クトゥルフ神話 神話生物一覧|深きもの・ショゴス・グールなど全種族を徹底解説

神話・歴史・伝承

クトゥルフ神話TRPGやホラー作品で「深きもの」「ショゴス」といった名前を聞いたことはありませんか?

これらはすべて、クトゥルフ神話に登場する神話生物(Mythos Creatures)と呼ばれる存在たちです。

「名前は知っているけど、どんな生物なの?」「神と生物の違いがよくわからない」という方も多いのではないでしょうか。

クトゥルフ神話には、アザトースやクトゥルフといった「神格」とは別に、彼らに仕える種族や独自の文明を持つ生物たちが数多く存在します。

この記事では、クトゥルフ神話に登場する神話生物たちを、分類別にわかりやすく解説していきます。


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神話生物とは何か?

神格との違い

クトゥルフ神話の存在は、大きく二つに分けられます。

神格(Deities)

  • 外なる神(アザトース、ヨグ=ソトースなど)
  • 旧支配者(クトゥルフ、ハスターなど)
  • 宇宙規模の力を持つ超越的存在

神話生物(Creatures/Species)

  • 奉仕種族(特定の神に仕える生物)
  • 独立種族(独自の文明や目的を持つ種族)
  • 人間と接触する可能性が比較的高い存在

神話生物は神格ほど圧倒的な力は持っていませんが、人間にとっては十分に脅威となる存在です。

TRPGでは探索者(プレイヤーキャラクター)が直接遭遇する可能性があり、シナリオの重要な要素となっています。

奉仕種族と独立種族

神話生物は主に以下のように分類されます。

奉仕種族(Servitor Races)
特定の神格に仕え、その意志を実行する種族です。

  • 深きもの(クトゥルフに仕える)
  • ビヤーキー(ハスターに仕える)
  • 黒い仔山羊(シュブ=ニグラスの眷属)

独立種族(Independent Races)
特定の神格に縛られず、独自の目的で活動する種族です。

  • ミ=ゴ(ユゴスよりの菌類)
  • イスの偉大なる種族
  • 古のもの(エルダーシング)

奉仕種族一覧

深きもの(Deep Ones)

基本情報

  • 初出:『インスマスを覆う影』(1931年)
  • 仕える神格:クトゥルフ、父なるダゴン、母なるハイドラ
  • 生息地:海底都市イハ=ンスレイ、インスマス周辺の海域

外見の特徴

深きものは、魚と蛙と人間を混ぜ合わせたような外見をしています。

灰緑色の肌に白い腹部、ギョロッとした目は瞬きをしません。
首の両側には鰓(えら)があり、手足には水かきが備わっています。

全体的にぬめりのある体をしており、海の生臭い臭いを放っているとされています。

生態と能力

深きものには驚くべき特徴があります。

  • 不死性:事故や暴力以外では死なない
  • 巨大化:長い年月をかけて成長し続ける
  • 水陸両生:海中でも陸上でも活動可能

父なるダゴンと母なるハイドラは、何千年も生き続けた結果、6メートル以上に巨大化した深きものだとされています。

人間との混血

深きものの最も恐ろしい特徴は、人間と交配できることです。

混血児は最初は普通の人間として生まれますが、中年期になると徐々に変化が始まります。

この変化は「インスマス面」と呼ばれ、以下のような症状が現れます。

  • 耳が縮小する
  • 目が飛び出し、瞬きをしなくなる
  • 頭が狭くなり、やがて禿げる
  • 肌が鱗状に変化する
  • 首に鰓が発達する

最終的には完全な深きものへと変貌し、海へと帰っていくのです。

ダゴン秘密教団

マサチューセッツ州インスマスでは、オーベッド・マーシュ船長によって「ダゴン秘密教団」が設立されました。

教団は深きものたちと取引を行い、豊富な漁獲と金の装飾品を得る代わりに、人身御供と混血を約束したのです。


ショゴス(Shoggoth)

基本情報

  • 初出:『狂気の山脈にて』(1936年)
  • 創造者:古のもの(エルダーシング)
  • 生息地:南極の狂気山脈、深海、地下世界

外見の特徴

ショゴスは、クトゥルフ神話で最も恐ろしい生物の一つです。

直径約4.5メートルの巨大なアメーバ状の生物で、虹色に輝く漆黒の粘液でできています。
その表面には無数の目が浮かび、必要に応じて触手や手足、口などを自在に形成できます。

定まった形を持たない「原形質の塊」という表現がぴったりでしょう。

「テケリ・リ」の鳴き声

ショゴスは「テケリ・リ、テケリ・リ」(Tekeli-li)という独特の鳴き声を発します。

これはもともと古のものたちの発する音をショゴスが真似たものとされています。

この鳴き声の元ネタは、エドガー・アラン・ポーの小説『ナンタケット島出身のアーサー・ゴードン・ピムの物語』に登場する鳥の鳴き声です。

創造と反乱の歴史

ショゴスの歴史は悲劇的であり、同時に恐ろしいものです。

  1. 創造期:数億年前、古のものたちによって労働力として創造された
  2. 知性の芽生え:本来は知能を持たなかったが、自ら脳を形成し知性を獲得
  3. 反乱:2億5千万年前、最初の反乱が発生
  4. 鎮圧と再反乱:何度も鎮圧されたが、完全に滅ぼすことはできなかった
  5. 現在:地底深くや南極に潜み、一部は深きものなどに使役されている

古のものたちはあらゆる労働力をショゴスに依存していたため、反乱を起こされても完全に排除することができませんでした。

この皮肉な結末が、かつての支配者たちの文明を事実上崩壊させたのです。


ビヤーキー(Byakhee)

基本情報

  • 初出:『祭り』(1925年)
  • 仕える神格:ハスター
  • 生息地:星間宇宙

外見の特徴

ビヤーキーは、宇宙空間を飛行する恐ろしい生物です。

その姿は非常に形容しがたく、ラヴクラフトは次のように描写しています。

「カラスでも、モグラでも、コンドルでも、アリでも、吸血コウモリでも、腐乱した人間でもない、しかしそのすべてを混ぜ合わせたような存在」

牛ほどの大きさで、革のような翼を持ち、前足は爪のような付属肢で終わっています。
そして何より、腐った死体のような悪臭を放つとされています。

星間飛行能力

ビヤーキーの最大の特徴は、星間宇宙を飛行できることです。

体内にある「フーン」という器官が銀河の磁場に同調し、「ケイム場」と呼ばれる時空パターンを生成します。
これにより、光速の400倍もの速度で宇宙を移動できるとされています。

宇宙蜜酒(スペース・ミード)

人間がビヤーキーに乗って宇宙を旅するには、「宇宙蜜酒」(Space Mead)を飲む必要があります。

この錬金術的な飲み物を飲むと、真空や極低温、放射線などから身を守ることができるようになります。
効果が続く間は、食事も睡眠も呼吸も必要ありません。


ナイトゴーント(Night-gaunt)

基本情報

  • 初出:『未知なるカダスを夢に求めて』(1927年)
  • 仕える神格:ノーデンス(旧神)
  • 生息地:ドリームランド(夢の国)

外見の特徴

ナイトゴーントは、ラヴクラフトが幼少期の悪夢で見た存在がモデルになっています。

  • 顔がない:本来顔があるべき場所はのっぺらぼう
  • クジラのような滑らかな黒い肌
  • 長い人型の体に曲がった角
  • コウモリのような革の翼
  • 棘のある尾

彼らは声を出さず、笑いもせず、微笑みもしません
なぜなら、微笑むための顔そのものがないからです。

くすぐり攻撃

ナイトゴーントの攻撃方法は独特です。

獲物を捕まえると空中に連れ去り、抵抗すると「くすぐり」ます。
これは拷問の一種であり、犠牲者を無力化するための手段です。

抵抗し続ける者は高所から落とされるか、危険な場所に置き去りにされます。

グールとの関係

興味深いことに、ナイトゴーントはグール(後述)と友好的な関係にあります。

グールたちは秘密の合言葉を知っており、ナイトゴーントを乗り物として使役することができるのです。


黒い仔山羊(Dark Young)

基本情報

  • 初出:ロバート・ブロックによる創作
  • 仕える神格:シュブ=ニグラス
  • 生息地:シュブ=ニグラスが崇拝される森林地帯

外見の特徴

黒い仔山羊は、シュブ=ニグラスの眷属であり、「千匹の仔を孕みし森の黒山羊」という別名の由来となった存在です。

  • 身長3.5〜6メートルの巨体
  • 樹木のようなシルエット
  • 黒い触手の塊のような体
  • 体のあちこちに大きな吸い込み口
  • 黒い蹄のような足

全体から開いた墓のような悪臭を放ちます。

役割

黒い仔山羊は、母なる神シュブ=ニグラスの代理として以下の役割を果たします。

  • 生贄を受け取る
  • 信者からの崇拝を受ける
  • 非信者を捕食する
  • 母神の信仰を世界に広める

森の奥深くで彼らに遭遇した者は、ほとんどが帰ってこないとされています。


独立種族一覧

ミ=ゴ(Mi-Go / ユゴスよりの菌類)

基本情報

  • 初出:『闘に囁くもの』(1931年)
  • 生息地:冥王星(ユゴス)、地球の山岳地帯
  • 別名:ユゴスよりのもの、菌類人間

外見の特徴

ミ=ゴは、地球外から飛来した知的生命体です。

ピンク色をした菌類的な外見を持ち、甲殻類のような体を持っています。
複数の手足があり、翼で宇宙空間を飛行することができます。

高度な技術力

ミ=ゴの最も恐るべき点は、人類を遥かに凌ぐ科学技術を持っていることです。

特に有名なのが「脳缶」と呼ばれる技術です。

生きた脳を特殊な円筒容器に入れ、適切な装置を接続することで、その人物の意識を保ったまま宇宙旅行をさせることができます。

地球での活動

ミ=ゴは地球の山岳地帯で採掘活動を行っています。

主な活動拠点:

  • アパラチア山脈
  • アンデス山脈
  • ヒマラヤ山脈

彼らが求める鉱物は地球にしか存在しないとされ、そのために人間社会の近くで密かに活動を続けているのです。


イスの偉大なる種族(Great Race of Yith)

基本情報

  • 初出:『時間からの影』(1936年)
  • 起源:イス星(滅亡した惑星)
  • 能力:精神交換、時間旅行

外見の特徴

イスの偉大なる種族は、高さ約3メートルの円錐形の体を持っています。

ただし、これは彼らの「真の姿」ではありません。

彼らは精神を時空を超えて投射し、他の生物の体と入れ替わる能力を持っているのです。

現在知られている円錐形の姿は、古代地球に存在した生物の体を乗っ取った結果です。

時間を超える知識

イスの偉大なる種族は、過去・現在・未来のあらゆる時代に精神を送り込み、その時代の知識を収集しています。

彼らは「プナコティック写本」という記録を作成し、宇宙の歴史を文書化しています。

時には現代の人間と精神を入れ替え、その間に人間の体を使って現代の知識を学ぶこともあるとされています。

悲劇的な運命

イスの偉大なる種族は、故郷の惑星が滅亡する運命にあることを知っていました。

そこで彼らは集団で精神を過去の地球に送り込み、種族全体で移住したのです。

しかし、その後も滅亡の危機に直面し、さらに未来の種族の体へと移り住む計画を立てているとされています。


古のもの(Elder Things / Old Ones)

基本情報

  • 初出:『狂気の山脈にて』(1936年)
  • 起源:地球外(約10億年前に飛来)
  • 生息地:南極(現在は絶滅または化石化)

外見の特徴

古のものは、地球最初の知的生命体とされています。

  • 全長約1.8メートルの樽型の体
  • 星型の頭部と星型の基部
  • 5つの膨らみに折りたたみ式の翼
  • 翼を広げると約2メートル

その姿は、ヒトデとユリの花を組み合わせたような、植物とも動物ともつかない奇妙な形態です。

高度な文明

古のものは、かつて地球で高度な文明を築いていました。

主な業績

  • ショゴスの創造(労働力として)
  • 南極大陸に巨大都市を建設
  • 地球生命の起源に関与(一説)

衰退と滅亡

古のものの文明は、複数の要因により衰退しました。

  1. ショゴスの反乱:自ら創造した奴隷種族に反逆される
  2. クトゥルフの眷属との戦争:外宇宙からの侵略者との戦い
  3. ミ=ゴとの競争:資源をめぐる争い
  4. 気候変動:氷河期により活動範囲が制限される

現在では南極の氷の下で化石化した状態で発見されるのみとなっています。


グール(Ghoul)

基本情報

  • 初出:『ピックマンのモデル』(1927年)
  • 生息地:地下世界、墓地の近く、ドリームランド
  • 食性:死体を食べる

外見の特徴

グールは、人間と犬を混ぜ合わせたような不気味な姿をしています。

  • ゴム状の白っぽい(または緑がかった)肌
  • 犬のような長い顔と尖った耳
  • 鱗状の爪
  • 蹄のようになった足
  • 前かがみの姿勢

全身にカビが生えており、墓場の臭いが染みついています。

「ミーピング」言語

グールたちは「ミーピング」または「グリバリング」と呼ばれる独特の言語でコミュニケーションを取ります。

この言語は「ナス語」とも呼ばれ、人間には甲高い鳴き声のように聞こえます。

元々人間だったグールも、変化とともに人間の言葉を忘れていくとされています。

人間との関係

グールには興味深い特徴があります。

取り替え子(チェンジリング)
グールは人間の赤ん坊をさらい、代わりに自分たちの子供を置いていくことがあります。
この「取り替え子」は最初は普通の人間に見えますが、やがてグールへと変化していきます。

ピックマンの例
ボストンの画家リチャード・アプトン・ピックマンは、グールを描いた恐ろしくリアルな絵で知られていました。
実は彼自身がグールの血を引いており、最終的にはグールの族長となってドリームランドへ去っていったのです。

友好的な一面

意外なことに、グールは必ずしも敵対的ではありません。

『未知なるカダスを夢に求めて』では、主人公ランドルフ・カーターはグールたちと友好関係を結び、彼らの助けを借りて冒険を続けます。

グールは人間を食べることもありますが、生きた人間を積極的に狩ることは稀で、主に墓場の死体を糧としています。


ティンダロスの猟犬(Hounds of Tindalos)

基本情報

  • 初出:フランク・ベルナップ・ロングの『ティンダロスの猟犬』(1929年)
  • 起源:時間の角度
  • 特徴:時間旅行者を追跡する

角度と曲線の存在

ティンダロスの猟犬は、非常に概念的な存在です。

クトゥルフ神話の宇宙観では、存在は「角度」と「曲線」に分けられます。

  • 曲線の存在:人類を含むすべての一般的な生命
  • 角度の存在:ティンダロスの猟犬

猟犬たちは「時間の角度」に住み、曲線から生まれた存在とは根本的に異なる起源を持っています。

出現方法

ティンダロスの猟犬は、あらゆる鋭角(90度以下の角)から出現することができます。

部屋の隅、窓枠の角、家具の角など、私たちの周りには無数の「入り口」が存在するのです。

そのため、猟犬に狙われた者は角のない丸い部屋に逃げ込むしかありません。

追跡の理由

なぜティンダロスの猟犬は人間を追うのでしょうか?

彼らは時間旅行者を執拗に追跡します。

薬物や秘術を使って過去を覗き見た者、時間を超越しようとした者は、猟犬たちの獲物となります。

一度ターゲットにされると、どこまでも、いつまでも追跡され、逃れることはほぼ不可能とされています。

姿の謎

興味深いことに、ティンダロスの猟犬の正確な姿は誰も知りません

「猟犬」という名前から犬のような姿を想像しがちですが、原作者のロングもラヴクラフトも、その姿を「あまりにも醜悪で描写できない」としています。

彼らを見た者は正気を失うか、死ぬかのどちらかなのです。


その他の神話生物

シャンタク鳥(Shantak)

ドリームランドに生息する巨大な鳥です。

馬よりも大きく、象のような頭とコウモリのような翼を持っています。
鱗に覆われた体は滑りやすく、乗りこなすのは困難です。

旧支配者たちに仕えることがあり、ナイアーラトテップの使者として使われることもあります。

月の獣(Moon-beast)

月の裏側に住む不気味な生物です。

ヒキガエルのような灰白色の体に、ピンク色の触手がある顔を持っています。

ドリームランドで奴隷貿易を行い、グールや人間を捕らえて売買しています。
ナイアーラトテップに仕えており、非常に邪悪な存在とされています。

火の吸血鬼(Fire Vampire)

クトゥグア(火の神)に仕える炎の生物です。

燃え盛る稲妻のような姿で、犠牲者を焼き尽くしながらエネルギーを吸収します。

フォーマルハウト星の近くに住むクトゥグアと共に召喚されることが多いです。

星の精(Star Vampire)

透明な吸血生物です。

普段は姿が見えませんが、血を吸うと赤く染まって姿が現れます。
嘲笑うような不気味な音を発することで知られています。

『妖蛆の秘密』という魔道書に召喚方法が記されているとされています。

蛇人間(Serpent People)

かつて地球を支配していた知的な爬虫類型生命体です。

人間に化けることができ、現代社会に潜伏している個体もいるとされています。

ロバート・E・ハワードの『蛇の王国』シリーズで詳しく描かれ、クトゥルフ神話に組み込まれました。


神話生物の分類まとめ

奉仕種族一覧表

名称仕える神格初出作品主な特徴
深きものクトゥルフ、ダゴン『インスマスを覆う影』人間と混血可能、不死
ショゴス古のもの(元主人)『狂気の山脈にて』不定形、「テケリ・リ」
ビヤーキーハスター『祭り』星間飛行能力
ナイトゴーントノーデンス『未知なるカダスを夢に求めて』顔がない、くすぐり攻撃
黒い仔山羊シュブ=ニグラスブロック作品樹木状の触手体

独立種族一覧表

名称起源初出作品主な特徴
ミ=ゴ冥王星(ユゴス)『闇に囁くもの』高度な科学技術、脳缶
イスの偉大なる種族イス星『時間からの影』精神交換、時間旅行
古のもの宇宙『狂気の山脈にて』ショゴスの創造者
グール地球(人間から変化)『ピックマンのモデル』死体食、取り替え子
ティンダロスの猟犬時間の角度ロング作品鋭角から出現

TRPGにおける神話生物

正気度(SAN値)への影響

クトゥルフ神話TRPGでは、神話生物を目撃すると正気度(SAN値)が減少します。

代表的なSAN値喪失

  • 深きもの:0/1D6
  • ショゴス:1D6/1D20
  • ビヤーキー:1/1D6
  • ティンダロスの猟犬:1D3/1D20

数値が大きいほど、その生物が人間の理性に与える衝撃が大きいことを示しています。

戦闘の可否

神話生物の中には、探索者が戦って倒せる可能性のあるものもあります。

戦闘可能な生物

  • 深きもの
  • グール
  • ビヤーキー
  • ナイトゴーント
  • 蛇人間

戦闘が困難または不可能な生物

  • ショゴス
  • ティンダロスの猟犬
  • イスの偉大なる種族

ただし、TRPGの基本は「逃げる」または「隠れる」ことです。

正面から戦うのは最後の手段と考えましょう。


まとめ

クトゥルフ神話の神話生物たちは、単なる怪物ではありません。

それぞれが独自の歴史、文化、目的を持った存在として描かれています。

この記事で紹介した主要な神話生物

  • 深きもの:人間と混血する海の種族
  • ショゴス:創造主に反乱を起こした不定形生物
  • ビヤーキー:宇宙を飛ぶハスターの使い
  • ナイトゴーント:顔のない夢の国の住人
  • ミ=ゴ:高度な技術を持つ宇宙菌類
  • グール:人間から変化した墓場の住人
  • ティンダロスの猟犬:時間旅行者を追う角度の存在

これらの存在は、人間が宇宙において決して特別な存在ではないことを思い起こさせます。

広大な宇宙には、私たちの理解を超えた生物たちが無数に存在しているのです。

TRPGやホラー作品でこれらの神話生物と出会ったとき、この記事の知識が少しでも役に立てば幸いです。

ただし、覚えておいてください。

彼らについて知れば知るほど、正気を保つことは難しくなるということを。

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