インターネットで調べ物をすると、検索した言葉やサイトの履歴が自動的に保存されます。これ自体は便利な機能なのですが、スマホやパソコンを他の人に見られたときに、「これ見られたら恥ずかしい…」という経験、ありますよね。
実は検索履歴には2つの種類があって、それぞれ別々に削除する必要があるんです。この記事では、スマホでもパソコンでも、誰でも簡単に検索履歴を消せる方法を詳しく解説します。
プライバシーをしっかり守りたい方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
検索履歴ってどこに保存されているの?

検索履歴を削除する前に、まず「どこに何が保存されているのか」を理解しておきましょう。実は、検索履歴は2つの場所に分けて保存されています。
①ブラウザに保存される履歴
ブラウザとは、SafariやChromeなど、インターネットを見るためのアプリのことです。これらのアプリは、あなたが訪問したウェブサイトの記録を自動的に保存しています。
この履歴は使っているデバイス(スマホやパソコン)にだけ保存されるので、そのデバイスだけで削除すればOKです。
②Googleアカウントに保存される履歴
Googleアカウントにログインした状態で検索すると、検索した言葉やクリックしたサイトが「マイアクティビティ」という場所に記録されます。
この履歴はすべてのデバイスで共有されるのが特徴です。たとえば、スマホで検索した履歴が、パソコンでも見られるということですね。
つまり、完全にプライバシーを守りたいなら、この2つを両方とも削除する必要があります。
【スマホ編】検索履歴を消去する方法
スマホで検索履歴を消す方法を、iPhone(Safari)とAndroid(Chrome)それぞれ見ていきましょう。
iPhone|Safariの検索履歴を削除する
iPhoneの標準ブラウザ「Safari」で検索履歴を消す方法です。
すべての履歴を一括で削除する場合
- 「設定」アプリを開く
- 下にスクロールして「Safari」をタップ
- 「履歴とWebサイトデータを消去」をタップ
- 確認画面で「履歴とデータを消去」をタップ
これで、Safariに保存されていた閲覧履歴がすべて削除されます。
期間を指定して削除する場合
- Safariアプリを開く
- 画面右下の本のアイコン(ブックマーク)をタップ
- 時計マークのアイコン(履歴)をタップ
- 画面下部の「消去」をタップ
- 「過去1時間」「今日」「今日と昨日」「すべて」から選択
個別に削除する場合
履歴画面で、削除したいサイトを左にスワイプして「削除」をタップすればOKです。
Android|Google Chromeの検索履歴を削除する
Android端末でよく使われるChromeブラウザの履歴削除方法です。
すべての履歴を削除する場合
- Chromeアプリを開く
- 画面右上の「︙」(3つの点)をタップ
- 「履歴」をタップ
- 「閲覧履歴データを削除」をタップ
- 期間を選択(「全期間」を選ぶとすべて削除されます)
- 「閲覧履歴」にチェックが入っているか確認
- 「データを削除」をタップ
個別に削除する場合
- 履歴の画面で、削除したいサイトの右側にある「×」マークをタップ
- または、サイトを長押しして複数選択→「削除」をタップ
これでChromeに保存されていた履歴が消去されます。
スマホ|Googleアカウントの検索履歴を削除する
Googleアカウントに保存されている検索履歴は、以下の手順で削除できます。iPhone・Android共通の方法です。
Google検索アプリから削除する場合
- Googleアプリを開く
- 右上のプロフィール写真(またはイニシャル)をタップ
- 「検索履歴」をタップ
- 画面上部の「削除」をタップ
- 削除したい期間を選択
- 「すべてを削除」:すべての検索履歴を削除
- 「指定の期間を削除」:期間を指定して削除
- 特定の日:日付の横の削除アイコンをタップ
- 1件ずつ:各検索の横にある削除アイコンをタップ
- 確認画面で「削除」をタップ
Chromeアプリから削除する場合
- Chromeアプリを開く
- 何かキーワードを検索して結果画面を表示
- 画面右上の「︙」(3つの点)をタップ
- 「検索履歴」をタップ
- 上記と同じ手順で削除
この操作をすると、同じGoogleアカウントでログインしているすべてのデバイス(パソコン、タブレットなど)から検索履歴が削除されます。
【PC編】検索履歴を消去する方法
パソコンで使う主要なブラウザごとに、履歴の削除方法を紹介します。
Windows・Mac|Google Chromeの履歴削除
キーボードショートカットを使う方法(最速)
- Windows:
Ctrl+Shift+Delete - Mac:
Command+Shift+Delete
このショートカットキーを押すと、削除画面が一発で開きます。
メニューから削除する方法
- Chromeを開く
- 画面右上の「︙」(3つの点)をクリック
- 「履歴」にカーソルを合わせる
- 「履歴」をクリック
- 左側メニューの「閲覧履歴データの削除」をクリック
- 期間を選択(「全期間」ですべて削除)
- 「閲覧履歴」にチェックを入れる
- 「データを削除」をクリック
個別に削除する方法
履歴画面で、削除したいサイトの右側にあるチェックボックスにチェックを入れて「削除」をクリックします。
Mac|Safariの履歴削除
すべての履歴を削除する場合
- Safariを開く
- 画面上部メニューバーの「履歴」をクリック
- 「履歴を消去…」を選択
- 削除する期間を選択
- 「過去1時間」
- 「今日」
- 「今日と昨日」
- 「すべての履歴」
- 「履歴を消去」をクリック
個別に削除する方法
- メニューバーの「履歴」をクリック
- 削除したいサイトを見つける
- サイト名の上で右クリック
- 「削除」を選択
Windows|Microsoft Edgeの履歴削除
Windowsの標準ブラウザ「Edge」の履歴削除方法です。
キーボードショートカット
Ctrl + Shift + Deleteを押すと削除画面が開きます。
メニューから削除する方法
- Edgeを開く
- 画面右上の「…」(3つの点)をクリック
- 「設定」を選択
- 左メニューの「プライバシー、検索、サービス」をクリック
- 「閲覧データをクリア」の項目で「クリアするデータの選択」をクリック
- 時間の範囲を選択
- 「閲覧の履歴」にチェックを入れる
- 「今すぐクリア」をクリック
同期機能がオンになっている場合、同じMicrosoftアカウントでログインしているすべてのデバイスから履歴が削除されます。
PC|Googleアカウントの検索履歴を削除
パソコンからGoogleアカウントの検索履歴を削除する方法です。
マイアクティビティから削除
- ブラウザで「マイアクティビティ」にアクセス
(Google検索で「マイアクティビティ」と検索すると出てきます) - 左メニューの「削除」をクリック
- 削除する期間を選択
- 「過去1時間」
- 「過去1日」
- 「全期間」
- 「期間を指定」
- 「削除」をクリック
- 確認画面で「削除」をクリック
個別に削除する場合
- マイアクティビティのページで削除したい検索を見つける
- 検索の右側にある「︙」(3つの点)をクリック
- 「削除」を選択
検索履歴の自動削除を設定する方法

毎回手動で削除するのが面倒な方は、一定期間が経過したら自動的に削除される設定にできます。
Googleアカウントの自動削除設定
- マイアクティビティにアクセス
- 左メニューの「自動削除」をクリック
- 「次の期間が経過したアクティビティを自動削除する」を選択
- 期間を選択
- 3か月
- 18か月
- 36か月
- 「次へ」→「確認」をクリック
この設定をしておけば、選択した期間より古い検索履歴が自動的に削除されるようになります。
検索バーに出てくる履歴を個別に消す方法
検索バーにキーワードを入力したときに表示される「過去の検索候補」を個別に削除する方法です。
パソコンの場合
- Google検索のページを開く
- 検索バーをクリック
- 削除したい検索候補の上にマウスカーソルを合わせる
- 右側に表示される「削除」をクリック
スマホの場合
- Google検索のページまたはアプリを開く
- 検索バーをタップ
- 削除したい検索候補を長押し
- 「削除」または「検索履歴から削除」をタップ
この操作をすれば、特定の検索ワードだけをサクッと消せます。
履歴を残したくないときの便利機能
「そもそも履歴を残したくない」という場合は、プライベートブラウジングモードを使うのがおすすめです。
シークレットモード・プライベートブラウジングとは?
このモードで検索すると、閲覧履歴やCookie(クッキー)などが一切保存されません。モードを終了すると、その間に見たサイトの記録はすべて消えます。
各ブラウザでの開き方
- Chrome(スマホ・PC): 画面右上の「︙」→「新しいシークレットタブ」
- Safari(iPhone): 画面右下のタブアイコン→「プライベート」
- Safari(Mac): メニューバーの「ファイル」→「新規プライベートウインドウ」
- Edge: 画面右上の「…」→「新しいInPrivateウィンドウ」
ただし注意点として、このモードでもGoogleアカウントにログインした状態だと、検索履歴がマイアクティビティに記録される場合があります。
検索履歴を削除できないときの対処法
「削除したのに履歴が消えない!」という場合、以下の原因が考えられます。
Googleアカウントの履歴が残っている
ブラウザの履歴を削除しても、Googleアカウント側の履歴は別で保存されています。この記事で紹介した「Googleアカウントの検索履歴を削除する方法」も試してみてください。
Chromeの履歴が2重に管理されている
Chromeアプリの場合、端末とGoogleアカウントの両方に履歴が保存されます。Googleアカウントの履歴を削除しても、端末側の履歴が残っていると検索バーに表示されてしまいます。
両方削除する必要があることを覚えておきましょう。
同期がオンになっている
ChromeやEdgeで同期機能がオンになっていると、他のデバイスの履歴が表示されることがあります。すべてのデバイスで履歴を削除するか、同期をオフにしてから削除してください。
同期のオフ方法(Chrome)
- Chromeの「設定」を開く
- 「同期とGoogleサービス」をタップ
- 「同期」をオフにする
検索履歴を削除するメリット
定期的に検索履歴を削除することには、いくつかのメリットがあります。
プライバシーの保護
誰かにスマホやパソコンを見られても、検索内容がバレません。特に家族や友人と共有しているデバイスを使っている場合は重要です。
デバイスの動作が軽くなる
たくさんの履歴やキャッシュ(一時保存データ)が溜まると、ブラウザの動作が遅くなることがあります。定期的に削除することで、サクサク動くようになります。
ストレージ容量の節約
特にスマホの場合、履歴やキャッシュがストレージを圧迫することがあります。削除すれば、その分空き容量が増えます。
広告のターゲティングを減らせる
検索履歴は、広告配信にも使われています。履歴を削除することで、過去の検索内容に基づいた広告が表示されにくくなります。
よくある質問
Q. 検索履歴を削除すると、保存したパスワードも消えますか?
A. いいえ、削除されません。ただし、削除画面で「パスワード」や「自動入力データ」にチェックを入れると消えてしまうので注意してください。履歴だけを削除したい場合は、「閲覧履歴」のみにチェックを入れましょう。
Q. 一度削除した履歴を復元することはできますか?
A. 残念ながら、削除した履歴は復元できません。大切な情報が含まれている可能性がある場合は、ブックマーク機能を使って保存しておくことをおすすめします。
Q. どのくらいの頻度で削除するのが良いですか?
A. 特に決まりはありませんが、プライバシーを重視する方は週に1回、気になったときに削除する方は月に1回程度が目安です。または、自動削除機能を3か月や18か月に設定しておくと便利です。
Q. 会社や学校のパソコンでも履歴を削除できますか?
A. 技術的には可能ですが、管理者が閲覧履歴を別で記録している場合があります。組織のポリシーに従って使用してください。
まとめ|プライバシーを守るために定期的な削除を
検索履歴の削除方法について解説してきました。重要なポイントをおさらいしましょう。
検索履歴は2つの場所に保存されています。
- ブラウザの履歴(デバイスに保存)
- Googleアカウントの履歴(すべてのデバイスで共有)
完全に削除するには、両方とも削除する必要があります。
削除方法は簡単で、スマホならアプリの設定から数タップ、パソコンならキーボードショートカット(Ctrl + Shift + Delete)で一発で削除画面を開けます。
面倒な方は自動削除機能を設定しておくと、一定期間が経過したら自動的に履歴が消えるので便利です。
また、履歴を残したくないときはシークレットモードを使えば、最初から記録されません。
プライバシーを守り、快適にインターネットを使うために、ぜひこの記事を参考に検索履歴を管理してみてください。


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