最近、Instagramを開くと画面に「Threads」というアイコンが表示されていませんか?
「これって何?」「使った方がいいの?」と疑問に思っている人も多いはず。
Threads(スレッズ)は、Instagram運営するMeta社が2023年7月に始めた新しいSNSです。X(旧Twitter)に似たテキスト中心のSNSとして、世界中で話題になっています。
この記事では、Threadsの基本からInstagramやXとの違い、使い方まで分かりやすく解説していきます。
Threads(スレッズ)とは?

Threadsは、Meta社(FacebookやInstagramを運営する会社)が開発したテキスト投稿中心のSNSです。
基本情報
- 開発元: Meta社(InstagramとFacebookの会社)
- リリース日: 2023年7月6日(日本時間)
- 利用料金: 完全無料
- 対応端末: iPhone、Android、パソコン(ウェブ版)
- 利用可能地域: 日本を含む100カ国以上
- ユーザー数: 月間アクティブユーザー約3.5億人(2025年4月時点)
Threadsの特徴
Threadsの最大の特徴は、Instagramアカウントと連携していることです。
新しくアカウントを作る必要はなく、すでに持っているInstagramアカウントでログインするだけで使い始められます。
プロフィール写真、ユーザー名、フォロワーなどもInstagramから引き継げるので、ゼロからスタートする必要がありません。
なぜ注目されているの?
Threadsが注目された理由は2つあります。
1. X(旧Twitter)の混乱
2022年にイーロン・マスク氏がTwitter(現X)を買収してから、仕様変更や機能制限が続きました。これに不満を持ったユーザーが、新しいSNSを探していました。
2. 爆発的な成長スピード
Threadsは公開からわずか5日で1億ユーザーを突破。これは史上最速の記録です。
比較すると:
- ChatGPT: 2ヶ月で1億ユーザー
- TikTok: 9ヶ月で1億ユーザー
- Instagram: 2年半で1億ユーザー
- Threads: 5日で1億ユーザー
この驚異的なスピードで、世界中の注目を集めました。
Threadsで何ができるの?
Threadsでできる主なことを紹介します。
1. テキスト投稿
最大500文字までのテキストを投稿できます。
X(無料版)の140文字と比べて、かなり長い文章を書けるのが特徴です。日常の出来事や意見、アイデアなどを気軽に共有できます。
2. 画像・動画の投稿
- 画像: 1つの投稿に最大10枚まで
- 動画: 最長5分まで
テキストだけでなく、写真や動画も一緒に投稿できます。
3. 音声投稿
スマホアプリ版では、マイクボタンを押して音声をそのまま投稿できます。
投稿された音声は自動でテキスト化されるので、聞かなくても内容が分かります。
4. 返信・いいね・再投稿
他の人の投稿に対して:
- ハートマークで「いいね」
- コメントで「返信」
- そのまま「再投稿」(Xのリツイートのような機能)
- コメント付きで「引用」
といった反応ができます。
5. InstagramやXへのシェア
Threadsの投稿を、Instagramのストーリーズやフィード、Xなどの他のSNSに簡単にシェアできます。
InstagramやXとの違いは?
Threadsと他のSNSの違いを比較してみましょう。
ThreadsとInstagramの違い
| Threads | ||
|---|---|---|
| メイン機能 | テキスト投稿 | 写真・動画投稿 |
| 投稿文字数 | 最大500文字 | キャプション最大2,200文字 |
| 画像枚数 | 最大10枚 | 最大10枚 |
| 動画の長さ | 最大5分 | フィード: 最大60秒 リール: 最大90秒 |
| DM機能 | なし | あり |
| ストーリーズ | なし | あり |
| アカウント | Instagram連携必須 | 単独で作成可能 |
簡単に言うと:
- Instagram = 写真や動画で視覚的に伝える
- Threads = 文章で気軽におしゃべり
ThreadsとX(旧Twitter)の違い
| Threads | X(旧Twitter) | |
|---|---|---|
| 運営会社 | Meta社 | X Corp. |
| 投稿文字数 | 最大500文字 | 無料版: 140文字 有料版: 25,000文字 |
| 画像枚数 | 最大10枚 | 最大4枚 |
| 動画の長さ | 最大5分 | 無料版: 最大2分20秒 有料版: 最大3時間 |
| 料金 | 完全無料 | 無料版と有料版あり |
| アカウント | Instagram連携必須 | 単独で作成 |
| DM機能 | なし | あり |
| 広告 | 2025年から一部開始 | あり |
簡単に言うと:
- X = リアルタイム性重視、ニュースや速報に強い
- Threads = Instagram連携で始めやすい、ポジティブな雰囲気
Threadsの始め方
Threadsを始めるのはとても簡単です。
必要なもの
- Instagramアカウント (必須)
- スマホまたはパソコン
- インターネット接続
Instagramアカウントを持っていない場合は、先にInstagramアプリをダウンロードしてアカウントを作成してください。
スマホでの始め方
ステップ1: アプリをダウンロード
- iPhone: App Storeで「Threads」を検索
- Android: Google Playで「Threads」を検索
アプリをダウンロードしてインストールします。
ステップ2: Instagramアカウントでログイン
アプリを開くと、自動的にInstagramアカウントとの連携画面が表示されます。
複数のInstagramアカウントを持っている場合は、どのアカウントと連携するか選べます。
ステップ3: プロフィール設定
Instagramのプロフィール情報(名前、プロフィール写真、自己紹介)が自動で引き継がれます。
そのまま使うこともできますし、Threads専用の内容に変更することもできます。
ステップ4: フォローする人を選ぶ
Instagramでフォローしている人を、Threadsでもフォローするか選べます。
全員フォローすることも、個別に選ぶこともできます。
ステップ5: 完了!
これで準備完了です。早速投稿してみましょう。
パソコンでの使い方
パソコンからは、ウェブブラウザで「threads.net」にアクセスすればThreadsを使えます。
Instagramアカウントでログインすれば、スマホアプリと同じように投稿や閲覧ができます。
Threadsの基本的な使い方

投稿の仕方
スマホアプリの場合
- 画面下部の「+」ボタンをタップ
- テキストを入力(最大500文字)
- 必要に応じて画像や動画を追加
- 「投稿」ボタンをタップ
パソコンの場合
- 画面上部の「新しいスレッドを作成」をクリック
- テキストを入力
- 画像や動画を追加(オプション)
- 「投稿」をクリック
他の人の投稿を見る
ホーム画面には2種類のフィードがあります:
「おすすめ」フィード
- フォローしている人の投稿
- AIが選んだおすすめの投稿
- 話題になっている投稿
自動的に色々な投稿が表示されるので、新しい発見があります。
「フォロー中」フィード
- フォローしている人の投稿のみ
見たい人の投稿だけを時系列で確認できます。
いいね・返信・再投稿
気になる投稿を見つけたら:
- ハートマーク: いいね
- 吹き出しマーク: 返信(コメント)
- 矢印マーク: 再投稿または引用
- 紙飛行機マーク: InstagramやXなどにシェア
使い方はInstagramやXとほぼ同じなので、すぐに慣れるはずです。
ユーザーを検索する
画面下部の虫眼鏡マークをタップすると、ユーザーを検索できます。
現在はユーザー名での検索が中心ですが、将来的にキーワード検索などの機能も追加される予定です。
Threadsでできないこと
便利なThreadsですが、2025年現在、まだ実装されていない機能もあります。
1. DM(ダイレクトメッセージ)機能がない
ThreadsからInstagramのDMに移動することはできますが、Threads内で直接メッセージを送ることはできません。
個別にやり取りしたい場合は、Instagramを使う必要があります。
2. ハッシュタグ機能が限定的
Xのようなハッシュタグ検索機能はまだ発展途上です。
代わりに「トピックタグ」という機能があり、投稿に興味のあるテーマを追加できます。
3. Threadsアカウントだけの削除ができない
Threadsのアカウントを削除するには、連携しているInstagramアカウントも一緒に削除する必要があります。
ただし、アカウントを「一時停止」することは可能です。一時停止すれば、他の人から見えなくなります。
4. トレンド機能がない
Xのように「今何が話題になっているか」を一目で見る機能はありません。
Threadsの活用方法
Threadsをどう使えばいいか、活用例を紹介します。
個人での活用
1. 日常の出来事をシェア
Instagramほど写真にこだわらず、気軽に文章で近況を報告できます。
例: 「今日のランチ美味しかった!」「映画見た感想」など
2. 趣味や興味のある話題で交流
同じ趣味を持つ人とつながりやすいです。
例: 読んだ本の感想、ゲームの攻略情報、旅行の体験談など
3. Instagramとの使い分け
- Instagram: おしゃれな写真や動画、日常の記録
- Threads: カジュアルな会話、リアルタイムの感想、意見交換
企業・ビジネスでの活用
1. 親しみやすいコミュニケーション
企業の公式アカウントも、Threadsでは堅苦しくない投稿ができます。
商品開発の裏話や社員の日常など、人間味のある発信が可能です。
2. InstagramやXとの相互送客
Threadsの投稿をInstagramのストーリーズでシェアするなど、複数のSNSを連携させることで、より多くの人にリーチできます。
3. リアルタイムな情報発信
新商品の発表、イベントの実況、キャンペーンのお知らせなどをすぐに共有できます。
Threadsのプライバシー設定
安全に使うための設定も確認しておきましょう。
公開アカウントと非公開アカウント
Threadsでは、アカウントを公開または非公開に設定できます。
公開アカウント
- 誰でもあなたの投稿を見られる
- フォロー承認が不要
非公開アカウント
- フォロワーだけが投稿を見られる
- フォローリクエストを承認制にできる
設定方法:
- プロフィール画面右上の設定アイコンをタップ
- 「プライバシー」を選択
- 「非公開アカウント」をオンまたはオフ
返信できる人を制限
投稿ごとに、誰が返信できるかを設定できます。
- 全員
- フォローしている人
- メンションした人のみ
荒らしや嫌がらせを防ぐのに便利です。
ミュートとブロック
特定のユーザーをミュート(投稿を非表示)したり、ブロック(完全に遮断)したりできます。
Instagramでブロックしたユーザーは、Threadsでも自動的にブロックされます。
Threadsの今後の展開
Threadsはまだ新しいSNSなので、今後も新機能が追加されていく予定です。
予定されている機能
1. 広告機能
2025年から日本とアメリカで広告配信のテストが始まりました。今後、全世界に展開される予定です。
企業がThreadsで広告を出せるようになります。
2. 分析ツールの強化
現在も「インサイト」機能で投稿のパフォーマンスを確認できますが、さらに詳しい分析ツールが追加される予定です。
3. 他のSNSとの連携
Mastodonなどの分散型SNSとの連携が予定されています。
これが実現すれば、ThreadsからMastodonの投稿を見たり、逆にMastodonからThreadsの投稿を見たりできるようになります。
4. 検索機能の改善
キーワード検索やハッシュタグ検索がより使いやすくなる予定です。
まとめ
Threads(スレッズ)は、Meta社が提供するテキスト中心の新しいSNSです。
Threadsの特徴:
- Instagramアカウントで簡単に始められる
- 最大500文字のテキスト投稿が可能
- 画像10枚、動画5分まで投稿できる
- 完全無料で広告も少ない(2025年現在)
- X(旧Twitter)に似た使い心地
- DM機能はないが、返信やいいねで交流できる
こんな人におすすめ:
- すでにInstagramを使っている人
- Xの代わりを探している人
- 写真よりも文章で発信したい人
- 気軽に意見や感想をシェアしたい人
Threadsはまだ発展途上のSNSですが、Meta社が開発しているため、今後さらに便利な機能が追加されていくことが期待されます。
Instagramユーザーなら登録も簡単なので、一度試してみてはいかがでしょうか?


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