。
おすすめの確認方法:
- 日常的な確認 → GeForce Experience(最も簡単)
- 詳細情報が必要 → NVIDIAコントロールパネル(最も正確)
- ソフトなしで確認 → タスクマネージャー(手軽)
- トラブル時 → デバイスマネージャー(ロールバックも可能)
確認したら次にすること:
- 現在のバージョンをメモしておく
- 最新版と比較して、更新が必要か判断
- 不具合がある場合は、サポートに問い合わせる際にバージョン情報を伝える
- 必要に応じてドライバーを更新
ドライバのバージョン管理は、快適なゲーミング環境やクリエイティブ作業を維持するために重要です。定期的にチェックして、適切なタイミングで更新するようにしましょう。
ただし、「最新版が必ずしも最良とは限らない」という点も覚えておいてください。安定して動作しているなら、無理に更新する必要はありません。新しいゲームをプレイするときや、不具合が出たときに更新を検討するのが賢明です。
この記事で紹介した方法を使えば、いつでも簡単にドライバのバージョンを確認できます。自分に合った方法を見つけて、GeForceグラフィックボードを最大限に活用してください!


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